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第二章
第11話 沙也加とメイド喫茶
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「玲! ねえ、起きろ、この寝坊すけ! 起きてってばあ」
「ん……アニー、どうしたの?」
「ちがうでしょ、ボクは沙也加!」
「あ‥‥‥ごめん、沙也加」
翌朝、まだ朝陽が昇りきっていない早い時間に、玲は沙也加に起こされた。
オルス時代は同室で何年も過ごした相棒がいてくれる部屋は居心地がよく、夢を見ることもなくぐっすりと寝ていたようだ。
なにげなく壁掛け時計をみると、時刻はまだ六時ちょっとだった。
ついいつもの癖で「アニー」と呼んでしまう。
沙也加はそのことについて、とても不満があるようで、片方の眉を持ち上げて不機嫌なさまをしてみせた。
「ダメでしょ、ここは地球! どこにエヴォルを利用している犯罪者がいるか分からないんだから」
「はい……ごめんなさい」
「それに、気をつけないと生放送とか、ステージでも同じようにボクを「アニー」って呼ぶかもしれないでしょ? ちゃんとけじめつけて、スカッドなんだから」
「そうね。私たち、アンジュバールだもんね」
眠い目をこすり、枕を抱きしめて寝ていた自分の寝相をだらしない、とあきれながら布団から這い出す。
沙也加は既に寝間着から普段着へと着替えていた。
黒のオーバーオールに若草色のパーカーといういでたちだ。短い髪はまとめられて、真っ白なキャップの下に隠れていた。黒く丸い縁のファッショングラスをかけている。
「まだ起きなくていいよ。ボク、アルバイトに行くから」
「わあ……本当のアイドルみたい」
「本当の、じゃなくて本物のアイドルなの。ボクと玲は!」
「そうでした。アルバイト?」
それはどんなものなのか、地球の日本文化に疎い玲にはさっぱりだ。
説明して、と目で訴えると「お仕事。任務みたいなものかな」と沙也加は大雑把に説明してくれた。
「そうなんだ。いまから任務に行くのね。私はどうしたらいいの? その任務に就けるの?」
「任務とはちょっと違うんだけど、人手が足りないからいずれ玲にも手伝ってもらいたいかな。倒れる前は働こうかって話もあったみたい」
「そうなんだ。玲ちゃんって有能だったんだ。私にちゃんとやれるかな?」
「まあ、大丈夫じゃない? 記憶の共有は進んでる? 完了したらうまく適用できると思う」
「そうならいいんだけど……」
ひとり心配そうにする玲を沙也加はぎゅっと抱きしめてくれる。
寝起きの室内の気温は低く、布団からでたばかりの玲にとって、その温もりは体だけでなく心まで温めてくれるものだった。
「だいじょうぶ。玲もエリカもちゃんとできる凄い子だって、ボクも沙也加も知ってるから」
「うん、ありがとう。あ、でも……?」
「なに?」
「そのボクっていうのはだいじょうぶなの?」
「へ?!」
何気ない疑問だった。
アニーはオルス時代から一人称をボクで、通している。しかし、沙也加の一人称がボク、だという保証はない。
もし、強引に押し通しているのなら……と玲は疑問を持ったのだ。
しかし、沙也加の返事は淡々としたものだった。
「ほら。これ見たらわかるよ」
「これって――配信?」
そう、と沙也加はうなずき、音量をアップにする。すると、画面のなかでアニーが精神転移する前の沙也加は「ボクは、これでいいと思います!」と元気よく手をあげてこたえているシーンだった。
「ね? ちゃんと合ってるでしょ?」
「すっごい……偶然だね、沙也加」
「そうなの。ボクは運がいい! そして、ボクの相棒である玲だって運がいい!」
「私? そうなのかな? だって二週間も目覚めなくてみんながいなくなってて……疫病神だったりして」
と、玲は普段はほぼ口にしない弱気な発言を、ついしてしまっていた。
沙也加は目を見張り、キャップの裾をくいっと持ち上げて、問題ないよ、と優しい言葉をかけてくれる。
「玲はちゃんと目覚めたんだから。任務にトラブルはつきもので、これはみんなが選んだ結果だから、スカッドの総意! だから、気にすることないんだよ」
「沙也加……ありがとう、ね」
身長や体格がほぼ同じなのに、倍は豊かな胸に抱かれて、玲はぐむっ、と息が苦しくなる。
「玲、大好きだよ。ちゃんと側にいるから、だから……もう気にしないで」
「うん。そうするよ、沙也加」
腕の中でそうこたえると沙也加は安心したのか、ゆっくりと手を離してくれた。
「じゃ、そろそろボクはアルバイトに行きまーす。玲はもうすこしのんびりしていてね」
「え、待って。戻りは?」
「うーん? 昼過ぎかな? モーニングが終わったら戻ってくるよ」
そう言って沙也加は小ぶりのナップザックを背負い出ていこうとして、思い出したように振り返り、玲のスマホを操作して渡してくれた。
画面には「英国風本格メイドカフェ「Victoria's Charm(ヴィクトリアズ チャーム)」と表示されている。
「ここで働いているの?」
「そう! かんたんなお店紹介とかホームページでやってるから、見ておいてね」
「はーい? いってらっしゃい」
沙也加は手を振ると玄関に向かい部屋を出て行った。
玲は「メイド喫茶?」と眉根を寄せる。
メイド喫茶、それはどんなものなのか?
