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第2ラウンド 開始
しおりを挟む俺もただ休憩してた訳じゃない。便利なスマホなんてものがあったから、色々確認させてもらった。ちょいと操作はし難かったけど、捜査するには便利だな。
……
俺がやってたゲームアプリも入ってたから危なかったが、誘惑に打ち勝って現在に至る。俺よりレベルが低かったから助かった。良かったぜ。
地図と最新情報の確認を少々行って、まだまだ真相にはほど遠いコメンテーターやらネットニュースの見出しに笑っちまったが、どうやら早くも全国各地に魔物が出現してるようだった。
それも弱いのから激強個体まで。写真付きだからよく分かってありがたかったけど、二次元好きな奴が居れば、この状況を見ればある程度の予測は出来ると思うのだが。
それも情報操作かもしれないし、本当にマヌケなだけかもしれない。まあ、せいぜい10日間は事なかれ主義、甘々平和主義国日本のままで居てもらいたい。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
よし。誰も居ないな。更に先に進もうか。
俺に少しの理性が残っててくれて良かったよ。
スマホでスポーツ用品店をチェックしてる時に思ったね。気付いたね。
よく考えたら、あんな半ヘルなんて要らなかったし、ファールカップも要らなかった。気持ちの問題って凄いな。
それもゴブ棒愛の為せる技だった。ちんこは急所だし大事だからな。
俺には、全身に受けるダメージを固定化『1』にする専用防具『ゴブリンの魔法の腰巻き』があったんだった。燃え易いって欠点はあるけど。
火ダメージは『2』ってなってるけど夢のような防具だったぜ。これ。異臭も付いてて、言ってもきったねえ腰巻きにしか見えないから忘れてた。ゴブリン記憶力弱い。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
今はジャージの下に履いてるけど、特に蒸れてくる事はない。今の所はか。
だから対象を変更。効率よく経験値を稼ぎたい。
ならばアパートなんかも捨て難いが、一軒家の方が侵入するのが簡単そうだし、頻繁に出入りするリスクは減らせる。鍵開けも面倒だしな。だから、そっちを狙ってみる事にした。
家族構成にもよるし、核家族なんて言葉すら懐かしく思えるが、一世帯当たりの人数はそんなに多くはないと思われるが、どこか1つでも開いてれば楽勝だし、家族が居たって皆で川の字になって寝てる奴等なんて、ほんのひと握りだと思われる。
偏見かもしれないが、夫婦ですら別室も多いって聞いてたし、ならばちまちま一人暮らしを狙うよりは楽かもしれない。そんな単純な思考だ。ゴブリンだけにな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
なんでもやってみないと分からない。この地域がどうとかも知らないし、当たって砕けるつもりはねえが、当たってやって殺ってやる。
待ってろよ。また俺のプロファイリングを見せやる。
なんてな。無防備で不用心そうな家を見付けるだの簡単作業だ。そんなの見れば誰でも分かるっつーの。
町には人気がない。適度に灯りはあるが、明る過ぎる事もない。これで十分だぜ。資源の無駄遣いを止めればもっと穏やかに暮らせるのにな。まあいいぜ。
本当に便利だよな。スマホって。ちょっと操作はし難くなったけど、偶に反応は鈍いけど、それは俺に玉がないからか、魔物だからか。焦らず操作すれば動いてはくれる。
知り合いとかに逆探知とかされなければ大丈夫だと思うが、いつまでも持ってるのは危険かもな。暫くは気にしないけど。最低でもこの10日間は大丈夫かな。
誰かが基地局とか発電施設なんかを破壊しなければってのはあるか。お互いにとって重要拠点に成り得る施設。狙う者が居ても、守ろうとする者が居てもおかしくないだろう。
俺はノー・タッチ。どうせ触るなら雌がいいぜ。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
おん?
あれはまさか、……
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