122 / 415
連載
200.2カイル・ハイルーン帰る2(雇用契約書と成績)✔ 2024.2.8修正 文字数 前3,315後2,960減355
しおりを挟む
サーシャのはしゃぐ声を聞きつけて、ジェイとソフィアも仕事の手を止めてやって来た。
「カイルお帰りなさい」
「お母様、お父様ただいま帰りました」
「元気そうですね安心しました。よく鍛えていますね、背も伸びて一段とたくましくなっています。無理していそうだけど大丈夫?」
「心配はいりません、無理してませんから!」
「カイル元気そうで何よりだ! この町はお前が守るつもりで頑張るんだぞ」
「お父様、微力ですが任せて、久しぶりに剣術の稽古もつけてください!」
「おう! 俺も最近は剣術の訓練に力を入れているからな! 一緒にやろう!」
お父様がカイル兄さんの背中をバシバシ叩き始めた。挨拶は終わったみたいだな、俺も挨拶するか。
「カイル兄さんお帰りなさい」
「アル! ただいま。さっき少しだけ見て回ったんだけど、店が十軒以上もあったんだ。
子供が沢山いて、畑が広くて……庭園が……マルベリー公爵のお屋敷とそっくりだし……」
カイル兄さんが興奮しているようで、挨拶というなの演説が始まり終わりが見えない。
結局、お母様に止められるまで、カイル兄さんはしゃべり続けたんだ。まずは雇用契約書を確認したいな。
「送った雇用契約書にサインしてくれた?」
「契約書、署名したけど、騎士の契約書の裏に勉強教えるとか書くの酷くないか?」
カイル兄さんは袋から雇用契約書を取り出すと裏面を指さしブツブツと言った。
俺は雇用契約書にカイル兄さんのサインがあることを確認する。カイル・ハイルーンと署名されていた。もちろん俺の署名は先に済ませているから、これで契約成立だ。こんな雇用契約書を取り交わしているのは俺だけだろうね。思わず顔がにやけてしまった。これでまた、ひとり講師を手に入れることができた。
「カイル兄さん、ありがとう。学校の建物は完成しているから、今は絵本の読み聞かせを週に二回開いているんだ。絵本の読み聞かせもやってよね。四月になったら文字や簡単な計算も教えてもらうから頼んだよ」
「絵本の読み聞かせだって? アル、そんなに頼りにされても困るよ。絵本の読み聞かせなんてやったことないぞ。命令されればやるけど過度な期待は持つなよな!」
カイル兄さんが嫌そうにしているが、やってはくれるみたいだな。
「分かってますって、カイル兄さんならやれますから!」
俺は契約書の裏側を家族に見えるようにすると、記載された部分を指さす。
「……アル、お前、分かってないって、っいうか、契約書をそんな風に使うなよ」
カイル兄さんが嫌そうにしているので、契約書は引っ込めよう。大切に保管しておかなきゃね。お母様が俺の手から契約書を奪うようにして、持ち去ると読み始めた。
「よくできた契約書ね。カイル、成績はどうだったの? ここに、上位の成績で卒業したらお給金が増えるって書いてあるわよ」
カイル兄さんが袋の中から二十センチメートルほどの板を誇らしげに取り出した。
次席の生徒に送られる木で作られた『表彰楯』をお母様に手渡した。やっぱりカイル兄さんはすごいんだな。俺には真似できそうにないや。
改めてカイル兄さんを見ると胸の厚みも腕の太さもすごかった。握手してもらうと手が豆や剣だこでゴツゴツだ。村がゴブリンに襲われた時とは別人のようにたくましい、一度県の相手をしてもらおうかな。
なぜか、カイル兄さんが心配そうに見てきた。俺の考えが伝わったのか? 念話できてる? 違ったらしいが、何か危険な感じがしたと言われた。危険を察知したのかな?
「アル、俺は約束は果たしたぞ、お給金を期待しているからな!」
「約束したので、王都騎士団の初任給の一・五倍からスタートしましょう。あとは働き次第で昇給し放題ですよ! カイル兄さん、読み聞かせや講師も期待していますよ」
「お、おう、アル、そんなに期待するなよ!」
カイル兄さんは右手で頭を掻きながら照れ臭そうに言った。
ちなみに、お父様は王都の騎士学校を首席で卒業したと自慢していた。
さて、キッチンに向かうことにする。実は醤油も味噌も完成したんだ。今日帰って来ると聞いていたので、料理を仕込んでいる。
いつものスープとは一味違いますよ。といっても、いつものスープに味噌を加えるだけですけどね。
ベビシェフの作ってくれた塩トラウトも塩抜きしてあり、後は焼くだけにしてある。
オーク肉もステーキばかりでは飽きるので、肉をスライスして玉ねぎとジャガイモを加え、醤油とワインに塩コショウとお砂糖を加えて肉じゃがも作る。味噌を加えた肉みそ炒めも作ってみよう。
おっと臭みを取るためにショウガも少しだけ入れないとね。圧力調整がよく分からないので危険なままだが、土魔法で造った圧力鍋で肉じゃがを作る。
もう一品、オーク肉を使って生姜焼きも作ろう。オーク肉と玉ねぎをスライスして、ショウガをすりおろす。醤油と砂糖、塩コショウを少々、それにワインと隠し味に魔蜂の蜂蜜を入れてよくかき混ぜ少し寝かしてお肉とタレを馴染ませておいた。
そろそろ、お肉に味が浸み込んだはずなので、フライパンで焼くよ。醤油のいい匂いがキッチンの中に広がっていく。匂いだけで食事が進みそうだ。パンに挟んで食べても美味しい本当は白米が欲しいんだけど、ないものは仕方ない。
圧力調整は手動だ。注意しながら土魔法で小さな穴を作る。勢いよく蒸気が出てきた。これ以上加熱していたら危なかったかもしれないな。蒸気からもいい匂いがしている。
やっぱり醤油は最高の万能調味料だな。あと、日本酒があればいいんだけど、ワインで代用する。
味噌と醤油がくわわったので、料理の幅がグーンと広がるな。当分は和テイストに偏ってしまいそうだけどね。味噌スープなんて革命的に美味しくなったからね。
デザートは定番のプリンだ。これで全ての料理が完成した。
器に入れてテーブルに運ぼう。
「アルお兄様、サーシャもお手伝いするの」
最近はサーシャがよく手伝ってくれるから助かるんだよ。一番軽い器を渡して運んでもらう。
「ありがとうサーシャ。これを持って行って! 気を付けてね」
「任せてなの」
サーシャが器を持ってテーブルに向かった。カイル兄さんも手伝ってくれて、いつもよりも早く運び終わった。
お母様が鶏肉の魔蜂蜜掛けを焼いているいい匂いが漂っている。お母様の得意料理だ。料理が出そろった。
「カイルの卒業と就職を祝って乾杯をしよう!」
お父様が自分とお母様、カイル兄さんにワインを継いで渡した。俺とサーシャはワインジュースだ。
「カイルよく帰って来てくれた。期待しているぞ! 乾杯!」
お父様が短い乾杯の挨拶をすると、飲み始めた。お父様は早く飲みたかっただけではないだろうか? カイル兄さんの抱負とか聞きましょうよ。
「カイルの志が聞きたいわね!」
流石はお母様、分かっているな。カイル兄さんは少し悩み始めた。
「そうですね。優秀な成績で卒業する事もできたから、今後もハイルーン家と町のために努力を惜しまず頑張ることを誓います! アル、頑張るからお給金を期待しているぞ!」
カイル兄さんがいい笑顔で、自分で優秀な成績で卒業とか、お給金の事を二度も言うなんて思わなかったよ。
「期待してよ。給与と財務関係はお母様と相談するからね」
「お母様!よろしくお願いします!」
カイル兄さんのこの一言で、家族みんなが大笑いした。いつまでもこの幸せが続くように頑張ろう。
「カイルお帰りなさい」
「お母様、お父様ただいま帰りました」
「元気そうですね安心しました。よく鍛えていますね、背も伸びて一段とたくましくなっています。無理していそうだけど大丈夫?」
「心配はいりません、無理してませんから!」
「カイル元気そうで何よりだ! この町はお前が守るつもりで頑張るんだぞ」
「お父様、微力ですが任せて、久しぶりに剣術の稽古もつけてください!」
「おう! 俺も最近は剣術の訓練に力を入れているからな! 一緒にやろう!」
お父様がカイル兄さんの背中をバシバシ叩き始めた。挨拶は終わったみたいだな、俺も挨拶するか。
「カイル兄さんお帰りなさい」
「アル! ただいま。さっき少しだけ見て回ったんだけど、店が十軒以上もあったんだ。
子供が沢山いて、畑が広くて……庭園が……マルベリー公爵のお屋敷とそっくりだし……」
カイル兄さんが興奮しているようで、挨拶というなの演説が始まり終わりが見えない。
結局、お母様に止められるまで、カイル兄さんはしゃべり続けたんだ。まずは雇用契約書を確認したいな。
「送った雇用契約書にサインしてくれた?」
「契約書、署名したけど、騎士の契約書の裏に勉強教えるとか書くの酷くないか?」
カイル兄さんは袋から雇用契約書を取り出すと裏面を指さしブツブツと言った。
俺は雇用契約書にカイル兄さんのサインがあることを確認する。カイル・ハイルーンと署名されていた。もちろん俺の署名は先に済ませているから、これで契約成立だ。こんな雇用契約書を取り交わしているのは俺だけだろうね。思わず顔がにやけてしまった。これでまた、ひとり講師を手に入れることができた。
「カイル兄さん、ありがとう。学校の建物は完成しているから、今は絵本の読み聞かせを週に二回開いているんだ。絵本の読み聞かせもやってよね。四月になったら文字や簡単な計算も教えてもらうから頼んだよ」
「絵本の読み聞かせだって? アル、そんなに頼りにされても困るよ。絵本の読み聞かせなんてやったことないぞ。命令されればやるけど過度な期待は持つなよな!」
カイル兄さんが嫌そうにしているが、やってはくれるみたいだな。
「分かってますって、カイル兄さんならやれますから!」
俺は契約書の裏側を家族に見えるようにすると、記載された部分を指さす。
「……アル、お前、分かってないって、っいうか、契約書をそんな風に使うなよ」
カイル兄さんが嫌そうにしているので、契約書は引っ込めよう。大切に保管しておかなきゃね。お母様が俺の手から契約書を奪うようにして、持ち去ると読み始めた。
「よくできた契約書ね。カイル、成績はどうだったの? ここに、上位の成績で卒業したらお給金が増えるって書いてあるわよ」
カイル兄さんが袋の中から二十センチメートルほどの板を誇らしげに取り出した。
次席の生徒に送られる木で作られた『表彰楯』をお母様に手渡した。やっぱりカイル兄さんはすごいんだな。俺には真似できそうにないや。
改めてカイル兄さんを見ると胸の厚みも腕の太さもすごかった。握手してもらうと手が豆や剣だこでゴツゴツだ。村がゴブリンに襲われた時とは別人のようにたくましい、一度県の相手をしてもらおうかな。
なぜか、カイル兄さんが心配そうに見てきた。俺の考えが伝わったのか? 念話できてる? 違ったらしいが、何か危険な感じがしたと言われた。危険を察知したのかな?
「アル、俺は約束は果たしたぞ、お給金を期待しているからな!」
「約束したので、王都騎士団の初任給の一・五倍からスタートしましょう。あとは働き次第で昇給し放題ですよ! カイル兄さん、読み聞かせや講師も期待していますよ」
「お、おう、アル、そんなに期待するなよ!」
カイル兄さんは右手で頭を掻きながら照れ臭そうに言った。
ちなみに、お父様は王都の騎士学校を首席で卒業したと自慢していた。
さて、キッチンに向かうことにする。実は醤油も味噌も完成したんだ。今日帰って来ると聞いていたので、料理を仕込んでいる。
いつものスープとは一味違いますよ。といっても、いつものスープに味噌を加えるだけですけどね。
ベビシェフの作ってくれた塩トラウトも塩抜きしてあり、後は焼くだけにしてある。
オーク肉もステーキばかりでは飽きるので、肉をスライスして玉ねぎとジャガイモを加え、醤油とワインに塩コショウとお砂糖を加えて肉じゃがも作る。味噌を加えた肉みそ炒めも作ってみよう。
おっと臭みを取るためにショウガも少しだけ入れないとね。圧力調整がよく分からないので危険なままだが、土魔法で造った圧力鍋で肉じゃがを作る。
もう一品、オーク肉を使って生姜焼きも作ろう。オーク肉と玉ねぎをスライスして、ショウガをすりおろす。醤油と砂糖、塩コショウを少々、それにワインと隠し味に魔蜂の蜂蜜を入れてよくかき混ぜ少し寝かしてお肉とタレを馴染ませておいた。
そろそろ、お肉に味が浸み込んだはずなので、フライパンで焼くよ。醤油のいい匂いがキッチンの中に広がっていく。匂いだけで食事が進みそうだ。パンに挟んで食べても美味しい本当は白米が欲しいんだけど、ないものは仕方ない。
圧力調整は手動だ。注意しながら土魔法で小さな穴を作る。勢いよく蒸気が出てきた。これ以上加熱していたら危なかったかもしれないな。蒸気からもいい匂いがしている。
やっぱり醤油は最高の万能調味料だな。あと、日本酒があればいいんだけど、ワインで代用する。
味噌と醤油がくわわったので、料理の幅がグーンと広がるな。当分は和テイストに偏ってしまいそうだけどね。味噌スープなんて革命的に美味しくなったからね。
デザートは定番のプリンだ。これで全ての料理が完成した。
器に入れてテーブルに運ぼう。
「アルお兄様、サーシャもお手伝いするの」
最近はサーシャがよく手伝ってくれるから助かるんだよ。一番軽い器を渡して運んでもらう。
「ありがとうサーシャ。これを持って行って! 気を付けてね」
「任せてなの」
サーシャが器を持ってテーブルに向かった。カイル兄さんも手伝ってくれて、いつもよりも早く運び終わった。
お母様が鶏肉の魔蜂蜜掛けを焼いているいい匂いが漂っている。お母様の得意料理だ。料理が出そろった。
「カイルの卒業と就職を祝って乾杯をしよう!」
お父様が自分とお母様、カイル兄さんにワインを継いで渡した。俺とサーシャはワインジュースだ。
「カイルよく帰って来てくれた。期待しているぞ! 乾杯!」
お父様が短い乾杯の挨拶をすると、飲み始めた。お父様は早く飲みたかっただけではないだろうか? カイル兄さんの抱負とか聞きましょうよ。
「カイルの志が聞きたいわね!」
流石はお母様、分かっているな。カイル兄さんは少し悩み始めた。
「そうですね。優秀な成績で卒業する事もできたから、今後もハイルーン家と町のために努力を惜しまず頑張ることを誓います! アル、頑張るからお給金を期待しているぞ!」
カイル兄さんがいい笑顔で、自分で優秀な成績で卒業とか、お給金の事を二度も言うなんて思わなかったよ。
「期待してよ。給与と財務関係はお母様と相談するからね」
「お母様!よろしくお願いします!」
カイル兄さんのこの一言で、家族みんなが大笑いした。いつまでもこの幸せが続くように頑張ろう。
38
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
俺に王太子の側近なんて無理です!
クレハ
ファンタジー
5歳の時公爵家の家の庭にある木から落ちて前世の記憶を思い出した俺。
そう、ここは剣と魔法の世界!
友達の呪いを解くために悪魔召喚をしたりその友達の側近になったりして大忙し。
ハイスペックなちゃらんぽらんな人間を演じる俺の奮闘記、ここに開幕。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。