触れる唇(短編詰め合わせ)

イツキカズラ

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小人化(中後期)

小人②(⚠小スカ、飛ばせます)※

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「…なあ、葉大」

「ん?どした」

「…トイレ、行きたい」

「ん、おいで」

 すっと差し出された手に乗ると、トイレへと向かってくれた。手のひらからそっと便座に降りたが、便座には少し傾斜がついていて足場がいいとは言えなかった。気を抜くと中に落ちてしまいそうで、それだけは避けたい。一瞬ふらっとよたつくとすぐに葉大の手が支えてくれた。

「危ないな、できる?」

「ん、できる。だから絶対見んなよ」

「りょーかい」

 服をぺろりと捲り上げ、支えてくれる葉大の薬指と中指の間から陰茎を出して構える。しかし、約束したもののそばにいられると出ない。尿意は感じるのに緊張して力んでしまう。

「久、まだ?」

「ちょ、ちょっと待って…」

「見てないよ」

 ほら、と指の腹で軽く下腹部を押される。

「ぁっ、ちょっ…や、やだやめろ」

 押されたままに陰茎の先から黄色い液体がこぼれる。妙に力んでしまっていたせいで上手く出ず、ぼたぼたと溢れた尿が葉大の指を汚した。その指を握る手に力が入る。溢れ出る尿を止めることができず、ちょろちょろと葉大の指を汚し、流れ続ける光景を呆然と見る。

「ぁ…ぅ…」

 ようやく止めることができてハッと我に返る。まずい、いくら恋人でもこんなふうに手を汚されたら嫌に決まってる。謝らなければいけないとわかっていても恥ずかしさと焦りでうまく言葉が出ない。

「ごめ、ごめん葉!汚して、ごめっ…」

「ん?いいよ、気にしてないから大丈夫。久のなら汚くないしそんな出し方じゃすっきりしないだろ、最後まで出しな」

 そう言ってまた下腹部を撫でられて、ちろりと少し溢れる。それが恥ずかしくてたまらない。今すぐこの場から逃げ出してしまいたい。

「っあ…む、無理!むりだから、も、トイレットペーパーにする、から…。だから取って」

「いいのに…。はい」

 座り込んで手渡されたペーパーで陰茎を包む。俺が落ちないようにと背後で見守る葉大の視線をひしひしと感じていたたまれない。しかし、もう汚すことはないと気を緩めると一気に尿意が出てきて小さな音を立てながら今度はスムーズに尿を出すことができた。
 しかし予想以上の量でじわりとペーパーが染みていくのがどうしようもなく恥ずかしかった。
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