スマホ画面をフリックして、ホームページを手繰っていく。
英国風。つまりイギリスのヴィクトリア朝時代のお茶や食事を楽しめる喫茶店と書いてあった。しかし、日本が初めての玲にとって、英国といわれてもいまひとつピンとこない。
ただロングワンピースにフリルのエプロンをつけたそのファッションはかわいらしいな、と感じた。
「こういうのを沙也加が着るのかあ……。あの髪形で?」
少年のように短い髪の沙也加がフリルつきのヘッドドレス――正式名称はホワイトブリムと呼ばれるらしい髪飾りをつけて、接客をしている様子が想像できない。このお店、ヴィクトリアズ チャームは英国本格風とうたっているだけあって、店内の装飾にも凝っていた。ウッドフレームの窓枠には、繊細なレースカーテンを飾った窓が特徴的だ。
ホームページに掲載されている店内画像では、重厚な木製ドアと真鍮製のノブがあり、ドア上部にはステンドグラスが施されており、入口から雰囲気を演出している。
ほかにも入り口から中に続くレッドカーペットで高級感を感じさせたり、壁には濃いマホガニー材のパネルが使用され、高級感とクラシックな印象を与える。壁には額縁に入った肖像画やロンドンの街並みを描いた絵が飾られる。
木製のラウンドテーブルと革張りのチェスターフィールドソファ。椅子には細かい彫刻が施されており、クッションにはダマスク柄のファブリックが使われている。
テーブルごとにヴィクトリア朝風の銀製ティーポットとカップ&ソーサーが用意されていて、確かにメイドさんと合わせれば19世紀のロンドンへとタイムスリップしたような感覚を味わえるだろう。
「あ、これ沙也加だ」
店員紹介一覧の端っこに、丸くかたどった顔写真とともに、恋水沙也加と紹介されている。この写真の沙也加はロングの茶髪になっていて、玲は「そうか、ウイッグかあ」とひとり納得する。動画でメイドさんが華麗な装いで軽やかに接客している内容もあり、玲は本当に自分にできるのかなあ、と微かな不安を感じていた。
「昼までどうしよう?」
ふと、空腹感を覚えた玲は、昨夜教えてもらったレンジの使い方を思い出し、沙也加が常備してある冷凍食品をレンチンして温めて取り出した。
商品名は「天津飯」とある。
見た目は溶き卵とあんかけだけなのに、そんなに美味しいのだろうか。
とおそるおそるスプーンで箸をすくい、口に運ぶ。
「んっ!?」
甘辛い――。
オルスでは辛い食事が一般的だったのに対して、ここ地球の食事は多種多少な味が揃っている。
ついでに解凍した冷凍餃子もなかなかのできで、これはタレがなくても美味しくいただけた。
食事を終え歯磨きをしていると、なんだか口臭が気になる。
「あれ?」
沙也加は明日、バイトがないから食べられるみたいなことを口にしていたけれど、この口臭をさせたまま接客などできるのだろうか、とふと疑問に感じる。
それよりも以前に、アルバイトがないと言っていたのが、いきなり仕事ができたといい出ていくなんて、日本では一般的なんだろうか?
