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長過ぎるのも嫌われる? 早過ぎても味気ない?
しおりを挟む雌が苦手でビッチは更に問題外のバンクンではナニも言えないだろうから、調子くれてくる虫ビッチに向けて言ってやったゴブリン。
「おい。いい加減にしろよ。虫ビッチ。大人しく聞いてりゃいい気になりやがって。ゴブリン舐めてんのか? あ? ケンカなら買ってやるぞ? やれんのか? 口だけ虫ビッチが」
こんな事を言ってみたのは初めてです。色々観たり読んだりして学習した結果です。思った以上にドキドキした。しかも1人だけの雌相手に言っちゃったゴブリン。後悔はしてない。
ほんと顔だけ見ればゴブリンっぽいのにな。これでしおらしくしてりゃ、ちったあ見れたかもしれないのに。俺ならやれる。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
別に勿体なくもないけど、ゴブリン容赦はしねえ。1発ぶっとばして1発ぶっ放してやろうかな。そうすりゃ大人しくなるか? ぎゃっぎゃっぎゃっ。
少し間があったが、ピクピク顔を引きつらせた虫ビッチが、漸く状況を理解して、言われた事を思い出すかのように、暫く俺を見てから怒鳴って来た。
「ああんっ! 虫ビッチって何の事よ! ちっ! たかだかレベル2程度のゴブリンの分際で偉そうに。
そんな今の私でも余裕で殺れそうなステータスでよくもそんな態度が取れるわね。いいわ。売ってやるわよ。ぎったぎったにして契約で従属させてやるわ。
それくらいの覚悟はあるのよね。私を虫ビッチなんてふざけた事言ってくれたんだから当然逃げるなんて格好悪い事はしないわよね? ねえ、ゴブリンさん?」
ふっ。ビッチめ。よく喚く虫だ。やはり虫ビッチだったか。分かってんじゃねえか。くそ虫ビッチめ。ムカつく言い方させたらチャンピオンだな。ベルトはあるのか?
やったね!
生まれ変わって来たばかりの鑑定レベルじゃ余裕だと思ってたけど、レベル3ってのがどんだけ効果があるか分からないだけにちょっとだけ心配したけど。俺の『スキル偽造:LV6』は見破れなかったようだな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
鑑定よりもポイントが高かったんだから当たり前ゴブリン。しかもレベルも違う。こんな時がいつか来るかと思ってたけど。本当に来てくれてありがとう。
本当は魔物同士で争いたくはないのだが、こいつはしょうがねえ。くそ虫ビッチは魔物じゃねえ。ビッチだ!
またしてもざまあ出来そうだぜ。股下も? 入るかな。ゴブリンなら余裕か。ぎゃっぎゃっぎゃっ。ぐぎゃあ~
「ふっ。くそ虫ビッチから俺が逃げる訳がなかろう。レベルの違いが戦力の決定的差ではないという事を教えてやろうじゃないか。
どんな条件でも言ってみろ。くそ虫ビッチ。お前の頭で考えられそうな事なんて知れてるがな。ぎゃっぎゃっぎゃっ」
煽って煽って煽りまくる。ゴブリンちょ~楽しい。言いたい台詞も言えたしな。既に俺は満足だ。そのまんも見せてもらもうかな。くそ虫ビッチのまんこの性能とやらも。俺が勝ったらな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
「ちいっ! ゴブリンのくせにっ! ビッチビッチムカつくうっ!
くそ虫まで付けやがってえ! かあ~っ!」
自分でかあ~って言っちゃうビッチが居たんだな。ここに居た。あら珍しい。珍種のビッチですな。くそ虫が付いたけど、ちんこも入れてみようかな。そっちの『ちん』じゃねえか。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
「くそ虫ちんビッチ。早くしろ。こっちは早くレベル上げしたいんだよ。お前に構ってる時間はねえんだ。やっぱりくそ虫ちんビッチだから頭の回転も遅いのな。お前に契約なんて出来んのか? ぎゃっぎゃっぎゃっ」
早くしろってな。そして冷静になる前に確定させる。俺とやるって選択をな。勝負だった。どうせ結果はそうなるか。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
「ちいぃっ! また長くしてんじゃないわよ。なんなのよ、ってもういいわ!
いいわ。私の頭で考えられる条件で。そうね。1対1で戦って、負けた方が勝った方の奴隷になるってのはどうかしら? 素敵でしょ?
私が勝つに決まってるけど、あんたを隷属させて戦闘奴隷としてがっつりこき使ってやるわ。当然死ぬまで反抗出来ないように絶対服従で縛ってやるわ。楽しみね。
お互いに条件に納得したなら、今の私のレベルでも契約魔法は有効に発動するはずよ。どう? それでいい?」
ふっ。くそ虫ちんビッチめ。ビッチのくせに、『ちん』って言いたくなかったのか。ぎゃっぎゃっぎゃっ。残念。
既に勝った気でいるとは。マジでナニか他にもチートスキル持ってんのだろうか。それならさっきバンクンにアピールしてるはずだよな。
それでも心配になってしまうゴブリン。勝つのは俺の方だって分かってるのに。散々俺つええ~して来てるから、ちょっとやそっとじゃ負けるなんてあり得ないはずだけど。
それでもヘタレな俺は考えてしまう。実はナニか隠し種があるんじゃないかって。俺の精子は隠さず孕ませる為の種となるのだが。
……
ま、まあ。大丈夫だろう。俺と同じような事してて、実は生まれ変わったばっかってのも油断させる為の嘘だったりとか、実はすっげー効果の付与された武器とか防具とか装備してるとか。
……
ないな。そんなチートなもん持ってりゃ、突然の攻撃でもそんな傷は負ってなかっただろう。うん。そうだ。
武器は知らんけど、恐らく異次元収納の中だろう。そして俺の武器は鑑定済みなんだろう。
どんな風に見えてるのかは気になるが。言っても『人類に対して攻撃力補正大』が付いてる『対人類ゴブリン専用撲殺兵器:ゴブリンの棍棒』だ。
魔物ならそこまでの脅威は感じないかもしれないな。俺なら結構怖いけど。この棍棒。
普通に叩かれただけでも血は出ると思うし、殴られたりなんかしちゃった日には、それこそ1発お陀仏。よくても重症まっしぐら。それでも平気なんだろうか。このくそ虫ちんビッチ。
長いからもうビッチでいいや。ビッチはビッチだし。
はっ! まさか! これは殴る為の武器じゃなくて、まんこに入れる用の大人のおもちゃだとでも思ってるのか!? ビッチだけに!
それに、俺の腰巻きを鑑定したら、それこそ驚くと思うんだけど。『全身に受けるダメージを固定化『1』にする』なんてかっ飛んだ性能なんだから。
まさか、鑑定してないのか? これ。ちょー有用装備だぜ? ゴブリンだから? 馬鹿にしてたから? それともただきったねえから見たくもないってか?
角度によってはちんこ見えるだろうしな。ビッチなのに見慣れてねえのかよ。ぎゃっぎゃっぎゃっ。ぐぎゃあ~
それが1番ありえ~る。そんなビッチは大歓迎。俺が勝ったら、お望み通り性奴隷にしてやるぜ。ぎゃっぎゃっぎゃっ。望んでねえか。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
「い、いいだろう。ここなら既に問題ないだろうし、その条件で受けて立とう。ゴブリンに二言はない」
コボチャンも居るし、既にチートイケメンのバンクンも居る。ナニより、愛するラナ、コボチャンの前で格好悪い所は見せられないぜ。
「ふふんっ。漸く観念したの? 随分考え込んでたから逃げるのかと思ったわ。ま、同族の可愛子ちゃんも居るからくそ虫ビッチ相手にそんな格好悪い事は出来ないわよね。
お陰で私も少し冷静になれたわ。ま、より決着が早くなるってだけですけどお。きゃっきゃっきゃっ」
ちっ。やはり長考し過ぎたか。せっかく煽ったのに、冷静にさせてしまったか。それでも俺の鑑定はしないでよしってか。ぎゃっぎゃっぎゃっ。ビッチめ!
しかも、『ちん』抜かしやがったな。せっかく付けてやったのに。やっぱり初心なビッチだな。ビッチなのに初心とはこれいかに。
それにしても笑い方も気持ちわりいな。濁点がないだけじゃなくて、人間性が溢れてるかのような不快な笑いだぜ。それは俺もかな? あれ? ……
ま、まあいいぜ。そんな事は気にしないゴブリン。今は勝つ事だけを考えよう。速攻溶かしてやるけどな。悪魔ならよく効くだろう。漸く使えるぜ。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
「あっと。ゴブリンさん。殺しちゃダメですよ。気持ちは分かりますけど、あの子の鑑定スキルは興味があります。
性格はダメダメですけど、僕は話したくもないですけど、ゴブリンさんの奴隷になっちゃえばそこは何とかなりそうですよね。
酷い事言ってましたし、逆でもそう出来るって事ですよね。全然、可哀想って思えないので、さくっとやっちゃって下さいね。あ、殺るって意味じゃないですよ? ははは」
こんなイケメンも酷いと思うけど、イケメンだけに、ナニを言っても許される。そして俺も許そう。同じような事考えてたみたいだし。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
やるな。やりたいのか? 違うだろうな。知ってる。マジ嫌そうな顔してるもんな。それでもイケメンて。まあいいや。
「ああ。そのつもりだから安心してくれ。一応、周りの警戒だけは頼むな。コボチャンも居るけど、決闘が始まると気は逸れると思うから」
一応、俺の雌だし。愛されてると思いたい。そんな俺が勝負って感じだけど、決闘するんだ。気にはなるだろう。そんな思い込みゴブリンです。
「あ、はい。分かりました。速攻で終わると思いますけど、その後の方が時間が掛かりそうですよね。僕があんな人拾って来ちゃったから。すみません。でも、頑張って下さいね」
「おうよ。ありがとうな。気にするな。結果オーライだ。俺も奴の鑑定スキルは使えると思ってたからな。人格は別として、いい拾い物だったと思うぞ」
「は、ははは。そう言ってもらえると嬉しいような? ま、まあ、今後は気を付けますね」
「ちょっと、いい加減もういい? 言っておくけど、あくまでもこれは1対1の決闘よ。
横槍入れられたり、仲間を呼んだりしたらあなたの負けよ。そういう契約内容にしてあるから、言っておくわよ?
相手にもちゃんと理解させないと効力がないのがこの契約魔法だから。自信があるならいいわよね? ゴブリンさん?」
ちっ。言い方が腹が立つ。ここはちんこを立てて意識を逸らそうか。いや。違う事始めたくなっちゃうから止めとこう。それも加勢になるのかな。
加えるのは精液だけど。そして咥えられてもいいのだけど。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
「ふっ。よく分かった。俺を煽っても無駄だぞ。取り敢えず契約内容はだけは確認させてもらおうか。こっちに不利な内容があっても、認識違いがあっても意味がないからな」
ヘタレゴブリンを舐めるなよ。契約内容の詳細確認は必須。これ基本。はんこを押してからでは遅いのだ。はんこは押さないとは思うけど。
「当然よ。それは私にも言える事よ。そうしないと契約魔法は発動しないんだから」
そしてお互いに内容の確認を。こんな事やってるだけでも時間は過ぎて行く。こんな契約魔法、普通なら成立しないだろう。人間相手なら尚更に。
殺ってお仕舞い。こいつの命なんてそんなもんで終わっただろうな。だから弱らせてからの強制契約か。
て事は、実は更にえぐい契約のさせ方があるんだろうな。教えるつもりはないんだろうが、俺を終わらせたらそれをするんだろうか。
いや。奴隷ってのが1番えぐいのか。性奴隷だもんな。戦闘奴隷だっけか? どっちも同じようなもんか。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
だが、この自信はナニかあると思っておいた方がいいだろう。身長差もあるし、大した攻撃力はないはずなのに。
いくら異次元収納が使えても、そこまでの自信は持てないだろう。格闘家だったら別かもしれないけど。
まあ、考え出したら切りがない。どんな攻撃されようが、俺に与えられるダメージは全部『1』になる。これがあればナニも怖くないさ。いや。十分怖いけど。
チートな嵌め技とかやられたら、流石にやべえかもしれないし。痛いものは痛いし、出来れば攻撃なんて受けたくねえ。そんなゴブリンです。
でも、ヒールも使えるから大丈夫なはず!
はあ。もういいや。契約なんてしっかり確認しないと堪えられないゴブリンだから、余計に冷静になって考えてしまったぜ。しまったあ!
やっぱり決闘なんかしたくなえな。一方的な殺戮こそゴブリンが目指すもの。流石に疲れたぜ。もういいか。戦う前に疲れるってこれいかに。
はっ! これも契約魔法の効果なのか!? これで予め弱体化させるから自信があるのか?!
いや。多少は魔力を持って行かれた気がするが、魔道士やってた俺を舐めるなよ。俺がビッチ嫌いってのが大きいのだろう。心配疲れが1番かも。俺、1人で納得。
はい。まとめます。
あくまでも、1対1の決闘。殺してしまっても大丈夫らしい。
かなり弱る事にはなるが、この契約魔法で縛られてる数分間は、命だけは守られるらしい。殺してしまったら従属させられないし、契約する意味がないからだそうな。
なんて便利な契約魔法。う~ん。ファンタジー。これで1発か。そういう仕様もあるって事で納得するしかないゴブリン。
活用次第ではすっげー卑怯なチートが出来そうだけど、そもそもチートってそういう意味だけど、そういう卑怯な使い方は出来ないようになってるみたい。
秘境もないだけに、ちいと感情が顔に出やすいゴブリン。先に言われちゃった。
「ふん。そんなあんたが考えそうなチートな事が出来れば態々決闘なんかしないわよ。ばっかじゃないの。きゃっきゃっきゃっ」
ですと。このビッチ! マジで笑い方が腹が立つ。だから俺も笑うのだ。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
殺すか、参りましたを言わせるか。
その瞬間、更に契約魔法が発動して、敗者は勝者の絶対服従奴隷になる。反抗不可。自殺不可。どちらかが死ぬまで続く隷属関係。
こうなった。
長かった。
そしてくそ虫ちんビッチは、俺の奴隷となった。
速かった。
1発だった。
そもそも普通に飛べないインプにナニが出来て? ゴブリンより弱いっちゅう話やで。俺の心配を返しやがれ。ぎゃっぎゃっぎゃっ。ぐぎゃあ~
開始早々、
「あっ、上手く飛べないっ! 大丈夫だと思ったのにいっ!」
「ゴブリンアブソリュートホーリー!」
「きぃや……、 . 」
しゅわっと消えた。そしてすわっと現れた。くそ虫ちんビッチ。良かったな。契約魔法結んどいて。本当に良かったのかどうかは知らんがな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
「ご主人様。このくそ虫ちんビッチ。死ぬまで誠心誠意お仕え致します」
「うむ。苦しゅうない。死ぬまで尽くすがよいぞ」
「はい。ありがたき幸せ。私が死ぬまで尽くしたいと思います」
「うむ。変な素振りを見せたら、更に魔力を込めたホーリー放ってやるからな。覚えておきなさい」
「はい。しっかり覚えておきます。ご主人様に変な素振りなど見せるはずがございません。なんなりとお申し付け下さい」
「うむ。期待しているぞ。よろしくな」
「はい。こちらこそよろしくお願い致します」
しっかり契約魔法は発動して、確認した通りの効果を発揮してくれた。良かったぜ。
これも演技かもしれないが、これだけ言っても全く反応に変化はなかった。魔物も簡単に変われるのな。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
多分、大丈夫だと思われるが、油断はしない。更に魔力を込めたホーリーなんてないけどな。アブソリュートなんだから当然さ。それも検証だっただけ。ぎゃっぎゃっぎゃっ。
「……。ゴブリンさん。やっぱりヤバい人だった。……。僕、絶対逆らわない」
イケメンはナニを言っても格好いいはずなのに。ゴブリンに言っちゃダメな台詞だと思ったゴブリン。
「ああ! ご主人様! す、素敵過ぎますうっ!」
天使は天使。ナニを言っても天使です。これは変わらない。
「ガウガウウッ! ガウッ!」
愛犬も愛犬。ナニを言ってるかさっぱり分からないけど、褒められてる感じは伝わってきた。これも愛の為せる技。尻尾よ、ありがとう。
2人共、後で盛り上がろうな。それを3Pと言う。ぎゃっぎゃっぎゃっ。早速ビッチも入れて4Pにチャレンジしちゃうか?
入れるのは俺か。ぎゃっぎゃっぎゃっ。あー楽しみだ。
まあ、あれだ。元々そのままだったら死んでたかもしれない命だ。それを助けてもらって良かったと考えるのもいいだろう。
俺的には、ビッチを隷属させられて満足だが、奴隷を持つなんて当然初めてだが、まんの方はしっかり確かめる必要はあるだろう。それもゴブリンとしての責任だ。
やっぱり死んどいた方が良かったって思われるか、悦びを知って心から感謝されるか。それは、ビッチのまんのみぞ知る? ぎゃっぎゃっぎゃっ。
さ。取り敢えずレベル上げだな。時間が勿体ねえ。流石に長過ぎた。皆、ごめんなごめんな~。
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