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初夜の学び※
途轍もない快感で身体の力が抜けてしまい、手で支えていられなくて枕を抱きしめながら顔を枕に押し当てていると、マクシミリアンが私を抱き上げる。
「ああっ、ま、だ……はい、ってる……っ」
「ええ。でも、私以外とヴェルナーがキスをしているのなんて見たくないですから」
誰が、誰とキス?
マクシミリアンの言っている意味がわからないまま、身体を起こされる。
「ああっ……んっ!」
身体の奥までマクシミリアンの大きなモノに貫かれたまま身体をぐるりと返されて向かい合わせに抱きしめられる。
チュッと軽くキスされるけど、その間もずっとさっきとまだ違う場所に大きなモノが擦れて気持ちがいい。
「ヴェルナーっ!! 動きますよ」
「ああっん、ああっ……あっ、そこ……っんんっ! お、っきぃ……っ!! ああっ……こ、われ、ちゃぅ……っ!」
大きな身体でピッタリと抱きしめられたまま、中をゴリゴリと激しく擦られておかしくなるほど気持ちがいい。
「ああっ、ヴェルナーっ!!」
「ああっ、お、くぅ……きもち、いぃ……っ、そ、こぉ……っ!」
「くっ! あんまり煽らないでください! 私ももうイきそうですっ!」
「まく、しみりあん……いっしょにぃ……っ!! ああっん!!」
「ぐぅ――っ!! あ゛ぁっ!!」
私の何度目かの蜜が弾けたのと同時に私の身体の最奥に温かいものが広がっていくのを感じる。
ああ、マクシミリアンも私の中でイけたのか……。
それだけで嬉しく思えた。
マクシミリアンが抱きしめていた腕を解こうとする。
今までピッタリとくっついていたものが離れるのが何よりも寂しく思えて
「まだ、このままで……」
そういうと、マクシミリアンは嬉しそうに笑って、もう一度私を抱きしめなおした。
大きな身体に包まれるとホッとする。
「なんだか、少し眠いな……」
「ふふっ。いいですよ。このまま私に任せてください」
「そういうわけには……」
「いいんですよ、ヴェルナー。私の愛しい人」
チュッと耳にキスが落とされる。
それだけでピクッと身体が震えてしまう。
「こら、イタズラするな」
「ふふっ。すみません、ヴェルナーが可愛すぎて」
そう言いながら胸に顔を押し当てるように私を包み込む。
ずっと溜まっていたものを一気に吐き出したばかりか、身体中を気持ちよくさせられて身も心も心地良い疲れを感じていた私は、マクシミリアンの濃い汗や甘い蜜の匂いをたっぷりと嗅ぎながら、あっという間に眠ってしまっていた。
目を覚ますと、まだマクシミリアンの胸の中に閉じ込められるように抱きしめられていた。
まるで逃がさないとでも言っているみたいだ。
「ふふっ。こんなことしなくても逃げたりしないのに」
思わず心の声が漏れてしまったけれど、マクシミリアンはまだ眠っているようだ。
見上げると端正な顔でぐっすりと眠っているのがわかる。
そういえばこんなに間近でじっくりと顔を見たのははじめてかもしれない。
「若くて、こんなにかっこいいのに……私を好きだなんて、信じられないな」
綺麗な形の唇にそっと触れると、それだけでキスした時の快感が思い出される。
「キスがあんなに気持ちのいいものだなんて知らなかったな……あんなのを知ってしまったら、もう一生マクシミリアン以外とはキスなんてできなさそう……」
「大丈夫です、絶対にさせませんから」
「わぁっ!!」
ポツポツと自分の思いを溢していると、突然マクシミリアンの声が聞こえて声を上げてしまった。
「な――っ、き、きい、て……っ」
「すみません。ヴェルナーがあまりにも可愛くてこっそり寝たふりをしていました」
「――っ!!!」
まさか聞かれているなんて思ってなかったから、思わず本音を漏らしてしまっていたのに……恥ずかしい。
真っ赤になっているはずの顔を隠したくてマクシミリアンの胸で自分の赤い顔を隠すと、
「そんな可愛いことしたら、またたっぷりと愛したくなりますよ」
とすこし揶揄うような声が聞こえる。
だが、ずっと揶揄われてばかりじゃいられない。
たまには反撃もしなくては。
「望むところだ。できるものなら、もっと激しく愛してみろ!」
そう声を上げた瞬間、マクシミリアンの目がギラっと光った気がした。
あれ? これ、前にも見た気がする。
そう気づいた時には遅かった。
「仰せのままに」
その言葉が私の耳に届いたと同時に、マクシミリアンの大きなモノが私の身体を最奥まで貫いていた。
ああ、この熊は揶揄ってはいけない。
それを学んだ初夜だった。
* * *
ここまで読んでいただきありがとうございます!
当初の予定よりかなり長くなりましたが、ここで一旦完結となります。
マクシミリアンサイドのお話や、実家のその後は番外編でお会いできたらと思っています。
「ああっ、ま、だ……はい、ってる……っ」
「ええ。でも、私以外とヴェルナーがキスをしているのなんて見たくないですから」
誰が、誰とキス?
マクシミリアンの言っている意味がわからないまま、身体を起こされる。
「ああっ……んっ!」
身体の奥までマクシミリアンの大きなモノに貫かれたまま身体をぐるりと返されて向かい合わせに抱きしめられる。
チュッと軽くキスされるけど、その間もずっとさっきとまだ違う場所に大きなモノが擦れて気持ちがいい。
「ヴェルナーっ!! 動きますよ」
「ああっん、ああっ……あっ、そこ……っんんっ! お、っきぃ……っ!! ああっ……こ、われ、ちゃぅ……っ!」
大きな身体でピッタリと抱きしめられたまま、中をゴリゴリと激しく擦られておかしくなるほど気持ちがいい。
「ああっ、ヴェルナーっ!!」
「ああっ、お、くぅ……きもち、いぃ……っ、そ、こぉ……っ!」
「くっ! あんまり煽らないでください! 私ももうイきそうですっ!」
「まく、しみりあん……いっしょにぃ……っ!! ああっん!!」
「ぐぅ――っ!! あ゛ぁっ!!」
私の何度目かの蜜が弾けたのと同時に私の身体の最奥に温かいものが広がっていくのを感じる。
ああ、マクシミリアンも私の中でイけたのか……。
それだけで嬉しく思えた。
マクシミリアンが抱きしめていた腕を解こうとする。
今までピッタリとくっついていたものが離れるのが何よりも寂しく思えて
「まだ、このままで……」
そういうと、マクシミリアンは嬉しそうに笑って、もう一度私を抱きしめなおした。
大きな身体に包まれるとホッとする。
「なんだか、少し眠いな……」
「ふふっ。いいですよ。このまま私に任せてください」
「そういうわけには……」
「いいんですよ、ヴェルナー。私の愛しい人」
チュッと耳にキスが落とされる。
それだけでピクッと身体が震えてしまう。
「こら、イタズラするな」
「ふふっ。すみません、ヴェルナーが可愛すぎて」
そう言いながら胸に顔を押し当てるように私を包み込む。
ずっと溜まっていたものを一気に吐き出したばかりか、身体中を気持ちよくさせられて身も心も心地良い疲れを感じていた私は、マクシミリアンの濃い汗や甘い蜜の匂いをたっぷりと嗅ぎながら、あっという間に眠ってしまっていた。
目を覚ますと、まだマクシミリアンの胸の中に閉じ込められるように抱きしめられていた。
まるで逃がさないとでも言っているみたいだ。
「ふふっ。こんなことしなくても逃げたりしないのに」
思わず心の声が漏れてしまったけれど、マクシミリアンはまだ眠っているようだ。
見上げると端正な顔でぐっすりと眠っているのがわかる。
そういえばこんなに間近でじっくりと顔を見たのははじめてかもしれない。
「若くて、こんなにかっこいいのに……私を好きだなんて、信じられないな」
綺麗な形の唇にそっと触れると、それだけでキスした時の快感が思い出される。
「キスがあんなに気持ちのいいものだなんて知らなかったな……あんなのを知ってしまったら、もう一生マクシミリアン以外とはキスなんてできなさそう……」
「大丈夫です、絶対にさせませんから」
「わぁっ!!」
ポツポツと自分の思いを溢していると、突然マクシミリアンの声が聞こえて声を上げてしまった。
「な――っ、き、きい、て……っ」
「すみません。ヴェルナーがあまりにも可愛くてこっそり寝たふりをしていました」
「――っ!!!」
まさか聞かれているなんて思ってなかったから、思わず本音を漏らしてしまっていたのに……恥ずかしい。
真っ赤になっているはずの顔を隠したくてマクシミリアンの胸で自分の赤い顔を隠すと、
「そんな可愛いことしたら、またたっぷりと愛したくなりますよ」
とすこし揶揄うような声が聞こえる。
だが、ずっと揶揄われてばかりじゃいられない。
たまには反撃もしなくては。
「望むところだ。できるものなら、もっと激しく愛してみろ!」
そう声を上げた瞬間、マクシミリアンの目がギラっと光った気がした。
あれ? これ、前にも見た気がする。
そう気づいた時には遅かった。
「仰せのままに」
その言葉が私の耳に届いたと同時に、マクシミリアンの大きなモノが私の身体を最奥まで貫いていた。
ああ、この熊は揶揄ってはいけない。
それを学んだ初夜だった。
* * *
ここまで読んでいただきありがとうございます!
当初の予定よりかなり長くなりましたが、ここで一旦完結となります。
マクシミリアンサイドのお話や、実家のその後は番外編でお会いできたらと思っています。
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