43 / 49
異世界生活
第一王子《2》
しおりを挟む「……それで、仮に私達が裏の組織を従えていたとして、それが何か今回の話と関係があるのでしょうか?」
「国外の間諜だったらね、そんなことは絶対にしないんだ。君達は、バレても良いと思って派手に動いているだろう。今回の緊急依頼に参加してドラゴンを討伐したこともそうだし。間諜だったら、確実に放っておいただろうね」
……そうか。
国外のスパイだったら、ドラゴンが敵国で暴れることは、むしろ益となる。
目立たないため周囲の冒険者と同じく緊急討伐には参加したかもしれないが、積極的にドラゴンを狩ろうとはしなかったことだろう。
バレても良いというのも、確かに俺達はこの国に長居するつもりがないため、今は派手に動いている。
それが、間諜らしい動きではないということか。
「……そうですか。では殿下は、本当はただの旅人である我々が、どんな者達であると勘違いしてなさっておいでで?」
「フフ、面白い言い方だ。そうだね、部下からの報告を聞くに、元はどこかの国に所属していた『離反部隊』だと勘違いしているよ。というか、部下がそのままそう言っていたんだけれど」
……離反部隊?
何でそんな勘違いをされているのかはわからないが……そう思われているのならば、それを利用させてもらおうか。
これからは、そういう態で動くことにしよう。
「――さて、ここからが本題だ。君、僕の部下にならないかい?」
「いえ、申し訳ありませんが、それはご遠慮させていただきます」
「うわ、即答だね」
間を置かずに答えると、思わずといった様子で苦笑を溢す王子。
「……ユウ殿。ここまで話を聞いていて、それでなお断ると?」
と、ちょっと不愉快そうな表情で、隣の宰相が口を挟む。
「……少々失礼なことを申させていただきますと、私はまだあなた方のことを信用しておりません。出会い方があまりよくなかった、ということ以前に、私はあなた方のことをよく知らない。今日会ったばかりの間柄です」
「まあ、そうだ」
「故に、あなた方の話がどこまで真実なのかもわからない。殿下の傘下に入り、部下となって動いた結果、用済みと同時に『さようなら』と暗殺される危険性もある」
「我々がッ、そんな下衆のような真似をすると申すかッ!!」
怒り心頭、といった様子でガバッと宰相が立ち上がるが……それを制止したのは、隣に座る青年だった。
「ゴルフェール、落ち着いてくれ」
「しかし、殿下!!この者は殿下のことを――」
「話はまだ途中で、しかも今のはただの例え話だ。いちいち激昂しないでくれ」
「…………失礼しました」
フーッと深く息を吐き出しながら、ゆっくりと腰を下ろす宰相。
が、その眼光は、俺のことを鋭く捉え続けている。
まあ、一国の王子相手に失礼なことを言っていることは確かなので、彼の睨みも納得出来ようものだ。
「だけど、いいのかい? 君達も襲撃者に遭遇した、という話だったけれど、ということは恐らく、すでに君達のことも目標にしている派閥があるということだ。僕の傘下に入ったら、ある程度は守ってあげられるよ?」
「その襲撃者がドラゴン並に強いのであればともかく、そうでないならば我々自身で対処しますので」
「! ハハ、そうだったね。君はドラゴンスレイヤーだったね」
何が面白いかったのか、そう言ってクックッと含み笑いを溢す王子。
「そういう訳です。現状、殿下の部下となったところでリスクの方が上回る以上、そうする理由は我々にはない。……ですが、一協力者、という立場であれば、話は別です」
「……なるほど。一歩引いた関係で、ということか」
「えぇ。互いに深入りはしない。我々を利用したければ、そうなさればいいが、しかしそこに危険があれば我々は断らせてもらう。敵からの危険ではなく、あなた方に裏から刺される危険です」
まあ、もう少しジゲルにこの王子の裏を取らせたら、普通に協力するつもりだけどな。
前に述べた理由で、俺にはこの王子の身辺に近付く必要がある。
捨て駒や罠に陥れられない限りは……いや、俺でも食い破れる程度の罠ならば、協力するか。
その後は……恐らく、痛い目を見てもらうことになるだろうが。
「そしてもう一つ。我々もまた、この国には目的があって入って来ている。あなた方にも、この目的に協力していただきたい」
「聞こうか」
「探している者がいます。それも、相当の権力を持った者です。正体まではまだ掴めておりませんが、その者をどうしても探り当てたい。それに協力していただけるならば、我々もまた、誠意を持ってあなた方に力を貸しましょう」
「……どうだい、ゴルフェール」
王子の問い掛けに、宰相はしばし押し黙ってから、やがて俺に向かって口を開いた。
「……その探し人の目星は付いておるのか?」
「いえ、まだそこまでは。ただ、今回の国王選定の儀に絡んでいるだろうことは確実だと思っています。……正直に申しますと、今回の緊急依頼は我々にとって良い知らせですらありました。ここで頭角を表せば、恐らく貴族街に入ることも出来ると思っていましたので」
微妙に虚実を混ぜ合わせながら、俺はそう答える。
相手が枢機卿ということはわかっている訳だが、そう言えば警戒されるだろうからな。
何せ、枢機卿と言えば教会におけるほぼ中枢の存在だ。
しかも、俺達が探している枢機卿は裏の姿を完全に隠している。
国外からやって来た旅の一団よりは、そっちの方を信用するだろう。
と、宰相は未だ鋭い視線をこちらに送りながら、今度は隣の青年に向かって口を開く。
「……確かに、協力者として始めるのは、ちょうど良いかと。この者が言うように、我々は互いによく知らない。その辺りの距離感が、手を組むに最適であると私も思いました」
「よし、ゴルフェールがそう言うならいい。――では、ユウ君。君の方の目的も理解した。何か知りたい情報があれば、提供しよう。そして、これから君とは同盟者という形を取りたい。立場は対等だ。それでどうかな?」
どこまで本当に対等かはわかったものじゃないが……ふむ、まあ、大丈夫だろう。
……大丈夫だよな?
また何か失敗したら、ネアリアに呆れ顔をされてしまうだろうから、しっかり考えて動かないとな。
「……えぇ、わかりました。殿下は、殿下の目的のために。我々は、我々の目的のために。――では、同盟者として、さっそく仕事を一つさせていただきましょう」
青年の提案にコクリと頷いた俺は――隠し持っていた数本のナイフを瞬時に引き抜き、それを両手で構える。
「!? ユウ殿何を!?」
宰相が驚愕の声を漏らし、やはり護衛だったらしく周囲の使用人達が即座に呼応して武器を引き抜くが――俺はそれら全てを無視すると、一斉にそのナイフを左右の窓に向かって投げ放った。
セイハ程『投擲』スキルは熟練していないため、二本程狙いがズレてしまったが……しかし、それ以外のナイフはしっかりと目標に向かって飛んで行ってくれたらしい。
何者かが数名、窓ガラスを蹴り破って部屋の内部に侵入して来ると同時、俺の投げ放ったナイフが急所に突き刺さり、入って来た勢いのまま床を転がって、動かなくなる。
――索敵で感じ取った敵の残りは、三。
「――ッ!!」
奇襲が失敗したことに、ナイフを逃れた襲撃者達が動揺した一瞬を狙い、俺は腰裏の妖華を引き抜きながら座っていた椅子を蹴り飛ばすと、敵の一人の前に躍り出る。
ソイツはすぐに平静を取り戻し、迎撃しようと試みるが……一手遅い。
先に相手の懐に飛び込んだ俺は、その首を掻き切って胴体と泣き別れさせると、瞬時にその隣に立つ敵の顔面に向かってハイキックを放つ。
が、敵もまた然る者で、サッと身を屈ませ回避するや、すぐに俺のふくらはぎの辺りに向かって握っていたナイフを一閃。
即座に脚を曲げてその攻撃をやり過ごした俺は、妖華を握っていない方の手で近場にあった燭台を掴むと、敵に向かって思い切り投げ飛ばした。
一瞬、ソイツの意識が燭台に向かった隙に体勢を立て直した俺は、『ハイド』スキルを発動。
「何……ッ!?」
恐らくは、俺が突然眼前からいなくなったことに驚いたのだろう。
燭台を避けた敵の口から、思わずといった様子で漏れる驚きの声。
そんなデカい隙を逃すはずもなく、俺が一歩を踏み出すと同時に横薙ぎに振るった妖華が、敵の首を捉える。
ソイツは、シャワーのような勢いで血を周囲にぶちまけながら、崩れ落ちるようにして床に倒れて行った。
俺は即座に死体から意識を切り替え、『ハイド』を発動する前ならまだしも、発動した後に返り血を浴びると身体の輪郭が浮き上がってしまい意味がないので、スキルを解除しながら最後の一人に向かって妖華を構え――あぁ、何だ、もう終わってたか。
流石、王族の護衛と言ったところか。
見ると最後の一人は、部屋にいたメイドと執事によって身体を拘束され、生きたまま無力化されていた。
きっとこれから、あの彼だか彼女だかは、生きている方が辛いという目に遭ってしまうことだろう。
俺が、今日この場に居合わせたことが不幸だったな。
……いや、というかタイミング的に見て、むしろ俺がいたからこそ襲って来たのか。
恐らくこの襲撃者達は、昨日の襲撃者と雇い主を同じにしているはずだ。
昨日今日と、別々のところが襲撃して来たとは少し考えにくい。
とすると敵の目的は、自ずと俺に関連する方に限られてくる。
俺を、殺したいのか。
それとも、俺が王子と手を組むことを阻止したかったのか。
……上等だ。
何を目的にしているのだとしても、こちらを目標にした以上、それなりに手痛いしっぺ返しを食らわせてやるとしよう。
「敵は、これで全部です。すみません、燭台を壊しました」
「……貴殿の姿が、一瞬消えたように見えたのだが……」
「さて、何のことやら。それより殿下に宰相閣下、お怪我はありませんか?」
宰相の言葉に肩を竦めて恍けてから、俺は話を誤魔化すようにそう問い掛ける。
「あ、あぁ、私は大丈夫だ」
「僕も平気だよ。ありがとう、助かった」
他のヤツらも……大丈夫そうだな。
窓を破って突入して来た敵の体当たりをモロに食らってしまったらしい執事が一人、頭を打って気絶しているようだが、その周囲の者達の看病の様子を見るに、そう大した怪我でもなさそうだ。
「……それにしても、ちょっと驚いたね」
「えぇ。全く……こんな朝っぱらの明るい時間帯から、暇な連中です」
そう言いながら俺は、骸の身体をコツンと足で小突き、仰向けにさせる。
……持ち物らしい持ち物は、やはり何もないな。
だが、やはりその武器には――例の紋章。
三つの剣と、中心にドラゴンの紋章である。
「いや、襲撃もそうだけれど、それよりは君の実力だ。事前の察知もそうだし、この数の襲撃を、ほぼ一人で対処してしまうとは……」
「まあ……一応、慣れていますので」
対人戦は、十八番なもんでね。
今はもう、対モンスター戦よりも得意だったりする。
「慣れか……フフ、聞かないようにしようとは思っていたけれど、ちょっと君の正体に興味が出て来たよ」
「ただの旅人ですよ。長く続けていると、盗賊の夜襲なども経験するということです」
「……そうか。ま、君があくまでそう言うならば、そういうことにしておこう」
王子に曖昧な笑みを浮かべてから、俺は骸に視線を下ろし、言葉を続ける。
「この者達に、見覚えはありますか?」
「……僕はちょっとわからないな。ゴルフェール、どうだい?」
「私も、見覚えはありませぬ。しかし、武器は確かに正規軍のもの……調べておきましょう。何かしら、わかると思います」
「頼んだよ。何かわかったら、ユウ君にも伝えてあげてくれ。――さて、ユウ君。とんだ邪魔が入ってしまったけれど、今日から君と僕は、同盟者だ」
そう言って王子は、俺に向かって手を伸ばす。
彼の表情には笑みが浮かんでいたが、しかし、その瞳には真摯な光が宿っていた。
「まだユウ君は僕のことを信用していないだろうが、ま、君を裏切って、君に暗殺されるハメにならないようにだけは、気を付けることにするよ。僕の部下じゃあ、ちょっと太刀打ち出来そうにないからさ」
「……えぇ、是非ともそう願いますよ」
俺は、ニヤリと笑みを浮かべてから、彼の手をがっしりと握り締めた。
0
あなたにおすすめの小説
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
1歳児天使の異世界生活!
春爛漫
ファンタジー
夫に先立たれ、女手一つで子供を育て上げた皇 幸子。病気にかかり死んでしまうが、天使が迎えに来てくれて天界へ行くも、最高神の創造神様が一方的にまくしたてて、サチ・スメラギとして異世界アラタカラに創造神の使徒(天使)として送られてしまう。1歳の子供の身体になり、それなりに人に溶け込もうと頑張るお話。
※心は大人のなんちゃって幼児なので、あたたかい目で見守っていてください。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中に呆然と佇んでいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出したのだ。前世、日本伝統が子供の頃から大好きで、小中高大共に伝統に関わるクラブや学部に入り、卒業後はお世話になった大学教授の秘書となり、伝統のために毎日走り回っていたが、旅先の講演の合間、教授と2人で歩道を歩いていると、暴走車が突っ込んできたので、彼女は教授を助けるも、そのまま跳ね飛ばされてしまい、死を迎えてしまう。
享年は25歳。
周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっている。
25歳の精神だからこそ、これが何を意味しているのかに気づき、ショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
悪徳領主の息子に転生しました
アルト
ファンタジー
悪徳領主。その息子として現代っ子であった一人の青年が転生を果たす。
領民からは嫌われ、私腹を肥やす為にと過分過ぎる税を搾り取った結果、家の外に出た瞬間にその息子である『ナガレ』が領民にデカイ石を投げつけられ、意識不明の重体に。
そんな折に転生を果たすという不遇っぷり。
「ちょ、ま、死亡フラグ立ち過ぎだろおおおおお?!」
こんな状態ではいつ死ぬか分かったもんじゃない。
一刻も早い改善を……!と四苦八苦するも、転生前の人格からは末期過ぎる口調だけは受け継いでる始末。
これなんて無理ゲー??
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる