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100%間違えない!
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可愛い赤ずきん姿のユヅルを堪能していると、
「あれ? 理央と空良くんは?」
「どうして入ってこないんだ?」
とミヅキとユウキが不安げな声をあげる。
確かに二人の姿は見えず、灰色と茶色の狼がポツンと佇んでいるのが見える。
そんな二人を見ながら、ケイトが少しいたずらっ子のような笑顔を浮かべながら
「観月さん、悠木さん。目を瞑ってそこに立っててください」
と言い出した。
ああ、なるほど。
そういうことか。
ミヅキとユウキは隣に伴侶がいないせいで頭がうまく働いていないのか、まだ理解が追いついていないようだったが私はすぐにケイトの意図を察した。
あの二人なら、そんなサプライズを試してみたくなるのも当然かもしれないな。
「今から理央くんと空良くんが出てくるので、自分の恋人だと思う方に近づいてくださいね」
ケイトからそんな説明を受けてようやく理解した二人はなんとも自信満々な様子だ。
自分が伴侶を間違えるわけないという自信に漲っている姿を見るのは実に楽しい。
ケイトの声掛けで、堂々と目を瞑る二人の前に可愛い赤ずきんが二人中に入ってくる。
俯いたまま入ってくるから、私たちにもその顔ははっきりとは見えない。
「――っ、これはまた……」
私たちにとっても難問だな。
同じような背丈。
服から出る手足は同じように色白でどちらだと言われても納得してしまいそうな雰囲気を醸し出している。
おそらく右が……リオか?
確率としては50%。
ふふっ、だがあの二人にとっては100%間違いなどあり得ない。
ユヅルは本当に当てられるだろうかと緊張しているようだが、私たち狼は誰も心配などしているものはいない。
なんせ自分の伴侶を見分けらないわけがないのだからな。
「目を開けてください」
ケイトの声に目をあけた二人はその姿を視界にとらえるや否や、スタスタと自分の伴侶と思う者の方に歩を進めていく。
私の予想通り、ミヅキは右の子の後ろに、ユウキは左の子の後ろにそれぞれ立ったが、一瞬も悩む様子を見せなかったことにユヅルはおろか、他の赤ずきんたちも驚きの表情を見せていた。
やっぱりなと納得の表情を浮かべている我々狼とは対照的だ。
ユヅルは驚くの表情を向けたまま、私にもわかるかと尋ねてきたが、自分の伴侶でないから確かに精度は落ちるだろう。
だが、
「私もユヅルを当てるなら、二人のように一瞬で見つけられる自信はあるよ」
とウィンクをしながら自信満々に言い切ってやると、ユヅルはほんのりと頬を染めて嬉しそうに笑っていた。
「可愛い理央……赤ずきんの姿を見せてくれ」
「空良……こっちを向いて」
狼たちの蕩けるような甘い声に二人が一斉に振り向いて嬉しそう抱きつく。
ふふっ。二人とも赤ずきん捕獲のミッションコンプリートしたようだな。
他の赤ずきんたちからの称賛の声が上がっているが、ケイトは称賛の声を上げつつも少し残念そうだ。
本当にいたずらっ子だな。
だが、アヤシロが自分でも間違えることはないと告げるとケイトは嬉しそうに納得してるようだった。
「それで、ここからが本題だがパジャマパーティーは何するんだ?」
そんなアヤシロの言葉にケイトは笑顔でゲームがしたいと答えた。
どうやら行きの飛行機でみんなで楽しんできたようだ。
トランプをしたんだと目を輝かせてユヅルに教えてあげているのはリオ。
そうか……こうして友人たちとゲームをするのも初めての体験だったのだろう。
リオの楽しい旅行は行きの飛行機から始まっていたわけだな。
「どんなのをしたの?」
と尋ねるユヅルの声にすぐに答えられないのも可愛い。
すぐにミヅキが助け舟を出す。
「ババ抜きだよ」
ババ、ヌキ?
かなり日本語には精通している私だが、流石にこの言葉は聞いたことがない。
思わず声を上げると、ユヅルが懇切丁寧に説明をしてくれた。
私たちの隣にいたジョルジュとリュカもその説明を聞いて、うんうんと頷いている。
同じ数のものをペアにして台に置いて行き、手元の札が最初になくなったものが勝ち。
なんともシンプルで覚えやすい。
同じ数を揃えるというのはフランスにも似たトランプゲームがあるから問題なくできるだろう。
おそらくトランプも初めてだろうリオのために比較的覚えやすいゲームにしたのだろうが、それにしても面白いネーミングだな。
「ゲームをやるならパーティールームに行こうか。あそこなら絨毯の上で座ってできるだろう」
私がユヅルが寛げるように作った部屋はこの屋敷の中で唯一土足禁止の部屋で、ジュールたち使用人が毎日綺麗に掃除をしてくれている。
最初は裸足で部屋の中に入るのに抵抗があると言っていたミシェルも今ではその部屋が気に入って、今ではユヅルとミシェルの憩いの場となっている。
まぁ、裸足で柔らかな絨毯を歩く快感を覚えると忘れられないからな。
「あれ? 理央と空良くんは?」
「どうして入ってこないんだ?」
とミヅキとユウキが不安げな声をあげる。
確かに二人の姿は見えず、灰色と茶色の狼がポツンと佇んでいるのが見える。
そんな二人を見ながら、ケイトが少しいたずらっ子のような笑顔を浮かべながら
「観月さん、悠木さん。目を瞑ってそこに立っててください」
と言い出した。
ああ、なるほど。
そういうことか。
ミヅキとユウキは隣に伴侶がいないせいで頭がうまく働いていないのか、まだ理解が追いついていないようだったが私はすぐにケイトの意図を察した。
あの二人なら、そんなサプライズを試してみたくなるのも当然かもしれないな。
「今から理央くんと空良くんが出てくるので、自分の恋人だと思う方に近づいてくださいね」
ケイトからそんな説明を受けてようやく理解した二人はなんとも自信満々な様子だ。
自分が伴侶を間違えるわけないという自信に漲っている姿を見るのは実に楽しい。
ケイトの声掛けで、堂々と目を瞑る二人の前に可愛い赤ずきんが二人中に入ってくる。
俯いたまま入ってくるから、私たちにもその顔ははっきりとは見えない。
「――っ、これはまた……」
私たちにとっても難問だな。
同じような背丈。
服から出る手足は同じように色白でどちらだと言われても納得してしまいそうな雰囲気を醸し出している。
おそらく右が……リオか?
確率としては50%。
ふふっ、だがあの二人にとっては100%間違いなどあり得ない。
ユヅルは本当に当てられるだろうかと緊張しているようだが、私たち狼は誰も心配などしているものはいない。
なんせ自分の伴侶を見分けらないわけがないのだからな。
「目を開けてください」
ケイトの声に目をあけた二人はその姿を視界にとらえるや否や、スタスタと自分の伴侶と思う者の方に歩を進めていく。
私の予想通り、ミヅキは右の子の後ろに、ユウキは左の子の後ろにそれぞれ立ったが、一瞬も悩む様子を見せなかったことにユヅルはおろか、他の赤ずきんたちも驚きの表情を見せていた。
やっぱりなと納得の表情を浮かべている我々狼とは対照的だ。
ユヅルは驚くの表情を向けたまま、私にもわかるかと尋ねてきたが、自分の伴侶でないから確かに精度は落ちるだろう。
だが、
「私もユヅルを当てるなら、二人のように一瞬で見つけられる自信はあるよ」
とウィンクをしながら自信満々に言い切ってやると、ユヅルはほんのりと頬を染めて嬉しそうに笑っていた。
「可愛い理央……赤ずきんの姿を見せてくれ」
「空良……こっちを向いて」
狼たちの蕩けるような甘い声に二人が一斉に振り向いて嬉しそう抱きつく。
ふふっ。二人とも赤ずきん捕獲のミッションコンプリートしたようだな。
他の赤ずきんたちからの称賛の声が上がっているが、ケイトは称賛の声を上げつつも少し残念そうだ。
本当にいたずらっ子だな。
だが、アヤシロが自分でも間違えることはないと告げるとケイトは嬉しそうに納得してるようだった。
「それで、ここからが本題だがパジャマパーティーは何するんだ?」
そんなアヤシロの言葉にケイトは笑顔でゲームがしたいと答えた。
どうやら行きの飛行機でみんなで楽しんできたようだ。
トランプをしたんだと目を輝かせてユヅルに教えてあげているのはリオ。
そうか……こうして友人たちとゲームをするのも初めての体験だったのだろう。
リオの楽しい旅行は行きの飛行機から始まっていたわけだな。
「どんなのをしたの?」
と尋ねるユヅルの声にすぐに答えられないのも可愛い。
すぐにミヅキが助け舟を出す。
「ババ抜きだよ」
ババ、ヌキ?
かなり日本語には精通している私だが、流石にこの言葉は聞いたことがない。
思わず声を上げると、ユヅルが懇切丁寧に説明をしてくれた。
私たちの隣にいたジョルジュとリュカもその説明を聞いて、うんうんと頷いている。
同じ数のものをペアにして台に置いて行き、手元の札が最初になくなったものが勝ち。
なんともシンプルで覚えやすい。
同じ数を揃えるというのはフランスにも似たトランプゲームがあるから問題なくできるだろう。
おそらくトランプも初めてだろうリオのために比較的覚えやすいゲームにしたのだろうが、それにしても面白いネーミングだな。
「ゲームをやるならパーティールームに行こうか。あそこなら絨毯の上で座ってできるだろう」
私がユヅルが寛げるように作った部屋はこの屋敷の中で唯一土足禁止の部屋で、ジュールたち使用人が毎日綺麗に掃除をしてくれている。
最初は裸足で部屋の中に入るのに抵抗があると言っていたミシェルも今ではその部屋が気に入って、今ではユヅルとミシェルの憩いの場となっている。
まぁ、裸足で柔らかな絨毯を歩く快感を覚えると忘れられないからな。
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