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【第15話】のぞみ先生の過去
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「のぞみ先生、今度は二人きりでお風呂に入りませんか?この時間だったら誰もいないだろうし」
時計の針は午前2時を回っていた。のぞみ先生との一戦を終え疲労感と充実感に溢れていたが、瞼が重い。油断するとすぐにでも眠りに落ちてしまいそうだ。
だけど今は眠りたくない。のぞみ先生のぬくもりをいつまでも感じていたいのだ。
いつの間にかお隣の部屋の行為も終わっていたのか今は一切なにも聞こえてこないので静けさだけが広がっている。
「少し恥ずかしいですけど……」
二人で手を繋ぎながら混浴の露天風呂に行き、浴衣を脱ぐ前に脱衣所から湯船のほうを見るとやはり先客は誰もいなく二人だけでゆっくり出来そうだ。
素早く浴衣を脱ぎ湯船に浸かりながらのぞみ先生を待っていると女性側の扉がゆっくりと開き、ハンドタオルで体の前面を隠しながら現れた。
「そんなジロジロ見ないで下さい」
恥ずかしそうに俯き加減で俺の横に浸かった。
「美しくて見惚れちゃいました。さっきのぞみ先生のすべてを見ているのにまた違った美しさがあります」
つい先程まで行われていた情事でのぞみ先生の体は隅々まで見ている。もちろん大事な秘部もお尻の穴の皺までバッチリと記憶に収めた。
「なんか改めて一緒に入るのはちょっと恥ずかしいです。スタイルも自信ないし」
「そんなことないですよ。自信持ってください」
「美咲さんみたいなスタイルだったらいいんですけど。あんな身体見たら自信なくなります」
確かに美咲先生のように巨乳で抜群にスタイルがいいわけではないが、のぞみ先生だって十分に胸はあるしくびれもちゃんとある。脚だって太くない。
「まぁ確かに……。あれは反則ですよね」
「どうでした?美咲さんのおっぱい。すごかったでしょう?」
「はい。すごく大きくて柔らかかったです」
「えっ? 柔らかかった? いつ触ったんですか?」
まずい、つい口を滑らせてしまった。
さっきみんなでお風呂に入っていて美咲先生が足を滑らせて支えた時、どさくさに紛れて触っていたので口走ってしまった……。
仕方がないので正直に答えるとのぞみ先生はほっぺを膨らませ「雄介さん最低」とそっぽを向いてしまった。
「ごめん。ごめん。でものぞみ先生のおっぱいのほうが好きです」
「ちょっと何言ってるんですか!そんな感想聞きたくありません」と顔を真っ赤にして抗議してくるのぞみ先生がたまらなく可愛い。
「じゃあ逆に感想聞かせて下さい。俺との相性はどうでしたか?」
「言わなきゃダメですか?」
「だってのぞみ先生が判断するって言ってたし」
「えっと……、すごく気持ち良かったです。大きいというか太いというか、ちょうど良くてなんかいい所にすごく当たって……。それ以外も……、全部が気持ち良くて……、キスだけでもちょっと触れられただけでもすごくゾクゾクしちゃって……。て、何言わせるんですか!もう!」
恥ずかしくて言いずらいのか言葉ひとつひとつ間隔を開けて話してくれた。
可愛いなぁ。単に良かったと言ってくれるだけで嬉しいのに具体的に説明までしてくれるところが素直でまた可愛い。
「つまり満足出来たってことでいいのかな?」
「……はい」
「良かったぁ。これで自信が持てます。今までで一番って言っていいくらい俺もすごく気持ち良かったです。のぞみ先生も気持ち良さそうでしたし。それにアソコ全体が包み込まれるようなフィット感があってねっとりと絡みつくみたいな……」
「わぁわぁわぁ~。聞きたくない。聞きたくない」と耳を塞ぎ首を左右に振っている。
「俺たち相性バッチリなのかもね」
「……はい。だから由香ちゃんが言ったことは本当に気にしなくてもいいと思います」
のぞみ先生は恥じらいながらも相性がいいのを認めて大きさは関係ないと言い切った。
