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第三章
第33話 異世界感知アラーム
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勤務時間になり、ホールに戻ると俊太郎はまだ店にいて、ノートパソコンを開き作業をしていた。
朝食のときに席順を覚えてしまった玲は、客席を間違うことなく緑川の指示に従って食器類を回収をこなしていく。
沙也加はオーダーと配膳係だ。朝食と違い、玲に注意されたことで気合が入ったのか、今夜はまだ目立ったミスはない。
玲は集中したら沙也加も優秀なのよねーと心で褒めながら作業を続けた。
ホールが一段落し、客の追加注文や皿の食器類を回収をするまでの合間が空く。
俊太郎は自分のすぐ近くに立って待機していた沙也加にひっそりと話しかけた。
「なあ、おい、沙也加」
「なんですか、神大さん」
「さっきのEclipse Rhythmのニナだろ?」
「お、目ざとい。さすがアイドルオタク。推しがたくさんいますねー」
「俺はアンジュバール推しだよ! それより、なんで元Eclipse Rhythmの茜までいるんだよ」
俊太郎はコーヒーのおかわりを注文したついでに、指摘した。
沙也加はおっと、としたり顔になる。
「……そこにお気づきですか、お客様。さすが、鋭い」
「鋭いじゃねーよ。随分、失礼な口を叩いてたじゃねーか。子供でも俺はああいうのを言わせておくのには感心しないね」
「神大さんは厳しいお父さんなんですね」
「まだ独り身だよ……。もういいからコーヒーくれ」
「まったく。自分から声をかけたのに追い払うなんて、自分勝手な神大さん」
早くいけと手で沙也加を追いやって俊太郎はパソコン作業に戻ってしまう。
沙也加は俊太郎の伝票を手にして、玲の側にいった。
追加注文の書き方の手本を見せるためだ。
玲は沙也加と俊太郎の会話を聞いていて、辛辣な言葉を投げかけてくる。
「本当に仲いいのねー、神大さんと沙也加は」
「玲っ、これは違うんだってー」
ヴィクトリアチャームの伝票は手書きだ。沙也加は玲に追加注文の書き方を教えながら愚痴る沙也加に、玲は冷たい態度を崩さない。
コーヒーポットを持ち、おかわりを注ぎにいくと俊太郎は「俺なら金に困らないんだけどな」とアピールしてくる。
「はいはい、お金持ちなんですよね」
「おいおい、本当にあるんだぞ? 俺がプロデューサーになったらアンジュバールだって、バンバン新作を出せるようになる」
「聞いていたんですか? 趣味が悪いですね。それにそういうのはプロデューサーじゃなくて、スポンサーっていうんです」
「ああ、そうだな。スポンサーでもいい。俺はアンジュバールに貢献するためなら何億でも使っていい!」
「はいはい、夢みたいな話ですね。夕食とビールはどうですか?」
「お? お前もお勧めができるようになったのかー。成長したじゃないか」
「ありがとうございます。それで何にしますか?」
そうだな、どうしようかと沙也加の差し出したディナーメニューに目を通し、俊太郎は悩み始める。
そんな二人を視界に収めながら客席を見ていた玲に、緑川が紅茶を運ぶようにと指示を出す。
「あっ!」
お盆に載せた茶器からお茶がこぼれないように神経を張り巡らせていた玲は、床の段差に気づかず転びそうになってしまった。
だめだ、結界、オートリテ!
とっさに能力を発動して、転げないように、お茶をこぼさないようにと態勢を整える。
ふらついたがどうにか耐えた玲が「助かった……」とつぶやき、沙也加がほーっと大きなため息を吐く。
その時だった。
俊太郎のズホンの後ろポケットからけたたましいアラート音が鳴り響いたのは。
「わっ、なに!?」
「あ、すまん。すぐに消す――あ……すまん、沙也加。ディナーはまた今度な」
「え、いきなり? はい、わかりました」
音の原因は俊太郎のスマホだった。
画面をタップして音を消した俊太郎は「用事ができた、すまんまたな」といい慌てて店を出ていってしまう。
「神大さん、珍しいわね」
「緑川さん……こんなことってよくあるんですか? 長く居座ったと思ったらいきなり大きな音が鳴ったり、慌てて出ていったり」
「長い時間いらっしゃることはよくあるわよ。たくさん注文してくださるし、いいお客様だわ。でもあんな音が鳴ったのは初めてね」
「そうなんですね、ボク、びっくりしちゃった」
「恋水さん、わたし、でしょう?」
「ああ、はい。わたし、びっくりしました……」
レジと案内を担当している緑川に沙也加が質問すると、口調を指摘されてしまう。慌てて言い直した沙也加を見て、玲は俊太郎がいつからこの店に通っているのか気になってきた。
「あの、緑川さん」
「なにかしら、愛川さん」
「あのお客様、長いんですか、うちに来店されている年月とか」
「ああ、そうね。もう三年ほどかしら。近くの大学の研究室で働かれているらしいわ。ああ見えて博士号を幾つも取得してる天才だって、おなじ大学で働いている人が話していたわね」
「……そうなんですね。天才なんだ」
「ああ見えて、ね。でも、なんだったかしら? 異世界を研究している変わり者って評判よ」