このあたり、文化的な常識を玲は持ち合わせていない。
いや、オルスでは日本で就職した場合は、定刻に始まり残業が数時間続いて、人々は週に五日から六日の奉仕を要求されるとあった。
自分の意志でろくに休めない環境だと聞いていたから(後からそれは誤解だとわかるのだが)、玲は沙也加もそういった関係で急遽、呼び出されたのかもしれないと納得してしまった。
「ん……アニー、どうしたの?」
「ちがうでしょ、ボクは沙也加!」
「あ‥‥‥ごめん、沙也加」
翌朝、まだ朝陽が昇りきっていない早い時間に、玲は沙也加に起こされた。
オルス時代は同室で何年も過ごした相棒がいてくれる部屋は居心地がよく、夢を見ることもなくぐっすりと寝ていたようだ。
なにげなく壁掛け時計をみると、時刻はまだ六時ちょっとだった。
ついいつもの癖で「アニー」と呼んでしまう。
沙也加はそのことについて、とても不満があるようで、片方の眉を持ち上げて不機嫌なさまをしてみせた。
「ダメでしょ、ここは地球! どこにエヴォルを利用している犯罪者がいるか分からないんだから」
「はい……ごめんなさい」
「それに、気をつけないと生放送とか、ステージでも同じようにボクを「アニー」って呼ぶかもしれないでしょ? ちゃんとけじめつけて、スカッドなんだから」
「そうね。私たち、アンジュバールだもんね」
眠い目をこすり、枕を抱きしめて寝ていた自分の寝相をだらしない、とあきれながら布団から這い出す。
沙也加は既に寝間着から普段着へと着替えていた。
黒のオーバーオールに若草色のパーカーといういでたちだ。短い髪はまとめられて、真っ白なキャップの下に隠れていた。黒く丸い縁のファッショングラスをかけている。
「まだ起きなくていいよ。ボク、アルバイトに行くから」
「わあ……本当のアイドルみたい」
「本当の、じゃなくて本物のアイドルなの。ボクと玲は!」
「そうでした。アルバイト?」
それはどんなものなのか、地球の日本文化に疎い玲にはさっぱりだ。
説明して、と目で訴えると「お仕事。任務みたいなものかな」と沙也加は大雑把に説明してくれた。
「そうなんだ。いまから任務に行くのね。私はどうしたらいいの? その任務に就けるの?」
「任務とはちょっと違うんだけど、人手が足りないからいずれ玲にも手伝ってもらいたいかな。倒れる前は働こうかって話もあったみたい」
「そうなんだ。玲ちゃんって有能だったんだ。私にちゃんとやれるかな?」
「まあ、大丈夫じゃない? 記憶の共有は進んでる? 完了したらうまく適用できると思う」
「そうならいいんだけど……」
ひとり心配そうにする玲を沙也加はぎゅっと抱きしめてくれる。
寝起きの室内の気温は低く、布団からでたばかりの玲にとって、その温もりは体だけでなく心まで温めてくれるものだった。
「だいじょうぶ。玲もエリカもちゃんとできる凄い子だって、ボクも沙也加も知ってるから」
「うん、ありがとう。あ、でも……?」
「なに?」
「そのボクっていうのはだいじょうぶなの?」
「へ?!」
何気ない疑問だった。
アニーはオルス時代から一人称をボクで、通している。しかし、沙也加の一人称がボク、だという保証はない。
もし、強引に押し通しているのなら……と玲は疑問を持ったのだ。
しかし、沙也加の返事は淡々としたものだった。
「ほら。これ見たらわかるよ」
「これって――配信?」
そう、と沙也加はうなずき、音量をアップにする。すると、画面のなかでアニーが精神転移する前の沙也加は「ボクは、これでいいと思います!」と元気よく手をあげてこたえているシーンだった。
「ね? ちゃんと合ってるでしょ?」
「すっごい……偶然だね、沙也加」
「そうなの。ボクは運がいい! そして、ボクの相棒である玲だって運がいい!」
「私? そうなのかな? だって二週間も目覚めなくてみんながいなくなってて……疫病神だったりして」
と、玲は普段はほぼ口にしない弱気な発言を、ついしてしまっていた。
沙也加は目を見張り、キャップの裾をくいっと持ち上げて、問題ないよ、と優しい言葉をかけてくれる。
「玲はちゃんと目覚めたんだから。任務にトラブルはつきもので、これはみんなが選んだ結果だから、スカッドの総意! だから、気にすることないんだよ」
「沙也加……ありがとう、ね」
身長や体格がほぼ同じなのに、倍は豊かな胸に抱かれて、玲はぐむっ、と息が苦しくなる。
「玲、大好きだよ。ちゃんと側にいるから、だから……もう気にしないで」
「うん。そうするよ、沙也加」
腕の中でそうこたえると沙也加は安心したのか、ゆっくりと手を離してくれた。
「じゃ、そろそろボクはアルバイトに行きまーす。玲はもうすこしのんびりしていてね」
「え、待って。戻りは?」
「うーん? 昼過ぎかな? モーニングが終わったら戻ってくるよ」
そう言って沙也加は小ぶりのナップザックを背負い出ていこうとして、思い出したように振り返り、玲のスマホを操作して渡してくれた。
画面には「英国風本格メイドカフェ「Victoria's Charm(ヴィクトリアズ チャーム)」と表示されている。
「ここで働いているの?」
「そう! かんたんなお店紹介とかホームページでやってるから、見ておいてね」
「はーい? いってらっしゃい」
沙也加は手を振ると玄関に向かい部屋を出て行った。
玲は「メイド喫茶?」と眉根を寄せる。
メイド喫茶、それはどんなものなのか?
スマホ画面をフリックして、ホームページを手繰っていく。
英国風。つまりイギリスのヴィクトリア朝時代のお茶や食事を楽しめる喫茶店と書いてあった。しかし、日本が初めての玲にとって、英国といわれてもいまひとつピンとこない。
ただロングワンピースにフリルのエプロンをつけたそのファッションはかわいらしいな、と感じた。
「こういうのを沙也加が着るのかあ……。あの髪形で?」
少年のように短い髪の沙也加がフリルつきのヘッドドレス――正式名称はホワイトブリムと呼ばれるらしい髪飾りをつけて、接客をしている様子が想像できない。このお店、ヴィクトリアズ チャームは英国本格風とうたっているだけあって、店内の装飾にも凝っていた。ウッドフレームの窓枠には、繊細なレースカーテンを飾った窓が特徴的だ。
ホームページに掲載されている店内画像では、重厚な木製ドアと真鍮製のノブがあり、ドア上部にはステンドグラスが施されており、入口から雰囲気を演出している。
ほかにも入り口から中に続くレッドカーペットで高級感を感じさせたり、壁には濃いマホガニー材のパネルが使用され、高級感とクラシックな印象を与える。壁には額縁に入った肖像画やロンドンの街並みを描いた絵が飾られる。
木製のラウンドテーブルと革張りのチェスターフィールドソファ。椅子には細かい彫刻が施されており、クッションにはダマスク柄のファブリックが使われている。
テーブルごとにヴィクトリア朝風の銀製ティーポットとカップ&ソーサーが用意されていて、確かにメイドさんと合わせれば19世紀のロンドンへとタイムスリップしたような感覚を味わえるだろう。
「あ、これ沙也加だ」
店員紹介一覧の端っこに、丸くかたどった顔写真とともに、恋水沙也加と紹介されている。この写真の沙也加はロングの茶髪になっていて、玲は「そうか、ウイッグかあ」とひとり納得する。動画でメイドさんが華麗な装いで軽やかに接客している内容もあり、玲は本当に自分にできるのかなあ、と微かな不安を感じていた。
「昼までどうしよう?」
ふと、空腹感を覚えた玲は、昨夜教えてもらったレンジの使い方を思い出し、沙也加が常備してある冷凍食品をレンチンして温めて取り出した。
商品名は「天津飯」とある。
見た目は溶き卵とあんかけだけなのに、そんなに美味しいのだろうか。
とおそるおそるスプーンで箸をすくい、口に運ぶ。
「んっ!?」
甘辛い――。
オルスでは辛い食事が一般的だったのに対して、ここ地球の食事は多種多少な味が揃っている。
ついでに解凍した冷凍餃子もなかなかのできで、これはタレがなくても美味しくいただけた。
食事を終え歯磨きをしていると、なんだか口臭が気になる。
「あれ?」
沙也加は明日、バイトがないから食べられるみたいなことを口にしていたけれど、この口臭をさせたまま接客などできるのだろうか、とふと疑問に感じる。
それよりも以前に、アルバイトがないと言っていたのが、いきなり仕事ができたといい出ていくなんて、日本では一般的なんだろうか?
このあたり、文化的な常識を玲は持ち合わせていない。
いや、オルスでは日本で就職した場合は、定刻に始まり残業が数時間続いて、人々は週に五日から六日の奉仕を要求されるとあった。
自分の意志でろくに休めない環境だと聞いていたから(後からそれは誤解だとわかるのだが)、玲は沙也加もそういった関係で急遽、呼び出されたのかもしれないと納得してしまった。
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