アンダー・テイル・ワールド（Under・Tail・World）

SDW編

第16話 精霊と世界

あのゲーム終了から5日
西暦2051年4月25日

来宮閃斗は病院でリハビリをして、退院して、家に居る。
今は17歳。

閃斗「さてと、運動でもするか。」
6時に起床。走りやすい格好で、外に出て
ランニングをする。

1時間半走り、家に戻る。

家に入り、汗だくなので風呂に入る。

出た後部屋に戻るが
姉に呼び出された。
閃斗「何？姉さん？」
姉の名は
来宮和奈（くるみやかずな）
和奈「閃斗、あんた朝ご飯はどうするの？あたしはもう食べたけど、あなたの分無いと思うけど。私は大学に行くから。」
「自分でやるよ。行ってら」
姉は20歳で、大学生だ。

俺はというと。17歳で本来なら高校に言ってもいいのだが、あのゲームの事件で被害に会った人
ゲームから帰ってきた人をゲーム会社の人が確認して、その後に何か連絡が来ると。
エンマ兼（けん）
遠藤雅人（えんどうまさと）が言っていた。

開発者の茅野司はと言うと。あの会社
株式会社インプロセッションを辞め
どこかに消えてった。
だが、あの時

クリアの時の回想が流れる。

茅野「次の手はうってある。」

そう言っていた。その意味とは。

朝ご飯も食べ、ぐったりとゲームをする。

12:00
昼になり、ご飯を作る。

ご飯を食べている途中に。
閃斗のスマホから着信が鳴った。
誰か、見てみると。
遠藤からであった。

閃斗「はい、もしもし」
遠藤「ああ、俺だ。」
「どうしたんだ？」
「今日空いてるか？」
「ああ。空いてるけど。」
「今から、送る場所に、そうだな。何時に来れそうだ？」
「そうだな、14時から行ける。」
「なら、14時に送る場所に来てくれ」
「分かった。」
遠藤から添付された場所に向かう事になった。

14:00
閃斗「ここが、遠藤のお店」
遠藤がやっているお店はBARであった。
店の名は【ORION（オリオン）】

カランカラン
遠藤「いらっしゃい」
閃斗「どうも」

「オレンジジュースでもいいか？」
「あ、ああ。」
飲み物を飲み、一息つく。
閃斗「で、話ってなんだ？」
遠藤「閃斗は今でも【彼女】を探してんだろ？」
「まぁ、そうだな。」
「俺の友達のゲーム仲間から、ある写真を見た。それがこれだ。」
遠藤から、ある写真を見た。
「こ、これって。ミカ！」
「ああ。そうだ。」
「でも、なんで？これが？」
「ここ、最近あるゲームが流行っているの知ってるか？」
「いや、全く。」
「それがこれだ。」
とパッケージを見せてくれた。
「これは」
「スピリット・ダンス・ワールドだ。言わゆる」
「精霊の世界ってことか？」
「ああ。そうだ」
「でも誰がこれを？」
「開発者を見てみろ。」
裏に書いてある。開発者を見るとそこには
あのゲームのクリア後から行方が分からなかった。
茅野司の名前が記入があった。
「茅野だと！」
「ああ。どうだ？またやりたいんじゃないのか？」
「もちろんでもこれって？どうやってやるんだ？」
「これは、このチップカセットとサングラス型のゲーム機サングフォンとスマホのワールドゲームのアプリをインストールして、起動すると入れるゲームだそうだ。カセットとゲーム機が1つあるから、閃斗にやるよ。行ってこい。何があっても帰ってこいよ。」

閃斗「ああ。ありがとう。遠藤終わったら祝ってくれよ。必ずミカを連れて帰るよ。」
遠藤「ああ。待ってる。グッドラック」

すぐさま、店を出て家に帰り。
ゲームを起動する。
閃斗「よし、これでOKとさぁやりますか。
あのゲームからの5日ぶりのゲーム。
楽しませてもらいますと。ゲームオープン」
ゲームが起動した。

同時刻

ある家にて。
｢良いんですか？僕が【彼女】と居て、お父さん｣「お前を認めた訳では無いぞ。慎二」
彼の名は小金井慎二（こがねいしんじ）
愛城寺美香の父親
愛城寺龍介の知人であり
小金井はずっと龍介の娘
美香を気にしていたと言う。

彼は何を企んでいるのか？………

さぁ、閃斗の新たなる物語の始まりである。

                                                  To Be Continued