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壊れた日常

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私の胸にあった紋様は、奴隷商がつけたものらしい。
だかど、カイエンは特別性と言っていた。

僕の気を送ることで血のつながりのある姉さんは、僕だけに発情するんだ。
でも、いずれ奴隷紋は消すつもりだよ。
姉さんから求めて貰えるように僕頑張るね。





昨日、処女を散らした。
実の弟に奪われ、中に精を吐き出された。何度も何度も気をしなっても犯された。
隣でスヤスヤと寝ている天使の顔をした弟は悪魔だった。
いっそ、この手で....

「姉さん...起きてたんだ。」

目が覚めたカイエンは私を抱き寄せ額にキスをした。
全てお見通しかのような目で私見つめてくる。

「今日、あの女が来るよ...姉さんの様子を見るって聞かなくてさ。」

良かった。
これで助けてもらえる!

「...嬉しいの?そんなにあの女に会えるのが嬉しい?」

ひどく冷たい声に体が震える。

「え、えぇ久しぶりだもの...」

「ふーんそっか。そうだよね!...姉さんのドレスと下着は僕が持ってくるからお風呂に行っておいで。」







風呂場の鏡で自分の姿にぎょっとした。
至る所に散りばめられてる跡。

「はぁ...。」

私は一生このままなだろうか。


お風呂から上がると部屋にはドレスを持ったカイエンが椅子に座っていた。

「姉さん!!」

この子は私を見るたびに嬉しそうに笑う。
昨日のことを思い出してしまいぎゅっと身につけていたバスタオルを握りしめる。

「着替えは私1人でできるわ...。」

カイエンの顔色をうかがいながら聞く。

「...ううん!僕も手伝うよ!!」

「で、でも」

ッ!!!

「や、やっぱりお願いするわ!」

慌てて言い直しても無駄だった。
腕を引っ張られると同時にバスタオルが落ちる。
椅子に座るカイエンの前に全裸を晒してしまう。

「ご、ごめんなさッ...やぁっ」

カイエンは私が逃げないように腰を掴み、胸を甘噛みする。
その痛みを和らげるかのように今度は優しく口の中で舐め回す。

「んっ...はぁ、カイエン許してッ!あっ♡」

「姉さん、もうこんなに濡らして...指がすんなり入っちゃったよ?」

ぐじゅぬちゅ

「あっあっんん、やめッだめぇええ♡」

立っていられず膝から崩れ落ちるところをカイエンは無理矢理立たせた。

「姉さん見てよ、僕のここ。」

手を掴み膨れ上がったソレをズボンの上から触らせる。
強く掴まれ手を退けることができない。

「欲しがっても今はダメ、あの女が待ってるからね。帰ったら沢山あげるから今はこれで我慢してね?」

そういいカイエンはピンクの小さい楕円形の物を見せた。

不思議そうな顔を見せるとふふっと笑い下着にそれをつけた。
転生前のエロゲで見たやつだと分かり混乱する。
どうしよう、こんなのつけられてオリビアの前にいくの!?









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