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からかさの恋
からかさの恋 四
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「で、この話をからかさに聞かれたくないっていうのは?」
「お絹という付喪神の魂が抜かれたのが、70年以上前になります。そんな期間、本体を持たない魂が自我を持っていることは考えにくい」
「つまり?」
猩々さんが言い淀む。
やがて意を決したように顔を上げた。
「……もう、融合されている可能性が極めて高いから、です」
「そんな……」
「やっぱり、か」
予想はしていた。彼がここまで深刻に、しかも言葉が出ない状況はかなり珍しい。
だが、実際にそう聞いてしまうと、やはり心にくるものがある。
「ですが」
「ん?」
「元の身体である反物や、その周りの環境への思い入れが強ければ、あるいは」
つまり。
付喪神の身体と魂の関係は、人間より脆いが、再生が可能、ということだ。
……まじで?
「そんなことあり得るのか……?」
「あやかしっていうのは、例外はありますが、基本的に不死ですから。しかも付喪神の魂というのは、身体が消失しない限り、無くなることはありません。それに、恐らくはまだ、魂は集まっていない」
「なんでそんなこと分かるの?」
「所長です」
「……俺?」
「そうです」
猩々さんは、俺を見ながらうんうんと頷いている。
「所長の呪印はまだ生きている。その呪印はさっきも言ったように、所長が自然に放出するはずの霊気を封じ込め、濃度を上げて、それを餌にあやかしを呼ぶものです。呪印というのは目的が達成された場合は効力を失うので……」
なるほどね。
つまり、俺の呪印が残っているうちは、まだ魂を集めている、融魂が終わっていないってことになるのか。
なんか意外なところから意外な展開になってきた。っていうかややこしいなおい。
「んじゃあ、早速そのあやかし使いってやつの居場所を突き止めようか」
「だねー、うまく行ったら色々解決しそうだね!」
「そううまくは行かないんですよねぇ……」
えぇ……これ以上ややこしいのは困るんだけど……。
「い、いや! ですが、融魂を行なっている場所の候補はいくつかあります! あの手の儀式が出来る場所は限られてますからね!」
「お、おう」
急にギア上げてきたな。大丈夫かなこの人、情緒とか。
もう長く生きてるからなぁ……。
「で、そのうち一番近いところにとりあえず行ってみようかと! みようかと!」
「わかった、分かりましたから。……んで、どこなんですかそれ」
言ってもここは東京である。都内、とはいえない市街地ではあるが。
そんなおどろおどろしい儀式にふさわしい場所なんて、そうそうないんじゃないかしら。
などと考えていたが、猩々さんの口から出たのは意外な場所だった。
「所長が若い頃、よく遊んでいたって仰ってたあそこ。私が所長に拾っていただいた場所、……奥多摩です」
――――
やれやれ、今度は奥多摩までドライブか。まあ、いい季節だけどね。
ただ、問題はアレよ。
俺の隣が、キレたら怖いポニテ美少女、ではなく、やたら毛深い狸みたいなおっさんってところよ。
彼女は例によって、元の姿で俺の懐に収まっている。やだなあ。
「いやー、いい天気で良かったですねえ! “おおぷん”日和じゃないですか、なっはっは」
「そうですねえ……」
「奥多摩湖からは少し歩きますけどね、まぁこの陽気なら大して汗もかかないでしょうしね!」
「そうですねえ……」
あーもーやる気出ねえなー。
このロードスター、二人乗りなので、小さくなれる小梅はどうしても割りを食いやすいのだ。
「あ、そういえば、ヤンスとお絹さんは連れて来てます?」
「ええ、ヤンスのたっての希望で、反物と一緒にトランクに」
ヤンスというのは、もちろんからかさのことである。
「魂抜けてても匂いが辛抱たまらんと言ってましたよ」
「匂いフェチかよ……。時に猩々さん」
「なんです?」
「なんかこう、この仕事始めてから、俺の持ってたあやかしのイメージが、どんどんしょぼくなっていくんですよね……」
そう漏らすと、猩々さんはからからと笑いながら答えた。
「ま、メンタル的には人間とそう大差ないですからね。ただ長生きしてる分、妙に悟ってるやつとか、変に拗らせてるやつが多かったりはしますが」
「あぁ、確かに」
「それにお付き合い出来る所長やおばあさまも大概ですが」
「……まぁ、確かに」
「ただ、今回の件のような厄介な相手もいたりします。人間のように組織で動いたりはしない分、フリーダムでアナーキーな連中が結構いるんですよねー」
「……刃傷沙汰は避けたいんだけどなぁ」
「私もです。平和なのが一番ですよねぇ。……でも、やらないといけない時はありますから」
千年以上生きてる猩々さんに言われると重みがあるな。
ちょっと覚悟しておくか。
事務所を出て二時間。
俺たちは、奥多摩湖に到着した。
昭和三十年代に、小河内村を潰して作られた、小河内ダムに堰き止められた人造湖である。
駐車場は大きく二つ。片方はダムの裏手に、もう片方は隣接した史料館のものだ。
ダムの方に車を停め、トランクからヤンスとお絹さんを下す。辺りに人影はないが、念のためヤンスは傘のままである。
懐から小梅を出すと、彼女は大きく伸びをした後、俺の腕にピッタリとくっついてきた。いちいち可愛いのよこの子。
今日は動きやすく、Tシャツの上に俺のお下がりの青いパーカーを着ている。黒いレギンスを履いた脚は細いが、よく締まっていて弱々しさはない。実際彼女の運動能力はちょっとすごい。
「さて、ここからは歩きです。少し起伏があるので、頑張っていきましょう!」
猩々さんがそう言っててくてくと歩き始めた。彼はいつもスーツ姿だが、汚れたところを見たことがない。
それもまたあやかしパゥワーなのだろうか、などとぼんやりと考えつつ、俺と小梅は彼の後を追って、道から逸れた山に入っていった。
「お絹という付喪神の魂が抜かれたのが、70年以上前になります。そんな期間、本体を持たない魂が自我を持っていることは考えにくい」
「つまり?」
猩々さんが言い淀む。
やがて意を決したように顔を上げた。
「……もう、融合されている可能性が極めて高いから、です」
「そんな……」
「やっぱり、か」
予想はしていた。彼がここまで深刻に、しかも言葉が出ない状況はかなり珍しい。
だが、実際にそう聞いてしまうと、やはり心にくるものがある。
「ですが」
「ん?」
「元の身体である反物や、その周りの環境への思い入れが強ければ、あるいは」
つまり。
付喪神の身体と魂の関係は、人間より脆いが、再生が可能、ということだ。
……まじで?
「そんなことあり得るのか……?」
「あやかしっていうのは、例外はありますが、基本的に不死ですから。しかも付喪神の魂というのは、身体が消失しない限り、無くなることはありません。それに、恐らくはまだ、魂は集まっていない」
「なんでそんなこと分かるの?」
「所長です」
「……俺?」
「そうです」
猩々さんは、俺を見ながらうんうんと頷いている。
「所長の呪印はまだ生きている。その呪印はさっきも言ったように、所長が自然に放出するはずの霊気を封じ込め、濃度を上げて、それを餌にあやかしを呼ぶものです。呪印というのは目的が達成された場合は効力を失うので……」
なるほどね。
つまり、俺の呪印が残っているうちは、まだ魂を集めている、融魂が終わっていないってことになるのか。
なんか意外なところから意外な展開になってきた。っていうかややこしいなおい。
「んじゃあ、早速そのあやかし使いってやつの居場所を突き止めようか」
「だねー、うまく行ったら色々解決しそうだね!」
「そううまくは行かないんですよねぇ……」
えぇ……これ以上ややこしいのは困るんだけど……。
「い、いや! ですが、融魂を行なっている場所の候補はいくつかあります! あの手の儀式が出来る場所は限られてますからね!」
「お、おう」
急にギア上げてきたな。大丈夫かなこの人、情緒とか。
もう長く生きてるからなぁ……。
「で、そのうち一番近いところにとりあえず行ってみようかと! みようかと!」
「わかった、分かりましたから。……んで、どこなんですかそれ」
言ってもここは東京である。都内、とはいえない市街地ではあるが。
そんなおどろおどろしい儀式にふさわしい場所なんて、そうそうないんじゃないかしら。
などと考えていたが、猩々さんの口から出たのは意外な場所だった。
「所長が若い頃、よく遊んでいたって仰ってたあそこ。私が所長に拾っていただいた場所、……奥多摩です」
――――
やれやれ、今度は奥多摩までドライブか。まあ、いい季節だけどね。
ただ、問題はアレよ。
俺の隣が、キレたら怖いポニテ美少女、ではなく、やたら毛深い狸みたいなおっさんってところよ。
彼女は例によって、元の姿で俺の懐に収まっている。やだなあ。
「いやー、いい天気で良かったですねえ! “おおぷん”日和じゃないですか、なっはっは」
「そうですねえ……」
「奥多摩湖からは少し歩きますけどね、まぁこの陽気なら大して汗もかかないでしょうしね!」
「そうですねえ……」
あーもーやる気出ねえなー。
このロードスター、二人乗りなので、小さくなれる小梅はどうしても割りを食いやすいのだ。
「あ、そういえば、ヤンスとお絹さんは連れて来てます?」
「ええ、ヤンスのたっての希望で、反物と一緒にトランクに」
ヤンスというのは、もちろんからかさのことである。
「魂抜けてても匂いが辛抱たまらんと言ってましたよ」
「匂いフェチかよ……。時に猩々さん」
「なんです?」
「なんかこう、この仕事始めてから、俺の持ってたあやかしのイメージが、どんどんしょぼくなっていくんですよね……」
そう漏らすと、猩々さんはからからと笑いながら答えた。
「ま、メンタル的には人間とそう大差ないですからね。ただ長生きしてる分、妙に悟ってるやつとか、変に拗らせてるやつが多かったりはしますが」
「あぁ、確かに」
「それにお付き合い出来る所長やおばあさまも大概ですが」
「……まぁ、確かに」
「ただ、今回の件のような厄介な相手もいたりします。人間のように組織で動いたりはしない分、フリーダムでアナーキーな連中が結構いるんですよねー」
「……刃傷沙汰は避けたいんだけどなぁ」
「私もです。平和なのが一番ですよねぇ。……でも、やらないといけない時はありますから」
千年以上生きてる猩々さんに言われると重みがあるな。
ちょっと覚悟しておくか。
事務所を出て二時間。
俺たちは、奥多摩湖に到着した。
昭和三十年代に、小河内村を潰して作られた、小河内ダムに堰き止められた人造湖である。
駐車場は大きく二つ。片方はダムの裏手に、もう片方は隣接した史料館のものだ。
ダムの方に車を停め、トランクからヤンスとお絹さんを下す。辺りに人影はないが、念のためヤンスは傘のままである。
懐から小梅を出すと、彼女は大きく伸びをした後、俺の腕にピッタリとくっついてきた。いちいち可愛いのよこの子。
今日は動きやすく、Tシャツの上に俺のお下がりの青いパーカーを着ている。黒いレギンスを履いた脚は細いが、よく締まっていて弱々しさはない。実際彼女の運動能力はちょっとすごい。
「さて、ここからは歩きです。少し起伏があるので、頑張っていきましょう!」
猩々さんがそう言っててくてくと歩き始めた。彼はいつもスーツ姿だが、汚れたところを見たことがない。
それもまたあやかしパゥワーなのだろうか、などとぼんやりと考えつつ、俺と小梅は彼の後を追って、道から逸れた山に入っていった。
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