エリート警察官僚はようやく見つけた運命の相手を甘やかしたくてたまらない!

波木真帆

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昂りが抑えられない※微

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「私もお風呂に入ってきますから、久代さんは先に寝ていていいですよ」

レモン水を飲ませて、そう声をかけたのは少し眠そうな表情になっていたからだ。
それでも自分からは眠りたいとは言わないだろう。

「えっ、でも……」

「遠慮しないでくださいと言ったでしょう? ほら、行きますよ」

久代さんの手を取って部屋まで連れて行く。
嫌がりもせず私の無骨な手の中にいてくれる、小さな手の温もりがなんとも嬉しい。

寝室に入りベッドに寝かせるが、私のベッドに寝ているというだけで興奮する。
それを必死で表情には出さずに声をかけた。

「ゆっくり寝ていてください」

「は、はい。おやすみなさい」

「――っ、おやすみなさい」

初めての寝室で真っ暗闇は怖いだろうと思い、間接照明を少しだけつけて部屋をでた。
最後、挨拶をしてくれた時の久代さんの頬が少し赤かった気がしたが、きっと照明のせいだろう。
勘違いしてはダメだ。

それでも少なからず期待してしまう。
どうしようもない自分の欲望を消し去ろうと、急いで脱衣所に向かった。

服を脱ぎ捨てると、自分でも驚くほど昂っていることに気づく。
手を握っただけなのに……本当に中学生みたいだな。

恋愛自体は初めてだから身体の反応としては正しいのかもしれないが、反応が強すぎる。
自分の身体がどうにかなってしまったのかと一瞬思ってしまったが、考えてみれば、成瀬も安慶名も氷室も大っぴらに恋人との情事を話すタイプではないが、そういうことにはあまり興味がないと言っていた彼らが揃って恋人とたっぷりと愛し合っているのだから、私のこの反応もおかしくはないのだろう。

というか、これまで反応することがなかった分、ようやく出会えた最愛の人に対して反応が強く出るのは当然なのかもしれない。

やっぱり久代さんは私にとって特別な存在であることは間違いないな。

さっさと処理しようと浴室に足を踏み入れると、ふわっといつもとは違う匂いを感じる。
新しいシャンプーを出したからかと思ったが、あれは無香性になったのをもらったばかりだ。
そう考えて、この匂いが久代さんの匂いだとわかった。

ここにさっきまで久代さんが入っていた。
あの湯船に久代さんが浸かっていた。

「くっ!」

久代さんの裸を想像してしまって、さっきよりさらに昂ってしまう。
本当にダメだな、私は。

久代さんに触れたくてたまらなくなる。

一緒のベッドで寝ようと誘ったはいいが、こんなことで我慢できるのか今頃になって不安になってきた。

とりあえずこの昂りをなんとかしなければ久代さんのところに戻ることもできない。

一度ではおさまるはずがなく、そこから数回欲望の蜜を出し、綺麗に身体を清めてから寝室に向かった。

寝室の扉をそっと開けると、久代さんが穏やかな寝息を立てて眠っているのが見える。
よかった、ゆっくり眠れているみたいだ。

起こさないようにそっと近づいて、久代さんから距離をとってベッドに身体を横たえた。

手の届く位置に久代さんが寝ていると思うと、少し緊張してしまう。
今日は寝られないかもしれない……

そう思っていると、静かに眠っていた久代さんの身体が動き始めた。

「――っ!!!!」

気になって見ていると、モゾモゾと動きはじめた久代さんが吸い寄せられるように私の元に近づいてきた。そして、そのまま私の胸元にポフっと頭を乗せてしまった。

あまりにも突然の行動に全く動けずにいたが、久代さんはそこが定位置だと言わんばかりに眠ってしまった。

これは私のことを少なからず思ってくれているのか……。
それとも崇史さんとこうして眠っていたのか……。

前者なら嬉しいが、後者なら……いや、考えるのはやめよう。

それよりもこの状態だ。さらに眠れなくなってしまったな。
そっと久代さんを離そうと試みたが、

「んーっ」

離れたくないとでも言うような声が聞こえてどうすることもできない。
結局何もできず私は久代さんを胸に抱いたまま、眠ってしまっていた。


それから何時間くらいだっただろうか。
目が覚めると、眠った時と同じく久代さんは私の腕の中にいた。

ふわっと久代さんの匂いを感じて、一気に昂ってくる。
朝の生理現象も相まって今とんでもないことになっている気がする。

これを久代さんに見られるわけにはいかない。

時間はかかったが、なんとか久代さんを起こさずに離れることができ、私は急いでトイレに飛び込んだ。

朝からここまでの状態になったのは初めてかもしれない。
腕に残る久代さんの感触と匂いを思い出しながら、数回欲望の蜜を放った。

静かに寝室に戻り、クローゼットで今日のスーツに着替えてから何事もなかったように久代さんを起こしに行った。
まだ寝かせておいてもいいが、起きて一人は寂しいだろう。

「久代さん、起きてください。朝ですよ」

怖がらせないように優しく声をかけると、久代さんの瞼がゆっくり開き、綺麗な瞳に私の顔が映った。

「あっ、まかべ、さん……」

半分眠ったような声がなんとも可愛い。

「よく眠れましたか?」

「はい……すごくあったかくて、いい匂いがしてたので、ぐっすり眠れました」

いい匂いというのは私のことだろうか?
久代さんが私の匂いを気に入ってくれたのなら、こんなに嬉しいことはない。

「それならよかったです」

「あ、もしかしてもう仕事に行かれるんですか?」

「まだもう少しいますよ。一緒に朝食でもどうかなと思いまして」

「は、はい。ぜひ!」

「――っ!!」

私の大きなパジャマを着ていたせいか、慌てて飛び起きた久代さんの服がズレて片方の肩と綺麗な鎖骨が見えてしまっている。あまりにもエロいその姿に私は思わず見入ってしまっていた。
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