320 / 683
大好きだよ
しおりを挟む
「昇さん、どうですか?」」
「すごく上手だよ。母さんも絶対喜ぶよ。この色、母さんが好きそうだし」
「よかった……」
安心したように笑う直くんが愛おしくて俺はつい抱きしめてしまった。
「直くん、ありがとう。俺の両親を大切に思ってくれて嬉しいよ」
「昇さん……」
「俺も楽しみにしてる。でも無理はしなくていいから。俺はいつまでだって待てるからさ」
ギュッと抱きしめると直くんが頷くのを感じる。
ああ……本当に可愛いな。
直くんは編み上がった母さんのマフラーを綺麗に畳むと、紙袋から新しい毛糸を取り出した。
青よりも少し薄い、あまり見ない色だ。毛糸に巻かれた紙を見ると、そこには縹色と書かれていた。
「縹色……これすごくいいね」
「はい、僕もこれをみた時にすぐに毅パパに似合うなって思ったんです」
「直くん、色を選ぶセンスあるなぁ」
「あ、それ一花さんからも言われました。昇さんにまでそういってもらえて嬉しいです」
少し照れた様子の直くんが可愛い。
「俺のはどんなイメージ?」
「え? えっと……」
直くんはキョロキョロと辺りを見回した。
ああ、スマホか。
ベッドの上に置かれていたスマホをとって渡すと、慣れた様子で操作し始めた。
俺と一緒にいる時はスマホを触っているところをほとんど見たことがないからなんだか新鮮だ。
持っていない生活に慣れていたせいか、あんまりスマホに依存してないんだよな。
まぁ、俺もゲームや動画を見ることもないから連絡手段としてしか思ってない。
ただ、直くんと出会ってからはカメラだけは百倍増しで使うようになった。どの瞬間の直くんも撮り逃したくないのだからそれは当然か。
直くんがスマホを手に取ったのは、一花さんから教えてもらったあのアプリを俺に見せるため。
伯父さんからはこのアプリでなんでも好きなものを買っていいと言われているみたいだけど、直くんが注文したのは今のところ毛糸だけだ。
本当に欲がないんだよな。いや、そういうふうに育てられたからなんだよな。
最近は食べてみたいとか言えるようになってきたけれど、物に対してはなかなか難しい。
これも俺が少しずつ引き出していってやりたい。
「昇さんはこれ、かなって思ってたんですけど、好き、ですか?」
ラグに座ったままスマホを手に可愛い表情で見上げられて、好きですかなんて尋ねられてドキッとする。
可愛すぎて画面を見る余裕すらない。
「ああ、好きだよ。大好きだ」
ずっと直くんだけを見つめながら想いを告げると、直くんの顔がどんどん赤らんでいく。
「の、昇さん……あの、毛糸、ですよ……」
「えっ、あ、ごめん。直くんが可愛すぎて言わずにいられなかった」
恥ずかしがる直くんに正直に謝ると、直くんはそっと抱きついてきた。
「あの、僕も大好きです……」
「――っ、直くんっ」
ああ、もう……可愛すぎて困る。
「キス、したい。いいかな?」
そのまま唇を奪いたかったけど、直くんを戸惑わせたくなくて尋ねてみた。
すると直くんはさらに顔を真っ赤にして小さく頷いた。
キュッと目を瞑り、少し身体を震わせながらそっと顔を上げる直くんがたまらなく可愛い。この表情だけでとてつもなく興奮する。俺はそっと顔を近づけて、直くんの小さくて可愛い唇に重ね合わせた。
本当は直くんの口内をたっぷりと味わいたいけれど、そこまでしたらそこで止まれる気がしない。
伯父さんたちだけでなくじいちゃんたちもいるこの家で、そこまで欲望を溢れさせるのは流石にできなくて何度か下唇を啄むだけで我慢した。
チュッとわざと音を立てて唇を離すと、直くんは嬉しそうに俺にもたれかかってきた。
「昇さんと、キスすると……幸せな気持ちでいっぱいになります」
「俺も、幸せだよ」
俺の胸にすっぽりとおさまる直くんをギュッと抱きしめる。
「直くん、俺……その色、好きだよ。直くんが選んでくれたから大好きになった」
「じゃあ、この色で作りますね」
「ああ。楽しみにしてるよ」
俺の言葉に、直くんは嬉しそうにアプリを操作して俺のために選んだ毛糸を注文してくれた。
今頃、伯父さんのスマホに通知が来ていることだろう。
伯父さんのことだから俺の毛糸だってわかったかな。
後で聞かれそうだ。
直くんは注文して安心したのか、父さんのマフラーを編み始めた。
