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番外編
家族のその後 2
▫︎◇▫︎
「お父さま、お母さま………?」
少女の呆然とした声が響き渡る。血に満ちた空間。立ち込める死の匂い。少女ことフローラは、何が起きたのか分からなくて、どさっと自分の身体が血に突っ込んだことも気にせずに座り込んだ。
昨日から、フローラはとある青年のお家にお邪魔していた。にゃんにゃんはとっても下手だけれど、お金持ちゆえにたくさん貢いでくれる青年は、フローラのお気に入りだった。
強請ったらすぐに大粒の宝石を買ってくれ、強請ったらすぐにドレスデザイナーを手配してくれ、強請ったらすぐにもっとも素晴らしい地位を与えてくれた。
自分を汚した王子と似たような種類の権力にものを言わせる人間。けれど、そういう男は踏み潰し甲斐があって、フローラはお気に入りだった。
「なんなのよ。昨日のマーガレットお姉さまの注意を聞かなかったからこうなったわけ?意味が分からない!!」
ーーーカタンっ、
後ろから音がして、ビクッと身体が震える。恐る恐る振り返ると、そこには満面の優しげな笑みを浮かべた執事。フローラは次の瞬間刈り取られた意識に驚きながらも、もうどうにでもなれと言った心地で受け入れたのだった。
▫︎◇▫︎
数年後、花街では大変美しい娼婦が花街の女王として君臨していた。
波打つ美しいオレンジ色の髪に、憂いを帯びた水色の瞳。細くしなやかな四肢は男が吸い付かずにはいられなくなるほどに白くきめ細やかな肌で、顔立ちも大変整っていた。
その娼婦の名は『フローラ』。
元貴族かもしれない、哀れな女なのだった。
ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ
読んでいただきありがとうございました(╹◡╹)
これにて、渡邊 香梨さまのご依頼、『ざまあ』終了です!!
番外編募集はまだ続いていますので、ご希望の方は感想欄からお知らせください!!
できる限りを尽くして執筆させていただきます!!
「お父さま、お母さま………?」
少女の呆然とした声が響き渡る。血に満ちた空間。立ち込める死の匂い。少女ことフローラは、何が起きたのか分からなくて、どさっと自分の身体が血に突っ込んだことも気にせずに座り込んだ。
昨日から、フローラはとある青年のお家にお邪魔していた。にゃんにゃんはとっても下手だけれど、お金持ちゆえにたくさん貢いでくれる青年は、フローラのお気に入りだった。
強請ったらすぐに大粒の宝石を買ってくれ、強請ったらすぐにドレスデザイナーを手配してくれ、強請ったらすぐにもっとも素晴らしい地位を与えてくれた。
自分を汚した王子と似たような種類の権力にものを言わせる人間。けれど、そういう男は踏み潰し甲斐があって、フローラはお気に入りだった。
「なんなのよ。昨日のマーガレットお姉さまの注意を聞かなかったからこうなったわけ?意味が分からない!!」
ーーーカタンっ、
後ろから音がして、ビクッと身体が震える。恐る恐る振り返ると、そこには満面の優しげな笑みを浮かべた執事。フローラは次の瞬間刈り取られた意識に驚きながらも、もうどうにでもなれと言った心地で受け入れたのだった。
▫︎◇▫︎
数年後、花街では大変美しい娼婦が花街の女王として君臨していた。
波打つ美しいオレンジ色の髪に、憂いを帯びた水色の瞳。細くしなやかな四肢は男が吸い付かずにはいられなくなるほどに白くきめ細やかな肌で、顔立ちも大変整っていた。
その娼婦の名は『フローラ』。
元貴族かもしれない、哀れな女なのだった。
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