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6.お前とするようなことじゃない
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「あ、スーパー寄っていい?」
「ん。何買う」
「んー…何食いたい?また晩飯食ってってよ」
「帰って食うよ。作んの面倒だろ」
「どうせ一人でもなんか食うし、せっかくだから一緒に食べたい」
「……それなら肉」
「生姜焼きでいい?」
「いいな生姜焼き、久々に食いたい」
途中にあるスーパーに寄って、生姜焼き用の肉とキャベツ、ミニトマトを買ってだらだらと葉大の家までの道を歩く。近づくと徐々に心臓の音が大きくなる。でも昨日よりはいくらかマシだった。
下着以外を脱いで昨日と同じようにケツを突きだすような格好で枕に顔をうずめる。こういう時、下着は自分で脱ぐべきなんだろうか、しかし、いくらこの後脱ぐことになるとはいえ、初めから全裸でこのポーズをするのには抵抗がある。するすると体のラインをなぞられて身をよじると、背中や腰、首に軽いキスをされる。落ち着かせるためなのか雰囲気作りなのかわからないけど、毎回これをするつもりなのか。背後で潤滑剤を出す音が聞こえて身構える。「触るよ」という声かけと同時に濡れた指が後ろに触れてくにくにとまわりを撫ぜる。太ももを撫でる手がいやらしい。少しずつ1本、2本と指が増やされる。
前を刺激されていないから意識がそこに集中して昨日よりも圧迫感を感じる。探るように中でぐにぐにと指が動かされるが、昨日感じた気持ちよさはやってこない。じれったくなって太ももを擦る。その間を骨ばった指が通ったと思うとぶら下がったそれを刺激される。その間もぐちゅぐちゅと音を立てて後ろがほぐされているが、意識が前にいって気にならなくなっていた。
「ん…ぐ…」
昨日は緊張ではじめ萎えていたそこも今日は快感に応えて素直にかたく勃ちあがる。
「…こっち向いて」
言われた通り振り向くとぐっと体が寄せられて顔と顔が近づく。唇が触れる寸でのところでとっさに顔をそむける。
「は、ぁっ…それはっお前とするようなことじゃないだろ」
少し意外そうな顔をして、何も言わないまままた元の体勢へ戻る。
「…でもこれはいいんだ?」
そう言ってケツの中の気持ちいい部分をトントンと指の腹で押す。
「んっ‼そこ…ぁ、あっ、う……ッや、も、もうやめる…っ」
「やめていいの?久、俺以外にこんなこと話せないでしょ?」
からかうような声に唇をキュッと結ぶ。同時に前を強く扱かれて一気に射精感がこみ上げ、あっけなく果ててしまった。
「んっや、め…んっん、あぅ…いってるイった‼……ん、ん!イっ…たって言ってん、だろ…っ」
「うん、わかってるよ」
絶頂しても止まらない快感にガクガクと足が震えて姿勢が崩れそうになるが中の良いところを執拗に触れる手がそれを許さない。何度も腰に触れる唇にすらピリピリとした熱を感じる。これ以上聞かれるのが嫌で枕を握りしめる手に力が入る。
「指2本で気持ちいいな。…苦しいかもだけど少し頑張って」
指を根元まで挿入れられて大きく動かされるその異物感に逃げてしまいたくなる。すりすりと胸をまさぐる熱い手がこの行為への羞恥心を掻き立てる。女じゃない。胸なんかないのになんのつもりなのか全くわからない。嫌でも意識させられた上でその指先が突起に触れてびくりと震える。感じたことなどないはずなのに後ろからの快感と混ざってなんだかよくわからない。今度は明確にこねられてピリピリとした何かを感じた。
「…あっ、あ、…は、乳首感じない……からっ、ちんこがいい…んッ!」
「……はー……可愛い」
独り言のようなその言葉は快感と羞恥に埋め尽くされた俺の脳には届かない。
半勃ちになっていたそれを熱い手が包み込んでゆるく上下する。淡い快感の波に腰が浮く。ケツの穴をくにっと拡げる感覚と共に中を出入りする指が三本に増やされる。横に拡がるような圧迫感と違和感が増して上擦った声が出る。
「痛い?」
首を大きく振って返事をする。正直ピリピリとした痛みはあるが、それを言ったらこいつはきっと止める。それにたぶんめちゃくちゃ丁寧にしてくれているのはわかってる。だから言わなかった。
じっくりとほぐされているとだんだんと馴染んできて気持ちよさだけが伝わってくる。慣らすような動きで気持ちのいい部分にあまり触れてくれなくて無意識に腰が揺れる。
「……今度はあの黒い玩具、試してみようか」
2本の指でぐっと良いところを抉られて反射的にあられもない声が出る。無遠慮に先走りでぐちょぐちょのものを扱かれて、開いた口からどうしようもなく声が漏れる。2度目の射精をして全身の力が抜けていく。一息ついて、自分だけがアンアン言わされてぐちゃぐちゃになっているこの状況が恥ずかしくなってきて、どうしようもないこの感情を睨みつけてあいつにぶつけてやろうと思った。「自分だけ余裕層にしやがって」という思いを込めて。だが、いざ振り返って視界に入ったのは、予想外にも余裕なんてなさそうにバッキバキに勃っている自分のチンコを俺の精液がついたままの手で扱いている姿だった。
「…お前勃ってんの」
まさかの光景にぽかんとしてつぶやく。
「ん。何買う」
「んー…何食いたい?また晩飯食ってってよ」
「帰って食うよ。作んの面倒だろ」
「どうせ一人でもなんか食うし、せっかくだから一緒に食べたい」
「……それなら肉」
「生姜焼きでいい?」
「いいな生姜焼き、久々に食いたい」
途中にあるスーパーに寄って、生姜焼き用の肉とキャベツ、ミニトマトを買ってだらだらと葉大の家までの道を歩く。近づくと徐々に心臓の音が大きくなる。でも昨日よりはいくらかマシだった。
下着以外を脱いで昨日と同じようにケツを突きだすような格好で枕に顔をうずめる。こういう時、下着は自分で脱ぐべきなんだろうか、しかし、いくらこの後脱ぐことになるとはいえ、初めから全裸でこのポーズをするのには抵抗がある。するすると体のラインをなぞられて身をよじると、背中や腰、首に軽いキスをされる。落ち着かせるためなのか雰囲気作りなのかわからないけど、毎回これをするつもりなのか。背後で潤滑剤を出す音が聞こえて身構える。「触るよ」という声かけと同時に濡れた指が後ろに触れてくにくにとまわりを撫ぜる。太ももを撫でる手がいやらしい。少しずつ1本、2本と指が増やされる。
前を刺激されていないから意識がそこに集中して昨日よりも圧迫感を感じる。探るように中でぐにぐにと指が動かされるが、昨日感じた気持ちよさはやってこない。じれったくなって太ももを擦る。その間を骨ばった指が通ったと思うとぶら下がったそれを刺激される。その間もぐちゅぐちゅと音を立てて後ろがほぐされているが、意識が前にいって気にならなくなっていた。
「ん…ぐ…」
昨日は緊張ではじめ萎えていたそこも今日は快感に応えて素直にかたく勃ちあがる。
「…こっち向いて」
言われた通り振り向くとぐっと体が寄せられて顔と顔が近づく。唇が触れる寸でのところでとっさに顔をそむける。
「は、ぁっ…それはっお前とするようなことじゃないだろ」
少し意外そうな顔をして、何も言わないまままた元の体勢へ戻る。
「…でもこれはいいんだ?」
そう言ってケツの中の気持ちいい部分をトントンと指の腹で押す。
「んっ‼そこ…ぁ、あっ、う……ッや、も、もうやめる…っ」
「やめていいの?久、俺以外にこんなこと話せないでしょ?」
からかうような声に唇をキュッと結ぶ。同時に前を強く扱かれて一気に射精感がこみ上げ、あっけなく果ててしまった。
「んっや、め…んっん、あぅ…いってるイった‼……ん、ん!イっ…たって言ってん、だろ…っ」
「うん、わかってるよ」
絶頂しても止まらない快感にガクガクと足が震えて姿勢が崩れそうになるが中の良いところを執拗に触れる手がそれを許さない。何度も腰に触れる唇にすらピリピリとした熱を感じる。これ以上聞かれるのが嫌で枕を握りしめる手に力が入る。
「指2本で気持ちいいな。…苦しいかもだけど少し頑張って」
指を根元まで挿入れられて大きく動かされるその異物感に逃げてしまいたくなる。すりすりと胸をまさぐる熱い手がこの行為への羞恥心を掻き立てる。女じゃない。胸なんかないのになんのつもりなのか全くわからない。嫌でも意識させられた上でその指先が突起に触れてびくりと震える。感じたことなどないはずなのに後ろからの快感と混ざってなんだかよくわからない。今度は明確にこねられてピリピリとした何かを感じた。
「…あっ、あ、…は、乳首感じない……からっ、ちんこがいい…んッ!」
「……はー……可愛い」
独り言のようなその言葉は快感と羞恥に埋め尽くされた俺の脳には届かない。
半勃ちになっていたそれを熱い手が包み込んでゆるく上下する。淡い快感の波に腰が浮く。ケツの穴をくにっと拡げる感覚と共に中を出入りする指が三本に増やされる。横に拡がるような圧迫感と違和感が増して上擦った声が出る。
「痛い?」
首を大きく振って返事をする。正直ピリピリとした痛みはあるが、それを言ったらこいつはきっと止める。それにたぶんめちゃくちゃ丁寧にしてくれているのはわかってる。だから言わなかった。
じっくりとほぐされているとだんだんと馴染んできて気持ちよさだけが伝わってくる。慣らすような動きで気持ちのいい部分にあまり触れてくれなくて無意識に腰が揺れる。
「……今度はあの黒い玩具、試してみようか」
2本の指でぐっと良いところを抉られて反射的にあられもない声が出る。無遠慮に先走りでぐちょぐちょのものを扱かれて、開いた口からどうしようもなく声が漏れる。2度目の射精をして全身の力が抜けていく。一息ついて、自分だけがアンアン言わされてぐちゃぐちゃになっているこの状況が恥ずかしくなってきて、どうしようもないこの感情を睨みつけてあいつにぶつけてやろうと思った。「自分だけ余裕層にしやがって」という思いを込めて。だが、いざ振り返って視界に入ったのは、予想外にも余裕なんてなさそうにバッキバキに勃っている自分のチンコを俺の精液がついたままの手で扱いている姿だった。
「…お前勃ってんの」
まさかの光景にぽかんとしてつぶやく。
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