霊術の戦(れいじゅつのいくさ)

九喜 一伊(くきかずい)

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第二章 過去の苦悩 若夢(わかゆめ)・宝玉(ほうぎょく) 編

第24話 堕ちると別れの宝玉(ほうぎょく)

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あの護衛から2日後の話である。


2人の調子は、取り戻した。

学校にて
晋蔵「で、何のようなんだい?真」
城出「そうよ、こっちは忙しんだから こんちくしょー 色メガネ」

八条「いや~悪い悪い いや~さ この前の色式使ってさ もっと確かめたいなと」

晋蔵「色式ね、何色が使えてるのだい?」
八条「今の所は、紅 蒼 翠 茈だね、残りは 黑(くろ) 皓(しろ)だよ」

城出「あ~その2つは難しいよ 陽と陰の霊力を上手く使わないといけないけど、空吾ならいけそうね 行こ」
晋蔵「ああ」

八条「弾 体休めよ!」
晋蔵「空吾 君もね」

それから1ヶ月後

お風呂にて
弾は、あの時を思い出す

藤白「あ~惜しいな~ 君その術の使い方
間違えてないかい?君はもっと上を目指すべきだよ、その術の【本当の】使い方を 俺が言うのもあれだが お前を生かす 頑張れよ」


壁を殴る 
ダン

弾(わ、私の術の何がいけないんだ……使い方だ?それに私は弓ちゃんを助けられなかった…)

涙を流す、弾

弾は、あれからの事 助けられなかった人の事そして、自分の霊術師である事の恥を噛み締めて、

その場から消えようとしていた…

休憩場にて

「あ、先輩~」
弾は声をした方へ向く

弾「伊梶(いかじ)」
伊梶「元気ですか?」
六道「あ、居た 伊梶君」
「あ、寛太!」
2人は 1年の 伊梶優希(いかじゆうき)
五級霊術師
もう1人は今では、一級霊術師の
六道寛太(ろくどうかんた)である。
当時、四級霊術師 

六道「お久しぶりです、晋蔵先輩」
弾「あ~、久しぶりだね、寛太 2人に少し聞きたい事あるのだが良いかい?」

弾は霊術師の事を聞いてみた。


伊梶「そうですね~ 僕は嫌な時もありますが、人を助けれるなら良いかな~と思います!」

六道「私は、自分で、独立できるよう、上手く霊を祓えるように日々努力してますよ。」

弾「そっか ありがとう。2人は気をつけるんだよ、この先も」

六道 伊梶「はい!」

後輩達が居なくなり、また、1人で考える

そこに、
「ちょっと良い?お兄ちゃん?」

声がする方向を向くとそこに居たのは

弾「あ、あなたは!畝森静音さん!」

畝森「そう!大正解~」

彼女の名は 畝森静音(うねもりしずね)
八条真と一緒の階級 零級霊術師である。

弾「どうしてここに?」
畝森「それはね、ちょっと学園長に用があってね、君悩んでるね? 晋蔵弾君! 悩みがあるならお姉さんに相談してみなさい?時期、零級霊術師になる男よ!」

「はい、え?私がですか?それは無いと思います。私は、これまでの霊術師として何をしていたのか、それと」

「霊能体の件だよね? あれは仕方ない 彼女もホントは死にたくなかったとは、あなたが1番分かってるんじゃないのかな?」

「はい、分かってます、それと」

「それに、霊能体は他の人になったから、元内さんは大丈夫だ。
あなた自身の霊術だよね?霊使い霊術だよね?」

「はい、そうです。」
「彼に言われたんだね?藤白香に、その術の使い方がダメだと。」

「はい、何故そこまで、分かるんですか?」
「お姉さんを舐めちゃ困るな~ これまでの歴の違いと女の勘よ 笑」

「それと、その藤白香の事知ってるんですか?」
「ええ、知りたいの?」
「はい、あの人がホントは何者なのか」
「分かった、知ってる範囲で話すわね」

畝森「彼 藤白香は、元は御三家の一家の桐蔭家の人だった 後の御三家は知ってるわよね?」

弾「はい、八条家と成神(なるかみ)家ですよね?」

「そう、そして、香は、生まれ持ち、霊力がなく、家族からは桐蔭家の恥と言われた。霊刀を持つと霊力が分かる事が、分かったけど、香は、自ら、桐蔭家を出たの、それからある人、今の奥さん 未夢さんに出会い、子供が二人も産まれた、その2人は霊力を持ち、霊術が使えた。
それを分かったかのように桐蔭家は、貰おうと思ったがそれを感じてか、自ら、香は、守る事を決意した。桐蔭家には2つの霊術を使う事が多い、それは何か分かるかな?」

弾「いえ、全く分かりません。」
「その二つは、武器を主に使う霊術 武器霊術 もう1つは影で術を使う、影霊術の2つなんだ。その1つの影を香の息子 湶(いずみ)薫(かおる)が持っているの。珍しく、長男の湶は、白い影
白影(はくえい)を持っているって話しよ。その家族を守る為に自ら香は、お金を稼ぐ為にああいう事をしたのかもね。」

「そうなんですね、私の夢はこの世界から霊を無くしたいと思っています、でもそうはいかない」

それに何かを気づいた、弾
「そうだ、霊術師達だけの世界を作ればいいのか!それなら何とかこの世界は保てる」

畝森「それ良いね、でも難しいじゃないのかな?」
「それは、これからが私が考えます。ありがとうございます。」

そう言って、その場から弾は消えた……

それからさらに1ヶ月後
ある仕事にて、
1年の伊梶が、子供をかばい亡くなった。

椅子を蹴る

六道「クソ、あれはおかしすぎる階級の違う霊だった それを私は伊梶を…」

晋蔵「早まるな、仕方ない事だ この霊術師は、現場に居ても何があるかは、分からない。」

「もう、ずっと八条先輩に行って任せればよかったんですよ!」

「それもそうだね、今 空吾が向かっているよ。仲間が居なくなると、悲しいな…死ぬんじゃないぞ 寛太 私はこれからの事を研究するよ。では」

その場から消えた。

それから1年後 3年生 八条 晋蔵 城出
2008年 7月10日
晋蔵は1人である島に任務に行っていた。

人間「これです、霊術師さん この子供達がバケモノです!」

それは檻に居る、幼い子供だ。

晋蔵(確かに、霊力を感じるが怯えているのはこっちの人間もそうだが、あの子供達がそうだ。私は決めた、子供達を救うそして…)

晋蔵「そうですね、これは危ない まずは【あなた】達から祓いましょう」

西暦 2008年7月10日 ある島にて
晋蔵弾は、霊術師のルールを破り、
人を殺した罪で、指名手配の犯罪者となった……


その話を耳にした、空吾

八条「はぁ?あの弾が?ありえない そんな事」

臥竜院「それが、本当に人を殺しているのだ。これはハッキリと証拠がある。何も言えない。」

八条(あ、アイツ何を考えてんだよ。)

「俺が何とかします」
「八条!」

休日の 城出

そこには、
晋蔵「やぁ久しぶりだね 塔子」
城出「え?弾じゃーんなんで?」

すぐ様、連絡をした 塔子

思いっきり、走り探した、空吾
河川敷に居た、弾

八条「オイ、弾 どういう事だ?人を殺したって!」

晋蔵「やぁ、空吾 久しぶりだね、私は霊力の無い人間はどうかと思うんだよ!霊力の無い人間は言いたい放題 霊術師に言う 自分は何も出来ない癖に、それが腹立たしく思うんだよ。それで私はこうしたのさ!」

「それでもしていい事と」
「それでも、いいよね 空吾は何も手に入って」
「え?」
「私は、何も手に入らないだって霊術師の家系では無いからね、だからこうした。産んでくれた事は感謝しているその両親も私は自ら殺した。もう何も無い 何も手に入らないから自らこうするようにしたのさ これからが楽しみだ。殺したければ殺せばいいさ その殺意さえあればね、私はもう次の先に行くよ いずれ 空吾とは闘うことになるだろう、それまで【また】だ。」

西暦 2008年7月12日 
八条空吾の側から完全に姿を消した
晋蔵弾であった………………

これが、2人の物語 若夢と宝玉である。

現在に戻る

伊田「先生 やっと起きた!」
八条「あれ?寝てたか、久しぶりに良い夢をみたよ。」
藤白「もう、しっかりしてください!」
「ごめんね~」
小崎「何するの?」
「そうだね、君達には……」

そして、彼らは


まだ知らない



この先の行方を………………………

そして、







あなた達も…………………………

                                           to be continued
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