136 / 152
2章 誘拐・融解事件
79話 クライマックスは見逃せない
しおりを挟む
和葉はローブのフードに刺繍されている模様について尋ねた。やはり、ペルーナ教会の紋章だという。本に朱印で紋章がスタンプされていれば当然教会所有のものだとも確認を取った。
「そうだね。それがどうしたの?」
「霜の魔神、ヨートゥンを知っているだろうか?」
「あぁ、あの禁忌召喚神の? 何で聞いて……」
カルロスがカッと目を見開く。
「ちょっと待って! まさか、それが目的だったりしないよね?!」
夢の話だから証拠として採用するには難しいと前置きして、彼らが研究している場所と持ち出された神晶石の在り処を伝える。教会の人間がシャラリアに帰る時の中継地点の別荘であることを伝えると、カルロスはもう呆れて首を振るだけになってしまった。
「苦労が絶えないな」
「あはは……『なってない大人』がいると若者は苦労するって、カズハさんが言ってくれただろう? もう慣れてるよ」
「苦労性だ。将来、君が禿げないか心配だ」
「それで具体的な手伝いとは言ってはいるが、何を手伝ってくれるんだ?」
ケイが訊ねた。
「今、地下水路の『共有要地』の権限は審問調査官が握ってるの、通達来てなかった?」
「そういえばそうだったな」ケイが言った。
「リーダーが何を言おうとも僕は審問調査官だからね。権限がないなんて言わせない。君達に地下水路の通行権限を解放するんだ。ちょっと、ゾンビが面倒だけど、アンデット討伐なら僕達教会の十八番芸さ。任せてよ」
にっこりとカルロスが笑う。
今までずっと神妙な顔だったから心配だったが、カラアゲを食べに来ている時のような、素の彼に戻っているのだろう。
「確実に摘発へ至ると思うが、大丈夫なのか?」
「もちろん。僕自身は準備してきたから、それは大丈夫さ」
あぁでも、とカルロスは和葉を見上げる。
「カズハさん、ちょっとお願いがあるんだけど……僕に何かあった時は、僕の弁護人として証人喚問に応じてくれる?」
「応じよう。マルセイ達の弁護は処刑されることになってもやらないが、君の弁護はしないと私が首を吊って死にたくなる」
ふふふ、とカルロスが肩を震わせて笑う。
「頼りになるなぁ」
「それは、こちらの台詞だ。君にはこの事件の間、ずっと助けられてきた。改めて礼を言いたい。最後まで手を貸してくれて、ありがとう」
カルロスは少々呆けた後、気恥ずかしそうに頬を赤らめながらふわりと微笑んだ。
■□■□■
鍵を持ってきたアシュレイから鍵を受け取った。正装に着替えていて、普段の彼とは見違えるように別人だ。
カルロスがいることに驚いていたが、地下水路の解放権限を和葉達……正確には、軍人を除いた一般人にのみ開放してくれると約束した。リーダーが一応、軍人を規制しているから、それに則ってカルロスは和葉達をご指名してくれたのだ。
ダニエルは軍人ではなくアシュレイ直属の『ナハト』だから一般人枠として入れるように許可をくれることになった。
「聞くが、本気で摘発を?」
「もちろん。何のための審問調査官だと思ってるの? それに、ここまでマルセイ達が馬鹿やってたら帝国との関係に響くでしょ。だから、『フリ』は必要なんだ」
カルロスが「まぁ」と続ける。
「帝国もちょっと面倒になると思うけど……今回の事件はさすがにシャラリアも黙っていられないからね。『アレ』の使用すると思う。徹底的にやらないとシャラリアとしては示しがつかないだろうからね」
「……そうか」
二人の言葉のやりとりはここで終了。アシュレイがサビータに送り出された。
どこかと聞いたら、まさかの『テテ・ルカン』の裏口だ。無許可ではなく、訪問販売に関連した交渉をした時に、裏口なら使用していいと許可をもらったそうだ。
つまり、軍人がみんなテテ・ルカンのお店の裏口からぞろぞろと出て行って、その後アシュレイも出て行く……想像するだけでも面白い光景だ。
「それじゃ、行ってくるよサビータさん。僕の退学処理お願いね」
「えぇ、分かったわ。でも私も、行くわ」
「「えっ」」
ケイとカルロスが声を揃えた。
「だって、ここまで学生達も見てきたのよ? 最後だけお預けなんて、ズルいでしょ?」
「確かに。クライマックスこそ見れなかったらつまらない」
「私は正面だけど、地下水路はお願いね」
「あっ、間に合ってよかった!」
そう言って、リーセルが会議室に入って来た。
「これ、カズハさんに頼まれてたミサンガです」
渡されたのは緑が基盤の、ストライプ模様のミサンガだ。
「作れたんですね」
「はい。効果もばっちりですよ! 職員の皆さんに試してもらって、お墨付きをもっています!」
ふんす、と自信に満ち溢れたリーセルの表情だ。和葉が『フォルンゲルグ』に召喚されてから見てきた明るい表情に、とても近い。
(やっぱり、リーセルが糸で編んだ魔道具って効果がおかしいと思うんだよな……)
「これ、売り出してみないか?」
「こういうの使う人って、囚人ぐらいじゃないですか?」
「言っていなかったけど、本当はジュリエさんに使ってもらう予定だったんだ。彼女なら泣いて喜ぶだろう」
「そ、そんなにですか?」
「あぁ。彼女も、スキルでは苦労してきたみたいだから」
リーセルに礼を言って、和葉達もドアを潜り抜ける。そして、サビータも。
行ってきますとリーセルやシーラ、冒険者ギルドに残るメンバーに手を振って和葉達は地下通路へ向かった。
「そうだね。それがどうしたの?」
「霜の魔神、ヨートゥンを知っているだろうか?」
「あぁ、あの禁忌召喚神の? 何で聞いて……」
カルロスがカッと目を見開く。
「ちょっと待って! まさか、それが目的だったりしないよね?!」
夢の話だから証拠として採用するには難しいと前置きして、彼らが研究している場所と持ち出された神晶石の在り処を伝える。教会の人間がシャラリアに帰る時の中継地点の別荘であることを伝えると、カルロスはもう呆れて首を振るだけになってしまった。
「苦労が絶えないな」
「あはは……『なってない大人』がいると若者は苦労するって、カズハさんが言ってくれただろう? もう慣れてるよ」
「苦労性だ。将来、君が禿げないか心配だ」
「それで具体的な手伝いとは言ってはいるが、何を手伝ってくれるんだ?」
ケイが訊ねた。
「今、地下水路の『共有要地』の権限は審問調査官が握ってるの、通達来てなかった?」
「そういえばそうだったな」ケイが言った。
「リーダーが何を言おうとも僕は審問調査官だからね。権限がないなんて言わせない。君達に地下水路の通行権限を解放するんだ。ちょっと、ゾンビが面倒だけど、アンデット討伐なら僕達教会の十八番芸さ。任せてよ」
にっこりとカルロスが笑う。
今までずっと神妙な顔だったから心配だったが、カラアゲを食べに来ている時のような、素の彼に戻っているのだろう。
「確実に摘発へ至ると思うが、大丈夫なのか?」
「もちろん。僕自身は準備してきたから、それは大丈夫さ」
あぁでも、とカルロスは和葉を見上げる。
「カズハさん、ちょっとお願いがあるんだけど……僕に何かあった時は、僕の弁護人として証人喚問に応じてくれる?」
「応じよう。マルセイ達の弁護は処刑されることになってもやらないが、君の弁護はしないと私が首を吊って死にたくなる」
ふふふ、とカルロスが肩を震わせて笑う。
「頼りになるなぁ」
「それは、こちらの台詞だ。君にはこの事件の間、ずっと助けられてきた。改めて礼を言いたい。最後まで手を貸してくれて、ありがとう」
カルロスは少々呆けた後、気恥ずかしそうに頬を赤らめながらふわりと微笑んだ。
■□■□■
鍵を持ってきたアシュレイから鍵を受け取った。正装に着替えていて、普段の彼とは見違えるように別人だ。
カルロスがいることに驚いていたが、地下水路の解放権限を和葉達……正確には、軍人を除いた一般人にのみ開放してくれると約束した。リーダーが一応、軍人を規制しているから、それに則ってカルロスは和葉達をご指名してくれたのだ。
ダニエルは軍人ではなくアシュレイ直属の『ナハト』だから一般人枠として入れるように許可をくれることになった。
「聞くが、本気で摘発を?」
「もちろん。何のための審問調査官だと思ってるの? それに、ここまでマルセイ達が馬鹿やってたら帝国との関係に響くでしょ。だから、『フリ』は必要なんだ」
カルロスが「まぁ」と続ける。
「帝国もちょっと面倒になると思うけど……今回の事件はさすがにシャラリアも黙っていられないからね。『アレ』の使用すると思う。徹底的にやらないとシャラリアとしては示しがつかないだろうからね」
「……そうか」
二人の言葉のやりとりはここで終了。アシュレイがサビータに送り出された。
どこかと聞いたら、まさかの『テテ・ルカン』の裏口だ。無許可ではなく、訪問販売に関連した交渉をした時に、裏口なら使用していいと許可をもらったそうだ。
つまり、軍人がみんなテテ・ルカンのお店の裏口からぞろぞろと出て行って、その後アシュレイも出て行く……想像するだけでも面白い光景だ。
「それじゃ、行ってくるよサビータさん。僕の退学処理お願いね」
「えぇ、分かったわ。でも私も、行くわ」
「「えっ」」
ケイとカルロスが声を揃えた。
「だって、ここまで学生達も見てきたのよ? 最後だけお預けなんて、ズルいでしょ?」
「確かに。クライマックスこそ見れなかったらつまらない」
「私は正面だけど、地下水路はお願いね」
「あっ、間に合ってよかった!」
そう言って、リーセルが会議室に入って来た。
「これ、カズハさんに頼まれてたミサンガです」
渡されたのは緑が基盤の、ストライプ模様のミサンガだ。
「作れたんですね」
「はい。効果もばっちりですよ! 職員の皆さんに試してもらって、お墨付きをもっています!」
ふんす、と自信に満ち溢れたリーセルの表情だ。和葉が『フォルンゲルグ』に召喚されてから見てきた明るい表情に、とても近い。
(やっぱり、リーセルが糸で編んだ魔道具って効果がおかしいと思うんだよな……)
「これ、売り出してみないか?」
「こういうの使う人って、囚人ぐらいじゃないですか?」
「言っていなかったけど、本当はジュリエさんに使ってもらう予定だったんだ。彼女なら泣いて喜ぶだろう」
「そ、そんなにですか?」
「あぁ。彼女も、スキルでは苦労してきたみたいだから」
リーセルに礼を言って、和葉達もドアを潜り抜ける。そして、サビータも。
行ってきますとリーセルやシーラ、冒険者ギルドに残るメンバーに手を振って和葉達は地下通路へ向かった。
0
あなたにおすすめの小説
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる