霊術の戦(れいじゅつのいくさ)

九喜 一伊(くきかずい)

文字の大きさ
4 / 26
第一章 始まりの蘇り 初霊戦(はつれいせん)編

第3話 友の死

しおりを挟む
西暦2016年 6月25日 天気雨

その日も3人で霊を祓いに行った。

2時間前

学校にて
八条「君達にはここの廃工場に行ってもらうよ!」

藤白「ここって」
「そう、ここ最近工事現場の人が居なくなって帰ってこないって情報だよ。ここはかなりの霊が居ると思うから。3人でちゃちゃっと祓ってきちゃって!」

藤白(人勝手な!)

八条「それと、気をつけて欲しいのが、もしそこの廃工場に2級以上の霊が居たら、祓わず、逃げる事いいね?」

伊田「へぇ~霊にも階級あるのか!」
藤白「あ~俺達と同じ階級、言わばランクだな。」

2人「了解」

そして、今に至る。
伊田「来たのは良いけど、勝手に入っていいの?」

藤白「あ~先生が許可を取ってるって事だ」
小崎「ねぇ~後から工事現場の人が居るけど?」

工事現場の人「君達、霊術師かね?頼むから皆を助けてくれ」

伊田「分かった、【必ず】助けるよ」
藤白「オイ、」
「良いだろ?さぁ行こ!」

そして、3人は廃工場に入った。


廃工場に入って、伊田と藤白が揉めていた。

伊田「今のが何がいけないの?」
藤白「ダメだろ!もしその人達が死んでたら、跡形もなかったらどうする?責任とれるのか?」 
「そ、それは…」
小崎「たく、いつまで喧嘩してるの?めんどくさい、さぁさっさといくよ!このバカ共」
伊田 藤白「バカじゃない!」

入ってきたはずの扉が急に消えた。
それに驚く2人(伊田 小崎)

小崎「嘘、扉が」
伊田「消えた、どういう事?」

藤白は冷静であった。

藤白「落ち着け!」
藤白(これは、誰か結界を張ったのか?)

ここで、豆知識
霊術師界の結界は2つある
霊術師が唱え張る、結界 術結界
それと、もう1つが霊が結界を唱えて張る
結界 霊結界
この2つがある。では~

藤白の後から
「イヒヒイヒヒ」
藤白は声のした方を向く

霊「キミ、よワイね」

伊田「藤白離れろ~」
伊田は前回の霊力がこもった短刀で霊を斬るが

効かない。

「イヒヒ、よワイ きえろ~」
伊田は衝撃で飛ばされた!

藤白「伊田~ クッ 影霊術 影鷹
(かげたか)」
影の鷹が現れ、逃げるが
相手の霊が1段速かった。
藤白(し、しまった)
3人は地下奥に吹き飛ばされた。

すぐに目を覚めたのは、藤白

藤白(コイツ言葉をしゃべれるのか!2級な筈、逃げたいが逃げれないどうする)

藤白の右肩を触る伊田。

伊田「ここは、小崎を逃がして、2人でやろう」
藤白「バカか!相手は2級の霊だぞ、先生が言ったように逃げるんだよ!」

「今、全然逃げれてないじゃないか!スキをみて、俺達も脱出しよう。今は、小崎を逃がすべきだ」

藤白は少し、迷ったが決意を決め、小崎を先に逃がす事にした。

藤白「分かった。」

藤白は小崎を起こし、術を唱え逃がす。

伊田 藤白そして、2級霊

この戦いはいったいどうなる?


小崎は外に出て、逃げる。

小崎「なんだよ、さっきの」

先程の話
藤白「オイ、起きろ小崎!起きろ小崎!」
目を覚ました、小崎
小崎「な、なんだよ、ここは、」 
「ここは地下に落とされた様だ。今から言う事よく聞け、今から小崎【だけ】逃がす。」
「はぁ?何言っての?皆で逃げよ!」
「ダメだ必ず、帰ってくるから。3級の与戸(よへ)さんを呼んで、逃げろ。良いな。外開門」
外に出れる術を唱え。小崎は逃げた。

外、小崎は雨の中走っている。
ちょうどそこに、藤白が言ってた。与戸が居た。
小崎「あなたが与戸さん?」
与戸「そっす、どうしたんスか?」
「2人が……」



廃工場の地下にて……
ボロボロな2人
霊「イヒヒ、ドチラカラ ヤろうカナ?」
伊田「俺が行く逃げろ」
藤白「オイ、伊田!」
伊田が霊に近づく
霊は何かを決めたかのように目の前の敵を殺す事に決めた

グサッ
「伊田~」

口から血を吐く、伊田

腹を貫かれているからだ。
その場に倒れた。

藤白は速やかに、逃げる体制をしている。
「影霊術 影狼 影鷹(かげたか)」
2つ影の式神をだすが。

霊はいとも簡単に倒し、藤白を襲うとした時

後から、伊田が立っていた
いや、伊田では無い【ヤツ】
古黒だった。

古黒「オイ、霊よ お前調子に乗ってないか?祓うぞ!」

怯える霊だが、古黒と戦うき満々だ。
霊「ギヒ ウルサイお前から殺す~」

「オイ、人間逃げろ!我が祓う」
藤白は少し、迷ったが、頷き(うなず)、逃げた。


霊の攻撃を片手で止める、古黒

「お前さんにはチャンスをヤろう 、先程の小僧を殺せるか?」
と問い詰めた。頷いたが
それを簡単に無視をして、片手をもぎ取った古黒

それに驚く霊
霊「テメェ、ゆるさん カクジツにコロす~」
と古黒に向けて、攻撃するが

古黒「やれやれ、こんな霊は要らんな では取って置きのをやろう。」

両手を合わせ唱えた。

古黒「開放解術(かいほうかいじゅつ) 古(いしにえ)の黒箱(くろはこ)」

開放解術とは
霊術の力をさらに開放し、霊術を解く(と)奥義
の事である。

その場だけの開放結界が張られ、真ん中にポツリと黒い箱がある。それを触った、霊

古黒「飲み込め」
箱から大きな手と口が合わられ、霊を食べた。

開放結界は解かれた。

古黒はすぐさま、藤白の所へ

藤白は外に出た。
藤白はちょうど与戸さんと合流出来た。
与戸「藤白君~こっちす」
藤白「ありがとうございます。与戸さん小崎は?」
「先に学校に帰られせてるっす!」
「了解です。俺は」
と言うと後ろにもう古黒は居た。
それに気づく、藤白
「与戸さん逃げて!」
「はいっす」

古黒「あの時ぶりだな、小僧いや藤白。」
「古黒、伊田はどうした?」
「小僧なら俺の中で眠っているよ。気になるか?」
「まぁな【友達】だからな!」
「ふん、この霊術師界での友は要らないだろ?」
「いや、必要だ。友が居ない古黒には分からないだろな!」
「ふん、腹立たしい人間だ!もう良い別れを告げろ【小僧】よ!」
「え?」
伊田にすぐ変わり
「ごめん、藤白 短い間だったけどありがとう。」
そう、笑顔で別れを告げてその場に倒れ亡くなった。

藤白「伊田~」

西暦2016年 6月25日 東東京区 廃工場
伊田遊我 自殺で死亡……

残りは後2人…

これは、早すぎる死
彼ら達はどうするのか!

                              To Be Continued
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

入れ替わり夫婦

廣瀬純七
ファンタジー
モニターで送られてきた性別交換クリームで入れ替わった新婚夫婦の話

レオナルド先生創世記

ポルネス・フリューゲル
ファンタジー
ビッグバーンを皮切りに宇宙が誕生し、やがて展開された宇宙の背景をユーモアたっぷりにとてもこっけいなジャック・レオナルド氏のサプライズの幕開け、幕開け!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話

登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...