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エンディングを迎えた後
中学生からやり直し?
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あれから目を覚ますと、死ぬ前の私の部屋のベットに寝ていました。
黒いセーラー服を着た私は、中学生の様です。
髪や目は黒に戻り、顔立ちはリリアーヌを純日本風に薄くした感じがするけど、元々この顔だったと思い出す。
長いポニーテールも懐かしい気がする。
ベッドから下りて、最初に向かったのは花菜の部屋でした。
赤やピンクを基調とした部屋には誰も居ないけど、花菜が襲われる前に戻してくれると言っていた事を思い出してリビングに駆け下りる。
すると私のワンピースを着た花菜がソファで寝ていました。
近くに膝を付いて花菜が息をしている事を確認して、ちょっと体の力が抜けた気がする。
「そこは王子様のキス待ちだから」
目を閉じたまま、花菜の口だけが動いた。
「それは私が王子様なの?それとも男の人を連れてくるべき?」
「いやいや!百合姫のキスで目覚めたいなぁ~って」
「花菜姫は王子のキスを所望なんですわね。その辺のオッサン捕まえて来る」
「うわぁ~っ!ごめんなさい!調子に乗りました!目を開けるタイミングを失っただけだから!!」
ガバッと勢い良く起き上がった花菜は、自分の格好を見て苦笑いする。
「冷静に考えなくても、百合ちゃんの服来てるのってヤバイ奴だね。自分で自分に引くわ」
顔の作りは似ているけど、どこかマルガリータの面影が残っている気がする。
急いで自分の服に着替えた花菜と私を息を切らして帰って来た両親に抱き締められた。
父はクロフォード、母はアスラン公爵だったそうです。
母いわく「カス野郎の性別を変えるには、もう1人変えないと世界のバランスが崩れるって言われたから、私を百合の父親にして欲しいって、お願いしたのよ。開き直って男性として楽しんだけどね」だそうです。
ダリアンお母様じゃなかった。
そして次の日、学校に花菜と一緒に行くと、確かに攻略対象者の姿を確認できました。
隣の家の幼なじみにアメリアだった椿がいた。
アメリアはジャスパーの妹だったそうです。
その弟がエドだった幸人、そして父親がランスロット様だった颯さんだった。
3人は事件の後、世間から袋叩きにあいジャスパーを殺して自殺を決意するまでに追い込まれていたそうです。
そして同級生にモーガンとゼロが居て、私に花菜に振られたとイチャモンを付けていた男子生徒の親友だったのがセシル様で、その男子生徒の兄がデズモンド先生でした。
彼等はゲームの世界を忘れていたのでスルーした。
でもラフレアは私を覚えていて、真っ先に謝ってきた。
彼女の名前は清香。
今では私の友達です。
思い込みが激しく、猪突猛進の性格が災いし友達が居なかった清香にまとわりつかれています。
でもオースティンだけが見付けられませんでした。
学校や家の周りにオースティンが居ない。
なのに彼は、百合としての私を知っていた。
学年が変わり塾に通い、周りを見てもオースティンに出会えず、高校生になっていました。
黒いセーラー服を着た私は、中学生の様です。
髪や目は黒に戻り、顔立ちはリリアーヌを純日本風に薄くした感じがするけど、元々この顔だったと思い出す。
長いポニーテールも懐かしい気がする。
ベッドから下りて、最初に向かったのは花菜の部屋でした。
赤やピンクを基調とした部屋には誰も居ないけど、花菜が襲われる前に戻してくれると言っていた事を思い出してリビングに駆け下りる。
すると私のワンピースを着た花菜がソファで寝ていました。
近くに膝を付いて花菜が息をしている事を確認して、ちょっと体の力が抜けた気がする。
「そこは王子様のキス待ちだから」
目を閉じたまま、花菜の口だけが動いた。
「それは私が王子様なの?それとも男の人を連れてくるべき?」
「いやいや!百合姫のキスで目覚めたいなぁ~って」
「花菜姫は王子のキスを所望なんですわね。その辺のオッサン捕まえて来る」
「うわぁ~っ!ごめんなさい!調子に乗りました!目を開けるタイミングを失っただけだから!!」
ガバッと勢い良く起き上がった花菜は、自分の格好を見て苦笑いする。
「冷静に考えなくても、百合ちゃんの服来てるのってヤバイ奴だね。自分で自分に引くわ」
顔の作りは似ているけど、どこかマルガリータの面影が残っている気がする。
急いで自分の服に着替えた花菜と私を息を切らして帰って来た両親に抱き締められた。
父はクロフォード、母はアスラン公爵だったそうです。
母いわく「カス野郎の性別を変えるには、もう1人変えないと世界のバランスが崩れるって言われたから、私を百合の父親にして欲しいって、お願いしたのよ。開き直って男性として楽しんだけどね」だそうです。
ダリアンお母様じゃなかった。
そして次の日、学校に花菜と一緒に行くと、確かに攻略対象者の姿を確認できました。
隣の家の幼なじみにアメリアだった椿がいた。
アメリアはジャスパーの妹だったそうです。
その弟がエドだった幸人、そして父親がランスロット様だった颯さんだった。
3人は事件の後、世間から袋叩きにあいジャスパーを殺して自殺を決意するまでに追い込まれていたそうです。
そして同級生にモーガンとゼロが居て、私に花菜に振られたとイチャモンを付けていた男子生徒の親友だったのがセシル様で、その男子生徒の兄がデズモンド先生でした。
彼等はゲームの世界を忘れていたのでスルーした。
でもラフレアは私を覚えていて、真っ先に謝ってきた。
彼女の名前は清香。
今では私の友達です。
思い込みが激しく、猪突猛進の性格が災いし友達が居なかった清香にまとわりつかれています。
でもオースティンだけが見付けられませんでした。
学校や家の周りにオースティンが居ない。
なのに彼は、百合としての私を知っていた。
学年が変わり塾に通い、周りを見てもオースティンに出会えず、高校生になっていました。
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