人類を滅ぼすのが使命みたいなんですが種族がゴブリンってのはないんじゃないでしょうか

復活のおたけさん

文字の大きさ
50 / 143

打ち合わした結果

しおりを挟む

 本日の行動予定。

 暗くなるのを待つ。それまでは休養、アンド、スマホの充電と操作の復習。決して復讐する為に覚える訳じゃない。俺に知らせたい事が発生した時に困らないようにする為だ。

 行動を別にする事がある時は、俺の方から定期的に念話を入れるつもりでいるが、相手が雄だけに、それは確定じゃないし忘れる事もあるだろう。取り込み中なら尚更に。

 掛かって来ても出ない事もあるだろうが、着信を確認次第、俺から念話すればいい。これを基本にして暫くは動くつもりだ。


 それと、ファイチクン以外にも一応装備を渡しておく。言ってもスポーツ用品店で回収して来たやつだけど。

 バットにプロテクター、胴着なんてのも各種、サイズもそれなりにあったから何とかなるだろう。腰布1つよりはマシだろう。グローブは要らねえな。

 雄はパンツなんて履かない方が脅威が増すだろう。吐かせたりしてな。汚くて。ぎゃっぎゃっぎゃっ。

 それともナニが小さ過ぎて驚異だったりして。ぐぎゃあ~


 爪もいいが、リーチがない分、武器や投擲できる物はあった方がいいだろう。1つに頼るのも危険だし。あとは各自自由に、使い易そうな物を個人の判断で。

 この部屋にもあったけど、やっぱり包丁は使えるだろう。後で他の部屋のも回収して来るか。

 襲った先で奪ってもいいしな。投擲するならボールよりは石ころの方が威力はあるだろう。なんでボールなんて回収して来たのだろうか。俺、反省。

 まあいいや。いつの日か、成長した子供とキャッチボール出来る日が来るかもしれないし、無惨に皆殺しされるかもしれないし。そんな妄想はもうよそう。

 これも自己責任。ゴブ責任。死ぬ時はなるべく相手にもダメージを負わせてから逝くように。なんてな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。


 レベルアップに関しては、一応、暗くなってからラナを残して皆で行くつもりだが、バラける可能性もあるので、各自にも注意事項を説明しておいた。

 ヤバそうな武器を持ってる奴には気を付けろ。
 数で負けてる時には逃げる事。
 人間は出来るだけ効率的に殺る事。
 いつでも不意を突ける様に意識する事。
 移動中はなるべく大人しく。
 連係も大事だから、戦う事になったら声を出して動く事。

 同族を見付けたら声を掛ける事。
 雌なら尚更に。大切に。
 そのうち雌を探せ指令が出るかもしれない事。
 その数次第では順番で雌を宛がうつもりな事。

 俺の雌には手を出さない事。
 お互いの雌にも同様に。
 人間ならいいが、同族は無理矢理しない事。
 やる時は場所を考え、安全も確かめる事。
 
 軽くこんな感じかな。お互い死んだらそれまで、悔いのないように。だが仲間は大切に。だ。

 今後はファイチクンがこういった教育をして行くように。俺が一々面倒だってのもあるが、組織には上限関係も大切だ。時にはな。頼んだぞ。


 本当に理解できてるかは知らんが、言いたい事は言えたから満足だ。従順な部下っていいな。ゴブリンだけど。簡単には殺させたくねえし、立派なゴブリンに成長して欲しいとも思った。

 これも子供が出来たからだろうか。こんな雄共にまで感情移入してるのだろうか。ないな。同族は同族。仲間は仲間。部下は部下。

 ややこしいが、俺も簡単に殺されるかもしれない身。互いに協力するのがいいだろう。皆の視線が眩しいが、まだ昼だからかな。ラナも居るからか。

 そんな期待の目で見られても、ラナとやるのはいいが、雄とはやらないぞ。絶対だ。まあ、ゴブリンにそっちの文化があるかは知らないが、俺はノー・サンキュー。ノーと言えるゴブリン。それが俺。


 狙うなら日本人よりは外国人かとも思ったけど、その違いを説明するのが面倒だ。それは俺が気を付ければいい事だしな。そういうのは殺りながら説明して行く事にしよう。

 よし。お仕舞い。

 各自自由に。ファイチクンを中心にして戦闘の打ち合わせはしておくように。俺は別行動する事もあるだろうから。俺が居ない時は、基本はファイチクンの言う事をしっかり聞くように。これ命令。


「へい。分かりやした。兄貴。任せてくだせえ」

「はい。分かりました兄様」

「は、はい。分かりました。兄貴」


 ファイチクン、スイチクン、マイチクン。分かり易くていい。ラナは当然として、見分けるのもまだまだ余裕だな。ゴブリンになってみれば違いがよく分かる。まだ3人だが。

 これが魔物特性か。外国人からみたアジア人って感じじゃなかったか。アジア人から見た白人も言葉を聞かなきゃ大概はっきりとは区別つかんがな。俺だけか。ぎゃっぎゃっぎゃっ。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~

放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」 大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。 生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。 しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。 「すまない。私は父としての責任を果たす」 かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。 だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。 これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。

診察室の午後<菜の花の丘編>その1

スピカナ
恋愛
神的イケメン医師・北原春樹と、病弱で天才的なアーティストである妻・莉子。 そして二人を愛してしまったイケメン御曹司・浅田夏輝。 「菜の花クリニック」と「サテライトセンター」を舞台に、三人の愛と日常が描かれます。 時に泣けて、時に笑える――溺愛とBL要素を含む、ほのぼの愛の物語。 多くのスタッフの人生がここで楽しく花開いていきます。 この小説は「医師の兄が溺愛する病弱な義妹を毎日診察する甘~い愛の物語」の1000話以降の続編です。 ※医学描写と他もすべて架空です。

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語

ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。 だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。 それで終わるはずだった――なのに。 ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。 さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。 そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。 由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。 一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。 そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。 罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。 ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。 そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。 これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。

処理中です...