「やっぱり相性は大事だね。今まで合わない人いた?」
俺は少し彼女の過去のことを知りたくなった。どんな人と付き合ってきたのだろう。
「正直なところほとんど合わなかったと思います。なんかしっくりこないというか、中途半端というか……」
今までどんなエッチを何人としてきたのだろう。ストレートに聞いても答えてはくれなさそうなので、あるトリックを使って彼女の経験人数を炙り出してみることにした。
「ところで、のぞみ先生は結婚願望とかあります?」
「別に急いではないですけどそれなりにありますけど」
「じゃあ何歳くらいで結婚できるか予想してあげます。今から言うことを口には出さずに頭の中だけで考えて下さい。 ではまず、結婚したい年齢を思い浮かべて下さい。思い浮かべたらその年齢の十の位と一の位を足して下さい。例えば25歳だったら2+5=7という感じです。出た数字は一桁ですか? もし二桁だったらもう一度十の位と一の位を足して一桁にして下さい。」
「はい、一桁です」
「では次にその数字に9を掛けて下さい。9を掛けたらまた十の位と一の位を足して下さい」
「出来ました」
「ではその数字に今までの経験人数を足して下さい。口に出さなくていいですよ」
「出来ました」
「ではそれに10を足して下さい」
「足しました」
「いくつになりました?それがあなたが結婚する年齢です」
「26になりました。今年26になりますけど……、今年結婚するってことですか? 相手もいないのに……」
「じゃあもしかして結婚相手って俺だったりして?」
「えっ! うそ? やだ……、どうしよう……」
のぞみ先生は顔を赤くして慌てているようだ。
26ってことはのぞみ先生の経験人数は7人てことか。俺はてっきり2~3人程度と思っていたのだが、思っていたよりも多くてちょっとショックを隠せないでいた。
「ちなみに思い浮かべた結婚したい年齢はいくつでした?」
「30歳です」
「予想よりもだいぶ早いですね。ちなみに経験人数は何人足しました?」
「えっ……、そんなの教えません!」
「7人でしょ?」
「えっ! なんで? どうして? どうしてわかるの?」
のぞみ先生はバレてしまったことよりもどうして的中したのかのほうが疑問のようだ。
「簡単ですよ。説明しますね。まず結婚したい年齢を30歳と思い浮かべましたよね? その30の十の位と一の位を足すと3になります。それに9を掛けてもらうと27になります。さらにまた十の位と一の位を足してもらうと9という数字になりました。そこに経験人数である7を足してもらい16になりました。そして最後に10を足して結果26になったということです。一度9を掛けるとどんな数字でも十の位と一の位を足していくと最終的に9になるのです」
「なるほど」
「でものぞみ先生みたいに経験人数が7人の場合だと9+7人で16になります。これでは結婚する年齢としては非現実的になってしまうので最後に10を足しました。そうすることでリアルな数字でもある26歳ということになります。26歳とわかれば後は9と最後に足した10、合わせて19を26歳から引けば7という数字が出てきます。これが経験人数です。だからどんなに隠していても最後の26歳という数字だけわかってしまえば経験人数を知ることが出来ます」
「でもじゃあ、経験がない人の答えは19になるってことですか?」
「そういうこと。逆に経験が多い人は数字が大きくなる。例えば30人経験した人だと答えは49歳になります。だから100人とかだと死んでも独身ってことになってしまいますね」
「雄介さんは私の経験人数を知りたくてこれをやったってことですよね?」
「……はい」
「もう最低!信じられない!」
のぞみ先生は俺の魂胆がわかって膨れてそっぽを向いてしまった。
「ごめん。ごめんなさい……」
「もう、すごく恥ずかしいですけど! あの……、7人って多いと思いますか?」
「正直に言うと少し予想を超えていました。せいぜい2~3人、多くても5人くらいかなと思っていましたから」
「……ごめんなさい」
「いえいえ、謝ることでは……。ちなみに俺もカウントに入っているのですか?」
「もちろん入ってます! 逆に雄介さんは? 教えて下さい。私だけ知られるのはずるいです」
「同じくらいですよ。ほら俺は結構若いうちに結婚したし」
本当はもっと少ないのだが変な見栄を張ってしまう。実際に前の妻とは大学3年からの付き合いでそのまま結婚して別れてからも忙しくて女性と深い関係を持った者はいなかった。
21歳の時に妻と知り合い24歳で結婚した。1年後の25歳の時に雄太が生まれ27歳で離婚した。離婚してから3年経つがその間、まったく女性とかかわりを持っていなかった。
だから妻と知り合う前に何人かと交際をしただけで、のぞみ先生を入れても片手で足りてしまうほどだった。もちろん先程の変態カップルと関係を持ったのも入れてだ。
「本当ですか? もっとたくさんいそうですけど……」
少なく言って信じてもらえないのであればわかるが、見栄を張って多めに言っているのに信じてもらえないとは。
納得のいかないのぞみ先生だったが、俺のこれまでの女性関係のことを簡単に説明するとわかってくれたようだ。当然あのカップルのことは内緒にしてある。
「じゃあ……、3年ぶりってことですか?」
「実際は妻がおかしくなってしまってからなので4年くらい経ちますけどね。のぞみ先生は最後にしたのはいつ?」
「そういうこと女性に聞いてはいけません」
「俺だけ言わせておいてずるくない? あっ!言えないってことは最近なんだ?」
「ち、違います!私は……、2年くらいです。以前お付き合いしていた男性が最後です」
「お互い久しぶりということだね。どうでした久しぶりの感想は?」
「すごく興奮しましたし、すごく気持ち良くて……、何回も……」
恥ずかしそうに感想を述べるそんな可愛らしい姿を見させられたら抱きしめたくなり、腰に手を回し引き寄せ唇を奪った。彼女もそれに応えるように舌を絡ませてきた。
誰もいない深夜の露天風呂で熱い口づけを交わしていると突然、後ろで扉の開く音が聞こえたので慌てて離れた。
時計の針は午前2時を回っていた。のぞみ先生との一戦を終え疲労感と充実感に溢れていたが、瞼が重い。油断するとすぐにでも眠りに落ちてしまいそうだ。
だけど今は眠りたくない。のぞみ先生のぬくもりをいつまでも感じていたいのだ。
いつの間にかお隣の部屋の行為も終わっていたのか今は一切なにも聞こえてこないので静けさだけが広がっている。
「少し恥ずかしいですけど……」
二人で手を繋ぎながら混浴の露天風呂に行き、浴衣を脱ぐ前に脱衣所から湯船のほうを見るとやはり先客は誰もいなく二人だけでゆっくり出来そうだ。
素早く浴衣を脱ぎ湯船に浸かりながらのぞみ先生を待っていると女性側の扉がゆっくりと開き、ハンドタオルで体の前面を隠しながら現れた。
「そんなジロジロ見ないで下さい」
恥ずかしそうに俯き加減で俺の横に浸かった。
「美しくて見惚れちゃいました。さっきのぞみ先生のすべてを見ているのにまた違った美しさがあります」
つい先程まで行われていた情事でのぞみ先生の体は隅々まで見ている。もちろん大事な秘部もお尻の穴の皺までバッチリと記憶に収めた。
「なんか改めて一緒に入るのはちょっと恥ずかしいです。スタイルも自信ないし」
「そんなことないですよ。自信持ってください」
「美咲さんみたいなスタイルだったらいいんですけど。あんな身体見たら自信なくなります」
確かに美咲先生のように巨乳で抜群にスタイルがいいわけではないが、のぞみ先生だって十分に胸はあるしくびれもちゃんとある。脚だって太くない。
「まぁ確かに……。あれは反則ですよね」
「どうでした?美咲さんのおっぱい。すごかったでしょう?」
「はい。すごく大きくて柔らかかったです」
「えっ? 柔らかかった? いつ触ったんですか?」
まずい、つい口を滑らせてしまった。
さっきみんなでお風呂に入っていて美咲先生が足を滑らせて支えた時、どさくさに紛れて触っていたので口走ってしまった……。
仕方がないので正直に答えるとのぞみ先生はほっぺを膨らませ「雄介さん最低」とそっぽを向いてしまった。
「ごめん。ごめん。でものぞみ先生のおっぱいのほうが好きです」
「ちょっと何言ってるんですか!そんな感想聞きたくありません」と顔を真っ赤にして抗議してくるのぞみ先生がたまらなく可愛い。
「じゃあ逆に感想聞かせて下さい。俺との相性はどうでしたか?」
「言わなきゃダメですか?」
「だってのぞみ先生が判断するって言ってたし」
「えっと……、すごく気持ち良かったです。大きいというか太いというか、ちょうど良くてなんかいい所にすごく当たって……。それ以外も……、全部が気持ち良くて……、キスだけでもちょっと触れられただけでもすごくゾクゾクしちゃって……。て、何言わせるんですか!もう!」
恥ずかしくて言いずらいのか言葉ひとつひとつ間隔を開けて話してくれた。
可愛いなぁ。単に良かったと言ってくれるだけで嬉しいのに具体的に説明までしてくれるところが素直でまた可愛い。
「つまり満足出来たってことでいいのかな?」
「……はい」
「良かったぁ。これで自信が持てます。今までで一番って言っていいくらい俺もすごく気持ち良かったです。のぞみ先生も気持ち良さそうでしたし。それにアソコ全体が包み込まれるようなフィット感があってねっとりと絡みつくみたいな……」
「わぁわぁわぁ~。聞きたくない。聞きたくない」と耳を塞ぎ首を左右に振っている。
「俺たち相性バッチリなのかもね」
「……はい。だから由香ちゃんが言ったことは本当に気にしなくてもいいと思います」
のぞみ先生は恥じらいながらも相性がいいのを認めて大きさは関係ないと言い切った。
「やっぱり相性は大事だね。今まで合わない人いた?」
俺は少し彼女の過去のことを知りたくなった。どんな人と付き合ってきたのだろう。
「正直なところほとんど合わなかったと思います。なんかしっくりこないというか、中途半端というか……」
今までどんなエッチを何人としてきたのだろう。ストレートに聞いても答えてはくれなさそうなので、あるトリックを使って彼女の経験人数を炙り出してみることにした。
「ところで、のぞみ先生は結婚願望とかあります?」
「別に急いではないですけどそれなりにありますけど」
「じゃあ何歳くらいで結婚できるか予想してあげます。今から言うことを口には出さずに頭の中だけで考えて下さい。 ではまず、結婚したい年齢を思い浮かべて下さい。思い浮かべたらその年齢の十の位と一の位を足して下さい。例えば25歳だったら2+5=7という感じです。出た数字は一桁ですか? もし二桁だったらもう一度十の位と一の位を足して一桁にして下さい。」
「はい、一桁です」
「では次にその数字に9を掛けて下さい。9を掛けたらまた十の位と一の位を足して下さい」
「出来ました」
「ではその数字に今までの経験人数を足して下さい。口に出さなくていいですよ」
「出来ました」
「ではそれに10を足して下さい」
「足しました」
「いくつになりました?それがあなたが結婚する年齢です」
「26になりました。今年26になりますけど……、今年結婚するってことですか? 相手もいないのに……」
「じゃあもしかして結婚相手って俺だったりして?」
「えっ! うそ? やだ……、どうしよう……」
のぞみ先生は顔を赤くして慌てているようだ。
26ってことはのぞみ先生の経験人数は7人てことか。俺はてっきり2~3人程度と思っていたのだが、思っていたよりも多くてちょっとショックを隠せないでいた。
「ちなみに思い浮かべた結婚したい年齢はいくつでした?」
「30歳です」
「予想よりもだいぶ早いですね。ちなみに経験人数は何人足しました?」
「えっ……、そんなの教えません!」
「7人でしょ?」
「えっ! なんで? どうして? どうしてわかるの?」
のぞみ先生はバレてしまったことよりもどうして的中したのかのほうが疑問のようだ。
「簡単ですよ。説明しますね。まず結婚したい年齢を30歳と思い浮かべましたよね? その30の十の位と一の位を足すと3になります。それに9を掛けてもらうと27になります。さらにまた十の位と一の位を足してもらうと9という数字になりました。そこに経験人数である7を足してもらい16になりました。そして最後に10を足して結果26になったということです。一度9を掛けるとどんな数字でも十の位と一の位を足していくと最終的に9になるのです」
「なるほど」
「でものぞみ先生みたいに経験人数が7人の場合だと9+7人で16になります。これでは結婚する年齢としては非現実的になってしまうので最後に10を足しました。そうすることでリアルな数字でもある26歳ということになります。26歳とわかれば後は9と最後に足した10、合わせて19を26歳から引けば7という数字が出てきます。これが経験人数です。だからどんなに隠していても最後の26歳という数字だけわかってしまえば経験人数を知ることが出来ます」
「でもじゃあ、経験がない人の答えは19になるってことですか?」
「そういうこと。逆に経験が多い人は数字が大きくなる。例えば30人経験した人だと答えは49歳になります。だから100人とかだと死んでも独身ってことになってしまいますね」
「雄介さんは私の経験人数を知りたくてこれをやったってことですよね?」
「……はい」
「もう最低!信じられない!」
のぞみ先生は俺の魂胆がわかって膨れてそっぽを向いてしまった。
「ごめん。ごめんなさい……」
「もう、すごく恥ずかしいですけど! あの……、7人って多いと思いますか?」
「正直に言うと少し予想を超えていました。せいぜい2~3人、多くても5人くらいかなと思っていましたから」
「……ごめんなさい」
「いえいえ、謝ることでは……。ちなみに俺もカウントに入っているのですか?」
「もちろん入ってます! 逆に雄介さんは? 教えて下さい。私だけ知られるのはずるいです」
「同じくらいですよ。ほら俺は結構若いうちに結婚したし」
本当はもっと少ないのだが変な見栄を張ってしまう。実際に前の妻とは大学3年からの付き合いでそのまま結婚して別れてからも忙しくて女性と深い関係を持った者はいなかった。
21歳の時に妻と知り合い24歳で結婚した。1年後の25歳の時に雄太が生まれ27歳で離婚した。離婚してから3年経つがその間、まったく女性とかかわりを持っていなかった。
だから妻と知り合う前に何人かと交際をしただけで、のぞみ先生を入れても片手で足りてしまうほどだった。もちろん先程の変態カップルと関係を持ったのも入れてだ。
「本当ですか? もっとたくさんいそうですけど……」
少なく言って信じてもらえないのであればわかるが、見栄を張って多めに言っているのに信じてもらえないとは。
納得のいかないのぞみ先生だったが、俺のこれまでの女性関係のことを簡単に説明するとわかってくれたようだ。当然あのカップルのことは内緒にしてある。
「じゃあ……、3年ぶりってことですか?」
「実際は妻がおかしくなってしまってからなので4年くらい経ちますけどね。のぞみ先生は最後にしたのはいつ?」
「そういうこと女性に聞いてはいけません」
「俺だけ言わせておいてずるくない? あっ!言えないってことは最近なんだ?」
「ち、違います!私は……、2年くらいです。以前お付き合いしていた男性が最後です」
「お互い久しぶりということだね。どうでした久しぶりの感想は?」
「すごく興奮しましたし、すごく気持ち良くて……、何回も……」
恥ずかしそうに感想を述べるそんな可愛らしい姿を見させられたら抱きしめたくなり、腰に手を回し引き寄せ唇を奪った。彼女もそれに応えるように舌を絡ませてきた。
誰もいない深夜の露天風呂で熱い口づけを交わしていると突然、後ろで扉の開く音が聞こえたので慌てて離れた。
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