イケメンスパダリ医師は天涯孤独な彼を放っておけない

波木真帆

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最高の夜※

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ぬちゅぬちゅと数回滑らせてから、

「空良……痛かったらいうんだよ」

と声をかけながらゆっくりと空良の中へと挿入いれていく。

「ああっ!」

「痛いか?」

眉を顰め苦しそうにしているのに、空良は健気に首を横に振る。
けれど締め付けが強すぎて腰を進めることができない。

「空良……身体の力を抜くんだ。ほら、息をして……」

「んんっ……はぁ……っ、はぁ……っ」

少し緩んだところを奥に少しずつ進めながら、ゆっくりゆっくりと空良の中へ挿入っていく。
だが、空良はまだ辛そうだ。
空良の小さな身体には俺のサイズが大きすぎるんだろうな。

他に意識を向けさせたらイケるかもしれないと思い、痛みで少し萎えつつある空良のモノに触れると

「んぁっ!」

空良は突然の刺激に身体をビクッと震わせた。
意識がそっちに向き始めたのを感じながら、俺はローションボトルを手に取り空良の可愛いモノにたっぷりと纏わせ、俺の大きな手でぬちゅぬちゅと上下に扱いてやった。

「ああっ……もっ、ああっ……んっ、きもちいぃ……」

前へ刺激を与えたおかげで締め付けが弱くなってきたその瞬間を逃さないように、俺はググッと奥に押し入れた。

「ひゃぁーーーっ!!」

俺の腰骨が空良の尻にバチンと当たったのがわかったんだろう。

「ひ、ろと……さん、ぼく……」

「ああ。わかるだろう? 俺のが空良の中に全部挿入ってるって」

俺のその言葉に空良は大きく頷きながら、大きな涙をこぼした。

「空良……愛してるよ」

空良の涙に口付けてから唇に重ね合わせると、空良は幸せそうな笑顔を見せてくれた。

「ひろと、さん……うれ、しぃ……」

「ああ、私もだよ。空良、絶対離さないからな」

空良が頷くのをみながら、

「動くよ」

と声をかけ、奥まで押し入れた昂りをゆっくりと何度か動かすと、

「はぁ……ぁん」

と空良の声に甘い艶が出てきた。
特にいい声を出す場所を念入りに擦ってやると、空良は気持ちよさそうに可愛い声をあげた。

「はぁぁっ……んああっ」

「空良……空良……ああ、可愛い、愛してるよ……」

空良のあまりの可愛さに俺は我を忘れて、空良の腰をガシッと強く持ってガツガツと腰を大きく振り始めた。

「ああっ……おくぅ…きもちいぃよぉ……」

「ああ、もうっくそっ!!! 可愛すぎだろっ!!」

俺はただただ獣のように腰を大きく振り、空良の気持ちいいところをガツガツといじめてやると

「あっ……んっ、ああっ……やっ、はげしっ……も、イッちゃうっ!!」

という声と同時に空良の可愛いモノから蜜がビュルビュルと弾け飛んだ。
白い蜜が空良の胸にまで飛び散って、とんでもなくエロい光景が俺の目の前に現れた。

「ああ――っ、もう、限界だっ!! くっゔっ――っ!!」

俺は空良の奥をゴリゴリと擦りながら、最奥に白濁を叩きつけた。

なんだ、この快感は……。
今まで感じたことのないほどの快感に震えながら大量の欲を空良の中に吐き出し、俺はゆっくりと自分の昂りを引き抜いた。

俺の形に大きく開いた後孔がヒクヒクと収縮を繰り返し、中からとろりと俺の出したものが溢れてくる。
あまりにもエロいその姿に、今イッたばかりの俺の昂りがあっという間に硬く成長してしまった。
今日が何もかも初めての空良には無理はだめだと思いつつも、身体がいう事を聞かない。

俺はたった今引き抜いたばかりの柔らかな後孔に大きく昂ったモノを突き立てた。

「ひゃぁ――っ!!」

「空良、ああ……気持ちいいっ! 最高だよ」

俺はもう空良の身体に溺れてしまったようで無我夢中で腰を振り続けた。
何度中に出したのかもわからないほどに欲を出し続け、気がついた時には空良は俺の腕の中でぐったりとしていた。

「空良っ!」

慌てて診てみたがあまりにも激しくしたせいで気を失ってしまっているようだ。
こんなになるまで激しく貪ってしまったことに自分でも驚いている。
今まで何度も何度も求めるなんて、しかも相手が気を失ったことに気づかないほどに我を忘れてしまうことなんてなかったのに。

自制が効かなかったことに自分でもショックを受けながら、俺は空良を抱きかかえて風呂場へと戻った。
身体中に飛び散っている空良の蜜を洗い流し、中に出した俺のを綺麗に清めてから、ジャグジーの中に浸かると、腕の中にいた空良が身動いだ。

「うーん」

身体が温まったからだろう。
空良が目を覚ました。

「ひ……けほっ、けほっ」

「あ、空良。無理して話さないでいい」

そういうと空良は小さく頷いた。

「空良が可愛すぎて初めてなのに無理させてしまったな」

俺の言葉に首を横に振る空良に、

「空良は優しいな。俺は幸せすぎておかしくなりそうだよ」

とぎゅっと抱きしめると、空良もぎゅっと抱きついてくれた。

幸せなままに風呂から出て、大きなバスタオルで空良を包み込み、ちょっとだけ脱衣所のソファーに座らせている間に俺も急いで身体を拭い、腰にバスタオルを巻いた。
しろウサギのようにバスタオルでモコモコになった空良を抱きかかえ、部屋に備え付けられた冷蔵庫から飲み物を取る。

「空良、どれがいい?」

空良が指を差したのは美味しそうなリンゴの絵が描かれたジュース瓶。
それをとり、グラスを持ってもう一つの寝室へと向かった。

流石にさっきの汚れた寝室に寝かせられないからな。

さっきとはまた雰囲気の違うベッド。
こっちはクイーンサイズらしい。
少し可愛らしい感じの部屋が空良にピッタリだ。

空良をヘッドボードを背もたれにベッドの中央に優しく座らせ、グラスに注いだリンゴジュースを手渡すと、空良は嬉しそうにそれを受け取った。

コクコクコクと飲み干す様は何も知らない無垢な子どもなのに、ついさっきまで俺のを咥え込んでいたと思うだけで興奮が湧きあがってくる。

だが、これ以上したら確実に空良は明日歩けないだろう。
いや、今だって危ういところだ。

流石に今日は休ませないとな。
医者である俺がこれ以上空良に無理はさせるわけにはいかない。
俺は空良の手から空のグラスを受け取り、空良と俺のバスタオルを取り去ってベッドの外へと放り投げ、布団へと潜り込ませた。

裸で寝るのは初めてだろう空良は最初は落ち着かない様子だったが、俺が腕の中に抱き込むと

「いい、におい……」

と幸せそうな表情であっという間に眠りについた。

空良の柔らかな肌と心地よさに、元から興奮していた俺の身体はあっという間に激しさを増したが、明日まで我慢だ! と必死に抑え込むと、なんとか息子はいうことを聞いてくれたようだ。

俺はそのまま空良を抱きかかえ、幸せに浸りながら眠りについた。
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