Maria

エターナル★

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起きる

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さて、
それからしばらくして
マリアは驚きの回復力を見せ、
腰の刺傷はもうただの跡となっていた。

ア「お腰の傷、気になりますか?」
マ「え?」

アフロディーテは
マリアを気遣うように優しく聞いた。
それに対しマリアは
何ともないような
余裕の笑みで答えた。

マ「別に♪
  もう黒い跡があるだけで、
  何ともないわ♪」

それを聞くと、
アフロディーテは安心したように
ホッと息を漏らすと
仕事の顔に戻りマリアに言った。

ア「キリスト様がお呼びです。
  どうやら新しい麻薬売買組織のボスに
  会いに行くようです。」
マ「麻薬?何でまた私が……」
ア「キリスト様は
  仕事の時でもどんな時でも
  貴方様といたいほど、
  貴方様の事を愛して下さっているのですよ」

アフロディーテは
相変わらず下着姿であるが、
それと同時にマリアに忠実な所も
相変わらずであった。
マリアは嬉しそうに
アフロディーテに言った。

マ「じゃ、着替えようかしら?」

部屋の黒ソファーから起き上がり、
マリアは風呂に入った。

現在時刻、PM1時。
昨夜も男遊びに呆けていたマリアは
今回は流石に疲れたと見えて、
起きるのが遅くなった。
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