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可愛い恋人の破壊力
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<side昇>
二校時の授業が終わり、直くんのおにぎりタイム。
逸る気持ちを抑えながら、鞄からランチバッグを取り出すと、
「おお、恋人になって初めてのおにぎりか」
と隣から揶揄い気味に声が飛んでくる。
「見るなよ」
「本当は自慢したいと思ってるんだろ。正直になれよ」
確かに見せびらかしたいという気持ちはある。
だがそれ以上に独り占めしたい気持ちもあるんだ。
村山だってきっとカールが作ってくれたら、俺の気持ちがわかるに決まってる。
カールが来たら、直くんが俺のために毎日作ってくれているおにぎりを村山が羨まそうにしていると言ってやろう。
そうしたらあのカールのことだ。
絶対に村山におにぎりじゃなくても何か作って手渡すはずだ。
その時は俺がいっぱい揶揄ってやろう。
そんなことを考えながら、ランチボックスを開けると、今日はいつもより少し大きな三角おにぎりが二個入っていた。
そうか、今日は絢斗さんがいなかったからな。
それにしても今日のおにぎりはいつもより一回りは大きい。
俺が少ないと思って頑張ってくれたんだろうか。
そんな頑張りすら嬉しい。
三角形の頂点をバクっと食べると、中から出てきたのは鮭。
うん、やっぱり美味しい。
次に右側をバクっと食べると中から昆布が出てきた。
おおっ! 今日は具がたくさん入っている。
もしかしたらと思って、左側も食べてみるとこっちには種のない梅干しが入っていた。
すごい!!
これをあの小さな手で作ったのか……。
俺のために頑張ってくれたんだと思うだけで何よりも嬉しい。
ああ、俺は幸せ者だな。
あっという間に一つを平らげて、もう一つにもかぶりつく。
こっちは梅干しがおかかになっていてこれも美味しい。
大満足のうちにおにぎりを完食してすぐにスマホを取り出した。
<直くん、今日のおにぎりも最高に美味しかったよ!! 朝から頑張ってくれてありがとう。おかげであとの授業も頑張れそうだよ。大好きだよ、直くん>
空っぽの弁当箱を持ってさっと自撮りしてメッセージと一緒に送ると、すぐにメッセージが返ってきた。
<昇さん! 僕……今日から正式に磯山直純になります。昇さんも嬉しいですか?>
えっ、ちょっと待って……。
これって……。
メッセージをみながら茫然としている間にも直くんからもう一通メッセージが送られてくる。
<おにぎり全部食べてもらえて嬉しいです♡僕も、昇さんが大好きです♡>
「くっ――!!」
そんな可愛いメッセージに悶えていると続けて写真が送られてきた。
それは、顎の辺りで手で小さなハートを作り、少し小首を傾げながら笑顔でこっちを見つめる直くんの写真。
きっと絢斗さんが直くんにやらせているに違いない。
でも……
「ぐぅ――っ!!! これは、まじやばいっ!!」
可愛すぎて、本当にやばい!
<帰ったらいっぱいぎゅーするから! 磯山直純になったお祝いしよう!!>
とりあえずそれだけを送り、さっと机の上を片付けてトイレへと急いだ。
授業に遅れたっていい。
今はもうどうしようもない。
個室に飛び込んで制服のズボンを寛げると、中からとんでもない状態になったモノが飛び出してきた。
すぐに出てしまうだろうが直くんの可愛い姿を見ながらしたくて、スマホを取り出しお宝映像を出した。
「くっ! 直くんっ!!」
ガチガチのモノから欲望の蜜が弾け飛ぶ。
それを三度ほど繰り返し、ようやく落ち着いたモノを片付けて手を洗い、教室に戻った。
「磯山、大丈夫か?」
「ああ、もう大丈夫」
俺が飛び出していった意味をわかっているのか、どうかはわからないが、普通通りにしてくれるのが何よりもありがたい。
さっき、揶揄ってやろうと思っていたのは保留にしておこう。
「あれ? 先生は?」
「ああ、急遽自習になったらしい」
「なんだ、そっか。よかった」
焦って帰ってきたけど、遅れずに済んだことはよかった。
「なぁ、明日のカールのお迎えだけどさ」
「ああ、うん」
もうそのことしか頭にないんだろうな。
まぁ俺も人のことは言えないが。
「ほら、前にカールにラブラドールのぬいぐるみ買っただろ?」
「んっ? ああ、そういえばそうだったな」
直くんにクマをプレゼントしたくて買いに行ったあの店で村山も買ってたな。
「それがどうかしたのか?」
「いや、あれを空港に連れていってその場で渡した方がいいかな?」
「えっ? それは好きにしたらいいと思うけど、スーツケースとかあるんだし、あんなに大きなぬいぐるみ邪魔じゃないか?」
「スーツケースは俺が持てばいいんだけどさ。そうか、やっぱり邪魔かな?」
「家で落ち着いた時に渡せばいいだろ。カールもその方が喜ぶんじゃないか?」
「そうか、そうだな。早く見せたいと思ったんだけど、やっぱりそれがいいか」
きっとカールを喜ばせたくて仕方がないんだろう。
本当にカールのことで頭がいっぱいなんだな。
ここまでとは思わなかったけど、この分だと村山の両親も村山の気持ちには気づいているかもしれないな。
二校時の授業が終わり、直くんのおにぎりタイム。
逸る気持ちを抑えながら、鞄からランチバッグを取り出すと、
「おお、恋人になって初めてのおにぎりか」
と隣から揶揄い気味に声が飛んでくる。
「見るなよ」
「本当は自慢したいと思ってるんだろ。正直になれよ」
確かに見せびらかしたいという気持ちはある。
だがそれ以上に独り占めしたい気持ちもあるんだ。
村山だってきっとカールが作ってくれたら、俺の気持ちがわかるに決まってる。
カールが来たら、直くんが俺のために毎日作ってくれているおにぎりを村山が羨まそうにしていると言ってやろう。
そうしたらあのカールのことだ。
絶対に村山におにぎりじゃなくても何か作って手渡すはずだ。
その時は俺がいっぱい揶揄ってやろう。
そんなことを考えながら、ランチボックスを開けると、今日はいつもより少し大きな三角おにぎりが二個入っていた。
そうか、今日は絢斗さんがいなかったからな。
それにしても今日のおにぎりはいつもより一回りは大きい。
俺が少ないと思って頑張ってくれたんだろうか。
そんな頑張りすら嬉しい。
三角形の頂点をバクっと食べると、中から出てきたのは鮭。
うん、やっぱり美味しい。
次に右側をバクっと食べると中から昆布が出てきた。
おおっ! 今日は具がたくさん入っている。
もしかしたらと思って、左側も食べてみるとこっちには種のない梅干しが入っていた。
すごい!!
これをあの小さな手で作ったのか……。
俺のために頑張ってくれたんだと思うだけで何よりも嬉しい。
ああ、俺は幸せ者だな。
あっという間に一つを平らげて、もう一つにもかぶりつく。
こっちは梅干しがおかかになっていてこれも美味しい。
大満足のうちにおにぎりを完食してすぐにスマホを取り出した。
<直くん、今日のおにぎりも最高に美味しかったよ!! 朝から頑張ってくれてありがとう。おかげであとの授業も頑張れそうだよ。大好きだよ、直くん>
空っぽの弁当箱を持ってさっと自撮りしてメッセージと一緒に送ると、すぐにメッセージが返ってきた。
<昇さん! 僕……今日から正式に磯山直純になります。昇さんも嬉しいですか?>
えっ、ちょっと待って……。
これって……。
メッセージをみながら茫然としている間にも直くんからもう一通メッセージが送られてくる。
<おにぎり全部食べてもらえて嬉しいです♡僕も、昇さんが大好きです♡>
「くっ――!!」
そんな可愛いメッセージに悶えていると続けて写真が送られてきた。
それは、顎の辺りで手で小さなハートを作り、少し小首を傾げながら笑顔でこっちを見つめる直くんの写真。
きっと絢斗さんが直くんにやらせているに違いない。
でも……
「ぐぅ――っ!!! これは、まじやばいっ!!」
可愛すぎて、本当にやばい!
<帰ったらいっぱいぎゅーするから! 磯山直純になったお祝いしよう!!>
とりあえずそれだけを送り、さっと机の上を片付けてトイレへと急いだ。
授業に遅れたっていい。
今はもうどうしようもない。
個室に飛び込んで制服のズボンを寛げると、中からとんでもない状態になったモノが飛び出してきた。
すぐに出てしまうだろうが直くんの可愛い姿を見ながらしたくて、スマホを取り出しお宝映像を出した。
「くっ! 直くんっ!!」
ガチガチのモノから欲望の蜜が弾け飛ぶ。
それを三度ほど繰り返し、ようやく落ち着いたモノを片付けて手を洗い、教室に戻った。
「磯山、大丈夫か?」
「ああ、もう大丈夫」
俺が飛び出していった意味をわかっているのか、どうかはわからないが、普通通りにしてくれるのが何よりもありがたい。
さっき、揶揄ってやろうと思っていたのは保留にしておこう。
「あれ? 先生は?」
「ああ、急遽自習になったらしい」
「なんだ、そっか。よかった」
焦って帰ってきたけど、遅れずに済んだことはよかった。
「なぁ、明日のカールのお迎えだけどさ」
「ああ、うん」
もうそのことしか頭にないんだろうな。
まぁ俺も人のことは言えないが。
「ほら、前にカールにラブラドールのぬいぐるみ買っただろ?」
「んっ? ああ、そういえばそうだったな」
直くんにクマをプレゼントしたくて買いに行ったあの店で村山も買ってたな。
「それがどうかしたのか?」
「いや、あれを空港に連れていってその場で渡した方がいいかな?」
「えっ? それは好きにしたらいいと思うけど、スーツケースとかあるんだし、あんなに大きなぬいぐるみ邪魔じゃないか?」
「スーツケースは俺が持てばいいんだけどさ。そうか、やっぱり邪魔かな?」
「家で落ち着いた時に渡せばいいだろ。カールもその方が喜ぶんじゃないか?」
「そうか、そうだな。早く見せたいと思ったんだけど、やっぱりそれがいいか」
きっとカールを喜ばせたくて仕方がないんだろう。
本当にカールのことで頭がいっぱいなんだな。
ここまでとは思わなかったけど、この分だと村山の両親も村山の気持ちには気づいているかもしれないな。
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