ケージ暮らしの小人日誌

イツキカズラ

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5ページ目:模したもの

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 ケージが開くと、隅でうずくまっていた僕の目の前に男性器を模した置物が差し出された。しばらく僕に見せつけてからケージの中央に設置された。今日は外へ出されないみたいだ。こんなことはあの日以来初めてだった。

『さあ、今日はこれを使おう。きっとシルビーも気に入るはずだ』

 彼は弱々しく抵抗する僕を掴み上げ、お尻に直接ローションを注入すると、男性器形の置物が設置されている場所へお尻を向けさせて僕を押し込んだ。

「ひぎっ!!」

『いっちに、いっちに』

 彼は何か言葉を繰り返しながら容赦なく僕を上下に動かし、ずぷずふと置物を出し入れさせた。先っぽの出っ張りがお尻の中のコリコリした部分にひっかかる度に僕の口から下品な声が漏れ出た。

「ん゛ぉ…!おお゛♡…ほ、おっ!♡」

『はははっ、シルビーも気に入ったんだな。さあ、次は自分でやってごらん』

 グッと最奥に押し込まれながらも、やっと彼の手から解放された僕はなんとか男性器を模した置物を抜き、地面にべしゃりと倒れこんだ。ひゅーひゅーと肩で息をする。

『おやおやダメじゃないか。自分でやるんだよ』

 彼の手によって僕はまたお尻に置物を入れられた。

 どうやら彼は僕がこれに挿され続けてるのを望んでいるらしい。彼の言う通りにしないと、きっともっと酷い目に遭わされる。だから僕はこのまま座っていることにした。

「…っん…ふ…」

『…シルビー。ほら、動くんだ。足を立てなさい。』

 彼の望むようにしていたのに彼はなにかを言いながら僕の上半身を持ち上げ、また出し入れをしてすぐに止めた。そこで僕はようやく理解した。

 ああ、僕は自分で動いて自分のお尻をちんちんでほじらないといけないんだ…。

 僕はゆっくりと腰を上下に動かした。悔しくて恥ずかしくて涙がこぼれた。それでも、ここじゃ誰も僕を助けてくれない。

「…はー…はー…。ふ…ぅ、ゔぅ~っ!ん゛♡…えぐっ、…ぁ、ゔ♡」

『よーしよし!上手だシルビー。小さい体でなんと淫らな生き物なんだ。しかし、もう少しテンポよくできないものか…』

 彼がパンパンとリズムよく手を叩き始めた。今度はすぐにわかった。このリズムにあわせて動かなければ。僕は恐怖と気持ちよさにうち震えながら必死で体を動かした。

「ん゛、ぅ♡ぁっあ゛っはぁ…っ…♡」

 顔を歪めて喘ぐ僕を彼は満足そうに見つめていた。


 
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