24 / 44
第三章
第23話 次元の狭間と呪われた友達
しおりを挟む
店を出た二人は、駅へときた道を戻る。
沙也加はあそこも美味しい、こっちは量が多くていい、と自分がいろいろな場所を食べ歩きしていたこと話して、玲を呆れさせた。
駅は地下鉄とJR線、その他の線が集まる大型駅で、駅舎の前にはバスやタクシーが停車するロータリーが用意されている。
「あの駅舎のなかにカレーの美味しい店があるの」
「二週間でどれだけ出費したの? もう信じられない人」
「ごめんよお、玲が目覚めないと思うだけでストレスで……食べないわけには」
「そのせいで、お腹周りがだらしなくなったのね?」
「ど、どこ見てるのさ! 玲のエッチ!」
先行く沙也加の背を追いながら玲はまだ食べようとする彼女の胃袋を心配する。
そのときだった。
ドンっという破壊音が周囲に響いたのは。
駅舎の一階が内側から爆発し、ロータリーに停めてあったタクシーが宙を舞って近隣のビルに突っ込んだ。
爆風が数十メートル離れた二人の元まで押し寄せてきた。
とっさに伏せて周囲を窺うが、周りにいたひとびとは風圧におされて散り散りになってしまっていた。
倒れこむ人、泣き出す子供とそれを抱きしめる主婦、勇敢にも立ちあがろうとするサラリーマン風の男性、制服をきた少女たちはみんな地に伏せたままだ。
「なんだ」
「なに、どうしたの」
「いってえ……どうなったの」
「耳が痛いよお、おかあさーん。えーん」
「なかないで、早く立って、ほら、逃げるのよ」
爆発と炎上、発生した爆風と音による被害がもたらした結果は最悪だ。
ロータリー周囲のビルのガラス窓というガラス窓は飛散し、道路に降り注いでいる。
午後もすこし過ぎていたこともあり、人通りが少ないことが幸いだった。
カラカラと転がってきて倒れた看板を見て、玲は惨状のひどさに言葉を失った。
「玲!」
「大丈夫……沙也加、これって」
「そうね……エヴォルが覚醒したんだわ」
駅舎方向を見つめる二人の天眼には、これまでにないくらい赤く染まった光点が激しく点滅していた。
『アストレヴァ・エクラ!(星よ、目覚めよ、輝きを放て!)』
人々の注意が駅舎に注がれているなか、二人は詠唱を完了する。
すると『次元の狭間(ワールドポケット)』が出現し、玲と沙也加を内包して半径五百メートルまで空間を展開した。周囲に合った光景がモノクロ状態に転換され、まるで鏡面世界のように現実そっくりの光景がコピーされていく。
ふたりは身体の周囲に粒子として存在する特殊装甲Astreballe!(アストレバル)を顕現させ純白の装甲姿になる。
上下にまとうのは軍服をイメージさせる長袖のジャケットに、裾の短いショーパン。太もも部分は露になって銀色のレザーブーツを履いたようなイメージだ。膝にはガードがついていて、足首やかかと部分も同じ素材のガードで守られていた。
ジャケット、その他の各所に彩色が施されていて、玲は黄色、沙也加は緑色だ。
頭部には額から頬までをほっそりとした銀色の髪飾り――王冠のようなもので覆われていて、玲のはちみつ色の髪色と、沙也加の真っ黒な髪色にとてもよくあっていた。
「いくよ、玲」
「うん、沙也加!」
空中に舞い上がった二人は、防御結界を作動させながら爆発した駅舎の一階部分に突入する。
粉塵がもうもうと舞い上がるなかから現れたのは、体長三メートルにもなろうかという巨大な人型のなにかだった。
これまでの幼生期のエヴォルと異なり、額に生えた三本の角は真っ青に染まっている。
赤から青、青から緑、緑から黄色、黄色から白へと段階を追うにつれてエヴォルの能力は増してゆき、白銀へと変わってしまったら最終形態へと成長するのだ。
特殊スカッド隊員がひとりで対処しきれるのは、万全なバックアップと装備を揃えた上で黄色まで。
それ以上に成長してしまったエヴォルは、二人から三人がかりで対処しなくてはならなかった。
しかし、玲と沙也加は特殊スカッドのなかでも特別に選ばれた精鋭メンバーだ。
全力が出せるなら白銀のエヴォルと対峙しても、封印してアマノダイトを回収することだって可能だ。
だが、いまは転移してきてまだ間がなく、沙也加も玲も万全な状態ではない。
「せめて、あとひとり……」
と沙也加が悔やむようにいうのを聞いて、玲は相棒よりも無力な自分を呪った。
『いやああああああっ――!』
接近戦で距離を詰め、左右同時にエヴォルの厚い胸板めがけて飛び蹴りをくらわす。
オートリテを充満した凄まじい威力の蹴りをうけ、後に吹き飛んだエヴォルは、回転しながら駅舎の壁をぶちぬき、間にあった柱を数本折ってから動きを止めた。
