35 / 44
第四章
第34話 エヴォル、再臨!
しおりを挟む
「疲れたー、沙也加、生きてる?」
「ボク、もう死にそうー、だめー。玲は元気そうだね」
「そうでもないよ。オートリテをうまく使ってもたせているだけ。早く帰ろう? また配信やるんでしょ?」
「うんー。もう帰って寝たいけどね。頑張ろうか」
ディナーの時間が一段落したのは、夜の二十一時過ぎだった。
間に長い休憩時間を挟んだものの、立ちっぱなしの作業は体の芯が硬くなったような気がして、早く家に戻ってのんびりしたい気分だ。
私服に着替え店を出た二人は、ふらふらとしながら地下鉄の駅へと帰り道をのんびり歩いた。
「配信は明後日だから、今夜は企画練らないとだめだよね。玲はどんなのがいいと思う?」
「うーん、他のアイドルさんとかⅤTuberを見習ってゲーム配信とか、おうち探索とか、料理に挑戦してみるとか?」
「ただのおしゃべり配信だと他の配信者の企画と被るから、面白くないしね。ボクは過去のヒット曲のカバーとかいいと思うんだよ」
「沙也加がギターを弾くの?」
「玲だって弾いてもいいんだよ。ボクたちはアンジュバールだから、歌って踊れてさらに楽器も弾けるって、誇っていいことだと思うんだ」
「……沙也加」
玲は驚きで息を止めた。
地球に来てから玲はずっと任務を達成しようと考えて、それを第一に考えてきた。
でも考えるだけでまだまだ現実味が足りないとわかったからだ。
先に――二週間だけでも孤独な状態で生きていた沙也加は、玲以上に堅実で現実的に未来を視ていたのだ。
スカッドの任務を達成するためには、アイドルとしても成長し、成功をおさめる必要がある。
残りのメンバーを呼び戻すためにも――急がなければならないのだ。
「時間は残り少ないよ、玲。でも、頑張ろうね。着実に一歩一歩、小さな成功をおさめていけば、どんな困難だって克服できる」
「――スカッドの教官の口癖じゃない。で、目標はどこに置くの? SNSの登録者は何万人を目標にする?」
「……今は一月。四月までに最低、一万人! それができないと、本当にボクたちのアイドル活動は終わってしまうから」
「分かった。なら、配信の回数も増やそうか。時間は長くするより、脚本とかをきちんと書いて、短くても濃い内容がいいな。毎回の放送が、それだけで有料配信できるくらいの価値があるくらい面白いものにしたい」
玲が将来の計画を語り出すと、沙也加は歩きながらポカンとした顔をして見つめてきた。どうしたの? と首を傾げたらふっとにやけて悪い笑顔つくった。
「くくく……この前の配信の成果を知りたいかい、玲?」
「あ、そういえば! 家賃一年分とか言ってなかった?」
「税金とか生活費考えたら半年分だけど、なかなかいい成果だったと思うよ。ボク的に玲のドレスアップがみんなに受けたと思うんですよね」
「つ、次はやらないからねっ?」
「えー? 勿体ない」
「勿体なくない!」
沙也加のいやらしい視線を受け、玲は両手で身体を覆った。
明確な拒絶だが、じろじろと見ることを沙也加はやめない。
「でもねーみんなは見たがってると思うんだ。玲ちゃんの――」
「なら――」
「え?」
「なら、沙也加がやればいいじゃない! みんな見たがってるんでしょ? ねえ、沙也加―?」
「い、いや、ボクは清純派アイドルですから!」
玲が両手を大きく広げて沙也加を捕まえようとすると、バックステップを踏んで逃げてしまう。だが、ここはステージの上でなく、路上だ。沙也加はあっという間に、シャッターを下ろした店の前に追い詰められた。
「逃げるつもり? 二回目は沙也加がやるの! 私がきちんと撮ってあげるから、遠慮なんて要らないのよー」
「やっ、やめっ! 玲が変態になったああ」
「誰が変態よ! 沙也加には負けるわよ! 次回は沙也加のドレスアップシーンから始めるの、いいわね?」
「ううう、なんでボクばっかり損な役回り……はあい」
噓泣きをしながら肩を落とした沙也加を両腕で抱きしめると、玲は「絶対だからね!」と言質を取る。
沙也加が「わかったよお」と負けを認めたとき、二人の両耳に聞きおぼえのある音が鳴り響いた。
「は、何、何事!? うるさいなあ」
「これって聞いたことある――神大さんの……」
「あ、そういえば」
音の正体に玲が気づき沙也加が思い至ったあと、二人の視線は前方の十字路に釘付けになった。
大きな建物や駅の入り口があるわけでもないのに、まばらだった商店街のなかにいきなりたくさんの人が駆け込んできたからだ。
人々は野生の鶏や兎が捕獲者である肉食動物から逃げるかのように、なにかから必死になって逃れようとしていた。
あっという間に玲と沙也加の前に人の波が到達し、二人は壁際に貼りつくようにして逃れた。
人々は見た目にもはっきりとわかるくらいパニック状態に陥っていた。
二人はこの光景を何度も見たことがある。
故郷・オルスで目の当たりにした懐かしく危険な一場面。
玲と沙也加の視界の隅で、エヴォルが発生したことを示す赤い光点が激しくまたたいていた。
光点の側に記された表示を見て、玲は心がずきっと、痛くなる。
見ると沙也加も難しそうな顔をして人々が逃げ出してきた先を睨んでいた。
「玲!」と沙也加が叫び、玲もまた力強くうなづく。
二人は同時に叫んでいた。
『アストレヴァ・エクラ!(星よ、目覚めよ、輝きを放て!)』
粒子の状態で身体の表面に纏っている装甲――Astreballe!(アストレバル)が、顕現し、結界が二人の周囲に展開された。
オートリテが操作され、結界の作用により二人は現実世界から隔絶されて、目に見えない存在となる。
宙に飛び上がった玲と沙也加は、人々が逃げてくる方向へと飛んだ。
速度を上げてたどり着いた十字路の先には、大きな広場があった。爆発音とともに粉塵が巻き上がり、衝撃で建物が揺れていた。
ズンッ、ズンッと定期的に爆発が起こり、なにかが粉塵の向こうで暴れているのは確実だった。
そしてさっきからずっと鳴りやまないあの音――。
俊太郎のスマホが発するアラートの音だ。
玲と沙也加は爆発の現場に俊太郎がいるのでは、と顔を見合わせた。
「玲、あそこ!」
「あ――、神大さんっ! なんでここにっ?」
俊太郎を視認した途端、風が吹き込んで煙がゆっくりと晴れていく。
スマホを持ち立ち尽くす彼の向こうにいたのは――以前、駅で暴れたエヴォルにそっくりの個体だった。
「あの人なにしてるの? こんな危ないところにいるなんて!」
「さあね? なにかの研究対象なのかもよ? それよりどうする?」
「どうするって――アマノダイトを回収する、それしかないじゃない!」
「でも――あの個体……、反応からしても多分――」
「うん。分かってる。仁菜、だよ……ね」
「確実にエヴォルと分離していなかったんだよ。やっぱり玲の勘は確かだった。さっき会った時は平常だったのに……」
行動するのをためらう沙也加の心情が玲にはよくわかる。
転移する前から沙也加の親しい友人だった仁菜が、エヴォルに乗っ取られて苦しんでいるのだ。
エヴォルに憑依された人間は、狂気をほとばしらせ巨大化したり、常人ではありえない力や能力に目覚めて、破壊活動を巻き起こす。
オルスでは自然界に存在するエヴォルは、地球ではありえない自然の災害と同様に考えられていた。
友人が変わり果てた姿で暴れる様を見るのは、玲にとっても心が痛むものだ。
しかし、沙也加がためらっているのは、そんな理由ではなかった。
「ボク、もう死にそうー、だめー。玲は元気そうだね」
「そうでもないよ。オートリテをうまく使ってもたせているだけ。早く帰ろう? また配信やるんでしょ?」
「うんー。もう帰って寝たいけどね。頑張ろうか」
ディナーの時間が一段落したのは、夜の二十一時過ぎだった。
間に長い休憩時間を挟んだものの、立ちっぱなしの作業は体の芯が硬くなったような気がして、早く家に戻ってのんびりしたい気分だ。
私服に着替え店を出た二人は、ふらふらとしながら地下鉄の駅へと帰り道をのんびり歩いた。
「配信は明後日だから、今夜は企画練らないとだめだよね。玲はどんなのがいいと思う?」
「うーん、他のアイドルさんとかⅤTuberを見習ってゲーム配信とか、おうち探索とか、料理に挑戦してみるとか?」
「ただのおしゃべり配信だと他の配信者の企画と被るから、面白くないしね。ボクは過去のヒット曲のカバーとかいいと思うんだよ」
「沙也加がギターを弾くの?」
「玲だって弾いてもいいんだよ。ボクたちはアンジュバールだから、歌って踊れてさらに楽器も弾けるって、誇っていいことだと思うんだ」
「……沙也加」
玲は驚きで息を止めた。
地球に来てから玲はずっと任務を達成しようと考えて、それを第一に考えてきた。
でも考えるだけでまだまだ現実味が足りないとわかったからだ。
先に――二週間だけでも孤独な状態で生きていた沙也加は、玲以上に堅実で現実的に未来を視ていたのだ。
スカッドの任務を達成するためには、アイドルとしても成長し、成功をおさめる必要がある。
残りのメンバーを呼び戻すためにも――急がなければならないのだ。
「時間は残り少ないよ、玲。でも、頑張ろうね。着実に一歩一歩、小さな成功をおさめていけば、どんな困難だって克服できる」
「――スカッドの教官の口癖じゃない。で、目標はどこに置くの? SNSの登録者は何万人を目標にする?」
「……今は一月。四月までに最低、一万人! それができないと、本当にボクたちのアイドル活動は終わってしまうから」
「分かった。なら、配信の回数も増やそうか。時間は長くするより、脚本とかをきちんと書いて、短くても濃い内容がいいな。毎回の放送が、それだけで有料配信できるくらいの価値があるくらい面白いものにしたい」
玲が将来の計画を語り出すと、沙也加は歩きながらポカンとした顔をして見つめてきた。どうしたの? と首を傾げたらふっとにやけて悪い笑顔つくった。
「くくく……この前の配信の成果を知りたいかい、玲?」
「あ、そういえば! 家賃一年分とか言ってなかった?」
「税金とか生活費考えたら半年分だけど、なかなかいい成果だったと思うよ。ボク的に玲のドレスアップがみんなに受けたと思うんですよね」
「つ、次はやらないからねっ?」
「えー? 勿体ない」
「勿体なくない!」
沙也加のいやらしい視線を受け、玲は両手で身体を覆った。
明確な拒絶だが、じろじろと見ることを沙也加はやめない。
「でもねーみんなは見たがってると思うんだ。玲ちゃんの――」
「なら――」
「え?」
「なら、沙也加がやればいいじゃない! みんな見たがってるんでしょ? ねえ、沙也加―?」
「い、いや、ボクは清純派アイドルですから!」
玲が両手を大きく広げて沙也加を捕まえようとすると、バックステップを踏んで逃げてしまう。だが、ここはステージの上でなく、路上だ。沙也加はあっという間に、シャッターを下ろした店の前に追い詰められた。
「逃げるつもり? 二回目は沙也加がやるの! 私がきちんと撮ってあげるから、遠慮なんて要らないのよー」
「やっ、やめっ! 玲が変態になったああ」
「誰が変態よ! 沙也加には負けるわよ! 次回は沙也加のドレスアップシーンから始めるの、いいわね?」
「ううう、なんでボクばっかり損な役回り……はあい」
噓泣きをしながら肩を落とした沙也加を両腕で抱きしめると、玲は「絶対だからね!」と言質を取る。
沙也加が「わかったよお」と負けを認めたとき、二人の両耳に聞きおぼえのある音が鳴り響いた。
「は、何、何事!? うるさいなあ」
「これって聞いたことある――神大さんの……」
「あ、そういえば」
音の正体に玲が気づき沙也加が思い至ったあと、二人の視線は前方の十字路に釘付けになった。
大きな建物や駅の入り口があるわけでもないのに、まばらだった商店街のなかにいきなりたくさんの人が駆け込んできたからだ。
人々は野生の鶏や兎が捕獲者である肉食動物から逃げるかのように、なにかから必死になって逃れようとしていた。
あっという間に玲と沙也加の前に人の波が到達し、二人は壁際に貼りつくようにして逃れた。
人々は見た目にもはっきりとわかるくらいパニック状態に陥っていた。
二人はこの光景を何度も見たことがある。
故郷・オルスで目の当たりにした懐かしく危険な一場面。
玲と沙也加の視界の隅で、エヴォルが発生したことを示す赤い光点が激しくまたたいていた。
光点の側に記された表示を見て、玲は心がずきっと、痛くなる。
見ると沙也加も難しそうな顔をして人々が逃げ出してきた先を睨んでいた。
「玲!」と沙也加が叫び、玲もまた力強くうなづく。
二人は同時に叫んでいた。
『アストレヴァ・エクラ!(星よ、目覚めよ、輝きを放て!)』
粒子の状態で身体の表面に纏っている装甲――Astreballe!(アストレバル)が、顕現し、結界が二人の周囲に展開された。
オートリテが操作され、結界の作用により二人は現実世界から隔絶されて、目に見えない存在となる。
宙に飛び上がった玲と沙也加は、人々が逃げてくる方向へと飛んだ。
速度を上げてたどり着いた十字路の先には、大きな広場があった。爆発音とともに粉塵が巻き上がり、衝撃で建物が揺れていた。
ズンッ、ズンッと定期的に爆発が起こり、なにかが粉塵の向こうで暴れているのは確実だった。
そしてさっきからずっと鳴りやまないあの音――。
俊太郎のスマホが発するアラートの音だ。
玲と沙也加は爆発の現場に俊太郎がいるのでは、と顔を見合わせた。
「玲、あそこ!」
「あ――、神大さんっ! なんでここにっ?」
俊太郎を視認した途端、風が吹き込んで煙がゆっくりと晴れていく。
スマホを持ち立ち尽くす彼の向こうにいたのは――以前、駅で暴れたエヴォルにそっくりの個体だった。
「あの人なにしてるの? こんな危ないところにいるなんて!」
「さあね? なにかの研究対象なのかもよ? それよりどうする?」
「どうするって――アマノダイトを回収する、それしかないじゃない!」
「でも――あの個体……、反応からしても多分――」
「うん。分かってる。仁菜、だよ……ね」
「確実にエヴォルと分離していなかったんだよ。やっぱり玲の勘は確かだった。さっき会った時は平常だったのに……」
行動するのをためらう沙也加の心情が玲にはよくわかる。
転移する前から沙也加の親しい友人だった仁菜が、エヴォルに乗っ取られて苦しんでいるのだ。
エヴォルに憑依された人間は、狂気をほとばしらせ巨大化したり、常人ではありえない力や能力に目覚めて、破壊活動を巻き起こす。
オルスでは自然界に存在するエヴォルは、地球ではありえない自然の災害と同様に考えられていた。
友人が変わり果てた姿で暴れる様を見るのは、玲にとっても心が痛むものだ。
しかし、沙也加がためらっているのは、そんな理由ではなかった。
0
あなたにおすすめの小説
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
最強剣士が転生した世界は魔法しかない異世界でした! ~基礎魔法しか使えませんが魔法剣で成り上がります~
渡琉兎
ファンタジー
政権争いに巻き込まれた騎士団長で天才剣士のアルベルト・マリノワーナ。
彼はどこにも属していなかったが、敵に回ると厄介だという理由だけで毒を盛られて殺されてしまった。
剣の道を極める──志半ばで死んでしまったアルベルトを不憫に思った女神は、アルベルトの望む能力をそのままに転生する権利を与えた。
アルベルトが望んだ能力はもちろん、剣術の能力。
転生した先で剣の道を極めることを心に誓ったアルベルトだったが──転生先は魔法が発展した、魔法師だらけの異世界だった!
剣術が廃れた世界で、剣術で最強を目指すアルベルト──改め、アル・ノワールの成り上がり物語。
※アルファポリス、カクヨム、小説家になろうにて同時掲載しています。
異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー
白木夏
ファンタジー
2040年の初春、突如として地球上の主要都市に謎のダンジョンが出現した。
その特異性は明らかで、人口密集地を中心に出現し、未開の地には一切現れないという法則性を帯びていた。
人々は恐怖に震えつつも、未知なる存在に対する好奇心を抑えきれなかった。
異世界転移した最強の主人公のほのぼのライフ
主人公はあまり戦ったりはしません。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
完結【進】ご都合主義で生きてます。-通販サイトで異世界スローライフのはずが?!-
ジェルミ
ファンタジー
32歳でこの世を去った相川涼香は、異世界の女神ゼクシーにより転移を誘われる。
断ると今度生まれ変わる時は、虫やダニかもしれないと脅され転移を選んだ。
彼女は女神に不便を感じない様に通販サイトの能力と、しばらく暮らせるだけのお金が欲しい、と願った。
通販サイトなんて知らない女神は、知っている振りをして安易に了承する。そして授かったのは、町のスーパーレベルの能力だった。
お惣菜お安いですよ?いかがです?
物語はまったり、のんびりと進みます。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる