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エクトル様との婚約をお兄様に告げると、お兄様は私になんの反応も見せなかった。
祝いの言葉もなければ、反対するわけでもない。ただ、ふらふらとどこかへ行ってしまった。
そんな反応されると、一番困るじゃない。
お兄様にちょっとでもいいから、私と同じ気持ちを味合わせたいと思っていた。焦ってはいたように見えたけど……たとえ嘘でもいいから、私みたいに〝おめでとう〟くらい言えないものなのか。
どういう心境なのかはそれからもずっと気にかかったが、聞くタイミングもないままその日は終わった。
そういえば、最近お兄様とあまり会話ができていない気がする。ネリーが毎日屋敷に来ていたし、私もお兄様を少し避けていたから。
お互い婚約者がいて、立場が同じになった今なら、また前みたいに仲良くできるだろうか。私たちは――普通の兄妹にならなければいけない。
次の日、目が覚めるとエクトル様がくれたアネモネの花が見当たらなかった。昨日、花をもらってすぐにマリンが花瓶に移し替えて、廊下に飾ってくれていたのに。
「マリン、エクトル様からいただいたアネモネは?」
マリンに髪を梳いてもらっている最中、アネモネのことを尋ねる。
「えっ……と、置いてる場所がよくなかったのか、花の元気がなくなっていたので、一旦場所を移動させていただきました。勝手なことをして申し訳ございません」
「あら。そうだったのね。寧ろマリンの心遣いに感謝するわ。ありがとう」
「い、いえ。お嬢様がエクトル王子にいただいた大切なお花ですから。あんなに素敵な花言葉まで添えられて、お嬢様ったら、いつの間に王子を虜にしていたのですか?」
「もう、恥ずかしいからやめて。私も身に覚えがないのよ。あんなにエクトル様が私のことを好きだと言ってくれるなんて、思ってもみなかったわ」
「ふふふ。王子のお陰でお嬢様に元気が戻って、私はうれしいです」
マリンにはここ数日間心配かけちゃったから、今度なにかお礼をしなくちゃ。
「ねえ、後でアネモネを見に行ってもいい?」
「あ……アネモネに関しては、綺麗に咲いたらまたお嬢様にお声がけしますので。エクトル王子も、万全の状態のものをお嬢様に見てほしいと思います」
「……確かにそうね。マリンがそう言うなら任せるわ」
マリンのことだ。きっと庭師に頼んで、どうにかしてくれることだろう。エクトル様に初めてもらったプレゼント。花はいつか枯れるけど、できることなら少しでも長く見ていられたらいいな。
「おはよう。ミレイユ。今日の予定は?」
身だしなみを整え居間へ行くと、お兄様が私を待っていたかのように声をかけてきた。その光景は、ネリーと婚約する前の一番見慣れていたお兄様を思い出させる。
ここ最近は朝早くからネリーがいることが多かったが、今日はいないみたい。お兄様とふたりの時間など、ついこの前まで当たり前だったのに、こんなに気まずく感じるようになってしまったのが悲しい。
「今日はなにもないわ。ネリー、まだ来てないのね」
お兄様は気まずさを感じていないのかいつも通りなので、私もなるべく同じテンションで返事をする。
「ネリーは来ないよ。さすがにああ毎日来てもらうのはね」
「向こうは毎日お兄様に会いたいんじゃない?」
「はは……。エクトル王子と会う予定もないのか?」
「ええ。今日は外で用事があると言ってたから」
「へぇ。じゃあ、久しぶりにふたりきりだね」
まるでこのときを待っていたかのように、うれしそうにお兄様は言った。
昨日まであんなにネリーと楽しそうにしていたのに、ころころと変わるお兄様の態度は不可解だ。
「俺、ミレイユに聞きたいことがあって。だから早起きしてミレイユを待ってたんだ」
「……聞きたいこと?」
「うん。なんでエクトル王子と婚約したんだ? 一度断ったのにさ」
お兄様の方からエクトル王子との話題を出してきたのは予想外だった。昨日ネリーとエクトル王子が帰ってからも、その話題に一切触れてくることはなかったのに。
「……エクトル様なら、私を一番愛してくれて、幸せにしてくれると思ったから」
なんと言えばいいのかよくわからなかったが、自分なりに決め手となったことをありのまま伝える。
「……どうしてそう思った?」
「どうしてって、私だけを見てくれるから」
――お兄様と違って。とは、口に出せなかったけど。
「ミレイユを一番愛してるのは、エクトル王子じゃない」
「……お兄様? なんでそんなこと言うの?」
冷めた声でそう言って、お兄様は苦虫を嚙み潰したような顔をする。私の問いかけに答えることはない。
「じゃあ私も聞くけど、お兄様はなぜネリーと婚約を? あまり前向きに考えているようには思わなかったから、内心すごく驚いたわ」
理由も言わず勝手なことを言うお兄様に反撃するように、私もずっと聞けなかったネリーと婚約した理由を聞いた。
「……ミレイユのことを考えて、婚約した」
「え?」
「君のことを考えすぎて、こうなったんだ」
今度は急に切なそうな顔。……私のことを考えてネリーと婚約? 意味がわからない。
私たちは兄妹だから、それ以上になることはないと判断したの? それとも、私はエクトル王子と婚約したほうがいいと? いや、でもそれなら、さっきの発言と辻褄が合わない。
なんにせよ、もやっとするすっきりしない回答だ。私のことを思うなら、婚約なんてしてほしくなかったのに……。
そう思っても、それを口にしていいものかわからず、私はお兄様に別のことを聞いてみた。
「お兄様、ネリーとはうまくいきそう?」
「おもしろいことを聞くな。……正直わからない。ネリーは俺を婚約者というか、恋人のように接してくるし、俺は恋人ってなにしたらいいかわからなくて」
お兄様の中で、婚約者と恋人っていうのはカテゴリーが別なのか。今の言い方だと、ネリーへの恋愛感情がないように聞こえる。
ネリーの隣で笑っていたお兄様を思い出し、私の頭の中のハテナマークが増えていく一方だ。
「ミレイユは、エクトル王子とどう?」
「わ、私はまだ婚約したばかりだもの。なにもないわ」
「でも、手の甲にキスされてたよね――こうやって」
お兄様は跪きスッと私の手を取ると、昨日のエクトル王子と同じように手の甲に唇を寄せ、音を立ててキスをする。エクトル様は軽いキスで終わったが、お兄様はなんか……ねっとりとしたようなキスで、なかなか私の手を離さない。
「ひゃっ……!」
さらにお兄様は唇を滑らせて、私の指にまでキスをしてきた。突如襲って来た指先にかかる熱い吐息に、私はびくりと体を震わせ思わず声を上げる。
「そ、そこまでされてないわ!」
「あれ、そうだったっけ?」
掴まれていた手を振り払いそう言うと、お兄様は意地悪な笑みを浮かべた。
「俺の前であんなことするなんてさ、エクトル王子っていい度胸してると思わないか?」
「なにを言ってるの。お兄様に許可をとる必要なんてないじゃない。それに、エクトル様からすればあんなの挨拶みたいなものだし、深い意味なんて……」
「そっか。じゃあ俺の気にしすぎだったようだね」
お兄様は膝を軽く掃いながら立ち上がる。あんなことをしておいて、平然としているし……! 私はまだ、心臓がバクバクしているというのに。
急にエクトル様に嫉妬しているような発言をするのも気にかかるけど、今はただ、口づけられた指先が熱い。
「なんかさ、俺たちって恋愛初心者なのかな」
「……そうかも」
私は乙女ゲームのマスターだ。恋愛はともかく、恋愛シミュレーションに関してはどちらかというとプロ。なのにそれも現実世界となると、こうもうまくいかない。
私たちは恋愛初心者というより……お互い、他の異性と関わらな過ぎただけだ。
「ねえミレイユ、今日暇だって言ってたよね。俺、おもしろそうな遊びを考えたんだけど興味ない?」
「どんな遊びなの?」
「恋人ごっこ、しようよ。俺とミレイユは、今日は恋人」
「!」
こ、ここでお兄様ルートでだけ起こる恋人ごっこイベントですって!? もう絶対にないと思っていたのに、こんな流れでゲームと同じようなことになるとは。
ゲームでは丸々一か月だったけど、この世界では今日一日だけ恋人ごっこをするということ? お兄様って、ごっこ遊びが好きなのかしら?
「でも、私たちには婚約者がいるでしょう。兄妹でそれをやる意味が……」
「だから慣れるためだよ。深く考えちゃだめだ。ちょっとした遊びなんだから」
ね? とダメ押しにウインクされ、私はいつの間にか頷いていた。
……私、結局お兄様のペースに巻き込まれている気がするけど、大丈夫なのだろうか。
祝いの言葉もなければ、反対するわけでもない。ただ、ふらふらとどこかへ行ってしまった。
そんな反応されると、一番困るじゃない。
お兄様にちょっとでもいいから、私と同じ気持ちを味合わせたいと思っていた。焦ってはいたように見えたけど……たとえ嘘でもいいから、私みたいに〝おめでとう〟くらい言えないものなのか。
どういう心境なのかはそれからもずっと気にかかったが、聞くタイミングもないままその日は終わった。
そういえば、最近お兄様とあまり会話ができていない気がする。ネリーが毎日屋敷に来ていたし、私もお兄様を少し避けていたから。
お互い婚約者がいて、立場が同じになった今なら、また前みたいに仲良くできるだろうか。私たちは――普通の兄妹にならなければいけない。
次の日、目が覚めるとエクトル様がくれたアネモネの花が見当たらなかった。昨日、花をもらってすぐにマリンが花瓶に移し替えて、廊下に飾ってくれていたのに。
「マリン、エクトル様からいただいたアネモネは?」
マリンに髪を梳いてもらっている最中、アネモネのことを尋ねる。
「えっ……と、置いてる場所がよくなかったのか、花の元気がなくなっていたので、一旦場所を移動させていただきました。勝手なことをして申し訳ございません」
「あら。そうだったのね。寧ろマリンの心遣いに感謝するわ。ありがとう」
「い、いえ。お嬢様がエクトル王子にいただいた大切なお花ですから。あんなに素敵な花言葉まで添えられて、お嬢様ったら、いつの間に王子を虜にしていたのですか?」
「もう、恥ずかしいからやめて。私も身に覚えがないのよ。あんなにエクトル様が私のことを好きだと言ってくれるなんて、思ってもみなかったわ」
「ふふふ。王子のお陰でお嬢様に元気が戻って、私はうれしいです」
マリンにはここ数日間心配かけちゃったから、今度なにかお礼をしなくちゃ。
「ねえ、後でアネモネを見に行ってもいい?」
「あ……アネモネに関しては、綺麗に咲いたらまたお嬢様にお声がけしますので。エクトル王子も、万全の状態のものをお嬢様に見てほしいと思います」
「……確かにそうね。マリンがそう言うなら任せるわ」
マリンのことだ。きっと庭師に頼んで、どうにかしてくれることだろう。エクトル様に初めてもらったプレゼント。花はいつか枯れるけど、できることなら少しでも長く見ていられたらいいな。
「おはよう。ミレイユ。今日の予定は?」
身だしなみを整え居間へ行くと、お兄様が私を待っていたかのように声をかけてきた。その光景は、ネリーと婚約する前の一番見慣れていたお兄様を思い出させる。
ここ最近は朝早くからネリーがいることが多かったが、今日はいないみたい。お兄様とふたりの時間など、ついこの前まで当たり前だったのに、こんなに気まずく感じるようになってしまったのが悲しい。
「今日はなにもないわ。ネリー、まだ来てないのね」
お兄様は気まずさを感じていないのかいつも通りなので、私もなるべく同じテンションで返事をする。
「ネリーは来ないよ。さすがにああ毎日来てもらうのはね」
「向こうは毎日お兄様に会いたいんじゃない?」
「はは……。エクトル王子と会う予定もないのか?」
「ええ。今日は外で用事があると言ってたから」
「へぇ。じゃあ、久しぶりにふたりきりだね」
まるでこのときを待っていたかのように、うれしそうにお兄様は言った。
昨日まであんなにネリーと楽しそうにしていたのに、ころころと変わるお兄様の態度は不可解だ。
「俺、ミレイユに聞きたいことがあって。だから早起きしてミレイユを待ってたんだ」
「……聞きたいこと?」
「うん。なんでエクトル王子と婚約したんだ? 一度断ったのにさ」
お兄様の方からエクトル王子との話題を出してきたのは予想外だった。昨日ネリーとエクトル王子が帰ってからも、その話題に一切触れてくることはなかったのに。
「……エクトル様なら、私を一番愛してくれて、幸せにしてくれると思ったから」
なんと言えばいいのかよくわからなかったが、自分なりに決め手となったことをありのまま伝える。
「……どうしてそう思った?」
「どうしてって、私だけを見てくれるから」
――お兄様と違って。とは、口に出せなかったけど。
「ミレイユを一番愛してるのは、エクトル王子じゃない」
「……お兄様? なんでそんなこと言うの?」
冷めた声でそう言って、お兄様は苦虫を嚙み潰したような顔をする。私の問いかけに答えることはない。
「じゃあ私も聞くけど、お兄様はなぜネリーと婚約を? あまり前向きに考えているようには思わなかったから、内心すごく驚いたわ」
理由も言わず勝手なことを言うお兄様に反撃するように、私もずっと聞けなかったネリーと婚約した理由を聞いた。
「……ミレイユのことを考えて、婚約した」
「え?」
「君のことを考えすぎて、こうなったんだ」
今度は急に切なそうな顔。……私のことを考えてネリーと婚約? 意味がわからない。
私たちは兄妹だから、それ以上になることはないと判断したの? それとも、私はエクトル王子と婚約したほうがいいと? いや、でもそれなら、さっきの発言と辻褄が合わない。
なんにせよ、もやっとするすっきりしない回答だ。私のことを思うなら、婚約なんてしてほしくなかったのに……。
そう思っても、それを口にしていいものかわからず、私はお兄様に別のことを聞いてみた。
「お兄様、ネリーとはうまくいきそう?」
「おもしろいことを聞くな。……正直わからない。ネリーは俺を婚約者というか、恋人のように接してくるし、俺は恋人ってなにしたらいいかわからなくて」
お兄様の中で、婚約者と恋人っていうのはカテゴリーが別なのか。今の言い方だと、ネリーへの恋愛感情がないように聞こえる。
ネリーの隣で笑っていたお兄様を思い出し、私の頭の中のハテナマークが増えていく一方だ。
「ミレイユは、エクトル王子とどう?」
「わ、私はまだ婚約したばかりだもの。なにもないわ」
「でも、手の甲にキスされてたよね――こうやって」
お兄様は跪きスッと私の手を取ると、昨日のエクトル王子と同じように手の甲に唇を寄せ、音を立ててキスをする。エクトル様は軽いキスで終わったが、お兄様はなんか……ねっとりとしたようなキスで、なかなか私の手を離さない。
「ひゃっ……!」
さらにお兄様は唇を滑らせて、私の指にまでキスをしてきた。突如襲って来た指先にかかる熱い吐息に、私はびくりと体を震わせ思わず声を上げる。
「そ、そこまでされてないわ!」
「あれ、そうだったっけ?」
掴まれていた手を振り払いそう言うと、お兄様は意地悪な笑みを浮かべた。
「俺の前であんなことするなんてさ、エクトル王子っていい度胸してると思わないか?」
「なにを言ってるの。お兄様に許可をとる必要なんてないじゃない。それに、エクトル様からすればあんなの挨拶みたいなものだし、深い意味なんて……」
「そっか。じゃあ俺の気にしすぎだったようだね」
お兄様は膝を軽く掃いながら立ち上がる。あんなことをしておいて、平然としているし……! 私はまだ、心臓がバクバクしているというのに。
急にエクトル様に嫉妬しているような発言をするのも気にかかるけど、今はただ、口づけられた指先が熱い。
「なんかさ、俺たちって恋愛初心者なのかな」
「……そうかも」
私は乙女ゲームのマスターだ。恋愛はともかく、恋愛シミュレーションに関してはどちらかというとプロ。なのにそれも現実世界となると、こうもうまくいかない。
私たちは恋愛初心者というより……お互い、他の異性と関わらな過ぎただけだ。
「ねえミレイユ、今日暇だって言ってたよね。俺、おもしろそうな遊びを考えたんだけど興味ない?」
「どんな遊びなの?」
「恋人ごっこ、しようよ。俺とミレイユは、今日は恋人」
「!」
こ、ここでお兄様ルートでだけ起こる恋人ごっこイベントですって!? もう絶対にないと思っていたのに、こんな流れでゲームと同じようなことになるとは。
ゲームでは丸々一か月だったけど、この世界では今日一日だけ恋人ごっこをするということ? お兄様って、ごっこ遊びが好きなのかしら?
「でも、私たちには婚約者がいるでしょう。兄妹でそれをやる意味が……」
「だから慣れるためだよ。深く考えちゃだめだ。ちょっとした遊びなんだから」
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