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将来 -鼓動-
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「美味しそうだな」
いい匂いだなと鼻をヒクヒクさせて。
「いい感じだろー」
テーブルを拭き箸を用意してからサラダを冷蔵庫から出し作ったものをテーブルに置き兄さんの分はラップして冷蔵庫に入れ。
「ありがとう。じゃあ、食べようぜ」
盛り付けた料理をテーブルに運ぶ。
「よし、食べるかー」
「いただきます」
早速お肉を食べ。
「ん、柔らかい。美味い」
「おお、よかった」
「ほんと、いつ家に来てもいい腕だよな」
「へへ、なんか照れる」
褒められて顔がにやけてしまい。
「けっこー、マジだから」
真面目な表情で凪斗を見て。
「高校卒業したら、一緒に住もっか…」
「…うん、一緒に住もう。毎日美味しいご飯作るから」
真剣な表情で立夏を見つめたあと笑みを浮かべる。
「うん、俺は仕事でも探して働くわ」
残りの料理を味わいながら食べて。
「大学には行かねーの?」
「別にやりたいこととか、なりたい職場ないしなぁ。凪斗は大学行くのか?」
「なるほどな、母さんは俺に大学行ってほしいから行くと思う」
学歴は大事だと言ってた母さんの言葉を思い出し。
「じゃあ、凪斗が学生やってる分、俺が稼がないとな」
胸に手をあてると、ドーンと任せろの構えで。
「それは頼もしいわ、頑張れよ」
目を細め期待してると応援して。
「あぁ、凪斗も大学に行くなら、試験勉強しなきゃだけど、大丈夫なのか?」
休みがちだった凪斗の学力を心配し。
「なんとかなるだろーまあ、勉強はするけどさ」
今まで成績に問題なく生きてきたので大丈夫でいて。
「なんか余裕だな。頭いいんだ」
影で努力するタイプなのかもなと思い。
「それなりに勉強してるからな。小学生の時に英会話教室や塾とか通ってたわ」
想像できないだろと笑うと
「え、マジで?」
立夏は驚いた顔をしてみせた。
「じゃあ、どこの大学行きたいとかも決まってんの?」
「一応…決めてるというか決められてる」
志望校は母さんが決めてる。
「決められてる?あぁ、親にか」
なるほどなと納得し。
「ふぅ、食い終わった。ごちそーさん」
「はいよー、ご馳走さま」
「俺が洗うから置いといてくれ」
立夏は食器を洗う気でいて。
「いいのか?じゃあ、お願いします」
食器を持ってきてシンクに置き。
全ての食器を洗い終わると時計を見て。
「兄さん、今日は22時ぐらいって言ってたんだよなぁ」
「兄さんお仕事大変だな」
夜遅くまで頑張ってるな。
「なんか今、結構でかい仕事任されてるらしくてな」
「そうなのか、凄いな」
リビングに戻り。
「なぁ、風呂入ってったら?」
「んー、折角だし入るとすっか」
「じゃ、風呂沸かしてくる」
「おう、よろしくなー」
立夏は立ち上がると風呂場へいってしまったのでソファに座り待つことにして。
「20分くらいで沸くからな」
「さんきゅー」
戻ってくると凪斗の隣に座ると、じーっと凪斗の事を無言で見つめ。
「ん?どした」
「なんでもない…」
視線に気づき見つめ返したらフィッと顔を逸らされてしまう。
「…あのさ、立夏」
「ん?」
見つめたまま立夏の手を触り、顔がこちらを向くと目を瞑ってから不意に唇を頬に付け。
「凪斗?そこ、口じゃないんだけど……」
不服そうに言うと相手の意図が知りたくて。
「まだ頬にはしたことなかったなと思って」
目を開けてにっと笑い。
「頬っぺにしたかったってこと?」
「うん、頬もだけど体のいろんなとこにキスしたい…」
キョトンとしてる立夏をじっと見つめ。
「じゃあ、それは風呂入ってからにしようよ」
ちょうど風呂が沸いて。
「ほら、入ろうぜ」
「おう、そうだな…ちょっと待て。もしかして一緒に入んのか?」
「え?もちろんそうだけど…」
まさかと思いながら聞いてみたら当然のように言い。
「ま、まじか…」
一緒に入るというのがわかるとなんだか緊張してしまう。
「なんだよ、嫌なのか?」
嬉しくなさそうな相手に問いかけ。
「嬉しいんだけど、緊張するなと思って」
照れながらそう言って。
「大丈夫、俺だってドキドキしてるんだからさ」
凪斗の手を掴んで自分の心臓あたりを触らせる。
「ほんとだ、立夏もか」
鼓動が伝わり自分だけじゃないと安心し。
「そ、だからお互い様だろ」
手を掴むと立ち上がり。
「さ、風呂場行こ」
「おう、行くかー」
