婚約破棄の理由は私ですか?

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その6

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「それでもって、あなたは劇薬だから。とても王子様の横に置いておけるような人じゃないの」

なるほど、キムリア様は、私が王子様を不幸にするとでも言うのでしょうか?まるで予言者ですね。でも、それは事実かもしれません。確かに私は誠実かもしれませんが、それは表向きでした。

この世界で最も悪役令嬢という名に相応しいと思いました。別に、王子様をどうこうするつもりはありませんでしたが、なにかの間違いで一度スイッチが入ってしまうと、止めることはできないと思いました。

「だからね、あなたは私のお友達でいて欲しいと思うのよ。どう?それだと不満かしら?」

キムリア様の友達……確かに、私のような身分でキムリア様の友達になるということは、無理があるというものです。

「もちろん、王子様と婚約することで得られた利益は全て、私が提供します!」

全て……王子様の財産とか、地位とか、その他もろもろ?

「そうすれば、あなたはお家に帰ることができるでしょう?ねえっ、これは私からのお願いなのよ。あなた、王子様と本気で婚約したいと思ってる?お金さえあれば、人生平気だと思う?後者だったら、問題ないわよね?」

キムリア様は後者を進めました。

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