ウブで真面目な理学療法士の初恋のお相手はセレブなイケメン敏腕秘書でした

波木真帆

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興奮が抑えられない※

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とにかく私を興奮させてやまないこの魅惑的な着物を脱がせよう。
そうでなければ、このまま寝室に連れ込んでしまいそうだ。

「あの、尚孝さん……この着物、脱ぎましょうか」

「えっ? あ、そうですね。借り物ですから汚してはいけませんよね」

尚孝さんはこの着物をいただけることになったとは思っていないようだ。
いや、もし自分のものになったとしても汚れることを嫌がりそうだからきっと同じだ。

「これは浅香さんからのご好意でいただけることになったようですよ」

「えっ? そんなっ、いいんですか?」

「ええ。ですから、今度は私のためだけに着て見せてください」

今日はもうこれ以上興奮してしまったら困る。
手加減なんて本当にできなくなってしまうからな。

尚孝さんは私の言葉に少し考えたような表情を見せたかと思うと、潤んだ瞳で私を見上げた。

「今度じゃなくても今、いっぱい見てくださっていいですよ」

「尚孝さんっ! だめです、そんなことを言っては……」

私が焦れば焦るほど、尚孝さんはどうしてとでも言いたげな表情を見せる。

「だめ、ですか?」

「ちがっ、ああっ、もう!」

堪えきれずに大きな声をあげてしまうと、尚孝さんがビクッと身体を震わせる。

「すみません! 怖がらせるつもりではないんです」

「でも……」

ああ、もうだめだ。これから幸せな時間を過ごすというのに、こんなことですれ違って尚孝さんを悲しませるわけにはいかない。

私は尚孝さんの小さな手をそっと取り、己の昂りに導いた。
服の上からでも途轍もないほど熱く大きく成長しているのがわかっただろう。
尚孝さんは一気に表情を赤らめた。

「あの、これ……」

「尚孝さんが可愛すぎて結婚式の前からずっと我慢しているんです。このままだと尚孝さんを押し倒して着物を破いてしまいそうなくらい激しくしてしまいそうで……」

説明しながら自分が獣にでもなったかのように感じてしまうが、これは大袈裟でもなんでもない。

「着物を破くって……唯人さんは、僕が女性の格好をしているから興奮しているんじゃないんですか?」

そんな質問を問いかけられて思わず笑ってしまった。

「私は女性の格好をしている尚孝さんだから興奮しているんじゃないですよ。尚孝さんがしている格好だから興奮するんです。たとえこれが男性の着物姿でもタキシードでも同じくらい興奮しますよ。当然じゃないですか」

ぎゅっと尚孝さんを抱きしめて耳元で囁く。

「私は尚孝さん自身を愛しているんです。格好は二の次ですよ」

「んっ!」

耳たぶにキスをすると尚孝さんの身体がびくりと震える。
ああ、もう本当に可愛い。
これほど敏感にしたのが私だというだけで興奮してしまう。

「だから、着物姿はまた今度堪能させてください。そうでないと明日ベッドから起き上がれなくて出国できなくなりますよ」

そこまで説明すると、尚孝さんはようやくわかってくれたようだ。

尚孝さんと向かい合わせに立ち、帯締めと帯揚げ、そして帯枕を外し、帯を解く。
少し苦しかったのか、帯を解くと同時に尚孝さんの口からふぅと可愛らしい声が聞こえた。

美しい空色の訪問着を肩からするりと脱がせると、真っ白な長襦袢姿の尚孝さんが現れた。

着物姿も美しかったが、シンプルな長襦袢姿も興奮する。
思わず見惚れていると、尚孝さんの視線が下を向いていることに気づいた。

「あっ!」

そこにはズボンを大きく押し上げている様子がはっきりと見える。
先ほど尚孝さんに触れさせた時よりもずっと昂っているのが明らかだ。

「すみません、我慢してるんですがどうにも……」

ここまで堪え性がないとは思ってなかったが、それだけ尚孝さんに興奮しているということなんだろう。

すると尚孝さんはふっと笑みを浮かべたかと思うと、私の前にそっと膝立ちになった。

「えっ、なにを……っ」

驚く私をよそに尚孝さんの細くて綺麗な手が私のズボンのファスナーにかかった。

まさか尚孝さんが……?

そんなことをされては我慢なんてできない。
止めないと!
頭ではそう思っているのに、身体がいうことを聞かない。
されるがままスッとファスナーが下ろされるのを見つめるだけ。

「本当におっきぃ」

「くっ!」

開いたファスナーから手を入れられ、下着から取り出された昂りがファスナーから飛び出してくる。
尚孝さんはそれを嬉しそうに見つめると、顔を近づけた。

スンスンと匂いを嗅がれて一気に恥ずかしくなる。

「あの、匂いが……」

朝からずっと動き回っていたし、汗臭くなっているはずだ。

「大丈夫です。すごくいい匂いですよ」

顔の前で昂りを握ったまま、恍惚とした表情で見上げられて身体が震えた。
危うくこのままイってしまいそうだった。

尚孝さんが私を見ながら小さな舌を出し、下から上に向かって舐めていくのを私は茫然と見つめていた。
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