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蒲公 英が月成作品のオーディションの話を聞いたのは、俳優養成所、5th seasonを二年の課程を経て卒業し、Aカンパニーに入団した後だった。
Aカンパニーは1950年に創業したアサヒグループが経営する俳優事務所で、5th seasonはその事務所が抱える養成所だ。
アサヒグループとは主に芸術方面での経営が多く、他に男子高校や芸術大学などの学校経営、アサヒビジネスといった、舞台スタッフ派遣会社もある。
このアサヒビジネスはAカンパニーの舞台設営も手伝っており、事務所、稽古場、美術倉庫を兼ねているこの場所は、毎日たくさんの人が行きかっている。
Aカンパニーでは、百人ほどの俳優、女優を抱えている。この事務所に所属する者は舞台を中心に活動する者が多く、テレビなどのメディアに出演する者はそれほど多くない。
そして、三つ程の舞台公演を常に行っており、そのキャストは毎回オーディションで決めるという仕組みだ。
そして、稀にそこへAカンパニー専属脚本家、月成光洋が手掛ける脚本が入り、オーディションの倍率は跳ね上がる。すでに他の作品で役があっても、月成光洋に名前を覚えてもらおうと、オーディションだけ受ける演者が多々いるからだ。
だから、月成作品に出演するには、オーディションのタイミングで役がない人、と運も試される。
なので、英がオーディションに合格したのは、奇跡が起こったとしか言いようがない。
初め、その知らせを聞いた時は嘘だと思った。しかし、社長直々の電話報告によって、それがより現実味を帯び、つい電話口で悲鳴をあげてしまった。
月成作品となると、社長もオーディションの審査員に参加する。それくらい、彼の作品は破格扱いなのだ。
今の時点では役もストーリーも聞かされていない。逸る気持ちを抑えて、英は稽古場のドアを開けた。今日は、キャストの初顔合わせがあるのだ。
「おはようございます!」
稽古場は舞台に合わせた長方形の部屋で、そのうちの二辺が鏡張りになっている。壁際には可動式のレッスンバーも備えてあり、ダンスのレッスンも可能だ。
一斉にこちらを向いた顔には、知った顔がほとんどだった。ホッとして中へ進むと声を掛けられる。
「おっ、お前も受かったのかぁ」
背中を叩いてきたのは、同じ寮に住んでいる笹井だ。
高校卒業して養成所に入った英とは違い、一度大学まで出てから養成所に通っていたため、英よりも年上になる。優しげな顔立ちだが背は高く、体躯もしっかりしているので存在感はある。寮では英の兄的な存在だ。
「笹井さん、よろしくお願いします」
笑顔で挨拶をすると、何人かの人と挨拶を交わした。
気のおける役者たちでよかった、と和気藹々とした雰囲気の中、一人隅の方で不機嫌そうな顔を見つける。
「あれって、小井出遥……ですよね?」
「そうだよ。何だか今回は年齢が比較的若い、男子が中心みたいだな」
笹井が言うとおり、稽古場にいる顔を見ると、十代から三十代の男性しかいない。その中でも、小井出遥は最年少のようだ。
彼は現在十六歳。俳優歴も十年と長く、可愛らしい容姿と卓越した演技力で、Aカンパニーでは数少ないメディアへの活動もしていたはずだ。月成作品に出られるならもうちょっと機嫌が良くてもよさそうだが、と英は思うが、原因は他にあるらしい。
「さっき、『何で僕がこいつらと一緒に待たなきゃいけないの』って文句言ってた。我儘っぷりは、噂通りだな」
「あはは……」
笹井の呆れたような言葉に、英は乾いた笑い声を上げた。小井出の我儘ぶりは、5th seasonにいた時から聞いていた。これは練習を円滑に進めるためにも、厄介な相手になるかもしれない。
「監督がいらっしゃったぞ!」
誰とも知らない声が上がり、その場に一気に緊張が走る。防音性のある扉を開いて入ってきたのは、社長と月成光洋だった。英もその姿をみとめると、一気に心臓が跳ねあがる。
「おはようございます!」
稽古場にいた面々が一斉に挨拶をする。社長は気さくに答えて片手を上げたが、月成は無反応だった。英もその二人を前に緊張して直立していると、社長と目が合う。
(相変わらず、木村社長も男前だなぁ……)
Aカンパニーの社長、木村雅樹はそこらの俳優に負けず劣らずの美男子だ。
背も月成と並んで高く、物腰が柔らかくて落ち着いている。いつも品の良いスーツを着こなし、颯爽と歩く姿は俳優業をやっても食べていけるのでは、と英は思う。
合った視線をどうしようかと思っていたら、向こうからにこりと笑顔を向けられて、慌てて会釈した。
「これが例の奴か?」
月成は英を指差し、隣の木村に尋ねる。「そうだよ」と木村が答えると、彼は面白くなさそうにため息をついた。人を馬鹿にしたような態度に、英はむっとする。
月成光洋。野性的な顔立ちと性格で、役者時代も何かと世間を騒がせていた。彼が中学生の時に舞台デビューをし、すぐさまヒット作を打ち出す天才俳優となる。
しかし、役者十周年目にして突然俳優業を引退し、脚本家として生活を始めた。芸能界は惜しい人材を失くしたと嘆いたが、彼の書く作品は連続でヒットを出していた。
しかし、そんな天才も、人に接する態度は人並み以下らしい。
(人を指差してため息つくなっての!)
英が月成を睨みつけてやろうと思ったその時、よく通る声で月成は話す。
「今からキャストを発表する。呼ばれた奴は台本を取りに来い」
その言葉に合わせて、スタッフが台本を持ってきた。
あれが最新の月成作品なのだ、それを一番に、それも演者として見られるなんて、と緊張する。
「まず主人公・鷲野。蒲公……」
「え……? あ、はい!」
唐突だった。まさか主役にキャスティングされるとは思っていなかったのだ。笹井や他の面々も、祝福するように拍手を送ってくれる。
台本を取りに行き、そのまま月成の隣に立つように言われ、改めて彼の背の高さに驚く。英は一七三センチだが、月成はそれよりも十五センチほど高い。舞台映えするのも分かるな、とそんなことを考える。
「えー、俺としては非常に不本意ながら、木村社長がどうしてもと推すので仕方なく主役にした。もしこいつが使えねぇなら、代わりに小井出を置く。じゃ、主人公、挨拶の一言」
良く通る声で非常に辛辣な言葉を投げた月成は、試すかのように前触れもなく英にバトンタッチする。
いきなりの洗礼に早くも心が折れそうだったが、ここで怯んでは月成作品に出演するために頑張ってきた意味がない。
一つ深呼吸をして、明るい声を意識して挨拶する。
「皆さんで最高の舞台を作っていきたいと思います。よろしくお願いします」
お辞儀をすると、まばらながら拍手をもらえた。みんな、月成の言葉に怯んでいるようだ。
「月並みで面白くない挨拶をどうも。じゃ、次、鶴見役、小井出」
お前の出番は終わりだとでも言うように追い払われ、イラッとした表情を見せることすら癪に障ったので、さっさと笹井の隣に戻る。
「なーんか、一気に不安材料増えたな」
「……ですね」
華やかなイメージがある演者の世界にはよくあることだ。しかし、それでも仕事上の付き合いと割り切って、表面上は仲良くするのが定石。
大体、舞台を面白くするためには、互いの信頼関係が肝なのに、これでは失敗するように仕向けているとしか思えない。
その後、笹井は案内人役をもらって「お互い主役格だな」と喜び、各自台本を読むため解散となった。
Aカンパニーは1950年に創業したアサヒグループが経営する俳優事務所で、5th seasonはその事務所が抱える養成所だ。
アサヒグループとは主に芸術方面での経営が多く、他に男子高校や芸術大学などの学校経営、アサヒビジネスといった、舞台スタッフ派遣会社もある。
このアサヒビジネスはAカンパニーの舞台設営も手伝っており、事務所、稽古場、美術倉庫を兼ねているこの場所は、毎日たくさんの人が行きかっている。
Aカンパニーでは、百人ほどの俳優、女優を抱えている。この事務所に所属する者は舞台を中心に活動する者が多く、テレビなどのメディアに出演する者はそれほど多くない。
そして、三つ程の舞台公演を常に行っており、そのキャストは毎回オーディションで決めるという仕組みだ。
そして、稀にそこへAカンパニー専属脚本家、月成光洋が手掛ける脚本が入り、オーディションの倍率は跳ね上がる。すでに他の作品で役があっても、月成光洋に名前を覚えてもらおうと、オーディションだけ受ける演者が多々いるからだ。
だから、月成作品に出演するには、オーディションのタイミングで役がない人、と運も試される。
なので、英がオーディションに合格したのは、奇跡が起こったとしか言いようがない。
初め、その知らせを聞いた時は嘘だと思った。しかし、社長直々の電話報告によって、それがより現実味を帯び、つい電話口で悲鳴をあげてしまった。
月成作品となると、社長もオーディションの審査員に参加する。それくらい、彼の作品は破格扱いなのだ。
今の時点では役もストーリーも聞かされていない。逸る気持ちを抑えて、英は稽古場のドアを開けた。今日は、キャストの初顔合わせがあるのだ。
「おはようございます!」
稽古場は舞台に合わせた長方形の部屋で、そのうちの二辺が鏡張りになっている。壁際には可動式のレッスンバーも備えてあり、ダンスのレッスンも可能だ。
一斉にこちらを向いた顔には、知った顔がほとんどだった。ホッとして中へ進むと声を掛けられる。
「おっ、お前も受かったのかぁ」
背中を叩いてきたのは、同じ寮に住んでいる笹井だ。
高校卒業して養成所に入った英とは違い、一度大学まで出てから養成所に通っていたため、英よりも年上になる。優しげな顔立ちだが背は高く、体躯もしっかりしているので存在感はある。寮では英の兄的な存在だ。
「笹井さん、よろしくお願いします」
笑顔で挨拶をすると、何人かの人と挨拶を交わした。
気のおける役者たちでよかった、と和気藹々とした雰囲気の中、一人隅の方で不機嫌そうな顔を見つける。
「あれって、小井出遥……ですよね?」
「そうだよ。何だか今回は年齢が比較的若い、男子が中心みたいだな」
笹井が言うとおり、稽古場にいる顔を見ると、十代から三十代の男性しかいない。その中でも、小井出遥は最年少のようだ。
彼は現在十六歳。俳優歴も十年と長く、可愛らしい容姿と卓越した演技力で、Aカンパニーでは数少ないメディアへの活動もしていたはずだ。月成作品に出られるならもうちょっと機嫌が良くてもよさそうだが、と英は思うが、原因は他にあるらしい。
「さっき、『何で僕がこいつらと一緒に待たなきゃいけないの』って文句言ってた。我儘っぷりは、噂通りだな」
「あはは……」
笹井の呆れたような言葉に、英は乾いた笑い声を上げた。小井出の我儘ぶりは、5th seasonにいた時から聞いていた。これは練習を円滑に進めるためにも、厄介な相手になるかもしれない。
「監督がいらっしゃったぞ!」
誰とも知らない声が上がり、その場に一気に緊張が走る。防音性のある扉を開いて入ってきたのは、社長と月成光洋だった。英もその姿をみとめると、一気に心臓が跳ねあがる。
「おはようございます!」
稽古場にいた面々が一斉に挨拶をする。社長は気さくに答えて片手を上げたが、月成は無反応だった。英もその二人を前に緊張して直立していると、社長と目が合う。
(相変わらず、木村社長も男前だなぁ……)
Aカンパニーの社長、木村雅樹はそこらの俳優に負けず劣らずの美男子だ。
背も月成と並んで高く、物腰が柔らかくて落ち着いている。いつも品の良いスーツを着こなし、颯爽と歩く姿は俳優業をやっても食べていけるのでは、と英は思う。
合った視線をどうしようかと思っていたら、向こうからにこりと笑顔を向けられて、慌てて会釈した。
「これが例の奴か?」
月成は英を指差し、隣の木村に尋ねる。「そうだよ」と木村が答えると、彼は面白くなさそうにため息をついた。人を馬鹿にしたような態度に、英はむっとする。
月成光洋。野性的な顔立ちと性格で、役者時代も何かと世間を騒がせていた。彼が中学生の時に舞台デビューをし、すぐさまヒット作を打ち出す天才俳優となる。
しかし、役者十周年目にして突然俳優業を引退し、脚本家として生活を始めた。芸能界は惜しい人材を失くしたと嘆いたが、彼の書く作品は連続でヒットを出していた。
しかし、そんな天才も、人に接する態度は人並み以下らしい。
(人を指差してため息つくなっての!)
英が月成を睨みつけてやろうと思ったその時、よく通る声で月成は話す。
「今からキャストを発表する。呼ばれた奴は台本を取りに来い」
その言葉に合わせて、スタッフが台本を持ってきた。
あれが最新の月成作品なのだ、それを一番に、それも演者として見られるなんて、と緊張する。
「まず主人公・鷲野。蒲公……」
「え……? あ、はい!」
唐突だった。まさか主役にキャスティングされるとは思っていなかったのだ。笹井や他の面々も、祝福するように拍手を送ってくれる。
台本を取りに行き、そのまま月成の隣に立つように言われ、改めて彼の背の高さに驚く。英は一七三センチだが、月成はそれよりも十五センチほど高い。舞台映えするのも分かるな、とそんなことを考える。
「えー、俺としては非常に不本意ながら、木村社長がどうしてもと推すので仕方なく主役にした。もしこいつが使えねぇなら、代わりに小井出を置く。じゃ、主人公、挨拶の一言」
良く通る声で非常に辛辣な言葉を投げた月成は、試すかのように前触れもなく英にバトンタッチする。
いきなりの洗礼に早くも心が折れそうだったが、ここで怯んでは月成作品に出演するために頑張ってきた意味がない。
一つ深呼吸をして、明るい声を意識して挨拶する。
「皆さんで最高の舞台を作っていきたいと思います。よろしくお願いします」
お辞儀をすると、まばらながら拍手をもらえた。みんな、月成の言葉に怯んでいるようだ。
「月並みで面白くない挨拶をどうも。じゃ、次、鶴見役、小井出」
お前の出番は終わりだとでも言うように追い払われ、イラッとした表情を見せることすら癪に障ったので、さっさと笹井の隣に戻る。
「なーんか、一気に不安材料増えたな」
「……ですね」
華やかなイメージがある演者の世界にはよくあることだ。しかし、それでも仕事上の付き合いと割り切って、表面上は仲良くするのが定石。
大体、舞台を面白くするためには、互いの信頼関係が肝なのに、これでは失敗するように仕向けているとしか思えない。
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