5 / 30
第五話『安土城の影に眠る宝──自由研究の始まり』
しおりを挟む
夏休みも半分が過ぎたころ、川沿いの風も熱を含んで重たく感じる午後、ケンタは秘密基地のブルーシートの下で膝を抱えていた。トラを胸に抱きながら、じっと考えこんでいる。その目はどこか遠くを見ていた。
「なあ、アラタ、ハルト……俺な、自由研究のテーマ、決めたわ」
ケンタは少し照れくさそうに、でもどこか誇らしげに言った。
「俺、『安土城と信長』にしようと思うんや」
「おお! なんかカッコええやん!」
アラタは目を輝かせ、思わず身を乗り出す。歴史はあまり得意じゃないけど、信長という名前には子どもの心をくすぐる冒険の匂いがあった。
「安土城って、近江八幡からすぐのとこやろ? あの山の上にあったんやな」
「そうそう。信長が作ったでっかいお城や。今はもう跡しか残ってへんけどな」
ケンタはトラの頭をなでながら、声を少し落として言った。
「親父が生きとったころ、よく車であの辺通ったんや。安土駅の近くから山が見えて……あの辺、なんか特別なにおいがするんや」
ハルトは腕を組んでうなずき、口を開く。
「京都でも信長の名前は有名やけど、城跡まで行ったことはないな……。ええやん、せっかくやし調べに行こうや」
次の日の朝、三人と一匹は町の図書館に集まった。外はジリジリと暑く、照り返しがアスファルトを揺らしている。セミの声が耳にまとわりつくようだったが、館内に入った瞬間、ひんやりとした冷気と紙の匂いに包まれた。
「うわぁ……涼しい……」
アラタは思わず声をもらした。冷房の風と静けさが、まるで別の世界に来たみたいだ。
ケンタは郷土史コーナーに向かい、分厚い本を手に取った。ページをめくると、白黒写真の安土城跡や古い絵図が現れる。古びた紙の手触りとインクの匂いが、時間をさかのぼるような感覚を与えた。
「見てみ、アラタ。昔の安土城、めっちゃ立派やん!」
「うわぁ……天守、でっか! 空に届きそうやん」
三人は肩を寄せ合い、夢中でページをめくった。そこには「織田信長が天下統一を目指し、壮麗な安土城を築くも、本能寺の変のあとに焼失」と書かれている。子どもたちの胸は、見えない歴史の世界に触れたように高鳴った。
図書館を出ると、熱気がまた全身を包んだ。三人は汗をぬぐいながら、近江八幡の郷土資料館へ向かう。館内は静かで、窓から差し込む光が展示物のガラスに反射していた。入道雲が空に高く浮かび、遠くからはヒグラシの声が聞こえる。
「ここが天守のあった場所か……」
ケンタは展示された地図をじっと見つめ、胸の奥がじんわり熱くなる。ハルトは興味深そうに城の模型をのぞき込み、アラタは復元された大きな石垣を触って「うわ、ひんやりしてる!」と声を上げた。
三人と一匹の胸に、夏の自由研究がただの宿題ではなく、冒険の始まりに思えてくる。歴史の影に眠る何かが、静かに彼らの心をくすぐっていた。
図書館の郷土史コーナーは、午後の日差しが窓からやわらかく差し込み、静けさの中に紙の匂いと冷房の風が漂っていた。子どもたちの声はほとんど聞こえず、ページをめくる音だけが小さく響く。
アラタは古い木の棚を順番にのぞきこみ、一番下の段で、ほこりをかぶった茶色い背表紙の本を見つけた。
「……これ、めっちゃ古そうやで」
指先でそっと抜き取ると、長年眠っていた本がかすかにきしむ。表紙には金色の文字で『近江八幡古今記』とある。ページを開くと、紙は黄ばんで少しざらつき、ふわりとインクと古紙の独特な匂いが立ちのぼった。
「うわ……昔の字や。なんか宝探しの地図みたいやな」
ケンタが目を丸くする。ハルトも肩を寄せ、息をひそめた。
「ちょっと待て、ここ……!」
アラタが指差した先には、こんな一文が書かれていた。
――『安土城焼失の折、信長の黄金、いまだ地に眠ると噂あり』
三人は同時に息をのんだ。図書館の静けさの中で、心臓の鼓動だけがドクドクと大きく響く。ケンタはごくりと唾をのむ。
「……なあ、これって……」
「埋蔵金のことちゃうん……?」
声はかすれて小さい。ハルトも思わず本に顔を近づけた。
「ま、まさかほんまにあるんか……? 信長の黄金が……」
次の瞬間、アラタの瞳がぎらりと光る。胸の奥にわくわくが溢れ、抑えきれなかった。
「これ……俺らで探すしかないやろ!!」
声をあげた瞬間、三人は顔を見合わせ、思わず吹き出すように笑った。緊張と興奮が入り混じった笑いだ。胸の中のわくわくはもう止まらない。
自由研究は、ただの宿題から、本物の冒険の序章へと変わったのだった。
夜の秘密基地は、ブルーシート越しの月明かりに淡く照らされていた。昼間の熱気がまだ残り、草の青臭さと湿った土の匂いが鼻をくすぐる。虫の声が遠くから絶え間なく響き、風がそよぐたびにブルーシートがふわりと揺れた。
アラタは膝に古い郷土誌を広げ、指先で紙のざらりとした感触を確かめながらページをめくる。昼間、図書館で見つけた本だ。胸の奥が高鳴るのを抑えられない。
「なあ、これ、絶対に信長の埋蔵金のことやって!」
声はひそめているのに、弾むような興奮が隠しきれない。アラタの目は月明かりに反射してきらきら光っていた。
ケンタはトラを抱きしめ、身を乗り出すようにしてページをのぞき込む。小さな心臓も、わくわくでどきどきしていた。トラはケンタの腕の中で丸くなり、喉を小さく鳴らしている。まるで「ちゃんと聞いてるで」とでも言うみたいだった。
「……ふーん、まあ、そんなもんあるかもしれんな」
壁にもたれて腕を組んだハルトは、わざと冷静を装っていた。だが、暗がりの中でこっそり握った手のひらは汗ばんでいる。胸はどくんどくんと跳ね、頭の中では土に埋まる黄金の輝きがはっきりと浮かんでいた。
「なあ、これ、ほんまに俺らで探すんか?」
ハルトは口ではそう言ったものの、声はどこか震えている。興奮を必死に隠しているのが見え見えだった。
「探すしかないやろ!」
アラタは力強く言い、ケンタも大きくうなずく。トラがタイミングよく「にゃあ」と鳴いた。三人は思わず顔を見合わせ、くすくす笑う。小さな秘密基地の中に、冒険の匂いが満ちていくのを感じた。
ブルーシートの天井を夜風がまた揺らし、月明かりがゆらゆらと差し込む。草の匂い、虫の音、胸の奥のわくわく……。
この小さな秘密基地から始まる夏の大冒険は、もうすぐそこまで来ていた。
その夜、アラタは布団に潜り込んだものの、まったく眠れなかった。頭の中は黄金色の光でいっぱいだ。昼間に図書館で見た郷土誌の文字が、まるで蛍みたいに暗闇でちらちらと浮かんでくる。
――『安土城焼失の折、信長の黄金、いまだ地に眠ると噂あり』
まぶたを閉じると、土の中から金貨がざらざらとあふれ出す幻が見える。思わず布団の中でにやけると、隣で寝ている妹が寝言のように「何わろてんの……」とつぶやいた。
「……俺らで見つけるんや。絶対や」
心の中でつぶやくと、胸の奥がわくわくと熱を帯びる。窓を少し開けた部屋には夜風が流れ込み、汗ばんだ頬をなでていった。外ではヒグラシが遠くで鳴き、夏の夜の匂いが濃く漂っている。
ケンタの家では、薄暗い部屋でケンタが布団にくるまり、目を閉じたり開いたりしていた。母はパート帰りの疲れでぐっすり眠っている。天井の薄い灯りを見つめながら、ケンタは小さくつぶやいた。
「もし宝、見つけたら……母ちゃんに楽させられるかな……」
思わず布団をぎゅっと抱きしめる。胸の奥は期待と不安でどきどきしていた。窓の外からは、遠くで上がった小さな花火の破裂音がぽんと響き、夏休みの夜らしさをいっそう濃くした。
西園寺ハルトは豪邸の広い自室で、ふかふかのベッドに寝転んで天井を見つめていた。クーラーの冷たい風が頬を撫でるが、胸の中は落ち着かず、そわそわと熱い。
「ふん、あいつら、ほんま子どもみたいやな……」
わざと鼻で笑いながらつぶやくが、頭の中では、自分が金の延べ棒を掲げて新聞やテレビに映る妄想が止まらない。心はすでに冒険に踊っていた。
夜が更け、月明かりが町を青白く染めるころ、アラタはとうとう布団を抜け出した。サンダルをつっかけ、ひんやりとした川沿いの小道を歩く。草の間から虫の声が重なり合い、夜風が汗ばんだ首筋を撫でるたびに背筋がぞくりとする。
