ケージ暮らしの小人日誌

イツキカズラ

文字の大きさ
4 / 8

3ページ目:綿棒の使い方


『暴れるんじゃないよ』

 彼は僕を掴み直した。足と体で折りたたむようにまとめて掴まれて苦しい。掃除をしてくれるんじゃないの?これじゃ顔とお尻以外はキレイにできないじゃないか。

 不思議に思いながら彼を見つめていると、彼は親指の溝や指の隙間に余っていたローションを綿棒でぬぐった。しかし、その動きはお掃除というより綿棒を浸らせているように見える。水分を含んだ綿棒はだんだんと肥大化していく。

『よし。よさそうだ』

「ひっ…」

 その声が聞こえたと同時に僕のお尻につやつやと膨らんだ綿棒があてがわれた。その気持ち悪さに僕は思わず悲鳴をあげた。

 お尻の割れ目をなぞっていた綿棒が穴を目指してグッと押し込まれた。それでも彼が諦める様子はない。入るわけがない!そもそもそこは入れる場所じゃないんだぞ。

「ぐ…っ…!離せっ!離せってば!」

『力を抜きなさい。小さいものだから君でも大丈夫だろう』

 やめてくれないし目的すらわからない。僕はこのまま綿棒に貫かれて死んでしまうじゃないか、なんて思うと呼吸もままならない。

 涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔ではうまく呼吸ができなくなってきた。苦しくて仕方なくなった僕は大きく口を開いて空気を吸い込む。その瞬間、グリグリとねじ込まれそうになっていた綿棒がお尻の穴にツポッと入ってしまった。

「あっ…」

 僕の頭は恐怖と混乱で真っ白になって叫び声すら出なかった。

『よしよし。ようやく入ったな』

 間髪入れずくぽくぽと出し入れされる。穴がヒリヒリと痛む。体内を摩擦される感覚に痛くて苦しい。僕のお尻はもう閉じなくなっちゃうんじゃないだろうか?

「ぁ"…あ"あっ!…あっ!?…ぷ、…うぅ"~!!」

 お尻の中へ入れられるたびに内臓が押されて断末魔にも似た声が漏れる。怖い、痛い、苦しい。

『ああ可哀想に…!だが大丈夫だ、すぐに気持ちよくなれるようになるさ』

 彼の手が止まることはない。僕は為すすべもなく彼に弄ばれた。
 
 この日から僕の地獄は加速していくことになる。
感想 0

あなたにおすすめの小説

灰かぶりの少年

うどん
BL
大きなお屋敷に仕える一人の少年。 とても美しい美貌の持ち主だが忌み嫌われ毎日被虐的な扱いをされるのであった・・・。

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

熱のせい

yoyo
BL
体調不良で漏らしてしまう、サラリーマンカップルの話です。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

つまりは相思相愛

nano ひにゃ
BL
ご主人様にイかないように命令された僕はおもちゃの刺激にただ耐えるばかり。 限界まで耐えさせられた後、抱かれるのだが、それもまたしつこく、僕はもう僕でいられない。 とことん甘やかしたいご主人様は目的達成のために僕を追い詰めるだけの短い話です。 最初からR表現です、ご注意ください。

完成した犬は新たな地獄が待つ飼育部屋へと連れ戻される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

待てって言われたから…

ゆあ
BL
Dom/Subユニバースの設定をお借りしてます。 //今日は久しぶりに津川とprayする日だ。久しぶりのcomandに気持ち良くなっていたのに。急に電話がかかってきた。終わるまでstayしててと言われて、30分ほど待っている間に雪人はトイレに行きたくなっていた。行かせてと言おうと思ったのだが、会社に戻るからそれまでstayと言われて… がっつり小スカです。 投稿不定期です🙇表紙は自筆です。 華奢な上司(sub)×がっしりめな後輩(dom)

チョコのように蕩ける露出狂と5歳児

ミクリ21
BL
露出狂と5歳児の話。