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その1
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「どうして、私のことを大事にしてくれないのですか????????」
公爵令嬢のアリシアは、その妹であるエヴァが誰からも可愛がられることに不満を持っていた。両親はエヴァを溺愛し、そして、アリシアは長女だと言うのに、まるで扱いが逆だった。
「仕方ないだろう……エヴァの方が美しいんだから…………」
みんながそう言った。なるほど、確かにどうして、あれほど美しい娘と血が繋がっているのか、思わず考えてみたくなるほどに、エヴァは美しかった。
「ですが…………この話はまた別ではありませんか????????」
アリシアは両親に迫った。この話、というのは、2人の婚約相手に関する話だった。
「仕方ないじゃないか。それに……何も、私たちだけで決めたわけではない。だって、王子様が、エヴァを直々にご指名なのだぞ??????????だから……これはもう、どうにもできないじゃないか????????」
つまり、本来ならば、長女であるアリシアが、第一王子と婚約する権利を持つことになるわけであるが、第一王子はアリシアとの婚約を受け入れず、その代わりに、次女のエヴァとなら婚約してもいいと、言い出したのだ。
「ですが!!!!!!!!!古いしきたりに従いましたら、王子様と婚約するのは、長女と決まっているのではないですか?????????王家がそういう慣習を破ってもいいのですか??????????」
アリシアは反論できるだけ、反論しようとした。そんなアリシアを、エヴァは非常に愚かしく思った。
「まあまあ、お姉様ったら。そんなに名誉が欲しいのですか???????それとも……お姉様の場合はお金かしら??????????????」
エヴァはアリシアを罵った。
「エヴァ!!!!!!!なんですか、その口の利き方は!!!!!!!!!!」
アリシアは、まるで幼子をしつける母親のように怒った。だが当然、エヴァは聞く耳を持たなかった。
「さあさあ、もうこの話は終わりにしようじゃないか……。ああ、アリシア。君にもちゃんといい縁談を持ってきたんだから…………」
「縁談??????????私に??????????それはどなたですか???????」
アリシアは、仕方なく王子との婚約を諦め、次の婚約に期待した。
「ああ、カーティス公爵家の御当主だ……」
「カーティス公爵ですって??????????」
アリシアには心当たりがなかった。
「まあ、世界一の資産家貴族様ではないですか!!!!!!!!!!」
エヴァはそう言った。
「世界一の資産家ですって?????????」
アリシアはますます期待を持つことができた。
「ああ、お前にぴったりだと思ってな…………」
アリシアは早速、婚約を承諾した。
公爵令嬢のアリシアは、その妹であるエヴァが誰からも可愛がられることに不満を持っていた。両親はエヴァを溺愛し、そして、アリシアは長女だと言うのに、まるで扱いが逆だった。
「仕方ないだろう……エヴァの方が美しいんだから…………」
みんながそう言った。なるほど、確かにどうして、あれほど美しい娘と血が繋がっているのか、思わず考えてみたくなるほどに、エヴァは美しかった。
「ですが…………この話はまた別ではありませんか????????」
アリシアは両親に迫った。この話、というのは、2人の婚約相手に関する話だった。
「仕方ないじゃないか。それに……何も、私たちだけで決めたわけではない。だって、王子様が、エヴァを直々にご指名なのだぞ??????????だから……これはもう、どうにもできないじゃないか????????」
つまり、本来ならば、長女であるアリシアが、第一王子と婚約する権利を持つことになるわけであるが、第一王子はアリシアとの婚約を受け入れず、その代わりに、次女のエヴァとなら婚約してもいいと、言い出したのだ。
「ですが!!!!!!!!!古いしきたりに従いましたら、王子様と婚約するのは、長女と決まっているのではないですか?????????王家がそういう慣習を破ってもいいのですか??????????」
アリシアは反論できるだけ、反論しようとした。そんなアリシアを、エヴァは非常に愚かしく思った。
「まあまあ、お姉様ったら。そんなに名誉が欲しいのですか???????それとも……お姉様の場合はお金かしら??????????????」
エヴァはアリシアを罵った。
「エヴァ!!!!!!!なんですか、その口の利き方は!!!!!!!!!!」
アリシアは、まるで幼子をしつける母親のように怒った。だが当然、エヴァは聞く耳を持たなかった。
「さあさあ、もうこの話は終わりにしようじゃないか……。ああ、アリシア。君にもちゃんといい縁談を持ってきたんだから…………」
「縁談??????????私に??????????それはどなたですか???????」
アリシアは、仕方なく王子との婚約を諦め、次の婚約に期待した。
「ああ、カーティス公爵家の御当主だ……」
「カーティス公爵ですって??????????」
アリシアには心当たりがなかった。
「まあ、世界一の資産家貴族様ではないですか!!!!!!!!!!」
エヴァはそう言った。
「世界一の資産家ですって?????????」
アリシアはますます期待を持つことができた。
「ああ、お前にぴったりだと思ってな…………」
アリシアは早速、婚約を承諾した。
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