人間と同じく左胸にアマノダイトの核があるので、そこを二人の同時攻撃で狙ったのだが――。
「だめか」
沙也加がつぶやく。
両手で二人の攻撃を防御したエヴォルは、耳まで裂けた口元でにやりと不気味な笑みをこぼす。
「沙也加、フォーメーション!」
「分かった!」
玲が叫んで空中を駆けた。
両手でオートリテを変形させた巨大なエネルギーの槍を掲げ、突撃する。
「万能の盾 bouclier universel(ブークリエ ユニヴェルセル)!」
沙也加が彼女にだけ与えられている特殊武器、『万能の盾(ブークリエ ユニヴェルセル)』を発動させた。
盾は玲の前部に具現化し、全身を包み込む。
同時にエヴォルにもその影響が及び、鞭のようにしなった万能の盾はエヴォルをがんじがらめにして拘束した。
「貫けええっ!」
玲とともに数十の光が疾り、拘束されたエヴォルの左胸を正確に突き刺してアマノダイトを貫いた。
カキンっ、と氷にひび割れたがはいったときのような乾いた音がして、核を失ったエヴォルは途端、全身が鉱物のようになってしまう。
突撃した玲が、その手にアマノダイトを握ったとき――。
パキンっ、と破裂音がした。
パキパキパキと軽い音が続いてエヴォルの全身にひびが入り、最後はギャアァァ、と断末魔の悲鳴をあげて崩れ落ちる。
あとに残ったのは真紅の破片のみだった。
「玲!」
「沙也加、おかしいわ。ここに人がいるはずなのに、姿が見えない……」
後方支援していた沙也加が駆けつけてくる。玲と二人で破片の残骸を調べたが、エヴォルの宿主となった被害者の姿はなかった。
「どういうこと?」
「……オルスでたまにいた、岩石や鉱物、人工物に憑依して覚醒するタイプのやつだったのかもしれない。でも、ここじゃなにもわからないや。オルスと連絡とれないし」
「そうね、いまはこれを回収――ちょっと待って!」
玲はアマノダイトを異空間に隔離して回収しながら、叫び声を上げた。
「え、なに?」
「連絡が取れないって――どういうこと!?」
「え、ボク話してなかったっけ?」
「一時的に回線が不調なだけだけですぐ復活するって言ってたじゃない?」
「うーん、ボクもそう思っていたんだけど」
天眼で『次元の狭間(ワールドポケット)』内に他にエヴォルがいないかを精査してから、沙也加は困り顔になる。
「まだ――回線は復活してないのね」
「そうなんだ。ボク、玲に黙ってる気はなかったんだけど……目覚めたばかりで心配させたくなかったから」
「そう……ごめんなさい。私も試してみるべきだった」
「もうここにはなにもないみたいだし……戻ろうか、玲」
そうね、と言いかけて玲はなにかにつまづき、よろめいた。
足元を見ると、駅舎の建材の下から人の足のようなものが覗いており、それにつまずいた。
「沙也加、人がいる!」
「えええ? ここ、『次元の狭間(ワールドポケット)』のなかだよ? ボクらとエヴォル以外に入れるはずが――」
建材を掘り起こし、出てきた人は制服に身を包んだ女子高校生だった。
玲がオートリテを使い回復させると、少女は「ううんっ」と声を漏らす。
沙也加が『次元の狭間(ワールドポケット)』の機能の一つ、復元と浄化を行い、傷だらけ、灰だらけだった少女の外見はここに入り込む前の状態に戻っていた。
「あ、あれ!? 仁菜じゃん!」
「え、誰? 知り合い?」
「うん、ボクの友達だよ、、祭田仁菜。沙也加の、っていったほうが正しいかな」
「だったら、意識を取り戻す前にここ出ないと――!」
玲は仁菜をお姫様抱っこして駅舎の外へと走り出す。
崩れた駅舎とは反対側の人通りがすくない出口付近にたどり着いた二人は、『次元の狭間(ワールドポケット)』を解除して普段着に戻った。
沙也加はあそこも美味しい、こっちは量が多くていい、と自分がいろいろな場所を食べ歩きしていたこと話して、玲を呆れさせた。
駅は地下鉄とJR線、その他の線が集まる大型駅で、駅舎の前にはバスやタクシーが停車するロータリーが用意されている。
「あの駅舎のなかにカレーの美味しい店があるの」
「二週間でどれだけ出費したの? もう信じられない人」
「ごめんよお、玲が目覚めないと思うだけでストレスで……食べないわけには」
「そのせいで、お腹周りがだらしなくなったのね?」
「ど、どこ見てるのさ! 玲のエッチ!」
先行く沙也加の背を追いながら玲はまだ食べようとする彼女の胃袋を心配する。
そのときだった。
ドンっという破壊音が周囲に響いたのは。
駅舎の一階が内側から爆発し、ロータリーに停めてあったタクシーが宙を舞って近隣のビルに突っ込んだ。
爆風が数十メートル離れた二人の元まで押し寄せてきた。
とっさに伏せて周囲を窺うが、周りにいたひとびとは風圧におされて散り散りになってしまっていた。
倒れこむ人、泣き出す子供とそれを抱きしめる主婦、勇敢にも立ちあがろうとするサラリーマン風の男性、制服をきた少女たちはみんな地に伏せたままだ。
「なんだ」
「なに、どうしたの」
「いってえ……どうなったの」
「耳が痛いよお、おかあさーん。えーん」
「なかないで、早く立って、ほら、逃げるのよ」
爆発と炎上、発生した爆風と音による被害がもたらした結果は最悪だ。
ロータリー周囲のビルのガラス窓というガラス窓は飛散し、道路に降り注いでいる。
午後もすこし過ぎていたこともあり、人通りが少ないことが幸いだった。
カラカラと転がってきて倒れた看板を見て、玲は惨状のひどさに言葉を失った。
「玲!」
「大丈夫……沙也加、これって」
「そうね……エヴォルが覚醒したんだわ」
駅舎方向を見つめる二人の天眼には、これまでにないくらい赤く染まった光点が激しく点滅していた。
『アストレヴァ・エクラ!(星よ、目覚めよ、輝きを放て!)』
人々の注意が駅舎に注がれているなか、二人は詠唱を完了する。
すると『次元の狭間(ワールドポケット)』が出現し、玲と沙也加を内包して半径五百メートルまで空間を展開した。周囲に合った光景がモノクロ状態に転換され、まるで鏡面世界のように現実そっくりの光景がコピーされていく。
ふたりは身体の周囲に粒子として存在する特殊装甲Astreballe!(アストレバル)を顕現させ純白の装甲姿になる。
上下にまとうのは軍服をイメージさせる長袖のジャケットに、裾の短いショーパン。太もも部分は露になって銀色のレザーブーツを履いたようなイメージだ。膝にはガードがついていて、足首やかかと部分も同じ素材のガードで守られていた。
ジャケット、その他の各所に彩色が施されていて、玲は黄色、沙也加は緑色だ。
頭部には額から頬までをほっそりとした銀色の髪飾り――王冠のようなもので覆われていて、玲のはちみつ色の髪色と、沙也加の真っ黒な髪色にとてもよくあっていた。
「いくよ、玲」
「うん、沙也加!」
空中に舞い上がった二人は、防御結界を作動させながら爆発した駅舎の一階部分に突入する。
粉塵がもうもうと舞い上がるなかから現れたのは、体長三メートルにもなろうかという巨大な人型のなにかだった。
これまでの幼生期のエヴォルと異なり、額に生えた三本の角は真っ青に染まっている。
赤から青、青から緑、緑から黄色、黄色から白へと段階を追うにつれてエヴォルの能力は増してゆき、白銀へと変わってしまったら最終形態へと成長するのだ。
特殊スカッド隊員がひとりで対処しきれるのは、万全なバックアップと装備を揃えた上で黄色まで。
それ以上に成長してしまったエヴォルは、二人から三人がかりで対処しなくてはならなかった。
しかし、玲と沙也加は特殊スカッドのなかでも特別に選ばれた精鋭メンバーだ。
全力が出せるなら白銀のエヴォルと対峙しても、封印してアマノダイトを回収することだって可能だ。
だが、いまは転移してきてまだ間がなく、沙也加も玲も万全な状態ではない。
「せめて、あとひとり……」
と沙也加が悔やむようにいうのを聞いて、玲は相棒よりも無力な自分を呪った。
『いやああああああっ――!』
接近戦で距離を詰め、左右同時にエヴォルの厚い胸板めがけて飛び蹴りをくらわす。
オートリテを充満した凄まじい威力の蹴りをうけ、後に吹き飛んだエヴォルは、回転しながら駅舎の壁をぶちぬき、間にあった柱を数本折ってから動きを止めた。
人間と同じく左胸にアマノダイトの核があるので、そこを二人の同時攻撃で狙ったのだが――。
「だめか」
沙也加がつぶやく。
両手で二人の攻撃を防御したエヴォルは、耳まで裂けた口元でにやりと不気味な笑みをこぼす。
「沙也加、フォーメーション!」
「分かった!」
玲が叫んで空中を駆けた。
両手でオートリテを変形させた巨大なエネルギーの槍を掲げ、突撃する。
「万能の盾 bouclier universel(ブークリエ ユニヴェルセル)!」
沙也加が彼女にだけ与えられている特殊武器、『万能の盾(ブークリエ ユニヴェルセル)』を発動させた。
盾は玲の前部に具現化し、全身を包み込む。
同時にエヴォルにもその影響が及び、鞭のようにしなった万能の盾はエヴォルをがんじがらめにして拘束した。
「貫けええっ!」
玲とともに数十の光が疾り、拘束されたエヴォルの左胸を正確に突き刺してアマノダイトを貫いた。
カキンっ、と氷にひび割れたがはいったときのような乾いた音がして、核を失ったエヴォルは途端、全身が鉱物のようになってしまう。
突撃した玲が、その手にアマノダイトを握ったとき――。
パキンっ、と破裂音がした。
パキパキパキと軽い音が続いてエヴォルの全身にひびが入り、最後はギャアァァ、と断末魔の悲鳴をあげて崩れ落ちる。
あとに残ったのは真紅の破片のみだった。
「玲!」
「沙也加、おかしいわ。ここに人がいるはずなのに、姿が見えない……」
後方支援していた沙也加が駆けつけてくる。玲と二人で破片の残骸を調べたが、エヴォルの宿主となった被害者の姿はなかった。
「どういうこと?」
「……オルスでたまにいた、岩石や鉱物、人工物に憑依して覚醒するタイプのやつだったのかもしれない。でも、ここじゃなにもわからないや。オルスと連絡とれないし」
「そうね、いまはこれを回収――ちょっと待って!」
玲はアマノダイトを異空間に隔離して回収しながら、叫び声を上げた。
「え、なに?」
「連絡が取れないって――どういうこと!?」
「え、ボク話してなかったっけ?」
「一時的に回線が不調なだけだけですぐ復活するって言ってたじゃない?」
「うーん、ボクもそう思っていたんだけど」
天眼で『次元の狭間(ワールドポケット)』内に他にエヴォルがいないかを精査してから、沙也加は困り顔になる。
「まだ――回線は復活してないのね」
「そうなんだ。ボク、玲に黙ってる気はなかったんだけど……目覚めたばかりで心配させたくなかったから」
「そう……ごめんなさい。私も試してみるべきだった」
「もうここにはなにもないみたいだし……戻ろうか、玲」
そうね、と言いかけて玲はなにかにつまづき、よろめいた。
足元を見ると、駅舎の建材の下から人の足のようなものが覗いており、それにつまずいた。
「沙也加、人がいる!」
「えええ? ここ、『次元の狭間(ワールドポケット)』のなかだよ? ボクらとエヴォル以外に入れるはずが――」
建材を掘り起こし、出てきた人は制服に身を包んだ女子高校生だった。
玲がオートリテを使い回復させると、少女は「ううんっ」と声を漏らす。
沙也加が『次元の狭間(ワールドポケット)』の機能の一つ、復元と浄化を行い、傷だらけ、灰だらけだった少女の外見はここに入り込む前の状態に戻っていた。
「あ、あれ!? 仁菜じゃん!」
「え、誰? 知り合い?」
「うん、ボクの友達だよ、、祭田仁菜。沙也加の、っていったほうが正しいかな」
「だったら、意識を取り戻す前にここ出ないと――!」
玲は仁菜をお姫様抱っこして駅舎の外へと走り出す。
崩れた駅舎とは反対側の人通りがすくない出口付近にたどり着いた二人は、『次元の狭間(ワールドポケット)』を解除して普段着に戻った。
0
あなたにおすすめの小説
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
最強剣士が転生した世界は魔法しかない異世界でした! ~基礎魔法しか使えませんが魔法剣で成り上がります~
渡琉兎
ファンタジー
政権争いに巻き込まれた騎士団長で天才剣士のアルベルト・マリノワーナ。
彼はどこにも属していなかったが、敵に回ると厄介だという理由だけで毒を盛られて殺されてしまった。
剣の道を極める──志半ばで死んでしまったアルベルトを不憫に思った女神は、アルベルトの望む能力をそのままに転生する権利を与えた。
アルベルトが望んだ能力はもちろん、剣術の能力。
転生した先で剣の道を極めることを心に誓ったアルベルトだったが──転生先は魔法が発展した、魔法師だらけの異世界だった!
剣術が廃れた世界で、剣術で最強を目指すアルベルト──改め、アル・ノワールの成り上がり物語。
※アルファポリス、カクヨム、小説家になろうにて同時掲載しています。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー
白木夏
ファンタジー
2040年の初春、突如として地球上の主要都市に謎のダンジョンが出現した。
その特異性は明らかで、人口密集地を中心に出現し、未開の地には一切現れないという法則性を帯びていた。
人々は恐怖に震えつつも、未知なる存在に対する好奇心を抑えきれなかった。
異世界転移した最強の主人公のほのぼのライフ
主人公はあまり戦ったりはしません。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる