魔法少女は眠らせたい。魔女っ子ロリミカちゃん。(魔法少女と一緒に異世界冒険。魔法で悶絶パワーアップした俺はハーレム目指して頑張る話)

カトラス

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スキル「晴明の陰陽道と剣術新選組」

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 俺は、スマホを手に取るとスクリーンセーバーによって暗転してる液晶を見た。



 いったい何をロリミカは閃いたのだろう。



 スマホの脇のボタンを押して、ロック解除の指紋認証。



 すると、女性三人の画像が目に飛び込んできた。



「サービスで壁紙変えてあげたよ」



 サービスって別に頼んでないけど……。



 だが、壁紙の画像は目の保養になる興奮するものだった。中央にはここにいるロリミカが写っていて、彼女に寄り添うように女性が二人。

 二人は白い歯を見せた笑顔で、目鼻立ちが整った美しい女性である。どこか、幼い感じのするロリミカと違い洗練された清楚な雰囲気もある。どんな男でもひとめぼれするだろうと思う容姿を持っているレディだった。



「なに、デレっとしてるのよ。ミーシャとリディア姉さん達よ。綺麗だからひとめぼれしたんでしょ」



 あちゃ、図星ズボズボって感じ。



「石になった姉さん達なのか」



「うん。でも、きっと生きてるし、助けられる。だから無文協力してよ」



 流石、ロリミカさん。

 俺の生態を熟知されてるかのような勧誘といったところだな。ロリミカの世界での話を聞いてなかったら一つ返事で一緒に行っても良いが、やはり怖い。なんせ、命がけの話になりそうだし……。



「アレクサンドリアの魔法使いわね。命がけで守ってくれたり、助けてくれた男とは結ばれないといけない掟があるの。しかも、アレクサンドリアでは一夫多妻制だから重婚しても問題なし。ちなみに姉さん達は勿論、純潔よ」



 うわぁーーわ。まさかの隠し玉のような飛び道具が炸裂。純潔って処女ってことだよな。

 しかも、一夫多妻制だってよ。二人とも、いやロリミカも入れたら三人と結ばれるって事だよな。しかも、合法的に。まぁ、ロリミカは子供だから数には入らないけど、それでも助けてやれば……。



 夢のハーレムじゃないかよーーー。



 俺は壁紙の画像を再度見てみた。



 赤い髪の色をした一見すると気がつよそうな女性。言葉は悪いが男好きする顔立ちで、どこか色気がある感じかな。彼女がリディアなのだと直感した。

 そうなると、黒い髪の色を色をした女性がミーシャになる。リディアとは違い、こちらは清楚な雰囲気がある。黒髪だからってことではないか知的な感じがたまらない。



「無文、鼻の下伸びてるよ! あたしの姉さん達の事気にいったみたいね」



 気にいるも何もどっちも良い。

 だか、そんなことは決して悟られてはいけないのだ。



 男たるものナメられたら価値が下がるってものだ。



「で、無文。一緒に行ってくれるよね」



 綺麗な姉さん達に釣られて、返事を変えたら男が廃るってものだ。ここは、一つ意地を通してガツンと断りを。





 俺は意を決してロリミカに言ってやった。



「はい、行きまーーーす。お供させてもらいまーす」





 こ、これもある意味新手の「ハニートラップ」なのだろうか、少なくともロリミカの作戦勝ちであった。



 しかし、ロリミカは小悪魔的で恐ろしい魔女っ子だと実感した。







「でも、ロリミカ。アレクサンドリアって魔物とかいてデンジャラスなんだろう? 俺はっきり言って弱いし足手まといになるんじゃないの」



「大丈夫、危険だけど、あたしが守るから」



 某アニメで聞いたようなセリフを吐くロリミカ。



「それに、忘れてないかしら。あたしは魔法使い、サポート魔法の使い手よ。無文を強く仕上げますから」



 仕上げるって料理じゃないのだから。



「それじゃ、早速、使えるスキルを無文にブレゼントするね」



 ロリミカは「目を瞑って」とだけ言うと、俺の肩に手を添えた。



 俺は言われた通りに目を閉じた。



 その瞬間、身体中に熱いものがこみ上げてくる。



「熱い、熱いよ。ロリミカなんとかしてくれ」

「もうちょいだから我慢して、強いスキルだから時間かかるのよ」



 俺は何度も気を失いそうになりながら耐えた。

 耐えながら考えていた事はミーシャとリディアとのハーレム世界。あんなこと、こんなこと出来たらいいなってだけ。

 エロス万歳と思っていたら、頭の中でアナウンスのような声がした。



「スキル 晴明の陰陽道が付与されました。 式神を操る事が出来ます。経験を積むとより強い式神になっていきます」



 さらに「スキル 剣術新撰組が付与されました。 天然理心流の基本剣術を皆伝しています。経験を積むと名だたる新撰組隊士の剣術を覚えていきます」



 その途端に熱さが消えていた。



「どうやら、上手くいったようね。もう目を開けていいよ」



 言われたように目を開けてみると、「ハァ、ハァー」とロリミカが肩で息をしていた。



「どうした。ロリミカ大丈夫か?」



「うん、ちょっと疲れちゃったよ。ペンダントの宝石濁ってるでしょ」



 ペンダントに目をやると確かに宝石の色が茶色っぽくなっている。



「あたし達魔法使いは魔法を使う度に魔力が減っていくの。魔法を使ってる間は夢中になってるから知らない間に限界越えちゃうことあるんだよ。だから、この宝石の色で判断してる。もしも、限界越えたら」



「どうなるの?」



「身体が石化しだして最後は砕け散る」



 そういえば、ロリミカの姉さんも【石になって】と言ってたな。



「じゃ、濁ってきたらどうしたらいいの」



「簡単よ。眠る、寝たら回復する。だから、ごめんちょっと寝るね」



 ロリミカは俺にもたれかかって眠りについた。



 さっきのスキル云々の事を聞こうと思っていたが、まずはロリミカの疲れを取ることが一番大事。



 俺は本堂の畳の上にロリミカを寝かすと夏用の布団をかけてやった。



「スースー」と気持ちよく寝てるロリミカ。



 そっか、魔法使いといっても万能じゃないんだ。

 強力な魔法を使える代わりに、身体にストレスかかってるのだろうな。

 つまり、ハイリスク・ハイリターンで魔法を使って最悪だと石になってしまう。

 これからは、ロリミカの宝石の色もチェックしてやらないといけないな。

 手遅れの色になる前に……ことだな。



 そんな事を思いながら、色々あった一日が終わろうとしていた。
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