この毛糸があんなにあったかそうなマフラーになるんだからすごいよな。
「手つきが慣れてきたね」
「はい、一花さんが慣れたら簡単だよって言ってたのがわかってきた気がします。同じ動きの繰り返しなので、慣れると楽しくなってきました」
「そうなんだ。楽しくやれるならよかったよ」
俺は直くんのそばに勉強道具を置いて、勉強を再開したけれど視線を向けるたびにマフラーが編まれていくのがわかる。本当にすごいよな。直くんのマフラーが作りたいって言って一花さんの動画を俺のスマホにも送ってもらって、こっそり編み始めたけれど、直くんのマフラーはまだまだ序盤。もっと上手く編めるようになったら直くんの前でも編んでみようと思っていたけど、なかなか難しい。でも直くんの受験までには完成させたいと思っている。俺も頑張らないとな。もう少し進んだら直くんに俺が編んでいるマフラーを見てもらおう。
「すごく上手だよ。母さんも絶対喜ぶよ。この色、母さんが好きそうだし」
「よかった……」
安心したように笑う直くんが愛おしくて俺はつい抱きしめてしまった。
「直くん、ありがとう。俺の両親を大切に思ってくれて嬉しいよ」
「昇さん……」
「俺も楽しみにしてる。でも無理はしなくていいから。俺はいつまでだって待てるからさ」
ギュッと抱きしめると直くんが頷くのを感じる。
ああ……本当に可愛いな。
直くんは編み上がった母さんのマフラーを綺麗に畳むと、紙袋から新しい毛糸を取り出した。
青よりも少し薄い、あまり見ない色だ。毛糸に巻かれた紙を見ると、そこには縹色と書かれていた。
「縹色……これすごくいいね」
「はい、僕もこれをみた時にすぐに毅パパに似合うなって思ったんです」
「直くん、色を選ぶセンスあるなぁ」
「あ、それ一花さんからも言われました。昇さんにまでそういってもらえて嬉しいです」
少し照れた様子の直くんが可愛い。
「俺のはどんなイメージ?」
「え? えっと……」
直くんはキョロキョロと辺りを見回した。
ああ、スマホか。
ベッドの上に置かれていたスマホをとって渡すと、慣れた様子で操作し始めた。
俺と一緒にいる時はスマホを触っているところをほとんど見たことがないからなんだか新鮮だ。
持っていない生活に慣れていたせいか、あんまりスマホに依存してないんだよな。
まぁ、俺もゲームや動画を見ることもないから連絡手段としてしか思ってない。
ただ、直くんと出会ってからはカメラだけは百倍増しで使うようになった。どの瞬間の直くんも撮り逃したくないのだからそれは当然か。
直くんがスマホを手に取ったのは、一花さんから教えてもらったあのアプリを俺に見せるため。
伯父さんからはこのアプリでなんでも好きなものを買っていいと言われているみたいだけど、直くんが注文したのは今のところ毛糸だけだ。
本当に欲がないんだよな。いや、そういうふうに育てられたからなんだよな。
最近は食べてみたいとか言えるようになってきたけれど、物に対してはなかなか難しい。
これも俺が少しずつ引き出していってやりたい。
「昇さんはこれ、かなって思ってたんですけど、好き、ですか?」
ラグに座ったままスマホを手に可愛い表情で見上げられて、好きですかなんて尋ねられてドキッとする。
可愛すぎて画面を見る余裕すらない。
「ああ、好きだよ。大好きだ」
ずっと直くんだけを見つめながら想いを告げると、直くんの顔がどんどん赤らんでいく。
「の、昇さん……あの、毛糸、ですよ……」
「えっ、あ、ごめん。直くんが可愛すぎて言わずにいられなかった」
恥ずかしがる直くんに正直に謝ると、直くんはそっと抱きついてきた。
「あの、僕も大好きです……」
「――っ、直くんっ」
ああ、もう……可愛すぎて困る。
「キス、したい。いいかな?」
そのまま唇を奪いたかったけど、直くんを戸惑わせたくなくて尋ねてみた。
すると直くんはさらに顔を真っ赤にして小さく頷いた。
キュッと目を瞑り、少し身体を震わせながらそっと顔を上げる直くんがたまらなく可愛い。この表情だけでとてつもなく興奮する。俺はそっと顔を近づけて、直くんの小さくて可愛い唇に重ね合わせた。
本当は直くんの口内をたっぷりと味わいたいけれど、そこまでしたらそこで止まれる気がしない。
伯父さんたちだけでなくじいちゃんたちもいるこの家で、そこまで欲望を溢れさせるのは流石にできなくて何度か下唇を啄むだけで我慢した。
チュッとわざと音を立てて唇を離すと、直くんは嬉しそうに俺にもたれかかってきた。
「昇さんと、キスすると……幸せな気持ちでいっぱいになります」
「俺も、幸せだよ」
俺の胸にすっぽりとおさまる直くんをギュッと抱きしめる。
「直くん、俺……その色、好きだよ。直くんが選んでくれたから大好きになった」
「じゃあ、この色で作りますね」
「ああ。楽しみにしてるよ」
俺の言葉に、直くんは嬉しそうにアプリを操作して俺のために選んだ毛糸を注文してくれた。
今頃、伯父さんのスマホに通知が来ていることだろう。
伯父さんのことだから俺の毛糸だってわかったかな。
後で聞かれそうだ。
直くんは注文して安心したのか、父さんのマフラーを編み始めた。
この毛糸があんなにあったかそうなマフラーになるんだからすごいよな。
「手つきが慣れてきたね」
「はい、一花さんが慣れたら簡単だよって言ってたのがわかってきた気がします。同じ動きの繰り返しなので、慣れると楽しくなってきました」
「そうなんだ。楽しくやれるならよかったよ」
俺は直くんのそばに勉強道具を置いて、勉強を再開したけれど視線を向けるたびにマフラーが編まれていくのがわかる。本当にすごいよな。直くんのマフラーが作りたいって言って一花さんの動画を俺のスマホにも送ってもらって、こっそり編み始めたけれど、直くんのマフラーはまだまだ序盤。もっと上手く編めるようになったら直くんの前でも編んでみようと思っていたけど、なかなか難しい。でも直くんの受験までには完成させたいと思っている。俺も頑張らないとな。もう少し進んだら直くんに俺が編んでいるマフラーを見てもらおう。
1,356
あなたにおすすめの小説
【8話完結】いじめられっ子だった僕が、覚醒したら騎士団長に求愛されました
キノア9g
BL
いじめられ続けた僕は、ある日突然、異世界に転移した。
けれど、勇者として歓迎されたのは、僕を苦しめてきた“あいつ”の方。僕は無能と決めつけられ、誰からも相手にされなかった。
そんな僕に手を差し伸べてくれたのは、冷酷と恐れられる騎士団長・ジグルドだった。
なのに、あいつの命令で、僕は彼に嘘の告白をしてしまう――「ジグルドさんのことが、好きなんです」
それが、すべての始まりだった。
あの日から彼は、僕だけをまっすぐ見つめてくる。
僕を守る手は、やさしく、強くて、どこまでも真剣だった。
だけど僕には、まだ知られていない“力”がある。
過去の傷も、偽りの言葉も超えて、彼の隣にいてもいいのだろうか。
これは、いじめられっ子の僕が“愛されること”を知っていく、嘘と覚醒の物語。
全8話。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
救世の結界師マールちゃん~無能だと廃棄されましたが、敵国で傭兵のおっさん達に餌付けされてるので、今さら必要と言われても戻りません~
ぽんぽこ@3/28新作発売!!
ファンタジー
「ウチの子、可愛いうえに最強すぎるんだが――!?」
魔の森の隣、辺境伯家。 そこで八歳のメイド・マールは、食事も与えられず“要らない人間”として扱われていた。
――そしてある日ついに、毒と魔獣の禁忌領域《魔の森》へ捨てられてしまう。
「ここ……どこ?」
現れた魔獣に襲われかけたその瞬間。
救いに現れたのは――敵国の”イケオジ”傭兵隊だった。
「ほら、食え」
「……いいの?」
焚き火のそばで差し出された“温かいお粥”は、マールに初めての「安心」と「ごはん」を教えてくれた。
行き場を失った幼女は、強面のおじさん傭兵たちに餌付けされ、守られ、少しずつ笑えるようになる―― そんなシナリオだったはずなのに。
旅の途中、マールは無意識に結界を張り、猛毒の果実を「安全な食べ物」に変えてしまう。
「これもおいしいよ、おじさん!食べて食べて!」
「ウチの子は天才か!?」
ただ食べたいだけ。 だけどその力は、国境も常識もくつがえす。
これは、捨てられた欠食幼女が、敵国でお腹いっぱい幸せになりながら、秘められた力で世界を巻き込んでいく物語。
※若干の百合風味を含みます。
田舎育ちの天然令息、姉様の嫌がった婚約を押し付けられるも同性との婚約に困惑。その上性別は絶対バレちゃいけないのに、即行でバレた!?
下菊みこと
BL
髪色が呪われた黒であったことから両親から疎まれ、隠居した父方の祖父母のいる田舎で育ったアリスティア・ベレニス・カサンドル。カサンドル侯爵家のご令息として恥ずかしくない教養を祖父母の教えの元身につけた…のだが、農作業の手伝いの方が貴族として過ごすより好き。
そんなアリスティア十八歳に急な婚約が持ち上がった。アリスティアの双子の姉、アナイス・セレスト・カサンドル。アリスティアとは違い金の御髪の彼女は侯爵家で大変かわいがられていた。そんなアナイスに、とある同盟国の公爵家の当主との婚約が持ちかけられたのだが、アナイスは婿を取ってカサンドル家を継ぎたいからと男であるアリスティアに婚約を押し付けてしまう。アリスティアとアナイスは髪色以外は見た目がそっくりで、アリスティアは田舎に引っ込んでいたためいけてしまった。
アリスは自分の性別がバレたらどうなるか、また自分の呪われた黒を見て相手はどう思うかと心配になった。そして顔合わせすることになったが、なんと公爵家の執事長に性別が即行でバレた。
公爵家には公爵と歳の離れた腹違いの弟がいる。前公爵の正妻との唯一の子である。公爵は、正当な継承権を持つ正妻の息子があまりにも幼く家を継げないため、妾腹でありながら爵位を継承したのだ。なので公爵の後を継ぐのはこの弟と決まっている。そのため公爵に必要なのは同盟国の有力貴族との縁のみ。嫁が子供を産む必要はない。
アリスティアが男であることがバレたら捨てられると思いきや、公爵の弟に懐かれたアリスティアは公爵に「家同士の婚姻という事実だけがあれば良い」と言われてそのまま公爵家で暮らすことになる。
一方婚約者、二十五歳のクロヴィス・シリル・ドナシアンは嫁に来たのが男で困惑。しかし可愛い弟と仲良くなるのが早かったのと弟について黙って結婚しようとしていた負い目でアリスティアを追い出す気になれず婚約を結ぶことに。
これはそんなクロヴィスとアリスティアが少しずつ近づいていき、本物の夫婦になるまでの記録である。
小説家になろう様でも2023年 03月07日 15時11分から投稿しています。
【完結】極貧イケメン学生は体を売らない。【番外編あります】
紫紺
BL
貧乏学生をスパダリが救済!?代償は『恋人のフリ』だった。
相模原涼(さがみはらりょう)は法学部の大学2年生。
超がつく貧乏学生なのに、突然居酒屋のバイトをクビになってしまった。
失意に沈む涼の前に現れたのは、ブランドスーツに身を包んだイケメン、大手法律事務所の副所長 城南晄矢(じょうなんみつや)。
彼は涼にバイトしないかと誘うのだが……。
※番外編を公開しました(2024.10.21)
生活に追われて恋とは無縁の極貧イケメンの涼と、何もかもに恵まれた晄矢のラブコメBL。二人の気持ちはどっちに向いていくのか。
※本作品中の公判、判例、事件等は全て架空のものです。完全なフィクションであり、参考にした事件等もございません。拙い表現や現実との乖離はどうぞご容赦ください。
αからΩになった俺が幸せを掴むまで
なの
BL
柴田海、本名大嶋海里、21歳、今はオメガ、職業……オメガの出張風俗店勤務。
10年前、父が亡くなって新しいお義父さんと義兄貴ができた。
義兄貴は俺に優しくて、俺は大好きだった。
アルファと言われていた俺だったがある日熱を出してしまった。
義兄貴に看病されるうちにヒートのような症状が…
義兄貴と一線を超えてしまって逃げ出した。そんな海里は生きていくためにオメガの出張風俗店で働くようになった。
そんな海里が本当の幸せを掴むまで…
僕を惑わせるのは素直な君
秋元智也
BL
父と妹、そして兄の家族3人で暮らして来た。
なんの不自由もない。
5年前に病気で母親を亡くしてから家事一切は兄の歩夢が
全てやって居た。
そこへいきなり父親からも唐突なカミングアウト。
「俺、再婚しようと思うんだけど……」
この言葉に驚きと迷い、そして一縷の不安が過ぎる。
だが、好きになってしまったになら仕方がない。
反対する事なく母親になる人と会う事に……。
そこには兄になる青年がついていて…。
いきなりの兄の存在に戸惑いながらも興味もあった。
だが、兄の心の声がどうにもおかしくて。
自然と聞こえて来てしまう本音に戸惑うながら惹かれて
いってしまうが……。
それは兄弟で、そして家族で……同性な訳で……。
何もかも不幸にする恋愛などお互い苦しみしかなく……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる