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第三章
第26話 ライブ配信の醍醐味!
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「あー、あー、あー、マイクテス、マイクテス」
沙也加が配信用にと各種機材をどこからか出してきて、そのなかにはマイクやバックライト付きのカメラなどがあった。
ついでにリビングルームにあったアコースティックギターまでもってきたので、玲はどうするのそれ、と心でつぶやく。
「玲、歌えるよね?」
「え、いきなり!? なにを歌わす気なの!」
「洋楽なんだけど『Fly Me To The Moon』。アニメのエンディング曲にも使われていて、声優さんが歌って人気になったらしい。90年代?」
「どこからそんな知識を仕入れてくるんだか……」
「神大さんからのリクエスト! 玲はライブでアコギだけで歌ってたって」
「えー、また神大さんなの? まあ、そういう過去があるならやるしかないけど」
これが歌詞でこれが楽譜、これが原曲の動画、と沙也加が資料を渡してくる。
配信の準備が整うまで、玲はアカペラで動画に合わせて練習する。
するとなぜか歌詞が頭のなかに降りてきて、使い慣れた武器のようにしっくりと体になじんでしまった。
どういうことなの……、と不思議がっていると沙也加は体が覚えているんだよ、その感じで歌ってみて、というので歌い続ける。
そこに沙也加が絶妙なタイミングでチューニングを終えたアコギで伴奏を入れ、ときに沙也加のバックコーラスも含みながら、Fly Me To The Moonを歌い終えた。
「悪くないね、エリカのときより玲のほうが歌、うまいかも?」
「沙也加―?」
「あのときは微妙な歌声だったから。でも、いまはとってもよくなってるよ、玲」
くすくすと笑いながら沙也加がアコギをじゃーんとかき鳴らす。
玲はオルスで過ごしていた宿舎のパーティで歌ったとき、エリカはアニーに失笑されたことをまだ恨みに思っている。
「ふん、知らない! そうやって笑ってればいいんだわ」
「まあまあ、怒らないで。ボクが褒めたんだから」
「もう……アニーはあっちでもこっちでも、歌も楽器も踊りもぜんぶ、上手なんだから……」
「練習したんだろ? ボクがいない間に。よくわかるよ」
「さあ、どうだったかしら」
「前回の放送から一週間。玲を馬鹿にしたコメントの主に、どれだけ変わったか見せつけてやろう、玲」
「あっ、あれのこと? もう気にしていないよ」
玲は『調子に乗っている』と書き込まれたコメントを脳裏に描く。アイドルの愛川玲として認められない苦い思い。悲しさ、くやしさ――そのすべてをぐっと飲みこんで吐き出すのを我慢した。
我慢して沙也加がいないとき、部屋で海で川べりで一生懸命、歌と踊りを練習した。
過去の映像を見て玲の癖を覚え、真似することで単なる模倣から新しい愛川玲を表現しようとしたのだ。
誰かに変じること、自分ではない他人に変装すること、他者の特徴と捉えて自分のものとして偽りの仮面をかぶり、他者になりすます。
玲と沙也加のなかに転移しているエリカとアニーはオルスの特殊スカッド隊員で、変装のプロなのだ。
短い期間でも、集中して鍛錬すれば、記憶の共有がなくてもエリカが玲の踊りと歌や仕草、癖といった特徴を覚えることは難しくなかった。
「そっか。待ってね、映像の準備はできたけどまだまだ足りないんだよね」
「足りないってなにするの、沙也加。えっ!」
自室でごそごそと探し物をして取り出してきたのは、ステージ衣装だった。
玲が苦手としている胸元が大きく開いたタイトスカートのドレスだ。
「これなら、みんなの視線を釘付けにできるでしょ」
「いや、それはちょっと……下着が見えそうになるでしょ!」
「大丈夫だよ、スカパンだし。上だって見せブラにしたら問題ないよ?」