立夏のお陰で緊張は少しマシになり、立ち上がって風呂場に行き。
いい匂いだなと鼻をヒクヒクさせて。
「いい感じだろー」
テーブルを拭き箸を用意してからサラダを冷蔵庫から出し作ったものをテーブルに置き兄さんの分はラップして冷蔵庫に入れ。
「ありがとう。じゃあ、食べようぜ」
盛り付けた料理をテーブルに運ぶ。
「よし、食べるかー」
「いただきます」
早速お肉を食べ。
「ん、柔らかい。美味い」
「おお、よかった」
「ほんと、いつ家に来てもいい腕だよな」
「へへ、なんか照れる」
褒められて顔がにやけてしまい。
「けっこー、マジだから」
真面目な表情で凪斗を見て。
「高校卒業したら、一緒に住もっか…」
「…うん、一緒に住もう。毎日美味しいご飯作るから」
真剣な表情で立夏を見つめたあと笑みを浮かべる。
「うん、俺は仕事でも探して働くわ」
残りの料理を味わいながら食べて。
「大学には行かねーの?」
「別にやりたいこととか、なりたい職場ないしなぁ。凪斗は大学行くのか?」
「なるほどな、母さんは俺に大学行ってほしいから行くと思う」
学歴は大事だと言ってた母さんの言葉を思い出し。
「じゃあ、凪斗が学生やってる分、俺が稼がないとな」
胸に手をあてると、ドーンと任せろの構えで。
「それは頼もしいわ、頑張れよ」
目を細め期待してると応援して。
「あぁ、凪斗も大学に行くなら、試験勉強しなきゃだけど、大丈夫なのか?」
休みがちだった凪斗の学力を心配し。
「なんとかなるだろーまあ、勉強はするけどさ」
今まで成績に問題なく生きてきたので大丈夫でいて。
「なんか余裕だな。頭いいんだ」
影で努力するタイプなのかもなと思い。
「それなりに勉強してるからな。小学生の時に英会話教室や塾とか通ってたわ」
想像できないだろと笑うと
「え、マジで?」
立夏は驚いた顔をしてみせた。
「じゃあ、どこの大学行きたいとかも決まってんの?」
「一応…決めてるというか決められてる」
志望校は母さんが決めてる。
「決められてる?あぁ、親にか」
なるほどなと納得し。
「ふぅ、食い終わった。ごちそーさん」
「はいよー、ご馳走さま」
「俺が洗うから置いといてくれ」
立夏は食器を洗う気でいて。
「いいのか?じゃあ、お願いします」
食器を持ってきてシンクに置き。
全ての食器を洗い終わると時計を見て。
「兄さん、今日は22時ぐらいって言ってたんだよなぁ」
「兄さんお仕事大変だな」
夜遅くまで頑張ってるな。
「なんか今、結構でかい仕事任されてるらしくてな」
「そうなのか、凄いな」
リビングに戻り。
「なぁ、風呂入ってったら?」
「んー、折角だし入るとすっか」
「じゃ、風呂沸かしてくる」
「おう、よろしくなー」
立夏は立ち上がると風呂場へいってしまったのでソファに座り待つことにして。
「20分くらいで沸くからな」
「さんきゅー」
戻ってくると凪斗の隣に座ると、じーっと凪斗の事を無言で見つめ。
「ん?どした」
「なんでもない…」
視線に気づき見つめ返したらフィッと顔を逸らされてしまう。
「…あのさ、立夏」
「ん?」
見つめたまま立夏の手を触り、顔がこちらを向くと目を瞑ってから不意に唇を頬に付け。
「凪斗?そこ、口じゃないんだけど……」
不服そうに言うと相手の意図が知りたくて。
「まだ頬にはしたことなかったなと思って」
目を開けてにっと笑い。
「頬っぺにしたかったってこと?」
「うん、頬もだけど体のいろんなとこにキスしたい…」
キョトンとしてる立夏をじっと見つめ。
「じゃあ、それは風呂入ってからにしようよ」
ちょうど風呂が沸いて。
「ほら、入ろうぜ」
「おう、そうだな…ちょっと待て。もしかして一緒に入んのか?」
「え?もちろんそうだけど…」
まさかと思いながら聞いてみたら当然のように言い。
「ま、まじか…」
一緒に入るというのがわかるとなんだか緊張してしまう。
「なんだよ、嫌なのか?」
嬉しくなさそうな相手に問いかけ。
「嬉しいんだけど、緊張するなと思って」
照れながらそう言って。
「大丈夫、俺だってドキドキしてるんだからさ」
凪斗の手を掴んで自分の心臓あたりを触らせる。
「ほんとだ、立夏もか」
鼓動が伝わり自分だけじゃないと安心し。
「そ、だからお互い様だろ」
手を掴むと立ち上がり。
「さ、風呂場行こ」
「おう、行くかー」
立夏のお陰で緊張は少しマシになり、立ち上がって風呂場に行き。
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