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掃除
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「それでは、今日の仕事はこのレストランの掃除です。大広間だけでなく、廊下や使われていない部屋も全て、午前中に終わらせてください」
「午前中って言っても、あと二時間しかないぞ」
「そうですね」
「このレストラン、めちゃくちゃ広いぞ」
「そうですね」
「使われてない部屋まで数えたら、何個あると思ってるんだ」
「三階建てで、ワンフロアに七部屋あるので、二十一部屋くらいでしょうか」
「出来るわけないだろう……?」
単純に計算しても、部屋1つに掛けられる時間が五分程度。廊下や大広間のことを考えると、もはや人間業ではない。いくら俺がアンドロイドだとしても、不可能なことだ。
「ま、冗談ですけどね」
「本気だったら逃げてやろうかと思ったわ」
「大広間および各部屋の清掃は、我々メイドの方で終わらせてあります。これほどに広い建物も、七人で分担すれば案外楽しいものなのです」
適当なことを並べながら廊下を進んでいく。外は慌ただしい割に、誰にもすれ違わない。今一階から三階まで上がってきたが、まるで空き家かと思うくらい人の気配がしなかった。
「他のメイド達はどこにいるんだ? 昨日の誕生会には出席してくれてたと思うんだが、今日は声だけ聞こえて姿が殆ど見えない。キッチンの控室に行くときに数人とすれ違っただけだが」
「七人と言ってもこの広さです。やることも多いし、なるべく効率よく動かなければいけません。なので、誰もが重複しないように仕事を分配した配置になるよう指示を出しているので、殆ど準備時間は行動範囲が被らないのです」
……最初は冗談で言ってるのかと思ったが、とくにふざけた様子も無いので本当のことなのだろう。
そんな緻密な作業分配を行うことが出来るのか? それこそ、機械にプログラムを打ち込んで動かしたりしないと完成しない代物ではないか?
「カリメロ、メイドにアンドロイドは何人いるんだ?」
「このレストランの従業員にアンドロイドはいませんよ? あなたが初めてのアンドロイドです」
「そ、そうか……じゃあ、メイド達にそんな高度な指示を出しているのは、誰だ?」
「私ですよ。こう見えて、メイド長なので」
「そうなのか!?」
「……そこまで驚かれると、少々心外と言いますか……」
頬を膨らましながら、少しだけ振り返った。
「まぁ、この指示も前任のメイド長からしこたま叩きこまれた内容を再利用しているだけですので、本当に私が凄いかといえば、そうでは無いでしょう」
「前任者がいた頃のレストランは、凄かったんだろうなぁ」
「ふふっ、その頃を知っていれば、プロト様はもう少し私のことを見損なうと思いますよ? それほど、前任はみんな素晴らしかったのです」
「なら、遠い土地で前任者達が開拓したレストランは、瞬く間に有名になるだろうな」
「はい。必ずなります」
そう頷くカリメロは、妄信しているのだろうか。
いや、そんな不確定なものではない、何かを感じた。
「近く、あなたも行くことになると思いますよ。遠い土地に行ってしまわれたとはいえ、完全に疎遠になったわけではありません。頻繁ではありませんが、定期的な訪問を交互に行っています。今度の訪問はこちらから出向く形になりますが、志願すればプロト様も同行できるはずですよ。お嬢様にも気に入られているようなので」
「まぁ、気に入られているかはさておき、行けるのなら行ってみたいな。カリメロがそこまで推す店だ。さぞ美味しいのだろう」
「はい。本当に美味しいので、ほっぺたを落とさないように気を付けてくださいね」
話をしているだけで、口の中によだれが溜まってきた。唾を飲み込むと、その音を聞かれたようで、ニヤッとカリメロが笑って見せた。
「食いしん坊ですね」
「あんたが美味しそうな話をするからだ。意識がそっちに行っちまった」
変なことではないのは理解しているが、妙に恥ずかしくなってスーツの首元に指を入れて風を入れた。
「気を紛らわせるために、さっさと作業に入りたいんだが?」
「はいはい、そうでしたね。食いしん坊さんには、掃除をしてもらいますからね~」
「食いしん坊……というか、部屋も掃除が終わっていて、廊下も見た所すでに掃除が行き届いているが、俺は何を掃除すれば良いんだ?」
すると、黙々と歩いていたカリメロがやっと立ち止まり、窓際の壁を指さした。
そこにあったのは、人より遥かに背の高い、巨大な絵画だった。
朝チラリと見た時も圧倒されたが、こうやって改めてみるとその大きさには恐怖すら感じる。天井が高い壁に、ギリギリ収まったその絵画は、縦の長さだけで五メートルはあるだろう。誰が描いたのか、誰が飾ったのか。そして、こんな大きな絵画をどうやってここに運んで来たのか。人間とは、不思議なことを考える。
「この絵は、どこまでも効率の悪い絵だ。だが……畏怖を感じる」
「そう仰ってもらえれば、この絵も喜んでいるでしょう」
絵画は、女性の絵だった。
遥かに昔から存在する名画『モナ・リザ』に構図が凄く似ている。意図的に真似したのだろうか。それとも、美を追求した先にある完成形はここにあるのか。
絵画の女性は笑っていた。道の草花を愛でるように。霞に隠れた月を拝むように。
体の前で組まれた手には、何やら本が握られている。その本の題名までは分からない。かなりくたびれた本だ。一度や二度、読まれただけでは、こうはなるまい。
そして、絵の背景には、一面に広がる小麦畑が彩られていた。穂を実らせ、頭を垂れているそれが、風になびき、畑に模様を描いていた。
「それにしても……美しい女性だな」
「私とどっちが美しいですか?」
「この絵には……そんな俗な質問は似合わない。そんな気がする」
カリメロの冗談にも、乗ってやれなかった。それほどに、俺はこの絵に魅了されていた。何度か通ったこの廊下で、視界にも入っていたはずなのに。
それでも、今初めてここまでこの絵に引き込まれているのだ。
「芸術とは不思議なもんだな。技巧も知らなければ、歴史背景も分からない。そんな絵なのに、ここまで圧倒されるとは思わなかった。この絵の女性は、モデルがいるのか? いや、いるな。無から生まれた存在感ではない」
「そうです。その絵にはモデルがいます」
「誰なんだ?」
「さぁ? 私も見たことはありません。ただ、噂でモデルはいると聞いたくらいですね」
「あんたでも分からないことがあるんだな。メイド長なのに」
「私もここに来て長いですが、まだ五年も経っておりません。この絵は私が来た時にはすでに埃を薄っすらと被っていましたので、この絵がここに飾られたのも相当昔でしょうね」
二人で絵画を見上げていた。このままずっと見ていられそうだったが、早くしなくては昼になってしまう。
呆けた自分の心に鞭を打ち、スーツの上着を脱いでカリメロに渡した。
「それで、俺の仕事は何をすれば?」
「プロト様には、その絵画の埃落としや額縁の清掃を行ってもらいます。今までは、メイド達だと高所の作業が危険ですし、雑用係の方々も忙しさに拍車がかかり、お願い出来なかったのです。脚立が近くの部屋に置いてありますので、雑巾で優しく拭き取ってください。間違っても、絵の部分は触らぬよう気を付けてくださいね。芸術は大事に扱わなければ、儚く壊れゆくものなので」
「分かった。最善の注意を図る」
用意した脚立は、五メートルもある絵画と並ぶ高さだ。たしかにこれは、俺でも鳥肌が立ってしまう。メイドにはさせられない。
この絵画は半年放置されていたのだろう。上の部分は厚い埃が積もっていた。
それを落ちないように雑巾で拭き、美しい状態へと戻していく。
これを書いた人は誰なのだろう。こういうものには、隅にサインでもあるものなのに、掃除中に確認した限りでは、何も書いていなかった。残したかったのは名前ではなく、この作品自体なのか。崇高なもんだ。
脚立の上から窓の外が見えた。
太陽にジリジリと照らされたレンガの道を、遠くから複数の馬車がこちらに向かって進んでいた。馬車を操作している人は、何人か見覚えがあった。
「カリメロ、馬車がこっちに来てるんだが」
「あら、お嬢様たちが帰ってきたのですね。早めにこちらを終わらせ、荷物を運ぶ手伝いに行きましょう。食器や食材など、たくさんありますので」
「分かった」
急いで脚立を降り、カリメロと一緒に馬車を迎えに行く。
その前に、一度だけ絵画を振り返った。
やはり絵画は、笑っていた。
「午前中って言っても、あと二時間しかないぞ」
「そうですね」
「このレストラン、めちゃくちゃ広いぞ」
「そうですね」
「使われてない部屋まで数えたら、何個あると思ってるんだ」
「三階建てで、ワンフロアに七部屋あるので、二十一部屋くらいでしょうか」
「出来るわけないだろう……?」
単純に計算しても、部屋1つに掛けられる時間が五分程度。廊下や大広間のことを考えると、もはや人間業ではない。いくら俺がアンドロイドだとしても、不可能なことだ。
「ま、冗談ですけどね」
「本気だったら逃げてやろうかと思ったわ」
「大広間および各部屋の清掃は、我々メイドの方で終わらせてあります。これほどに広い建物も、七人で分担すれば案外楽しいものなのです」
適当なことを並べながら廊下を進んでいく。外は慌ただしい割に、誰にもすれ違わない。今一階から三階まで上がってきたが、まるで空き家かと思うくらい人の気配がしなかった。
「他のメイド達はどこにいるんだ? 昨日の誕生会には出席してくれてたと思うんだが、今日は声だけ聞こえて姿が殆ど見えない。キッチンの控室に行くときに数人とすれ違っただけだが」
「七人と言ってもこの広さです。やることも多いし、なるべく効率よく動かなければいけません。なので、誰もが重複しないように仕事を分配した配置になるよう指示を出しているので、殆ど準備時間は行動範囲が被らないのです」
……最初は冗談で言ってるのかと思ったが、とくにふざけた様子も無いので本当のことなのだろう。
そんな緻密な作業分配を行うことが出来るのか? それこそ、機械にプログラムを打ち込んで動かしたりしないと完成しない代物ではないか?
「カリメロ、メイドにアンドロイドは何人いるんだ?」
「このレストランの従業員にアンドロイドはいませんよ? あなたが初めてのアンドロイドです」
「そ、そうか……じゃあ、メイド達にそんな高度な指示を出しているのは、誰だ?」
「私ですよ。こう見えて、メイド長なので」
「そうなのか!?」
「……そこまで驚かれると、少々心外と言いますか……」
頬を膨らましながら、少しだけ振り返った。
「まぁ、この指示も前任のメイド長からしこたま叩きこまれた内容を再利用しているだけですので、本当に私が凄いかといえば、そうでは無いでしょう」
「前任者がいた頃のレストランは、凄かったんだろうなぁ」
「ふふっ、その頃を知っていれば、プロト様はもう少し私のことを見損なうと思いますよ? それほど、前任はみんな素晴らしかったのです」
「なら、遠い土地で前任者達が開拓したレストランは、瞬く間に有名になるだろうな」
「はい。必ずなります」
そう頷くカリメロは、妄信しているのだろうか。
いや、そんな不確定なものではない、何かを感じた。
「近く、あなたも行くことになると思いますよ。遠い土地に行ってしまわれたとはいえ、完全に疎遠になったわけではありません。頻繁ではありませんが、定期的な訪問を交互に行っています。今度の訪問はこちらから出向く形になりますが、志願すればプロト様も同行できるはずですよ。お嬢様にも気に入られているようなので」
「まぁ、気に入られているかはさておき、行けるのなら行ってみたいな。カリメロがそこまで推す店だ。さぞ美味しいのだろう」
「はい。本当に美味しいので、ほっぺたを落とさないように気を付けてくださいね」
話をしているだけで、口の中によだれが溜まってきた。唾を飲み込むと、その音を聞かれたようで、ニヤッとカリメロが笑って見せた。
「食いしん坊ですね」
「あんたが美味しそうな話をするからだ。意識がそっちに行っちまった」
変なことではないのは理解しているが、妙に恥ずかしくなってスーツの首元に指を入れて風を入れた。
「気を紛らわせるために、さっさと作業に入りたいんだが?」
「はいはい、そうでしたね。食いしん坊さんには、掃除をしてもらいますからね~」
「食いしん坊……というか、部屋も掃除が終わっていて、廊下も見た所すでに掃除が行き届いているが、俺は何を掃除すれば良いんだ?」
すると、黙々と歩いていたカリメロがやっと立ち止まり、窓際の壁を指さした。
そこにあったのは、人より遥かに背の高い、巨大な絵画だった。
朝チラリと見た時も圧倒されたが、こうやって改めてみるとその大きさには恐怖すら感じる。天井が高い壁に、ギリギリ収まったその絵画は、縦の長さだけで五メートルはあるだろう。誰が描いたのか、誰が飾ったのか。そして、こんな大きな絵画をどうやってここに運んで来たのか。人間とは、不思議なことを考える。
「この絵は、どこまでも効率の悪い絵だ。だが……畏怖を感じる」
「そう仰ってもらえれば、この絵も喜んでいるでしょう」
絵画は、女性の絵だった。
遥かに昔から存在する名画『モナ・リザ』に構図が凄く似ている。意図的に真似したのだろうか。それとも、美を追求した先にある完成形はここにあるのか。
絵画の女性は笑っていた。道の草花を愛でるように。霞に隠れた月を拝むように。
体の前で組まれた手には、何やら本が握られている。その本の題名までは分からない。かなりくたびれた本だ。一度や二度、読まれただけでは、こうはなるまい。
そして、絵の背景には、一面に広がる小麦畑が彩られていた。穂を実らせ、頭を垂れているそれが、風になびき、畑に模様を描いていた。
「それにしても……美しい女性だな」
「私とどっちが美しいですか?」
「この絵には……そんな俗な質問は似合わない。そんな気がする」
カリメロの冗談にも、乗ってやれなかった。それほどに、俺はこの絵に魅了されていた。何度か通ったこの廊下で、視界にも入っていたはずなのに。
それでも、今初めてここまでこの絵に引き込まれているのだ。
「芸術とは不思議なもんだな。技巧も知らなければ、歴史背景も分からない。そんな絵なのに、ここまで圧倒されるとは思わなかった。この絵の女性は、モデルがいるのか? いや、いるな。無から生まれた存在感ではない」
「そうです。その絵にはモデルがいます」
「誰なんだ?」
「さぁ? 私も見たことはありません。ただ、噂でモデルはいると聞いたくらいですね」
「あんたでも分からないことがあるんだな。メイド長なのに」
「私もここに来て長いですが、まだ五年も経っておりません。この絵は私が来た時にはすでに埃を薄っすらと被っていましたので、この絵がここに飾られたのも相当昔でしょうね」
二人で絵画を見上げていた。このままずっと見ていられそうだったが、早くしなくては昼になってしまう。
呆けた自分の心に鞭を打ち、スーツの上着を脱いでカリメロに渡した。
「それで、俺の仕事は何をすれば?」
「プロト様には、その絵画の埃落としや額縁の清掃を行ってもらいます。今までは、メイド達だと高所の作業が危険ですし、雑用係の方々も忙しさに拍車がかかり、お願い出来なかったのです。脚立が近くの部屋に置いてありますので、雑巾で優しく拭き取ってください。間違っても、絵の部分は触らぬよう気を付けてくださいね。芸術は大事に扱わなければ、儚く壊れゆくものなので」
「分かった。最善の注意を図る」
用意した脚立は、五メートルもある絵画と並ぶ高さだ。たしかにこれは、俺でも鳥肌が立ってしまう。メイドにはさせられない。
この絵画は半年放置されていたのだろう。上の部分は厚い埃が積もっていた。
それを落ちないように雑巾で拭き、美しい状態へと戻していく。
これを書いた人は誰なのだろう。こういうものには、隅にサインでもあるものなのに、掃除中に確認した限りでは、何も書いていなかった。残したかったのは名前ではなく、この作品自体なのか。崇高なもんだ。
脚立の上から窓の外が見えた。
太陽にジリジリと照らされたレンガの道を、遠くから複数の馬車がこちらに向かって進んでいた。馬車を操作している人は、何人か見覚えがあった。
「カリメロ、馬車がこっちに来てるんだが」
「あら、お嬢様たちが帰ってきたのですね。早めにこちらを終わらせ、荷物を運ぶ手伝いに行きましょう。食器や食材など、たくさんありますので」
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