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番外編
フィデリオさまからの贈り物
楽しい感想をいただいたので、ついつい妄想が捗って書いてしまいました。
相変わらず序章が長すぎて、書きたいところはあっという間に終わってしまいましたが楽しんでいただければ嬉しいです♡
* * *
「ヴェルナーさま。少しよろしいですか?」
「あっ、フィデリオさま。マクシミリアンに会いにこられたのですか?」
副団長室で片付けをしていると、扉を叩く音が聞こえて、てっきり騎士たちが報告にでも来たのかと思っていた。
まさか、いつも城内におられるはずのフィデリオさまが突然騎士団の、しかも副団長室にお越しになるなんて……びっくりしてしまう。
慌てて入り口まで駆け寄って、
「どうぞお入りください」
と中に入っていただいた。
「紅茶でよろしいですか?」
「いえいえ、どうぞお気になさらず。今日はお礼を申し上げに伺っただけなのです」
「えっ? フィデリオさまが、私にお礼? いったいどう言うことですか?」
「我が孫の、マクシミリアンを副団長に推薦してくださったことのお礼です」
「ああ、そのことですか……」
ルーディー王子殿下の運命の番であるアズールさまが一歳を迎えられた頃から、マクシミリアンはアズールさまの専属護衛としておそばについていたが、ルーディー王子殿下が成人を迎えられ、騎士団で指揮を取られるようになってからは、私が副団長では力不足だと感じていた。
だから、先日私がアズールさまの専属護衛になり、マクシミリアンにはルーディー団長の補佐となって副団長として力を発揮してほしいという話をしたのだ。
ルーディー団長もアズールさまのおそばに私がつくことを喜んで了承してくださったし、私もそれが一番いいと思っていた。
けれどマクシミリアンだけは私が副団長を降りることを最後まで反対していた。
自分にはまだ早すぎる、ヴェルナーが副団長であるべきだとずっと言ってくれていたが、どうみたってマクシミリアンが副団長となったほうがいいのは一目瞭然。
何度も二人でしっかりと話し合い、ようやくマクシミリアンが納得してくれて、明日から、私はヴォルフ公爵家でアズールさまのおそばにつき、マクシミリアンは騎士団に復帰することが決まったのだ。
「そんなお礼を言われることではありません。マクシミリアンがルーディー団長の片腕となったほうがいいと総合的に判断しただけです」
「それはわかっております。ヴェルナーさまはマクシミリアンのことも、そしてルーディーさまのこともお考えになって、ご自分がアズールさまの専属護衛になったほうが良いと判断くださったのでしょう? アズールさまが大きくなられて、雄であるマクシミリアンがずっとおそばにつくことを心配なさったのではないですか?」
「ふふっ。さすが、フィデリオさまですね。もちろん、マクシミリアンがアズールさまに何か危害を……と言うことは一ミリも考えていないのです。マクシミリアンには私がおりますから、そのような不埒なことをすることはあり得ません。ただ、心情としてアズールさまのおそばにはマクシミリアンより私がつくほうがいいと思っただけなのです。現に、ルーディー団長は私が護衛にと声をあげると安堵の表情をなさっておいででしたから。それに黒豹の私より熊族のマクシミリアンのほうがルーディー団長と互角とまでは行かずとも、戦うことはできるでしょう。そういう力の面でも私よりマクシミリアンの方が副団長に相応しいのですよ。今まで必死に騎士として訓練を続けてきた私は、これからゆったりとアズールさまのおそばにいられることにホッとしてるのです」
「ヴェルナーさまのようなお方が私の孫のパートナーになっていただけたこと、本当に嬉しく思いますよ。マクシミリアンは愛情が深すぎてヴェルナーさまにはご迷惑をかけているかもしれませんが……」
「そんな――っ、私は幸せですよ。ずっと愛情を感じることなく過ごしてきましたから、マクシミリアンに愛されるのは幸せでしかないんです。あっ、これはマクシミリアンには内緒にしていてくださいね」
「ふふっ。私ほど口が堅い者はおりませんよ。お任せください」
フィデリオさまとの会話はなんだか本当に心地良い。
アズールさまもフィデリオさまには随分と懐いていらっしゃると伺っていたが、納得だな。
「そうそう、今日はアズールさまの専属護衛となられるヴェルナーさまのために贈り物をお持ちしたのですよ」
「えっ? 私に、ですか? そんな――っ」
「ふふっ。これがあればきっとアズールさまも落ち着かれることもあるかと」
「一体、なんですか?」
アズールさまのお世話で何か必要なものなのだろうか?
優しい笑顔を向けられ、手渡された袋を了解を得て開けてみる。
「こ、これは……」
「マティアス殿に依頼して作った熊の衣装ですよ。ずっとマクシミリアンがおそばについておりましたから、ヴェルナーさまに熊族の衣装を着ていただいたらぐずられた時にでも安心なさるかと……」
広げてみれば、着心地のいい上着にマクシミリアンそっくりの熊耳のついた帽子が繋がっていて、穿きやすそうなズボンには丸く可愛らしい熊尻尾がついているのが見えて、きゅんとしてしまう。
これを着たら、私も熊族に……。
「部屋着としてもお召しいただけますので、ぜひお使いいただければ光栄にございます」
「あ、ありがとうございます。あの……この衣装のことはマクシミリアンには内緒に……」
「ふふっ。承知しました。では、お忙しいところ、失礼しました」
そう言って、フィデリオさまはおかえりになった。
私は机の上の熊の衣装を見つめてしまう。
今日はまだマクシミリアンはアズールさまのおそばにいる。
家に帰れば、これを試着する機会もない。
ここならこっそり着ても誰にもバレないだろう。
まさか私が熊族になれるなんて思ってもみなかった。
ドキドキしながら、奥の部屋に行き大きな姿見の前で着替え始めた。
騎士服を脱ぎ捨て、いただいた熊の衣装を身につける。
黒い豹耳が消え、可愛らしい熊耳が私の頭の上に乗っているのが見える。
「くっ! これは最高だな。マクシミリアンとお揃いだ!」
こうなればズボンも穿きたくなる。
急いでズボンを脱ぎ、可愛い熊尻尾のついたズボンに足を通す。
そっと手を後ろに回すと、丸く可愛らしい尻尾が手に触れる。
「わぁっ! マクシミリアンの尻尾と同じ感触だ!」
嬉しくなって、尻尾を鏡に映そうとくるっと背中を向けると、
「――っ!!! えっ、な、なんで……っ」
そこには信じられないと言った表情を向け、茫然と私を見つめるマクシミリアンの姿があった。
「ヴェルナー……その、格好……」
「わぁっ! み、みるなっ!!」
「ぐぉーーーっ!!! ヴェルナーっ!!」
「ちょ――っ、落ち着けっ!」
「落ち着けるわけがないでしょう! こんな可愛い格好で私を誘うなんて……っ。覚悟してくださいね」
「ひゃぁっ!」
ギラギラとした目で舌舐めずりしながら近づいてきたマクシミリアンに、耳元でそんなことを囁かれたらもうどうすることもできない。
その格好のままたっぷりと愛されて、結局その日は副団長室の奥の部屋から出ることはできなかった。
「それにしてもこれ、どうしたんですか?」
「フィデリオ、さまが……アズールさまが、ぐずった時にと贈ってくださったんだ」
「そうでしたか……ですが、これは私以外の前で着ることは禁止です」
「えっ……でも」
「いいですか? 禁止ですよ」
そう念を押されたら反対することもできない。
というか、私自身これを着たら昨夜の激しい夜を思い出してしまう。
清らかなアズールさまの前で着るなんてできるわけがない。
結局、この熊の衣装はマクシミリアンと愛し合う夜の必需品となった。
フィデリオさまには何も感想を告げていないけれど、勘の良いお方だからきっとバレているのだろうな……。
相変わらず序章が長すぎて、書きたいところはあっという間に終わってしまいましたが楽しんでいただければ嬉しいです♡
* * *
「ヴェルナーさま。少しよろしいですか?」
「あっ、フィデリオさま。マクシミリアンに会いにこられたのですか?」
副団長室で片付けをしていると、扉を叩く音が聞こえて、てっきり騎士たちが報告にでも来たのかと思っていた。
まさか、いつも城内におられるはずのフィデリオさまが突然騎士団の、しかも副団長室にお越しになるなんて……びっくりしてしまう。
慌てて入り口まで駆け寄って、
「どうぞお入りください」
と中に入っていただいた。
「紅茶でよろしいですか?」
「いえいえ、どうぞお気になさらず。今日はお礼を申し上げに伺っただけなのです」
「えっ? フィデリオさまが、私にお礼? いったいどう言うことですか?」
「我が孫の、マクシミリアンを副団長に推薦してくださったことのお礼です」
「ああ、そのことですか……」
ルーディー王子殿下の運命の番であるアズールさまが一歳を迎えられた頃から、マクシミリアンはアズールさまの専属護衛としておそばについていたが、ルーディー王子殿下が成人を迎えられ、騎士団で指揮を取られるようになってからは、私が副団長では力不足だと感じていた。
だから、先日私がアズールさまの専属護衛になり、マクシミリアンにはルーディー団長の補佐となって副団長として力を発揮してほしいという話をしたのだ。
ルーディー団長もアズールさまのおそばに私がつくことを喜んで了承してくださったし、私もそれが一番いいと思っていた。
けれどマクシミリアンだけは私が副団長を降りることを最後まで反対していた。
自分にはまだ早すぎる、ヴェルナーが副団長であるべきだとずっと言ってくれていたが、どうみたってマクシミリアンが副団長となったほうがいいのは一目瞭然。
何度も二人でしっかりと話し合い、ようやくマクシミリアンが納得してくれて、明日から、私はヴォルフ公爵家でアズールさまのおそばにつき、マクシミリアンは騎士団に復帰することが決まったのだ。
「そんなお礼を言われることではありません。マクシミリアンがルーディー団長の片腕となったほうがいいと総合的に判断しただけです」
「それはわかっております。ヴェルナーさまはマクシミリアンのことも、そしてルーディーさまのこともお考えになって、ご自分がアズールさまの専属護衛になったほうが良いと判断くださったのでしょう? アズールさまが大きくなられて、雄であるマクシミリアンがずっとおそばにつくことを心配なさったのではないですか?」
「ふふっ。さすが、フィデリオさまですね。もちろん、マクシミリアンがアズールさまに何か危害を……と言うことは一ミリも考えていないのです。マクシミリアンには私がおりますから、そのような不埒なことをすることはあり得ません。ただ、心情としてアズールさまのおそばにはマクシミリアンより私がつくほうがいいと思っただけなのです。現に、ルーディー団長は私が護衛にと声をあげると安堵の表情をなさっておいででしたから。それに黒豹の私より熊族のマクシミリアンのほうがルーディー団長と互角とまでは行かずとも、戦うことはできるでしょう。そういう力の面でも私よりマクシミリアンの方が副団長に相応しいのですよ。今まで必死に騎士として訓練を続けてきた私は、これからゆったりとアズールさまのおそばにいられることにホッとしてるのです」
「ヴェルナーさまのようなお方が私の孫のパートナーになっていただけたこと、本当に嬉しく思いますよ。マクシミリアンは愛情が深すぎてヴェルナーさまにはご迷惑をかけているかもしれませんが……」
「そんな――っ、私は幸せですよ。ずっと愛情を感じることなく過ごしてきましたから、マクシミリアンに愛されるのは幸せでしかないんです。あっ、これはマクシミリアンには内緒にしていてくださいね」
「ふふっ。私ほど口が堅い者はおりませんよ。お任せください」
フィデリオさまとの会話はなんだか本当に心地良い。
アズールさまもフィデリオさまには随分と懐いていらっしゃると伺っていたが、納得だな。
「そうそう、今日はアズールさまの専属護衛となられるヴェルナーさまのために贈り物をお持ちしたのですよ」
「えっ? 私に、ですか? そんな――っ」
「ふふっ。これがあればきっとアズールさまも落ち着かれることもあるかと」
「一体、なんですか?」
アズールさまのお世話で何か必要なものなのだろうか?
優しい笑顔を向けられ、手渡された袋を了解を得て開けてみる。
「こ、これは……」
「マティアス殿に依頼して作った熊の衣装ですよ。ずっとマクシミリアンがおそばについておりましたから、ヴェルナーさまに熊族の衣装を着ていただいたらぐずられた時にでも安心なさるかと……」
広げてみれば、着心地のいい上着にマクシミリアンそっくりの熊耳のついた帽子が繋がっていて、穿きやすそうなズボンには丸く可愛らしい熊尻尾がついているのが見えて、きゅんとしてしまう。
これを着たら、私も熊族に……。
「部屋着としてもお召しいただけますので、ぜひお使いいただければ光栄にございます」
「あ、ありがとうございます。あの……この衣装のことはマクシミリアンには内緒に……」
「ふふっ。承知しました。では、お忙しいところ、失礼しました」
そう言って、フィデリオさまはおかえりになった。
私は机の上の熊の衣装を見つめてしまう。
今日はまだマクシミリアンはアズールさまのおそばにいる。
家に帰れば、これを試着する機会もない。
ここならこっそり着ても誰にもバレないだろう。
まさか私が熊族になれるなんて思ってもみなかった。
ドキドキしながら、奥の部屋に行き大きな姿見の前で着替え始めた。
騎士服を脱ぎ捨て、いただいた熊の衣装を身につける。
黒い豹耳が消え、可愛らしい熊耳が私の頭の上に乗っているのが見える。
「くっ! これは最高だな。マクシミリアンとお揃いだ!」
こうなればズボンも穿きたくなる。
急いでズボンを脱ぎ、可愛い熊尻尾のついたズボンに足を通す。
そっと手を後ろに回すと、丸く可愛らしい尻尾が手に触れる。
「わぁっ! マクシミリアンの尻尾と同じ感触だ!」
嬉しくなって、尻尾を鏡に映そうとくるっと背中を向けると、
「――っ!!! えっ、な、なんで……っ」
そこには信じられないと言った表情を向け、茫然と私を見つめるマクシミリアンの姿があった。
「ヴェルナー……その、格好……」
「わぁっ! み、みるなっ!!」
「ぐぉーーーっ!!! ヴェルナーっ!!」
「ちょ――っ、落ち着けっ!」
「落ち着けるわけがないでしょう! こんな可愛い格好で私を誘うなんて……っ。覚悟してくださいね」
「ひゃぁっ!」
ギラギラとした目で舌舐めずりしながら近づいてきたマクシミリアンに、耳元でそんなことを囁かれたらもうどうすることもできない。
その格好のままたっぷりと愛されて、結局その日は副団長室の奥の部屋から出ることはできなかった。
「それにしてもこれ、どうしたんですか?」
「フィデリオ、さまが……アズールさまが、ぐずった時にと贈ってくださったんだ」
「そうでしたか……ですが、これは私以外の前で着ることは禁止です」
「えっ……でも」
「いいですか? 禁止ですよ」
そう念を押されたら反対することもできない。
というか、私自身これを着たら昨夜の激しい夜を思い出してしまう。
清らかなアズールさまの前で着るなんてできるわけがない。
結局、この熊の衣装はマクシミリアンと愛し合う夜の必需品となった。
フィデリオさまには何も感想を告げていないけれど、勘の良いお方だからきっとバレているのだろうな……。
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