Mの居場所

nako

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⑧SとM

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初めてSMを見た日


まだ10代だった私

SMとはなにか知りたい。
そんな理由で
女友達とSM専門のバーに行った。


ボンテージ姿の女の人(S嬢?)たちに
案内してもらい、私達は緊張しながらオレンジジュースを飲んでいた。


ボックス席に二組のカップルがいた。

よく見ると女の人はどちらもスリップ姿で

赤と黒の首輪をそれぞれつけていた。

男の人はどちらもスーツで
40~50くらいのおじさんだった。


お互いのペットを紹介しあって一緒に飲んでいるという感じに見えた。


そろそろ頼むねーとおじさんたちが言うと

スリップ姿の女の人(M女?)二人が

うつむきながらS嬢たちのところへ歩いて行った。


はーい。

みるみる
M女の二人は縛られていった。

背中合わせで立った状態で縛られた二人は

天井のフックで吊られた状態になり

さらに片足を上げた状態で固定された。

片足でバランスをとり必死に立っている状態だった。


二人だからどの方面から
見ても楽しめまーす

みんな見てあげてくださーい。


そう言うと
S嬢は

ピンクの楕円形の小さな道具を
二人の下着の中に入れた。

あれが初めて見たローターだった。


ヴーーーーーという音が響き渡る

吊られた女の人たちが
か細い声で喘ぎはじめた。

今日は100回かなー

いーち! にー!

そう数えながら鞭で叩いていく


店内はローターの音をかけ消すように
喘ぎ声と鞭で叩く音が響き渡る。


痛いのと気持ちいいので大変だね

ねぇ

恥ずかしいの気持ちいいの?

ご主人様ちゃんと見てるから
感じていいのよ。


他の客もみんなお酒を飲みながら
その二人を見ている。


恥ずかしい姿で
縛られて立たされて

気持ちいいところにローターをあてられて
叩かれて

それをたくさんの人に見られる


縛られてるから
されるがままに感じることしかできない。


すごい
これがSMか


その光景を


一人で見るより友達と見るほうがなんか恥ずかしく感じた。



100叩きが終わると

二人の縄がとかれ

S嬢はふらふらになったM女を主人のもとエスコートした。


そのままM女の二人は主人二人に愛撫されているようだった。



私達の席にさっきのS穣がやってきて
話をしてくれた。

SMってね本来女同士でやるんだよ。
女のほうが女の子の痛みとか気持ちいいとことかわかってあげられるでしょ

MはSを信じてからだをまかせるから
Sは絶対守ってあげなくちゃいけない。

縄のあととか鞭のあととかは本来残しちゃだめだからその加減ってすごい難しいんだよね

自分の欲をぶつけるだけのヤツはSじゃないからね
ちゃんといいパートナー見つけるんだよ。

そう言いながらS穣は私の頬をなでた。

私がM側だと見抜いているようだった。


ドキドキする




せっかくだから縛ってあげようか?

あ 蝋燭体験してみる?


友達と来た手前
縛られるのは恥ずかしかったので、

蝋燭だけ手の甲に足らしてもらった。


想像以上の熱さに悶絶した私だった。 


一人で来てたら

私も…


そう思いながら私たちはお店をあとにした。





























    
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