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第1話 俺は死んだはずだが、なぜか監獄にいる件
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刺された。正真正銘、死んだはずだった。
果物ナイフ。南條の歪んだ顔。胸に走った焼けるような痛み。崩れるように意識を手放した、あの瞬間は──今でも鮮明に脳裏に焼きついている。
目を開けると、そこは石造りの高い天井の広間だった。西洋の修道院を思わせる空間に、知らない言語、異様な服装。見知らぬ世界。いや、明らかに異世界だった。
状況を飲み込む前に、俺は“転移者”と呼ばれ、即座に“監獄島ガランツァ”なる辺境の孤島へ配属されることとなった。
◆
監獄島ガランツァ──その名を聞いた瞬間、俺は内心で身構えた。刑務官の経験が染みついた直感が、「まともな場所じゃない」と告げていたからだ。
大陸南端、地図にも載らない孤島。魔力障壁に覆われ、脱獄不可能。かつては砦だった構造がそのまま転用されており、高い外壁と迷宮のような舎房、放棄された塔、そして地下に広がる旧魔法研究区画まで存在しているらしい。
囚人の顔ぶれは多種多様。元勇者、反逆者、詐欺師、密輸業者、そして国家にとって“不都合な存在”まで。
とはいえ、それは“上級収監者”の話だ。
俺が最初に目にしたのは、その辺をウロウロしていた“雑魚囚人”たちだ。
長身のくせに腰が引けた男、囚人服のまま寝転がって空を眺める中年、そして塀の影でこっそり手作りカードゲームに興じていた三人組。
「おい、チート使ってんじゃねえのか?」「お前の“引き運”が異常なんだよ!」
じゃれ合いか本気か判別不能な言い争い。規律も秩序もあったもんじゃない。
一人の老人は、空き缶で即席の占いセットを組み、通行人に「今ならラッキーナンバー付きで未来が見える」と売り込んでいた。
若者のひとりが、俺を見て言った。
「あれが噂の転移者だぜ。ほら、ほら、顔がマジだもん」
「この島じゃマジメなやつほど早く壊れるっての、知らねぇのかよ」
彼らは決して凶悪犯ではない。
けれど、“馴染みすぎている”のだ。監獄という環境に。
矯正されるどころか、ここの空気に甘やかされ、半ば娯楽施設のように日々を送っている。
そんな連中が、至るところでタバコの煙をくゆらせ、無許可で焚き火を囲み、監獄の食材で自炊までしていた。
雑魚だ。
だがこの島においては、こういう者たちが“日常”であり、“基準”なのだ。
そして俺は、その中に突っ込まれた“異物”でしかなかった。
◆
「新人か? じゃあまず、汚物処理場の掃除頼むわ」
初仕事が便所掃除。
声をかけてきたのは、ロト・ギャンベルという上級看守。
その顔には常に疲れと怠惰の色が浮かんでいて、目元は酒のせいか赤黒く腫れていた。腰には鍵束ではなく、酒瓶入りの革袋を下げている。看守の制服も着崩し、ベルトは緩み、靴は泥で汚れていた。
こいつは──腐ってる。
ロトの仕事は、下に命令を出すこと。それだけだ。
書類はすべて「あとで目を通す」と放置。問題が起きれば「知らなかった」で逃げ、手柄になりそうな功績だけは横取りする。
囚人との癒着もひどく、所内のギャンブルに看守が参加している事実を黙認。むしろ自身も賭け金の取りまとめ役として動いている節すらある。
挙句の果てに、俺に手渡した掃除用具は明らかに“廃棄予定”のガラクタだった。バケツの底にはヒビが入り、ブラシの毛はほとんど抜け落ちていた。
「手袋? 贅沢言うなよ。昔は素手でやったもんだ」
冗談めかして笑うその姿が、逆に寒気を呼ぶ。
案内されたのは、舎房棟の裏手にある独立した小屋。ドアを開けた瞬間、鼻をつく刺激臭に思わず顔をしかめた。
床一面には濁った水たまり。便器は魔法式の簡易型だが、長らく清掃されていなかったようで、表面は黒ずみ、汚物と魔力の残滓が凝り固まっている。
換気用の魔石はとうに機能停止し、空気は重く、湿気と悪臭が肌にまとわりつく。
バケツの中には、黄ばんだボロ布と、使い古されたブラシ。消毒用の薬品はどこかにあるはずだと尋ねれば、ロトは「んなもん、舐めときゃ消毒になるだろ」と肩をすくめた。
本気で言っているのか、冗談なのかも分からない。俺は無言でマスク代わりにタオルを巻き、手を動かし始めた。
水を汲んで、床をこすり、便器の縁を磨き、こびりついた汚れを剥がす。途中で咳き込み、目にしみるアンモニアに涙ぐみながらも、手を止めなかった。
こんな扱いを受けても、俺は刑務官だ。
日本で学んだ衛生管理の基本も、矜持も、捨てる気はない。
刑務官とはただ命令を遂行する職ではない。命を預かり、人格を預かる仕事だ。汚れを落とすだけではない、人間の汚れた部分にも向き合う覚悟が必要だ。
誰かが見ていなくても、誰かが笑っていても、俺は俺の職務を果たす。規律を守り、秩序を築き、そしてなにより“更生”という言葉の重みを、この世界に知らしめてやる。
舎房の窓から、囚人たちが笑いながらこちらを見ていた。
「あれが新入りか?」「真面目すぎて死にそうな顔してんな」
くすくすと笑う声を背に受けながら、俺は黙々と便器を磨き続けた。
これが、俺の“異世界初日”だった。
◆
その後も、配膳、洗濯、報告書の下書き、夜間見回り……名目上は“研修期間”だが、実態は何でも屋。
看守たちは昼間から酒を飲み、囚人と談笑し、ギャンブルに興じている。仕事は押し付け合い。責任はなすりつけ合い。報告書を提出すれば「あとで読んどく」と丸めてゴミ箱行きだ。
ここは──異世界のブラック職場。
俺が知る刑務所とは、まったく別の場所だった。
◆
それでも俺は、あきらめない。
刑務官とは、人を見捨てない職業だ。
囚人とは、社会に戻るべき存在だ。
更生とは、未来を取り戻すことだ。
例えこの世界に常識が通用しないとしても、俺の信念だけは曲げない。
俺が持つべき矜持とは、法を守り、誠実であり、どんな泥にまみれても“正しさ”を忘れないことだ。
だから、俺は動く。見て見ぬふりはしない。
囚人たちの姿を、真正面から見てやる。
この島で、俺は──再び刑務官として生きてやる。
たとえ雑用係からでも、地道に、誠実に、一歩ずつ。
これは俺、真嶋隼人が異世界の監獄で挑む、更生と改革の物語の第一歩だ。
果物ナイフ。南條の歪んだ顔。胸に走った焼けるような痛み。崩れるように意識を手放した、あの瞬間は──今でも鮮明に脳裏に焼きついている。
目を開けると、そこは石造りの高い天井の広間だった。西洋の修道院を思わせる空間に、知らない言語、異様な服装。見知らぬ世界。いや、明らかに異世界だった。
状況を飲み込む前に、俺は“転移者”と呼ばれ、即座に“監獄島ガランツァ”なる辺境の孤島へ配属されることとなった。
◆
監獄島ガランツァ──その名を聞いた瞬間、俺は内心で身構えた。刑務官の経験が染みついた直感が、「まともな場所じゃない」と告げていたからだ。
大陸南端、地図にも載らない孤島。魔力障壁に覆われ、脱獄不可能。かつては砦だった構造がそのまま転用されており、高い外壁と迷宮のような舎房、放棄された塔、そして地下に広がる旧魔法研究区画まで存在しているらしい。
囚人の顔ぶれは多種多様。元勇者、反逆者、詐欺師、密輸業者、そして国家にとって“不都合な存在”まで。
とはいえ、それは“上級収監者”の話だ。
俺が最初に目にしたのは、その辺をウロウロしていた“雑魚囚人”たちだ。
長身のくせに腰が引けた男、囚人服のまま寝転がって空を眺める中年、そして塀の影でこっそり手作りカードゲームに興じていた三人組。
「おい、チート使ってんじゃねえのか?」「お前の“引き運”が異常なんだよ!」
じゃれ合いか本気か判別不能な言い争い。規律も秩序もあったもんじゃない。
一人の老人は、空き缶で即席の占いセットを組み、通行人に「今ならラッキーナンバー付きで未来が見える」と売り込んでいた。
若者のひとりが、俺を見て言った。
「あれが噂の転移者だぜ。ほら、ほら、顔がマジだもん」
「この島じゃマジメなやつほど早く壊れるっての、知らねぇのかよ」
彼らは決して凶悪犯ではない。
けれど、“馴染みすぎている”のだ。監獄という環境に。
矯正されるどころか、ここの空気に甘やかされ、半ば娯楽施設のように日々を送っている。
そんな連中が、至るところでタバコの煙をくゆらせ、無許可で焚き火を囲み、監獄の食材で自炊までしていた。
雑魚だ。
だがこの島においては、こういう者たちが“日常”であり、“基準”なのだ。
そして俺は、その中に突っ込まれた“異物”でしかなかった。
◆
「新人か? じゃあまず、汚物処理場の掃除頼むわ」
初仕事が便所掃除。
声をかけてきたのは、ロト・ギャンベルという上級看守。
その顔には常に疲れと怠惰の色が浮かんでいて、目元は酒のせいか赤黒く腫れていた。腰には鍵束ではなく、酒瓶入りの革袋を下げている。看守の制服も着崩し、ベルトは緩み、靴は泥で汚れていた。
こいつは──腐ってる。
ロトの仕事は、下に命令を出すこと。それだけだ。
書類はすべて「あとで目を通す」と放置。問題が起きれば「知らなかった」で逃げ、手柄になりそうな功績だけは横取りする。
囚人との癒着もひどく、所内のギャンブルに看守が参加している事実を黙認。むしろ自身も賭け金の取りまとめ役として動いている節すらある。
挙句の果てに、俺に手渡した掃除用具は明らかに“廃棄予定”のガラクタだった。バケツの底にはヒビが入り、ブラシの毛はほとんど抜け落ちていた。
「手袋? 贅沢言うなよ。昔は素手でやったもんだ」
冗談めかして笑うその姿が、逆に寒気を呼ぶ。
案内されたのは、舎房棟の裏手にある独立した小屋。ドアを開けた瞬間、鼻をつく刺激臭に思わず顔をしかめた。
床一面には濁った水たまり。便器は魔法式の簡易型だが、長らく清掃されていなかったようで、表面は黒ずみ、汚物と魔力の残滓が凝り固まっている。
換気用の魔石はとうに機能停止し、空気は重く、湿気と悪臭が肌にまとわりつく。
バケツの中には、黄ばんだボロ布と、使い古されたブラシ。消毒用の薬品はどこかにあるはずだと尋ねれば、ロトは「んなもん、舐めときゃ消毒になるだろ」と肩をすくめた。
本気で言っているのか、冗談なのかも分からない。俺は無言でマスク代わりにタオルを巻き、手を動かし始めた。
水を汲んで、床をこすり、便器の縁を磨き、こびりついた汚れを剥がす。途中で咳き込み、目にしみるアンモニアに涙ぐみながらも、手を止めなかった。
こんな扱いを受けても、俺は刑務官だ。
日本で学んだ衛生管理の基本も、矜持も、捨てる気はない。
刑務官とはただ命令を遂行する職ではない。命を預かり、人格を預かる仕事だ。汚れを落とすだけではない、人間の汚れた部分にも向き合う覚悟が必要だ。
誰かが見ていなくても、誰かが笑っていても、俺は俺の職務を果たす。規律を守り、秩序を築き、そしてなにより“更生”という言葉の重みを、この世界に知らしめてやる。
舎房の窓から、囚人たちが笑いながらこちらを見ていた。
「あれが新入りか?」「真面目すぎて死にそうな顔してんな」
くすくすと笑う声を背に受けながら、俺は黙々と便器を磨き続けた。
これが、俺の“異世界初日”だった。
◆
その後も、配膳、洗濯、報告書の下書き、夜間見回り……名目上は“研修期間”だが、実態は何でも屋。
看守たちは昼間から酒を飲み、囚人と談笑し、ギャンブルに興じている。仕事は押し付け合い。責任はなすりつけ合い。報告書を提出すれば「あとで読んどく」と丸めてゴミ箱行きだ。
ここは──異世界のブラック職場。
俺が知る刑務所とは、まったく別の場所だった。
◆
それでも俺は、あきらめない。
刑務官とは、人を見捨てない職業だ。
囚人とは、社会に戻るべき存在だ。
更生とは、未来を取り戻すことだ。
例えこの世界に常識が通用しないとしても、俺の信念だけは曲げない。
俺が持つべき矜持とは、法を守り、誠実であり、どんな泥にまみれても“正しさ”を忘れないことだ。
だから、俺は動く。見て見ぬふりはしない。
囚人たちの姿を、真正面から見てやる。
この島で、俺は──再び刑務官として生きてやる。
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