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その1
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私の姉は乱心している。
どういうことかと言うと、家の中では常に裸で、弟の私を誘惑してくる。別に、私は姉のことを特段と好いているわけではないが、どういうわけだか、姉は私の気を引こうと懸命に努力しているようだ。
「弟君は、お姉ちゃんの裸、見たくないの?」
と、姉は私によく質問してくる。自慢ではないが、姉のスタイルは悪くない。だから、思春期真っ盛りな男に言わせると、見たくないと断言することはできない。でも、弟には威厳と言うものがある。
「興味ない」
私はあっさりと答える。
「ガーン。お姉ちゃん、ショックだよ」
勝手にどうぞ。私には関係ない。
「私は弟君に見てもらおうと思って、弟君の好身に合わせた体型を考えるのにな?」
まるで、私が所蔵している成人誌のトップを飾る女優のように見えるのは、そのためなのか?またまた、疑問が深まっていく。
「えいっ!」
私を電柱に見立てて、姉は蝉のようにくっついてくる。
「まさか……おしっことかしないよね?」
「あらっ?その方がいいの?」
「そんなことはないわ!!!バカにするな!」
ぽかぽか。
私は姉の頭をたたいた。
「いやあぁん!弟君、随分たくましくなったのね?」
「…………………………」
まだまだ、姉に勝てる気がしない。
どういうことかと言うと、家の中では常に裸で、弟の私を誘惑してくる。別に、私は姉のことを特段と好いているわけではないが、どういうわけだか、姉は私の気を引こうと懸命に努力しているようだ。
「弟君は、お姉ちゃんの裸、見たくないの?」
と、姉は私によく質問してくる。自慢ではないが、姉のスタイルは悪くない。だから、思春期真っ盛りな男に言わせると、見たくないと断言することはできない。でも、弟には威厳と言うものがある。
「興味ない」
私はあっさりと答える。
「ガーン。お姉ちゃん、ショックだよ」
勝手にどうぞ。私には関係ない。
「私は弟君に見てもらおうと思って、弟君の好身に合わせた体型を考えるのにな?」
まるで、私が所蔵している成人誌のトップを飾る女優のように見えるのは、そのためなのか?またまた、疑問が深まっていく。
「えいっ!」
私を電柱に見立てて、姉は蝉のようにくっついてくる。
「まさか……おしっことかしないよね?」
「あらっ?その方がいいの?」
「そんなことはないわ!!!バカにするな!」
ぽかぽか。
私は姉の頭をたたいた。
「いやあぁん!弟君、随分たくましくなったのね?」
「…………………………」
まだまだ、姉に勝てる気がしない。
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