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第六章 舞楽の宴
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内裏にまた、夜が来る。
ひそやかな衣擦れの音に紛れて、青年のものらしいくぐもった声が漏れ聞こえてくる。
「……あ、んっ……も、だめ……お許しくださっ、あっ……あに、うえ──」
掠れた青年の声とともに、粘性の水音と肌のうち合わされる音がする。
宿直を務める武官らにとって、これら淫靡な物音はもうすでに慣れっこになったものに過ぎない。「ああ、また今宵もか」という顔をする者さえおらず、皆ただおし黙って己が担当の場所にきりりと蹲踞しているばかりである。
「やっ……あ、ああ……!」
青年の声が最後にひと声高く啼いて、別の誰かがぼそぼそと何事かを囁く声がする。しゅるしゅると、さまざまな絹地が板張りの床を這う音。次いでひたひたと裸足の足がそこを歩く音がして、やがてかたりと妻戸が開いた。
宿直の武官数名はみな、「何も見えぬ、聞こえぬ」の体を貫いて微動だにしない。
出てきた人物の方でも彼らに対しては無頓着で、まるでそこいらの柱かなにかと同列にしか意識に乗せていないようだ。彼らも含め、すべてが見慣れた光景に過ぎないらしい。
少し乱れた白絹の夜着。結い上げた黒髪も幾筋か、こめかみのあたりにぱらぱらとその白皙に零れ落ちている。輝くばかりの美貌よと讃えられたその弟殿下ほどではなかったけれども、この第二皇子もけっして醜き人ではない。ただその瞳は夜の色に濡れ、単に嗜虐の餌にされてふさぎ込む人のものとは見えなかった。
やや乱れた夜着の裾を揺らしながら、青年はひたひたと東宮の渡殿を歩いて行く。
くすくすと、少し歪んだその口の端から奇妙な笑声が漏れ出た。
「……くふ。くふふ……兄上」
その兄や弟とは違い、なんらの<恩寵>もその身に受けなかったこの青年が何を思うのかを知る者はない。いずれは臣下の立場になり、ミカドになる兄を手助けする未来があるばかりのこの青年に。
夜闇に沈む檜皮葺の内裏の屋根の向こうでは、青白く靄のかかった夜半の月が、無感情にそんな青年を見下ろしていた。
◆◆◆
「ふわ……」
手にした笏のうちで密かに欠伸をかみ殺しながら、ツグアキラはその日もまたいつものように、午後に予定されていた舞楽を見るともなしに眺めていた。
昨夜もあの兄にあまり眠らせてもらえなかった上、腰のあたりが重くもけだるく、本当はこんな退屈な演目など「体調が優れませぬゆえ」とかなんとか言って遠慮したいところだったが、そういう訳にもいかなかった。
あの兄がその座にいるというのに、自分が勝手にそこを辞するなどは許されない。というか、そんな危ないことはしたくなかった。いつなんどき、あの兄がちょっと見栄えのいいはした女やら踊り子の少年やらに目をつけないとも限らないからである。
これまでにも幾度となくそんなことはあったけれども、斯様な不届きな少年少女は、すべからく速やかにこの自分が適当な罪をでっちあげ、内々に闇商人の手に落として進ぜたものである。そのような下賤の身で、あの高貴な兄の体に触れていいはずがあろうか。
(……ふむ。変わり映えせぬな)
目の前に展開されている舞を見ながら、ふたたび欠伸をかみ殺す。舞い手たちはこうした催しがあればいつもそうであるように、この大極殿の前庭に設えられた舞台の上で煌びやかな衣装の裾を揺らしつつ優雅な舞を披露している。
宮中では貴人の無聊を慰めるため、四季おりおりの行事以外にもこうして多くの雅楽の宴が催される。時には様々な趣向をこらした和歌の詠み比べなどもある。そんなときには皇族と貴族らが優美な東院の庭に集まり、そこにひきまわされた曲水の池に浮かべた舟や水際に座って、酒など楽しみながらのまことに典雅な宴となるのだった。
右大臣ヨリナガの言に従えば、本日の趣向は古より伝わる雅楽とともに仮面をつけた異形の姿の者らが舞踊をおこなう、という話だった。
天よりの光をあらわすという笙の妙なる音とともに、そこに駆け上がる龍の声をあらわす龍笛が重なり合う。やがてそこに、かわいらしい地の民の声たる篳篥があわさることで、この世のすべてをわずかな音階によって具現するというのがその神髄であるらしい。
世界を表現するその高雅な響きが、するすると初夏の空へと立ち昇っていく。
この舞はすべてが物語仕立てになっているものらしく、それはそもそもこのスメラギの成り立ちを表現したものとなっている。
美しき人の姿をたもったスメラギの祖先は、かつて水と緑を湛えた美しき母星を失って宇宙の大海へと漕ぎ出した。やがて下賤のものたちが厳しい環境に耐えかねて自らの姿を次々に卑しい獣へと堕としていく。
気高きスメラギの先祖──彼はとある美しい青年が演じていたが──はそれを忌み、麗しい惑星を見つけてそこに降り立ち、厳しい環境に立ち向かいつつ清きスメラギの血をこの地で守らんと志す。
まあ概ねは、そんな内容の舞であった。
主人公たる青年以外はみな、獣に変わった卑しき人々を表現するため、大きな紙に描かれた仮面をつけた姿である。
ツグアキラはふと嫌なものを覚えてちらりと上座に座る兄の横顔を盗み見た。
(ちっ……)
案の定だった。
兄の瞳は食い入るように、その主人公を演じている美麗な青年を見つめている。いや美麗とは言ってもずっと下賤の身でもあり、立ち居振る舞いにこそ品はあったがせいぜいが標準より少し上といった程度の容姿だったのであるが。
兄は何しろ、色を好む質である。それもどちらかと言えば女人よりかは、美しげな少年や青年をより愛する。恐るべき<恩寵>をいくつもその身に有し、頭も切れるその反面、夜の方でも絶倫というのに等しい男なのだ。
女人についてはもうだいぶ前、いやいやながら娶った妃のこともあってかなり嫌気が差したらしく、あれ以来あまり食指が動かないようである。まあそれも、結局はこの自分があれやこれやと仕向けた結果のことではあるが。
はっきり言ってすべてを受けるには身がもたぬゆえ、時折りは抱き潰す少年少女を献上することも吝かではない。しかしほかで何があるにせよ、最もあの兄の恩寵を受けるべきはこの自分でなくてはならぬ。
決して決して、兄の心を他へ向かせてはならぬのだ。
なぜなら自分が、自分こそが、
あの恐るべき兄の最愛の人間でなくてはならないのだから──。
と、目を細めて笏のうちで含み笑ったときだった。
流々と響いていた雅楽の音が、ふ、といきなり静まった。
(なんだ……?)
場はしんと静まりかえり、父たるミカドをはじめ兄も居並ぶ臣下の皆々も、ただ不思議そうな視線を舞台上の人物に集めていた。
ひそやかな衣擦れの音に紛れて、青年のものらしいくぐもった声が漏れ聞こえてくる。
「……あ、んっ……も、だめ……お許しくださっ、あっ……あに、うえ──」
掠れた青年の声とともに、粘性の水音と肌のうち合わされる音がする。
宿直を務める武官らにとって、これら淫靡な物音はもうすでに慣れっこになったものに過ぎない。「ああ、また今宵もか」という顔をする者さえおらず、皆ただおし黙って己が担当の場所にきりりと蹲踞しているばかりである。
「やっ……あ、ああ……!」
青年の声が最後にひと声高く啼いて、別の誰かがぼそぼそと何事かを囁く声がする。しゅるしゅると、さまざまな絹地が板張りの床を這う音。次いでひたひたと裸足の足がそこを歩く音がして、やがてかたりと妻戸が開いた。
宿直の武官数名はみな、「何も見えぬ、聞こえぬ」の体を貫いて微動だにしない。
出てきた人物の方でも彼らに対しては無頓着で、まるでそこいらの柱かなにかと同列にしか意識に乗せていないようだ。彼らも含め、すべてが見慣れた光景に過ぎないらしい。
少し乱れた白絹の夜着。結い上げた黒髪も幾筋か、こめかみのあたりにぱらぱらとその白皙に零れ落ちている。輝くばかりの美貌よと讃えられたその弟殿下ほどではなかったけれども、この第二皇子もけっして醜き人ではない。ただその瞳は夜の色に濡れ、単に嗜虐の餌にされてふさぎ込む人のものとは見えなかった。
やや乱れた夜着の裾を揺らしながら、青年はひたひたと東宮の渡殿を歩いて行く。
くすくすと、少し歪んだその口の端から奇妙な笑声が漏れ出た。
「……くふ。くふふ……兄上」
その兄や弟とは違い、なんらの<恩寵>もその身に受けなかったこの青年が何を思うのかを知る者はない。いずれは臣下の立場になり、ミカドになる兄を手助けする未来があるばかりのこの青年に。
夜闇に沈む檜皮葺の内裏の屋根の向こうでは、青白く靄のかかった夜半の月が、無感情にそんな青年を見下ろしていた。
◆◆◆
「ふわ……」
手にした笏のうちで密かに欠伸をかみ殺しながら、ツグアキラはその日もまたいつものように、午後に予定されていた舞楽を見るともなしに眺めていた。
昨夜もあの兄にあまり眠らせてもらえなかった上、腰のあたりが重くもけだるく、本当はこんな退屈な演目など「体調が優れませぬゆえ」とかなんとか言って遠慮したいところだったが、そういう訳にもいかなかった。
あの兄がその座にいるというのに、自分が勝手にそこを辞するなどは許されない。というか、そんな危ないことはしたくなかった。いつなんどき、あの兄がちょっと見栄えのいいはした女やら踊り子の少年やらに目をつけないとも限らないからである。
これまでにも幾度となくそんなことはあったけれども、斯様な不届きな少年少女は、すべからく速やかにこの自分が適当な罪をでっちあげ、内々に闇商人の手に落として進ぜたものである。そのような下賤の身で、あの高貴な兄の体に触れていいはずがあろうか。
(……ふむ。変わり映えせぬな)
目の前に展開されている舞を見ながら、ふたたび欠伸をかみ殺す。舞い手たちはこうした催しがあればいつもそうであるように、この大極殿の前庭に設えられた舞台の上で煌びやかな衣装の裾を揺らしつつ優雅な舞を披露している。
宮中では貴人の無聊を慰めるため、四季おりおりの行事以外にもこうして多くの雅楽の宴が催される。時には様々な趣向をこらした和歌の詠み比べなどもある。そんなときには皇族と貴族らが優美な東院の庭に集まり、そこにひきまわされた曲水の池に浮かべた舟や水際に座って、酒など楽しみながらのまことに典雅な宴となるのだった。
右大臣ヨリナガの言に従えば、本日の趣向は古より伝わる雅楽とともに仮面をつけた異形の姿の者らが舞踊をおこなう、という話だった。
天よりの光をあらわすという笙の妙なる音とともに、そこに駆け上がる龍の声をあらわす龍笛が重なり合う。やがてそこに、かわいらしい地の民の声たる篳篥があわさることで、この世のすべてをわずかな音階によって具現するというのがその神髄であるらしい。
世界を表現するその高雅な響きが、するすると初夏の空へと立ち昇っていく。
この舞はすべてが物語仕立てになっているものらしく、それはそもそもこのスメラギの成り立ちを表現したものとなっている。
美しき人の姿をたもったスメラギの祖先は、かつて水と緑を湛えた美しき母星を失って宇宙の大海へと漕ぎ出した。やがて下賤のものたちが厳しい環境に耐えかねて自らの姿を次々に卑しい獣へと堕としていく。
気高きスメラギの先祖──彼はとある美しい青年が演じていたが──はそれを忌み、麗しい惑星を見つけてそこに降り立ち、厳しい環境に立ち向かいつつ清きスメラギの血をこの地で守らんと志す。
まあ概ねは、そんな内容の舞であった。
主人公たる青年以外はみな、獣に変わった卑しき人々を表現するため、大きな紙に描かれた仮面をつけた姿である。
ツグアキラはふと嫌なものを覚えてちらりと上座に座る兄の横顔を盗み見た。
(ちっ……)
案の定だった。
兄の瞳は食い入るように、その主人公を演じている美麗な青年を見つめている。いや美麗とは言ってもずっと下賤の身でもあり、立ち居振る舞いにこそ品はあったがせいぜいが標準より少し上といった程度の容姿だったのであるが。
兄は何しろ、色を好む質である。それもどちらかと言えば女人よりかは、美しげな少年や青年をより愛する。恐るべき<恩寵>をいくつもその身に有し、頭も切れるその反面、夜の方でも絶倫というのに等しい男なのだ。
女人についてはもうだいぶ前、いやいやながら娶った妃のこともあってかなり嫌気が差したらしく、あれ以来あまり食指が動かないようである。まあそれも、結局はこの自分があれやこれやと仕向けた結果のことではあるが。
はっきり言ってすべてを受けるには身がもたぬゆえ、時折りは抱き潰す少年少女を献上することも吝かではない。しかしほかで何があるにせよ、最もあの兄の恩寵を受けるべきはこの自分でなくてはならぬ。
決して決して、兄の心を他へ向かせてはならぬのだ。
なぜなら自分が、自分こそが、
あの恐るべき兄の最愛の人間でなくてはならないのだから──。
と、目を細めて笏のうちで含み笑ったときだった。
流々と響いていた雅楽の音が、ふ、といきなり静まった。
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