やがて、秘密基地が月明かりに浮かび上がった。ブルーシートが夜風にふわりと揺れ、影が地面にゆらゆらと踊っている。アラタがそっとのぞくと、トラがダンボールの上で丸くなって目を開け、ゆっくりとしっぽを振った。
「……明日から本番やな、トラ」
アラタが小声でつぶやくと、トラはにゃあと小さく返事をした。月明かりの下の秘密基地には、まだ誰も知らない夏の大冒険の気配が、確かに漂っていた。
「なあ、アラタ、ハルト……俺な、自由研究のテーマ、決めたわ」
ケンタは少し照れくさそうに、でもどこか誇らしげに言った。
「俺、『安土城と信長』にしようと思うんや」
「おお! なんかカッコええやん!」
アラタは目を輝かせ、思わず身を乗り出す。歴史はあまり得意じゃないけど、信長という名前には子どもの心をくすぐる冒険の匂いがあった。
「安土城って、近江八幡からすぐのとこやろ? あの山の上にあったんやな」
「そうそう。信長が作ったでっかいお城や。今はもう跡しか残ってへんけどな」
ケンタはトラの頭をなでながら、声を少し落として言った。
「親父が生きとったころ、よく車であの辺通ったんや。安土駅の近くから山が見えて……あの辺、なんか特別なにおいがするんや」
ハルトは腕を組んでうなずき、口を開く。
「京都でも信長の名前は有名やけど、城跡まで行ったことはないな……。ええやん、せっかくやし調べに行こうや」
次の日の朝、三人と一匹は町の図書館に集まった。外はジリジリと暑く、照り返しがアスファルトを揺らしている。セミの声が耳にまとわりつくようだったが、館内に入った瞬間、ひんやりとした冷気と紙の匂いに包まれた。
「うわぁ……涼しい……」
アラタは思わず声をもらした。冷房の風と静けさが、まるで別の世界に来たみたいだ。
ケンタは郷土史コーナーに向かい、分厚い本を手に取った。ページをめくると、白黒写真の安土城跡や古い絵図が現れる。古びた紙の手触りとインクの匂いが、時間をさかのぼるような感覚を与えた。
「見てみ、アラタ。昔の安土城、めっちゃ立派やん!」
「うわぁ……天守、でっか! 空に届きそうやん」
三人は肩を寄せ合い、夢中でページをめくった。そこには「織田信長が天下統一を目指し、壮麗な安土城を築くも、本能寺の変のあとに焼失」と書かれている。子どもたちの胸は、見えない歴史の世界に触れたように高鳴った。
図書館を出ると、熱気がまた全身を包んだ。三人は汗をぬぐいながら、近江八幡の郷土資料館へ向かう。館内は静かで、窓から差し込む光が展示物のガラスに反射していた。入道雲が空に高く浮かび、遠くからはヒグラシの声が聞こえる。
「ここが天守のあった場所か……」
ケンタは展示された地図をじっと見つめ、胸の奥がじんわり熱くなる。ハルトは興味深そうに城の模型をのぞき込み、アラタは復元された大きな石垣を触って「うわ、ひんやりしてる!」と声を上げた。
三人と一匹の胸に、夏の自由研究がただの宿題ではなく、冒険の始まりに思えてくる。歴史の影に眠る何かが、静かに彼らの心をくすぐっていた。
図書館の郷土史コーナーは、午後の日差しが窓からやわらかく差し込み、静けさの中に紙の匂いと冷房の風が漂っていた。子どもたちの声はほとんど聞こえず、ページをめくる音だけが小さく響く。
アラタは古い木の棚を順番にのぞきこみ、一番下の段で、ほこりをかぶった茶色い背表紙の本を見つけた。
「……これ、めっちゃ古そうやで」
指先でそっと抜き取ると、長年眠っていた本がかすかにきしむ。表紙には金色の文字で『近江八幡古今記』とある。ページを開くと、紙は黄ばんで少しざらつき、ふわりとインクと古紙の独特な匂いが立ちのぼった。
「うわ……昔の字や。なんか宝探しの地図みたいやな」
ケンタが目を丸くする。ハルトも肩を寄せ、息をひそめた。
「ちょっと待て、ここ……!」
アラタが指差した先には、こんな一文が書かれていた。
――『安土城焼失の折、信長の黄金、いまだ地に眠ると噂あり』
三人は同時に息をのんだ。図書館の静けさの中で、心臓の鼓動だけがドクドクと大きく響く。ケンタはごくりと唾をのむ。
「……なあ、これって……」
「埋蔵金のことちゃうん……?」
声はかすれて小さい。ハルトも思わず本に顔を近づけた。
「ま、まさかほんまにあるんか……? 信長の黄金が……」
次の瞬間、アラタの瞳がぎらりと光る。胸の奥にわくわくが溢れ、抑えきれなかった。
「これ……俺らで探すしかないやろ!!」
声をあげた瞬間、三人は顔を見合わせ、思わず吹き出すように笑った。緊張と興奮が入り混じった笑いだ。胸の中のわくわくはもう止まらない。
自由研究は、ただの宿題から、本物の冒険の序章へと変わったのだった。
夜の秘密基地は、ブルーシート越しの月明かりに淡く照らされていた。昼間の熱気がまだ残り、草の青臭さと湿った土の匂いが鼻をくすぐる。虫の声が遠くから絶え間なく響き、風がそよぐたびにブルーシートがふわりと揺れた。
アラタは膝に古い郷土誌を広げ、指先で紙のざらりとした感触を確かめながらページをめくる。昼間、図書館で見つけた本だ。胸の奥が高鳴るのを抑えられない。
「なあ、これ、絶対に信長の埋蔵金のことやって!」
声はひそめているのに、弾むような興奮が隠しきれない。アラタの目は月明かりに反射してきらきら光っていた。
ケンタはトラを抱きしめ、身を乗り出すようにしてページをのぞき込む。小さな心臓も、わくわくでどきどきしていた。トラはケンタの腕の中で丸くなり、喉を小さく鳴らしている。まるで「ちゃんと聞いてるで」とでも言うみたいだった。
「……ふーん、まあ、そんなもんあるかもしれんな」
壁にもたれて腕を組んだハルトは、わざと冷静を装っていた。だが、暗がりの中でこっそり握った手のひらは汗ばんでいる。胸はどくんどくんと跳ね、頭の中では土に埋まる黄金の輝きがはっきりと浮かんでいた。
「なあ、これ、ほんまに俺らで探すんか?」
ハルトは口ではそう言ったものの、声はどこか震えている。興奮を必死に隠しているのが見え見えだった。
「探すしかないやろ!」
アラタは力強く言い、ケンタも大きくうなずく。トラがタイミングよく「にゃあ」と鳴いた。三人は思わず顔を見合わせ、くすくす笑う。小さな秘密基地の中に、冒険の匂いが満ちていくのを感じた。
ブルーシートの天井を夜風がまた揺らし、月明かりがゆらゆらと差し込む。草の匂い、虫の音、胸の奥のわくわく……。
この小さな秘密基地から始まる夏の大冒険は、もうすぐそこまで来ていた。
その夜、アラタは布団に潜り込んだものの、まったく眠れなかった。頭の中は黄金色の光でいっぱいだ。昼間に図書館で見た郷土誌の文字が、まるで蛍みたいに暗闇でちらちらと浮かんでくる。
――『安土城焼失の折、信長の黄金、いまだ地に眠ると噂あり』
まぶたを閉じると、土の中から金貨がざらざらとあふれ出す幻が見える。思わず布団の中でにやけると、隣で寝ている妹が寝言のように「何わろてんの……」とつぶやいた。
「……俺らで見つけるんや。絶対や」
心の中でつぶやくと、胸の奥がわくわくと熱を帯びる。窓を少し開けた部屋には夜風が流れ込み、汗ばんだ頬をなでていった。外ではヒグラシが遠くで鳴き、夏の夜の匂いが濃く漂っている。
ケンタの家では、薄暗い部屋でケンタが布団にくるまり、目を閉じたり開いたりしていた。母はパート帰りの疲れでぐっすり眠っている。天井の薄い灯りを見つめながら、ケンタは小さくつぶやいた。
「もし宝、見つけたら……母ちゃんに楽させられるかな……」
思わず布団をぎゅっと抱きしめる。胸の奥は期待と不安でどきどきしていた。窓の外からは、遠くで上がった小さな花火の破裂音がぽんと響き、夏休みの夜らしさをいっそう濃くした。
西園寺ハルトは豪邸の広い自室で、ふかふかのベッドに寝転んで天井を見つめていた。クーラーの冷たい風が頬を撫でるが、胸の中は落ち着かず、そわそわと熱い。
「ふん、あいつら、ほんま子どもみたいやな……」
わざと鼻で笑いながらつぶやくが、頭の中では、自分が金の延べ棒を掲げて新聞やテレビに映る妄想が止まらない。心はすでに冒険に踊っていた。
夜が更け、月明かりが町を青白く染めるころ、アラタはとうとう布団を抜け出した。サンダルをつっかけ、ひんやりとした川沿いの小道を歩く。草の間から虫の声が重なり合い、夜風が汗ばんだ首筋を撫でるたびに背筋がぞくりとする。
やがて、秘密基地が月明かりに浮かび上がった。ブルーシートが夜風にふわりと揺れ、影が地面にゆらゆらと踊っている。アラタがそっとのぞくと、トラがダンボールの上で丸くなって目を開け、ゆっくりとしっぽを振った。
「……明日から本番やな、トラ」
アラタが小声でつぶやくと、トラはにゃあと小さく返事をした。月明かりの下の秘密基地には、まだ誰も知らない夏の大冒険の気配が、確かに漂っていた。
0
あなたにおすすめの小説
14歳で定年ってマジ!? 世界を変えた少年漫画家、再起のノート
谷川 雅
児童書・童話
この世界、子どもがエリート。
“スーパーチャイルド制度”によって、能力のピークは12歳。
そして14歳で、まさかの《定年》。
6歳の星野幸弘は、将来の夢「世界を笑顔にする漫画家」を目指して全力疾走する。
だけど、定年まで残された時間はわずか8年……!
――そして14歳。夢は叶わぬまま、制度に押し流されるように“退場”を迎える。
だが、そんな幸弘の前に現れたのは、
「まちがえた人間」のノートが集まる、不思議な図書室だった。
これは、間違えたままじゃ終われなかった少年たちの“再スタート”の物語。
描けなかった物語の“つづき”は、きっと君の手の中にある。
運よく生まれ変われたので、今度は思いっきり身体を動かします!
克全
児童書・童話
「第1回きずな児童書大賞」重度の心臓病のため、生まれてからずっと病院のベッドから動けなかった少年が12歳で亡くなりました。両親と両祖父母は毎日のように妾(氏神)に奇跡を願いましたが、叶えてあげられませんでした。神々の定めで、現世では奇跡を起こせなかったのです。ですが、記憶を残したまま転生させる事はできました。ほんの少しだけですが、運動が苦にならない健康な身体と神与スキルをおまけに付けてあげました。(氏神談)
少年騎士
克全
児童書・童話
「第1回きずな児童書大賞参加作」ポーウィス王国という辺境の小国には、12歳になるとダンジョンか魔境で一定の強さになるまで自分を鍛えなければいけないと言う全国民に対する法律があった。周囲の小国群の中で生き残るため、小国を狙う大国から自国を守るために作られた法律、義務だった。領地持ち騎士家の嫡男ハリー・グリフィスも、その義務に従い1人王都にあるダンジョンに向かって村をでた。だが、両親祖父母の計らいで平民の幼馴染2人も一緒に12歳の義務に同行する事になった。将来救国の英雄となるハリーの物語が始まった。
あだ名が247個ある男(実はこれ実話なんですよ25)
tomoharu
児童書・童話
え?こんな話絶対ありえない!作り話でしょと思うような話からあるある話まで幅広い範囲で物語を考えました!ぜひ読んでみてください!数年後には大ヒット間違いなし!!
作品情報【伝説の物語(都道府県問題)】【伝説の話題(あだ名とコミュニケーションアプリ)】【マーライオン】【愛学両道】【やりすぎヒーロー伝説&ドリームストーリー】【トモレオ突破椿】など
・【やりすぎヒーロー伝説&ドリームストーリー】とは、その話はさすがに言いすぎでしょと言われているほぼ実話ストーリーです。
小さい頃から今まで主人公である【紘】はどのような体験をしたのかがわかります。ぜひよんでくださいね!
・【トモレオ突破椿】は、公務員試験合格なおかつ様々な問題を解決させる話です。
頭の悪かった人でも公務員になれることを証明させる話でもあるので、ぜひ読んでみてください!
特別記念として実話を元に作った【呪われし◯◯シリーズ】も公開します!
トランプ男と呼ばれている切札勝が、トランプゲームに例えて次々と問題を解決していく【トランプ男】シリーズも大人気!
人気者になるために、ウソばかりついて周りの人を誘導し、すべて自分のものにしようとするウソヒコをガチヒコが止める【嘘つきは、嘘治の始まり】というホラーサスペンスミステリー小説
未来スコープ ―この学園、裏ありすぎなんですけど!? ―
米田悠由
児童書・童話
「やばっ!これ、やっぱ未来見れるんだ!」
平凡な女子高生・白石藍が偶然手にした謎の道具「未来スコープ」。
それは、未来を“見る”だけでなく、“触れたものの行く末を映す”装置だった。
好奇心旺盛な藍は、未来スコープを通して、学園に潜む都市伝説や不可解な出来事の真相に迫っていく。
旧校舎の謎、転校生・蓮の正体、そして学園の奥深くに潜む秘密。
見えた未来が、藍たちの運命を大きく揺るがしていく。
未来スコープが映し出すのは、甘く切ないだけではない未来。
誰かを信じる気持ち、誰かを疑う勇気、そして真実を暴く覚悟。
藍は「信じるとはどういうことか」を問われていく。
この物語は、好奇心と正義感、友情と疑念の狭間で揺れながら、自分の軸を見つけていく少女の記録です。
感情の揺らぎと、未来への探究心が交錯するSFラブストーリー、シリーズ第3作。
読後、きっと「誰かを信じるとはどういうことか」を考えたくなる一冊です。
【3章】GREATEST BOONS ~幼なじみのほのぼのバディがクリエイトスキルで異世界に偉大なる恩恵をもたらします!~
丹斗大巴
児童書・童話
幼なじみの2人がグレイテストブーンズ(偉大なる恩恵)を生み出しつつ、異世界の7つの秘密を解き明かしながらほのぼの旅をする物語。
異世界に飛ばされて、小学生の年齢まで退行してしまった幼なじみの銀河と美怜。とつじょ不思議な力に目覚め、Greatest Boons(グレイテストブーンズ:偉大なる恩恵)をもたらす新しい生き物たちBoons(ブーンズ)とアイテムを生みだした! 彼らのおかげでサバイバルもトラブルもなんのその! クリエイト系の2人が旅するほのぼの異世界珍道中。
便利な「しおり」機能を使って読み進めることをお勧めします。さらに「お気に入り登録」して頂くと、最新更新のお知らせが届いて便利です! レーティング指定の描写はありませんが、万が一気になる方は、目次※マークをさけてご覧ください。
生まれたばかりですが、早速赤ちゃんセラピー?始めます!
mabu
児童書・童話
超ラッキーな環境での転生と思っていたのにママさんの体調が危ないんじゃぁないの?
ママさんが大好きそうなパパさんを闇落ちさせない様に赤ちゃんセラピーで頑張ります。
力を使って魔力を増やして大きくなったらチートになる!
ちょっと赤ちゃん系に挑戦してみたくてチャレンジしてみました。
読みにくいかもしれませんが宜しくお願いします。
誤字や意味がわからない時は皆様の感性で受け捉えてもらえると助かります。
流れでどうなるかは未定なので一応R15にしております。
現在投稿中の作品と共に地道にマイペースで進めていきますので宜しくお願いします🙇
此方でも感想やご指摘等への返答は致しませんので宜しくお願いします。
四尾がつむぐえにし、そこかしこ
月芝
児童書・童話
その日、小学校に激震が走った。
憧れのキラキラ王子さまが転校する。
女子たちの嘆きはひとしお。
彼に淡い想いを抱いていたユイもまた動揺を隠せない。
だからとてどうこうする勇気もない。
うつむき複雑な気持ちを抱えたままの帰り道。
家の近所に見覚えのない小路を見つけたユイは、少し寄り道してみることにする。
まさかそんな小さな冒険が、あんなに大ごとになるなんて……。
ひょんなことから石の祠に祀られた三尾の稲荷にコンコン見込まれて、
三つのお仕事を手伝うことになったユイ。
達成すれば、なんと一つだけ何でも願い事を叶えてくれるという。
もしかしたら、もしかしちゃうかも?
そこかしこにて泡沫のごとくあらわれては消えてゆく、えにしたち。
結んで、切って、ほどいて、繋いで、笑って、泣いて。
いろんな不思議を知り、数多のえにしを目にし、触れた先にて、
はたしてユイは何を求め願うのか。
少女のちょっと不思議な冒険譚。
ここに開幕。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる