拒絶少女は世界を拒絶する

犬派のノラ猫

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忍び寄る厄災

魅力の力

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「ビジネスって?」

「君のこれからについてさ。」

「あら、貴方に関係があるのかしら?」

「あるさ…何ならこの国全員にある。」

「大きな話ね」

「そうだね…それよりボクは驚いているよ」

ジェネスはコーヒーを一口飲むと
こちらを笑いながら見て

「そんな素晴らしい能力があるのに何故行動を起こさない?」


「行動?」

「そうさ、君の能力は世界を簡単に引っくり返せる」

「そんなこと「あるさ!」」

ジェネスは本当に嬉しそうに笑う

「例えば、君の能力を使えば条件を整えるだけで政治家に成れるし、さらにでかい役職も簡単に手に入るだろう」


「そんなこと…」

「無いと言えるかい?」

「……」

正直考えたことはある
この能力を使えば何が出来てしまうかくらい

「いいかい、この世で最も強い力は魅力なんだよ」

「お金とかじゃなくて?」

「魅力があれば金はすぐに集まる。魅力とはある意味信用なんだよ…」


「……」

「例えば人気者のA君と日陰者のB君が同じ犯罪を犯したとして君はどちらの味方をする?」


「そ、それは…」

「大半はA君に付くだろう…何故だと思う?」

「…人気者だから」

「そうだね、人気者は信用があるから回りが勝手に《そんなことをする筈がない!》って擁護してくれる」


「……」

「今のネット社会を見たまえ…イメージだけが一人歩きをして実際の人物がまるで2次創作のようだ…あの人は優しくてしっかりしてる。あの人はだらしがない。たかだか数百文字の言葉を信用し、たかだか数分の動画を信用し魅了され、そして勝手にその人の信用を勝手に社会が作る。」


「…それで…アタシにどうしろと?」

興奮していたジェネスはピタッと笑いを止め
こちらを睨むと

「君を調べて驚いた…君は元総理の娘だったんだね」

「ッッ!」

「横領で辞職…情けないねぇ」

「パパはそんなことしてない!」

パパは絶対そんなことしない!!

「そうだろうね。」

「え?」

「調べたが明らかにやられてるね…彼とは多少交流があってね…好きではなかったが暇だったから調べてみたんだ君のお父さんの自殺の原因を」


そう…パパは横領したとして総理を辞職させられた
あげく…毎日毎日責められて…

「まぁ、横領を偽装した主犯ももういないけど」

「え?」 

「おや?知らなかったのかい?君のお父さんを追い込んだのは…前総理だよ?そして…」


ジェネスがそう言うと頭が付いていってない私を
無視して手を叩くと扉が開き女性が入ってきて


「彼女の父親だ」

そう、ジェネスは言ったそして

「久しぶりね、魅里。」

そう彼女は言った…聞き覚えのある声に見覚えのある顔…
アタシは冷や汗をかきながら…


めぐみ…さん?」

アタシは呼びたくない名前を呼んだ



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