363 / 415
連載
351. 爆風竜フラトゥスと帰宅(レックスがやらかしていました)✔
しおりを挟む
爆風竜フラトゥスが一緒にいるため仕事斡旋ギルドに寄ることはできない。キャサリン嬢が行方不明だと騒ぎになると思いはしたが、状況を説明するのはさけたかったんだ。ギルド長が邪神教側の可能性もあるからね。
仕事斡旋所の上級官庁は王城になる、報告は王城にするつもりでいるんだ。メロンでの出来事をそのまま報告するから、扱いをどうするかは任せればいいだろう。まず初めに変身の魔道具や隷属の魔道具が使用されていないか確認するべきだよね。
次に邪神教の人間が入り込んでいないか確認した方がいいな。どうやって調べるか課題はあるが早期に実施するべきだ。多くの人命に関係してくるからね。
サーシャとアルテミシア様が帰って来る前に帰宅したかったんだけど、予定が狂い時間がかかり過ぎてしまったからな。先に帰っているだろうな……爆風竜フラトゥスが一緒にいる時点でいい言い訳が思いつかないんだよね。
辺りが暗くなっていたお陰でフラトゥスと目立たずに練習場に着陸することができた。
フラトゥスもチビとベビのように人化できれば邪神教から隠せるんだけどな。大きさを変えられないなら龍にでもなってもらおうかな。
変身できる魔道具はこれ以外にも、エグザイルエルフの偽りの姿の魔道具など、何種類もあるから性能の違いを実験してみよう。
フラトゥスとは念話ができないので、意思の疎通を図ろうとすると人化するのが一番いい。問題は大きさと完璧な変身ができないことだが、練習すれば上達するのだろうか?
チビとベビが屋敷の方からものすごいスピードで飛んで来た。
〈魔物が襲って来たのかと思ったダォ!〉〈ママが一緒にいるって分かったから攻撃はしなかったノ!〉
〈ごめんよ、やっぱり先に帰っていたね! 色々あって遅くなっちゃったんだ!〉
チビとベビがジロジロとフラトゥスを値踏みするように見つめる。フラトゥスもチビとベビを見ているが少し怯えているようだ。
「こっちがチビでこっちがベビ、仲良くしてね」
フラトゥスは俺の言葉が分かるようでグルグルと喉を鳴らして応えた。チビとベビに人化するようにお願いすると、二人は男の子と女の子の姿になり服を着た。
フラトゥスも真似るように人化を始めたがやはり小さくはなれないようで、どことなく人化したベビに似た姿に変わった。再現度が低くベビとチビが嫌そうな顔をしている。
「爆風竜フラトゥスは邪神教に捕まって隷属の魔道具で操られていたんだよ。たまたま見つけたから助け出したんだ。仲良くしてやってね」
「チビダォ、仲良くするダォ!」「ベビなノ! アルママに助けられてよかったなノ! 仲良くしてなノ」
「仲良くしてなノ?」
フラトゥスはベビを真似しているようだ。
「フラトゥス、悪いんだけどその姿は目立つから龍になれないかな?」
フラトゥスはキョトンとしている。
「ベビごめん、もう一度龍に戻ってくれる」
ベビが服を脱ぎすぐに龍の姿に戻った。この姿になってくれるように説明すると、フラトゥスは頷くと姿が変わっていく。微妙にデフォルメされているが迷宮で変身した時よりも龍に近い。
チビとベビに今日起きたことを話して聞かせた。そこにサーシャとアルテミシア様が息を切らせながら走って来た。
「アルお兄ちゃん、嘘ついたらダメなノ!」「そうです、帰ったらいないしこんなに遅くまで……」
サーシャとアルテミシア様が、ベビとその横にいる微妙にデフォルメされたベビを見て目をパチクリさせている。近くに立っている人化したチビにも気が付いたみたいだ。
「ベビの姉妹が来たの?」
三匹目の龍の登場に、アルテミシア様が驚いた表情をしている。いや、どこか姿がおかしいと感じているのかもしれない。サーシャとアルテミシア様にも今日の出来事を説明すると目を丸くしていた。さっきまで怒っていたが収まったみたいだ。
龍になったり人化したりと色々な人化の魔道具で実験してみたが、フラトゥスに疲れが出たので止めることにした。ここでは目立つため別荘に連れて行く。
レックス家族にも紹介したがまた魔狼の数が増えているようだ。生まれたようには見えないので魔狼迷宮から連れて来たんだろうな。フラトゥスが大勢の魔狼に囲まれ匂いをクンクンと嗅がれており怯えているように見える。これだけの数の魔狼なんて見たことないんだろうな。もう完全に大きな群れと言ってもいい。
〈ねえレックス、また増えた?〉
〈見ての通り増えたぞ! それがだな、新しくできたオーク迷宮の中に魔狼迷宮の宝玉を移したら新たな迷宮ができてな!〉
〈えっ! そんなことができるの!〉
〈行ったり来たりが面倒になってな、やってみたらできたぞ!〉
レックスはどうやったか説明してくれた。魔狼迷宮にいた魔狼はついて来たそうだ。王様辞めたんじゃないのかよ。
ハイルーン領の中に三つ目の迷宮ができていた。前の迷宮はどうなるのか聞いてみたが、どうなるかは知らないそうだ。
俺がいない間にレックスはやらかしていた。さっきまで臭いを嗅がれていたフラトゥスは仲間に受け入れられたようだ、この様子ならここで暮らしていけるんじゃないかな。
レックス家族というか、もう大きな群れだな。もう、うちの家族以外は気軽に温泉に入りには来れないかもしれない。一般人なら気絶する戦力になっているんだけど。
狩ったオークで歓迎会を開くというのでチビとベビも人化してせっせとハンバーグを作っているが、数が多過ぎて大変だ。レックスとチビとベビにプリンを求められたが、作る時間がないことを伝えて今度にさせてもらった。
歓迎会と言いながら、レックスが食べたかっただけなんじゃないだろうか。お世話になっているからいいんだけど、チビとベビに料理ハンバーグを作らせないともうこの量は無理だぞ。
結局、別荘に一泊することになってしまった。サーシャとアルテミシア様を置いて来たから怒っているだろうな。まさかこんなに魔狼が増えているなんて思いもしないから、ハンバーグを造るだけでかなり時間を取られてしまった。
忘れるところだった、フラトゥスがパズズ城を襲った時の記憶とかはあるのだろうか? 棺の行き先が気になるんだよね。思わぬところから情報を得ることができた。運んだ場所は覚えているので案内してくれると言ってくれた。一度偵察に行って計画を立てよう。その前に王城にメロンの町の出来事を報告に行かないといけないな。
他の国と連携を取るべきか情報が漏れる可能性もあるから悩みどころなんだよ、連絡するにしても手紙は止めた方がいいよね。グラン帝国の皇帝には口頭で説明しておこうかな。パズズは伝えない方がいいだろう、あそこはきっと邪神教の関係者が入り込んでいる。アスダラもそこまで親しいわけではないから止めておこうかな。
仕事斡旋所の上級官庁は王城になる、報告は王城にするつもりでいるんだ。メロンでの出来事をそのまま報告するから、扱いをどうするかは任せればいいだろう。まず初めに変身の魔道具や隷属の魔道具が使用されていないか確認するべきだよね。
次に邪神教の人間が入り込んでいないか確認した方がいいな。どうやって調べるか課題はあるが早期に実施するべきだ。多くの人命に関係してくるからね。
サーシャとアルテミシア様が帰って来る前に帰宅したかったんだけど、予定が狂い時間がかかり過ぎてしまったからな。先に帰っているだろうな……爆風竜フラトゥスが一緒にいる時点でいい言い訳が思いつかないんだよね。
辺りが暗くなっていたお陰でフラトゥスと目立たずに練習場に着陸することができた。
フラトゥスもチビとベビのように人化できれば邪神教から隠せるんだけどな。大きさを変えられないなら龍にでもなってもらおうかな。
変身できる魔道具はこれ以外にも、エグザイルエルフの偽りの姿の魔道具など、何種類もあるから性能の違いを実験してみよう。
フラトゥスとは念話ができないので、意思の疎通を図ろうとすると人化するのが一番いい。問題は大きさと完璧な変身ができないことだが、練習すれば上達するのだろうか?
チビとベビが屋敷の方からものすごいスピードで飛んで来た。
〈魔物が襲って来たのかと思ったダォ!〉〈ママが一緒にいるって分かったから攻撃はしなかったノ!〉
〈ごめんよ、やっぱり先に帰っていたね! 色々あって遅くなっちゃったんだ!〉
チビとベビがジロジロとフラトゥスを値踏みするように見つめる。フラトゥスもチビとベビを見ているが少し怯えているようだ。
「こっちがチビでこっちがベビ、仲良くしてね」
フラトゥスは俺の言葉が分かるようでグルグルと喉を鳴らして応えた。チビとベビに人化するようにお願いすると、二人は男の子と女の子の姿になり服を着た。
フラトゥスも真似るように人化を始めたがやはり小さくはなれないようで、どことなく人化したベビに似た姿に変わった。再現度が低くベビとチビが嫌そうな顔をしている。
「爆風竜フラトゥスは邪神教に捕まって隷属の魔道具で操られていたんだよ。たまたま見つけたから助け出したんだ。仲良くしてやってね」
「チビダォ、仲良くするダォ!」「ベビなノ! アルママに助けられてよかったなノ! 仲良くしてなノ」
「仲良くしてなノ?」
フラトゥスはベビを真似しているようだ。
「フラトゥス、悪いんだけどその姿は目立つから龍になれないかな?」
フラトゥスはキョトンとしている。
「ベビごめん、もう一度龍に戻ってくれる」
ベビが服を脱ぎすぐに龍の姿に戻った。この姿になってくれるように説明すると、フラトゥスは頷くと姿が変わっていく。微妙にデフォルメされているが迷宮で変身した時よりも龍に近い。
チビとベビに今日起きたことを話して聞かせた。そこにサーシャとアルテミシア様が息を切らせながら走って来た。
「アルお兄ちゃん、嘘ついたらダメなノ!」「そうです、帰ったらいないしこんなに遅くまで……」
サーシャとアルテミシア様が、ベビとその横にいる微妙にデフォルメされたベビを見て目をパチクリさせている。近くに立っている人化したチビにも気が付いたみたいだ。
「ベビの姉妹が来たの?」
三匹目の龍の登場に、アルテミシア様が驚いた表情をしている。いや、どこか姿がおかしいと感じているのかもしれない。サーシャとアルテミシア様にも今日の出来事を説明すると目を丸くしていた。さっきまで怒っていたが収まったみたいだ。
龍になったり人化したりと色々な人化の魔道具で実験してみたが、フラトゥスに疲れが出たので止めることにした。ここでは目立つため別荘に連れて行く。
レックス家族にも紹介したがまた魔狼の数が増えているようだ。生まれたようには見えないので魔狼迷宮から連れて来たんだろうな。フラトゥスが大勢の魔狼に囲まれ匂いをクンクンと嗅がれており怯えているように見える。これだけの数の魔狼なんて見たことないんだろうな。もう完全に大きな群れと言ってもいい。
〈ねえレックス、また増えた?〉
〈見ての通り増えたぞ! それがだな、新しくできたオーク迷宮の中に魔狼迷宮の宝玉を移したら新たな迷宮ができてな!〉
〈えっ! そんなことができるの!〉
〈行ったり来たりが面倒になってな、やってみたらできたぞ!〉
レックスはどうやったか説明してくれた。魔狼迷宮にいた魔狼はついて来たそうだ。王様辞めたんじゃないのかよ。
ハイルーン領の中に三つ目の迷宮ができていた。前の迷宮はどうなるのか聞いてみたが、どうなるかは知らないそうだ。
俺がいない間にレックスはやらかしていた。さっきまで臭いを嗅がれていたフラトゥスは仲間に受け入れられたようだ、この様子ならここで暮らしていけるんじゃないかな。
レックス家族というか、もう大きな群れだな。もう、うちの家族以外は気軽に温泉に入りには来れないかもしれない。一般人なら気絶する戦力になっているんだけど。
狩ったオークで歓迎会を開くというのでチビとベビも人化してせっせとハンバーグを作っているが、数が多過ぎて大変だ。レックスとチビとベビにプリンを求められたが、作る時間がないことを伝えて今度にさせてもらった。
歓迎会と言いながら、レックスが食べたかっただけなんじゃないだろうか。お世話になっているからいいんだけど、チビとベビに料理ハンバーグを作らせないともうこの量は無理だぞ。
結局、別荘に一泊することになってしまった。サーシャとアルテミシア様を置いて来たから怒っているだろうな。まさかこんなに魔狼が増えているなんて思いもしないから、ハンバーグを造るだけでかなり時間を取られてしまった。
忘れるところだった、フラトゥスがパズズ城を襲った時の記憶とかはあるのだろうか? 棺の行き先が気になるんだよね。思わぬところから情報を得ることができた。運んだ場所は覚えているので案内してくれると言ってくれた。一度偵察に行って計画を立てよう。その前に王城にメロンの町の出来事を報告に行かないといけないな。
他の国と連携を取るべきか情報が漏れる可能性もあるから悩みどころなんだよ、連絡するにしても手紙は止めた方がいいよね。グラン帝国の皇帝には口頭で説明しておこうかな。パズズは伝えない方がいいだろう、あそこはきっと邪神教の関係者が入り込んでいる。アスダラもそこまで親しいわけではないから止めておこうかな。
1
あなたにおすすめの小説
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
俺に王太子の側近なんて無理です!
クレハ
ファンタジー
5歳の時公爵家の家の庭にある木から落ちて前世の記憶を思い出した俺。
そう、ここは剣と魔法の世界!
友達の呪いを解くために悪魔召喚をしたりその友達の側近になったりして大忙し。
ハイスペックなちゃらんぽらんな人間を演じる俺の奮闘記、ここに開幕。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。