「そういう問題!? 私たち、アイドルだよ?」
「いまどき、これくらい普通だよ、アイドルって」
「……そうなんだ」
玲はごくり、と喉を鳴らした。
確かに、いわれてみれば仁菜のEclipse Rhythmや、K―POPアイドルだって過度な露出は否めない。任務ならどんなに露出の激しい格好だってしてきた。
だけどあれは一時的な変装でだ。いまから私は永遠に残るかもしれない動画を、恥ずかしい格好で撮ろうとしている――。
「覚悟を決めるんだ、玲。ボクらはアイドルだろ?」
「ううっ……それをいわれたらつらい――……はい」
玲はしょぼんとうなだれて、うなずく。
「そうそ、それでいいのだよ。玲ちゃーん、綺麗になろうねー」
「やっ、やめっ。イヤアアァあー」
沙也加は嬉々として玲の服を脱がせ、衣装を着せると化粧を施したのだった。
「うーん、いいね。玲ちゃん、美少女だよ、綺麗に変身してくれて、ボクは大満足!」
「ううううっ、おもちゃにされた……」
「あ、ちなみに途中から配信してるから」
「はあっ!? ど、どこから!」
沙也加は小悪魔の微笑を浮かべて報告する。玲はまさか着替えや化粧をしているところが配信されているとは知らず、羞恥心に頬を染め両手で顔を覆った。
玲と沙也加はお揃いのミニワンピに身を包んでいる。玲はライトイエローのミニワンピ、沙也加はブルーグレイのミニワンピだ。
玲は長い髪をおさげにして左肩から垂らし、黄色の大きなリボンを根元につけている。沙也加は短い髪を右側にまとめて青い大きなリボンを飾りとしてつけていた。
「髪をまとめた辺りかな。でも、大丈夫、着替えるとことか、下着なんて見せたら規約違反になってアカウントが閉鎖されちゃうから。そこはちゃんと厳守してます」
「そういう問題じゃないの!」
玲が頬を真っ赤にして抗議すると、沙也加はカメラのほうを指差した。
「はーい、アイドルがメイクアップするところ、楽しんでもらえましたか? 前回はすっぴんだったから、今回はばっちりお化粧してドレスアップまで。え、なになに……?」
沙也加が手元にタブレットを手にしてコメントを読み上げる。
「ドレスアップの全てを配信して欲しい? それは無理かなーさすがに未成年だし、脱いだら捕まっちゃう」
「や、やめて! そんなことしたくない、はしたない」
玲はかぼそく鳴いて助けを求めた。
冗談交じりに「でも、普段着からの衣装まで着替えたヴァージョンもあるよ。見せないよー」と沙也加が爆弾発言をしたせいで、コメント欄があれた。
『メンバーからの裏切り、ひでぇ』『盗撮じゃねえか、沙也加やりすぎ』『でもそれもまた悪くない』『だまれ変態、俺たちのアンジュバールを穢すな』『まだ子供の時間だから……』とさまざまな意見が飛び交っていた。
「あららー炎上しそうだね」
「沙也加が無責任なこというから! さっさと消しなさい!」
「はーい、ポチっと削除!」
目の前で着替えの動画が削除される。
それを見て玲は恥ずかしい姿が世界中に拡散されるのを未然に防ぐことができて、ほっと胸をなでおろした。
もったいない、とぼやく沙也加はアコギを持ち出す。
「あ、あれ。……もう歌うの?」
「まずは一曲! Fly Me To The Moon!」
沙也加の伴奏が始まり、玲はどうにか曲を歌い終えた。
荒れていたコメント欄は静かになり、前回はぎこちなかった玲の歌声だが、今回は調子を取り戻したようだ、とみんなが褒めてくれた。
ついでにアンジュバールの曲を流して、沙也加とふたりでダンスを披露する。メインボーカルの玲はアカペラで熱唱した。
コーラス部分や、沙也加のパートになるとロックなラップを披露して、推したちから応援を集めていた。
T―TUBEにある投げ銭機能が働き、ギフトと呼ばれる有料のおひねりが視聴者たちから飛んでくる。
なかには十万単位のギフトを連打する推しがいて、玲は累積していくギフトの金額に目が回りそうになっていた。
「うはっ! これだよ、これ! これこそライブ配信の醍醐味!」
沙也加は生活費、ゲットだぜ! と小さく叫んで握りこぶしを作っている。
配信を通して自分たちのアイドル活動が評価されていることに、玲は熱い感動を胸に覚えた。
沙也加が配信用にと各種機材をどこからか出してきて、そのなかにはマイクやバックライト付きのカメラなどがあった。
ついでにリビングルームにあったアコースティックギターまでもってきたので、玲はどうするのそれ、と心でつぶやく。
「玲、歌えるよね?」
「え、いきなり!? なにを歌わす気なの!」
「洋楽なんだけど『Fly Me To The Moon』。アニメのエンディング曲にも使われていて、声優さんが歌って人気になったらしい。90年代?」
「どこからそんな知識を仕入れてくるんだか……」
「神大さんからのリクエスト! 玲はライブでアコギだけで歌ってたって」
「えー、また神大さんなの? まあ、そういう過去があるならやるしかないけど」
これが歌詞でこれが楽譜、これが原曲の動画、と沙也加が資料を渡してくる。
配信の準備が整うまで、玲はアカペラで動画に合わせて練習する。
するとなぜか歌詞が頭のなかに降りてきて、使い慣れた武器のようにしっくりと体になじんでしまった。
どういうことなの……、と不思議がっていると沙也加は体が覚えているんだよ、その感じで歌ってみて、というので歌い続ける。
そこに沙也加が絶妙なタイミングでチューニングを終えたアコギで伴奏を入れ、ときに沙也加のバックコーラスも含みながら、Fly Me To The Moonを歌い終えた。
「悪くないね、エリカのときより玲のほうが歌、うまいかも?」
「沙也加―?」
「あのときは微妙な歌声だったから。でも、いまはとってもよくなってるよ、玲」
くすくすと笑いながら沙也加がアコギをじゃーんとかき鳴らす。
玲はオルスで過ごしていた宿舎のパーティで歌ったとき、エリカはアニーに失笑されたことをまだ恨みに思っている。
「ふん、知らない! そうやって笑ってればいいんだわ」
「まあまあ、怒らないで。ボクが褒めたんだから」
「もう……アニーはあっちでもこっちでも、歌も楽器も踊りもぜんぶ、上手なんだから……」
「練習したんだろ? ボクがいない間に。よくわかるよ」
「さあ、どうだったかしら」
「前回の放送から一週間。玲を馬鹿にしたコメントの主に、どれだけ変わったか見せつけてやろう、玲」
「あっ、あれのこと? もう気にしていないよ」
玲は『調子に乗っている』と書き込まれたコメントを脳裏に描く。アイドルの愛川玲として認められない苦い思い。悲しさ、くやしさ――そのすべてをぐっと飲みこんで吐き出すのを我慢した。
我慢して沙也加がいないとき、部屋で海で川べりで一生懸命、歌と踊りを練習した。
過去の映像を見て玲の癖を覚え、真似することで単なる模倣から新しい愛川玲を表現しようとしたのだ。
誰かに変じること、自分ではない他人に変装すること、他者の特徴と捉えて自分のものとして偽りの仮面をかぶり、他者になりすます。
玲と沙也加のなかに転移しているエリカとアニーはオルスの特殊スカッド隊員で、変装のプロなのだ。
短い期間でも、集中して鍛錬すれば、記憶の共有がなくてもエリカが玲の踊りと歌や仕草、癖といった特徴を覚えることは難しくなかった。
「そっか。待ってね、映像の準備はできたけどまだまだ足りないんだよね」
「足りないってなにするの、沙也加。えっ!」
自室でごそごそと探し物をして取り出してきたのは、ステージ衣装だった。
玲が苦手としている胸元が大きく開いたタイトスカートのドレスだ。
「これなら、みんなの視線を釘付けにできるでしょ」
「いや、それはちょっと……下着が見えそうになるでしょ!」
「大丈夫だよ、スカパンだし。上だって見せブラにしたら問題ないよ?」
「そういう問題!? 私たち、アイドルだよ?」
「いまどき、これくらい普通だよ、アイドルって」
「……そうなんだ」
玲はごくり、と喉を鳴らした。
確かに、いわれてみれば仁菜のEclipse Rhythmや、K―POPアイドルだって過度な露出は否めない。任務ならどんなに露出の激しい格好だってしてきた。
だけどあれは一時的な変装でだ。いまから私は永遠に残るかもしれない動画を、恥ずかしい格好で撮ろうとしている――。
「覚悟を決めるんだ、玲。ボクらはアイドルだろ?」
「ううっ……それをいわれたらつらい――……はい」
玲はしょぼんとうなだれて、うなずく。
「そうそ、それでいいのだよ。玲ちゃーん、綺麗になろうねー」
「やっ、やめっ。イヤアアァあー」
沙也加は嬉々として玲の服を脱がせ、衣装を着せると化粧を施したのだった。
「うーん、いいね。玲ちゃん、美少女だよ、綺麗に変身してくれて、ボクは大満足!」
「ううううっ、おもちゃにされた……」
「あ、ちなみに途中から配信してるから」
「はあっ!? ど、どこから!」
沙也加は小悪魔の微笑を浮かべて報告する。玲はまさか着替えや化粧をしているところが配信されているとは知らず、羞恥心に頬を染め両手で顔を覆った。
玲と沙也加はお揃いのミニワンピに身を包んでいる。玲はライトイエローのミニワンピ、沙也加はブルーグレイのミニワンピだ。
玲は長い髪をおさげにして左肩から垂らし、黄色の大きなリボンを根元につけている。沙也加は短い髪を右側にまとめて青い大きなリボンを飾りとしてつけていた。
「髪をまとめた辺りかな。でも、大丈夫、着替えるとことか、下着なんて見せたら規約違反になってアカウントが閉鎖されちゃうから。そこはちゃんと厳守してます」
「そういう問題じゃないの!」
玲が頬を真っ赤にして抗議すると、沙也加はカメラのほうを指差した。
「はーい、アイドルがメイクアップするところ、楽しんでもらえましたか? 前回はすっぴんだったから、今回はばっちりお化粧してドレスアップまで。え、なになに……?」
沙也加が手元にタブレットを手にしてコメントを読み上げる。
「ドレスアップの全てを配信して欲しい? それは無理かなーさすがに未成年だし、脱いだら捕まっちゃう」
「や、やめて! そんなことしたくない、はしたない」
玲はかぼそく鳴いて助けを求めた。
冗談交じりに「でも、普段着からの衣装まで着替えたヴァージョンもあるよ。見せないよー」と沙也加が爆弾発言をしたせいで、コメント欄があれた。
『メンバーからの裏切り、ひでぇ』『盗撮じゃねえか、沙也加やりすぎ』『でもそれもまた悪くない』『だまれ変態、俺たちのアンジュバールを穢すな』『まだ子供の時間だから……』とさまざまな意見が飛び交っていた。
「あららー炎上しそうだね」
「沙也加が無責任なこというから! さっさと消しなさい!」
「はーい、ポチっと削除!」
目の前で着替えの動画が削除される。
それを見て玲は恥ずかしい姿が世界中に拡散されるのを未然に防ぐことができて、ほっと胸をなでおろした。
もったいない、とぼやく沙也加はアコギを持ち出す。
「あ、あれ。……もう歌うの?」
「まずは一曲! Fly Me To The Moon!」
沙也加の伴奏が始まり、玲はどうにか曲を歌い終えた。
荒れていたコメント欄は静かになり、前回はぎこちなかった玲の歌声だが、今回は調子を取り戻したようだ、とみんなが褒めてくれた。
ついでにアンジュバールの曲を流して、沙也加とふたりでダンスを披露する。メインボーカルの玲はアカペラで熱唱した。
コーラス部分や、沙也加のパートになるとロックなラップを披露して、推したちから応援を集めていた。
T―TUBEにある投げ銭機能が働き、ギフトと呼ばれる有料のおひねりが視聴者たちから飛んでくる。
なかには十万単位のギフトを連打する推しがいて、玲は累積していくギフトの金額に目が回りそうになっていた。
「うはっ! これだよ、これ! これこそライブ配信の醍醐味!」
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