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心配なアイツ
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「まもなく着陸致しますので~…」
「長かったね」
「……ほんとだね」
やっと着く…。
夢も見たし早く外の空気をすいたい。
*☼*―――――*☼*―――――
「じゃあこれからは班で行動しろよー」
「はーい!!」
先生の合図でみんながバラけていく。
「じゃあ私たちも行こっか!!」
班のメンバーは4人。
「うん!蓮美ちゃんと同じ班嬉しいー!!」
いつも話しかけてくる子と、
「茉莉はしゃぎすぎるなよ」
その子の彼氏。
と、
「こういうところ来るとついはしゃいじゃうよね」
アイツだ。
「……じゃあ予定してたとおりまわろうか」
「それでね!」
「わかったから…おい、転ぶぞ」
「わぁもうあっくんたら優しいー!」
「茉莉が危なかっしいからだろ」
う ざ い ☆
え?なに?私たちお邪魔ですか?
そのままそこら辺の池に落ちろ(((
「……」
あとは、隣で歩いてるあいつ。
さっきからずっと話してないんだよね。
……顔色も悪く見える。
本当はこんなことしたくないけど、
「あー!私ちょっとこっちのお店みたい!」
「えー?蓮美ちゃんそっちのお店は予定にないよ?」
「次は茉莉ちゃん楽しみにしてるやつだよね……じゃあ私どうしても見たいから2、2で行動しない?」
「…!うん!わかった!!楽しんでね!」
「おいっ!そんな勝手に……」
「ほらあっくん早く行こ!」
「おい!!」
よし、邪魔な奴らはどっかにやったぜ。
「……で、どうしたのよ」
「…………気づいた?」
「嫌でもわかるわ…早く休めるところ行くよ」
「……うん」
*☼*―――――*☼*―――――
「……っう……ふぅ…はぁ……」
さっきよりも辛そう。
「…飲み物でも買ってくる」
私がその場から立ち去ろうとすると、
「……まって……」
あいつが私の手を掴む。
「お願い……ここにいて……」
そんなこと言われたら、
「……わかった」
「お願いがあるんだけど……」
「なに?」
「……膝枕とか……だめ?」
「…はあ?!ダメに決まってる!!」
「そうだよね……ちょっと横になりたかったんだけど……」
「…………」
そんな顔でこっち見るなよ!!
絶対やらないからな!
そんな恥ずかしいこと、
私がやるわけ…
「ありがと、すごい……おちつく。」
ま け ま し た
「……それなんなの?」
「なにが?」
「喘息…とか?」
「……………………そうだね」
「……あっそ」
何となくわかってる。
ただの喘息じゃない。
だって似てるんだもの。
症状とか、病院の……匂いとか。
けど、私には関係ない。
本当に失った時の喪失感。
残った思い出。
私には重すぎる。
「……関わるだけ……傷つくんだ……」
「……」
「長かったね」
「……ほんとだね」
やっと着く…。
夢も見たし早く外の空気をすいたい。
*☼*―――――*☼*―――――
「じゃあこれからは班で行動しろよー」
「はーい!!」
先生の合図でみんながバラけていく。
「じゃあ私たちも行こっか!!」
班のメンバーは4人。
「うん!蓮美ちゃんと同じ班嬉しいー!!」
いつも話しかけてくる子と、
「茉莉はしゃぎすぎるなよ」
その子の彼氏。
と、
「こういうところ来るとついはしゃいじゃうよね」
アイツだ。
「……じゃあ予定してたとおりまわろうか」
「それでね!」
「わかったから…おい、転ぶぞ」
「わぁもうあっくんたら優しいー!」
「茉莉が危なかっしいからだろ」
う ざ い ☆
え?なに?私たちお邪魔ですか?
そのままそこら辺の池に落ちろ(((
「……」
あとは、隣で歩いてるあいつ。
さっきからずっと話してないんだよね。
……顔色も悪く見える。
本当はこんなことしたくないけど、
「あー!私ちょっとこっちのお店みたい!」
「えー?蓮美ちゃんそっちのお店は予定にないよ?」
「次は茉莉ちゃん楽しみにしてるやつだよね……じゃあ私どうしても見たいから2、2で行動しない?」
「…!うん!わかった!!楽しんでね!」
「おいっ!そんな勝手に……」
「ほらあっくん早く行こ!」
「おい!!」
よし、邪魔な奴らはどっかにやったぜ。
「……で、どうしたのよ」
「…………気づいた?」
「嫌でもわかるわ…早く休めるところ行くよ」
「……うん」
*☼*―――――*☼*―――――
「……っう……ふぅ…はぁ……」
さっきよりも辛そう。
「…飲み物でも買ってくる」
私がその場から立ち去ろうとすると、
「……まって……」
あいつが私の手を掴む。
「お願い……ここにいて……」
そんなこと言われたら、
「……わかった」
「お願いがあるんだけど……」
「なに?」
「……膝枕とか……だめ?」
「…はあ?!ダメに決まってる!!」
「そうだよね……ちょっと横になりたかったんだけど……」
「…………」
そんな顔でこっち見るなよ!!
絶対やらないからな!
そんな恥ずかしいこと、
私がやるわけ…
「ありがと、すごい……おちつく。」
ま け ま し た
「……それなんなの?」
「なにが?」
「喘息…とか?」
「……………………そうだね」
「……あっそ」
何となくわかってる。
ただの喘息じゃない。
だって似てるんだもの。
症状とか、病院の……匂いとか。
けど、私には関係ない。
本当に失った時の喪失感。
残った思い出。
私には重すぎる。
「……関わるだけ……傷つくんだ……」
「……」
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