「はい、ありがとうございます」
異世界。
沙也加から聞いてはいたものの、より詳しく彼を知る人の口から聞かされた言葉に、玲はどきりとした。
それは自分達がやってきたオルスのような異世界を意味するのだろうか、それともこの地球が所属する銀河系のような星々の集まりを意味するのだろうか。
「マルチバース。地球がいる次元とは別の多元宇宙を研究してるってことらしいよ、玲」
「不思議な人もいるのね」
玲はつぶやいてホールの仕事に戻ってしまった。
「あれ、玲? どうしたのさ……」
沙也加は長年の経験から、こういうときの玲は深く考えたいなにかがあるのだと知っている。
ホール作業の合間で、二人きりになったとき、そっと声を掛けた。
「なに考えてるの? 神大さんが気になる?」
「……沙也加は気にならないの? マルチバースの関係者、アンジュバールの支援者、そして私たちにもそれとなく接してきた」
「――っ。オルスの犯罪組織だといいたいの?」
沙也加の表情がかたくなる。
だが、それは一瞬だった。
ないない、と首を横に振ってふふん、と鼻を鳴らした。
「可能性があるなって考えただけ。怪しいわ、あの人」
「そういう玲はボクが神大さんと話したらヤキモチ妬いてたじゃん。変だよ、大丈夫?」
にひひーと意地悪な笑みを浮かべる沙也加を見て、玲の頬が桜色に染まった。
「あれは――、沙也加が仲良くしていたから面白くなかっただけ! ばか!」
「お、素直な告白は大事ですよ、玲さん。いつもそんな感じに素直だったら、ボクは嬉しいなあー」
「もう、知らない!」
「そこ、素直になるところでしょー、玲ちゃ……ん?」
にまにまと笑いながらさらに畳みかけようとした沙也加の後ろに緑川の姿を見て、玲は食器類を回収したお皿などが載っているお盆を手にするとキッチンへと駆けて行く。
「恋水さん、あなたはまだ真面目が足りないようですね」
「ひいいっ、緑川さん!」
「ちゃんとやってください。お仕事なんですよ、ほら、あちらのお客様の注文をお伺いして!」
「はい、きちんとやります!」
自分を見捨てた玲をうらめしく思いながら、沙也加は伝票を取り出した。
朝食のときに席順を覚えてしまった玲は、客席を間違うことなく緑川の指示に従って食器類を回収をこなしていく。
沙也加はオーダーと配膳係だ。朝食と違い、玲に注意されたことで気合が入ったのか、今夜はまだ目立ったミスはない。
玲は集中したら沙也加も優秀なのよねーと心で褒めながら作業を続けた。
ホールが一段落し、客の追加注文や皿の食器類を回収をするまでの合間が空く。
俊太郎は自分のすぐ近くに立って待機していた沙也加にひっそりと話しかけた。
「なあ、おい、沙也加」
「なんですか、神大さん」
「さっきのEclipse Rhythmのニナだろ?」
「お、目ざとい。さすがアイドルオタク。推しがたくさんいますねー」
「俺はアンジュバール推しだよ! それより、なんで元Eclipse Rhythmの茜までいるんだよ」
俊太郎はコーヒーのおかわりを注文したついでに、指摘した。
沙也加はおっと、としたり顔になる。
「……そこにお気づきですか、お客様。さすが、鋭い」
「鋭いじゃねーよ。随分、失礼な口を叩いてたじゃねーか。子供でも俺はああいうのを言わせておくのには感心しないね」
「神大さんは厳しいお父さんなんですね」
「まだ独り身だよ……。もういいからコーヒーくれ」
「まったく。自分から声をかけたのに追い払うなんて、自分勝手な神大さん」
早くいけと手で沙也加を追いやって俊太郎はパソコン作業に戻ってしまう。
沙也加は俊太郎の伝票を手にして、玲の側にいった。
追加注文の書き方の手本を見せるためだ。
玲は沙也加と俊太郎の会話を聞いていて、辛辣な言葉を投げかけてくる。
「本当に仲いいのねー、神大さんと沙也加は」
「玲っ、これは違うんだってー」
ヴィクトリアチャームの伝票は手書きだ。沙也加は玲に追加注文の書き方を教えながら愚痴る沙也加に、玲は冷たい態度を崩さない。
コーヒーポットを持ち、おかわりを注ぎにいくと俊太郎は「俺なら金に困らないんだけどな」とアピールしてくる。
「はいはい、お金持ちなんですよね」
「おいおい、本当にあるんだぞ? 俺がプロデューサーになったらアンジュバールだって、バンバン新作を出せるようになる」
「聞いていたんですか? 趣味が悪いですね。それにそういうのはプロデューサーじゃなくて、スポンサーっていうんです」
「ああ、そうだな。スポンサーでもいい。俺はアンジュバールに貢献するためなら何億でも使っていい!」
「はいはい、夢みたいな話ですね。夕食とビールはどうですか?」
「お? お前もお勧めができるようになったのかー。成長したじゃないか」
「ありがとうございます。それで何にしますか?」
そうだな、どうしようかと沙也加の差し出したディナーメニューに目を通し、俊太郎は悩み始める。
そんな二人を視界に収めながら客席を見ていた玲に、緑川が紅茶を運ぶようにと指示を出す。
「あっ!」
お盆に載せた茶器からお茶がこぼれないように神経を張り巡らせていた玲は、床の段差に気づかず転びそうになってしまった。
だめだ、結界、オートリテ!
とっさに能力を発動して、転げないように、お茶をこぼさないようにと態勢を整える。
ふらついたがどうにか耐えた玲が「助かった……」とつぶやき、沙也加がほーっと大きなため息を吐く。
その時だった。
俊太郎のズホンの後ろポケットからけたたましいアラート音が鳴り響いたのは。
「わっ、なに!?」
「あ、すまん。すぐに消す――あ……すまん、沙也加。ディナーはまた今度な」
「え、いきなり? はい、わかりました」
音の原因は俊太郎のスマホだった。
画面をタップして音を消した俊太郎は「用事ができた、すまんまたな」といい慌てて店を出ていってしまう。
「神大さん、珍しいわね」
「緑川さん……こんなことってよくあるんですか? 長く居座ったと思ったらいきなり大きな音が鳴ったり、慌てて出ていったり」
「長い時間いらっしゃることはよくあるわよ。たくさん注文してくださるし、いいお客様だわ。でもあんな音が鳴ったのは初めてね」
「そうなんですね、ボク、びっくりしちゃった」
「恋水さん、わたし、でしょう?」
「ああ、はい。わたし、びっくりしました……」
レジと案内を担当している緑川に沙也加が質問すると、口調を指摘されてしまう。慌てて言い直した沙也加を見て、玲は俊太郎がいつからこの店に通っているのか気になってきた。
「あの、緑川さん」
「なにかしら、愛川さん」
「あのお客様、長いんですか、うちに来店されている年月とか」
「ああ、そうね。もう三年ほどかしら。近くの大学の研究室で働かれているらしいわ。ああ見えて博士号を幾つも取得してる天才だって、おなじ大学で働いている人が話していたわね」
「……そうなんですね。天才なんだ」
「ああ見えて、ね。でも、なんだったかしら? 異世界を研究している変わり者って評判よ」
「はい、ありがとうございます」
異世界。
沙也加から聞いてはいたものの、より詳しく彼を知る人の口から聞かされた言葉に、玲はどきりとした。
それは自分達がやってきたオルスのような異世界を意味するのだろうか、それともこの地球が所属する銀河系のような星々の集まりを意味するのだろうか。
「マルチバース。地球がいる次元とは別の多元宇宙を研究してるってことらしいよ、玲」
「不思議な人もいるのね」
玲はつぶやいてホールの仕事に戻ってしまった。
「あれ、玲? どうしたのさ……」
沙也加は長年の経験から、こういうときの玲は深く考えたいなにかがあるのだと知っている。
ホール作業の合間で、二人きりになったとき、そっと声を掛けた。
「なに考えてるの? 神大さんが気になる?」
「……沙也加は気にならないの? マルチバースの関係者、アンジュバールの支援者、そして私たちにもそれとなく接してきた」
「――っ。オルスの犯罪組織だといいたいの?」
沙也加の表情がかたくなる。
だが、それは一瞬だった。
ないない、と首を横に振ってふふん、と鼻を鳴らした。
「可能性があるなって考えただけ。怪しいわ、あの人」
「そういう玲はボクが神大さんと話したらヤキモチ妬いてたじゃん。変だよ、大丈夫?」
にひひーと意地悪な笑みを浮かべる沙也加を見て、玲の頬が桜色に染まった。
「あれは――、沙也加が仲良くしていたから面白くなかっただけ! ばか!」
「お、素直な告白は大事ですよ、玲さん。いつもそんな感じに素直だったら、ボクは嬉しいなあー」
「もう、知らない!」
「そこ、素直になるところでしょー、玲ちゃ……ん?」
にまにまと笑いながらさらに畳みかけようとした沙也加の後ろに緑川の姿を見て、玲は食器類を回収したお皿などが載っているお盆を手にするとキッチンへと駆けて行く。
「恋水さん、あなたはまだ真面目が足りないようですね」
「ひいいっ、緑川さん!」
「ちゃんとやってください。お仕事なんですよ、ほら、あちらのお客様の注文をお伺いして!」
「はい、きちんとやります!」
自分を見捨てた玲をうらめしく思いながら、沙也加は伝票を取り出した。
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