勇者がこちらに来てるらしい

犬派のノラ猫

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勇者は祭りを楽しんでいるらしい

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魔王城のとある一室。
我こと大魔王の部屋である
ここには毎日頑張っている部下達が報告しに来てくれる



「報告するよ大魔王様」


「うむ」

今日、報告に来てくれたのはテンである
基本無表情の彼女だが
今日はすこしワクワクしているような気がする

「勇者、お祭りに行ってるらしい」

「言おうか迷っていたが勇者、観光に来ているのか?」

「大魔王様を倒しに来てるんだよ?」

「良くは無いが良かった。」

しかし勇者達楽しみすぎじゃないか?
我だってお祭り行きたいぞ


「テンもお祭り行きたい」

「我も行きたい…」

「でも、勇者がもし攻めてきた時に大魔王様いなかったら責任問題。」


「我もそこを懸念している…」

何かあればすぐに責任問題だからな…世知辛い

「お祭りない?」

表情はあまり変わってないが寂しそうにする
テンを見て我は父性を刺激され

「心配するなテンよ!大魔王城でお祭りをすればよいのだ!」


「なるほど!かしこい!」

テンは心底嬉しそうにした。
その後我はお祭りをやりたいと妻に言った

いいよと言ってくれた。
我、うれしい!
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