拒絶少女は世界を拒絶する

犬派のノラ猫

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また手を

不安

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柄にもなく…昔の思い出に浸っちゃって…


「今のアタシかっこ悪いわ」

アタシは部屋を改めて見てみることにした。

「まぁ、コンクリートの壁に囲まれた部屋にベッドが置いてあるだけだけど…」

窓すらないのはどうかと思うけど…
まぁ、閉じ込めるための部屋としては素晴らしい出来ね

「こうゆう時、アタシの能力って無力よね…」

ダメだ…助けが来るのを…響が来てくれるのを
期待している自分がいる…突き放したのに…アタシのバカ

「…キスまでしちゃって」

やめましょう
思い出すと顔から火が出そうだわ


「……さて、どうしようかしら?」

もちろん扉は外から鍵がかかってる

「窓も無いし…」

狙うとしたら…迎えが来た瞬間よね
少なくとも扉は開くハズだし…


よくあるパターンでベッドの下に隠れたり扉の後ろに隠れて
慌ててる間に逃げてみようかしら?

アタシがそう考えていると
扉がノックされてフェイバーの声が
扉越しに聞こえてきた


「お仲間が来たみたいよ…」

「え?」

来ちゃったんだ…
お願い効果無しか…なら、今度別のお願いしなきゃね

「可哀相に…」

「なにがよ?」

「わざわざ実験タイになりに地獄に飛び込むなんて…バカで可哀相。」


「嘗めないでよ響達を」

「あなたこそ嘗めないでくれるかしら…ジェネス様はあなたが思ってる以上に怖いわよ?」


「……。」

「この機会、むしろジェネス様は喜んでいるんじゃないかしら?素体が自分で歩いてきたって。」

そう言い残してフェイバーは
どこかに行ってしまった


「…響…みんな」

嬉しいような不安なような…お話のお姫様も
こんな気持ちだったのかな?

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