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Anniversary 1st Season
『星に願いを…。』[3]
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「――つーか、何なのよコレは……!!」
そして毎年GW恒例とやらの観測会当日。
会場である本校舎屋上を見渡してみて、私は思わず目を疑った。
新入部員という下っぱであるが故に、屋上へ通じる階段の踊り場で地味に“受付係”をミカコと一緒にやっていた隙に、そこは大勢の生徒で埋まっていた。
イヤ、受付をしていたのだから、そんなことは充分に理解していたつもりだ。わりと多くの生徒が参加するものだなーと、少々驚いていたのだが……てゆーか、参加者に何でこんなに女子が多いんだろうなあ? とも、思っていたのだが……。
「ねえ、三樹本くーん! この望遠鏡、何も見えないんだけどー?」
「三樹本くぅーん、コッチもお願ーい!」
「三樹本くん、ちょっと解説してくれないかなあ?」
(だから……!! どーしてそんなに、みっきー先輩が引っ張りだこになっているワケなのよ……!!)
女子生徒たち――どー見ても二、三年生のお姉さま方――に取り囲まれている先輩を見つめ、ボーゼンと入口に立ち尽くしている私の肩に、そこでポンと、手が置かれる。
「気~になる~? 桃花チャ~ン?」
振り返るまでも無く……背後に立って、それぞれにポンポンと私の頭やら肩やらを叩いてくれやがっているのは、オヤジーず三人組である坂本・葛城・田所先輩。
「――気になりますよッッ!! 当然でしょ!? 決まってるじゃない!!」
ドコの世界に、自分のカレシを他のオンナノコに取り囲ませたまま平常心でいられるオンナノコがいるってゆーの!!
「取り返してくるッッ……!!」
先輩方のそのニヤニヤとした言い草にまでも腹が立って、そのテンションのまま、みっきー先輩を奪い返しに行こうと息巻いて歩き出した私、だったのだが……、
「「「―――ちょーっと待て!!」」」
すかさず、見事なホドにユニゾンを披露してくれた三人の手に掴まれ、引き戻される。
「ちょっと! 放してくださいよ!! なんで先輩たちが止めるんですか!?」
「いいか、よーく聞けよ小泉」
そこでマジメくさったカオをして三人は……至極神妙な口調で、それを、仰る………。
「今日のあいつは、“客寄せパンダ”だ!」
「………は?」
「つまりな、ウチみたいに部員が少ない部は、こーいう催しモノ関係の集客具合で、今後の部費が左右されるんだ」
「部費のために耐えろ、耐えるんだ、耐えてくれ小泉!」
「ちょっ、『部費』って……!! だから、そんなの別に、みっきー先輩は関係ないっ……!!」
「イヤ、大アリなんだなーこれがまた! アイツ狙いのオンナを集められなかったら、トコトン集客できないし」
「そうそう、ヤツの愛想の良さは、こういう時に使わなかったら持ち腐れだぞ?」
「てゆーか、だから何で先輩なの!? みっきー先輩以上に客寄せできる人間くらい、ほかに、居るでしょうっ!?」
「――居ると思うか本気で?」
「―――…思いません」
「――正直者だなオマエもとことん……」
そこで私がグッと言葉に詰まった拍子に、「でも」と、隣からおっとり、ずっと黙ったままだったミカコが、口を開いた。
「三樹本先輩ホドじゃなくても……やっぱり“客寄せパンダ”をやってらっしゃる人が、もう一人、いるみたいねえ……?」
「えっ……!?」
(じゃあ、先輩が“客寄せ”する必要、無いっ……!?)
その言葉で嬉々としてミカコを振り返り、彼女の視線の先へと目を向けてみると、そこには……やっぱり女子生徒に囲まれている……、――極悪非道なウチの顧問。
「げっ……!!」
みんなシュミ悪い…! と、思わず呻いてしまった私だったが、
「いやーミカコちゃん、お目が高い!」
「そうなんだよー、ナニゲに恭平ちゃんも人気モノなんだよなーこれがまた」
「そりゃ、教師といったらジジババばっかの、こーんな田舎の高校で唯一の若いオトコだもんなー。誰だって食いつくわな」
「…………」
そんな三人三様のオコトバに、思わず絶句。
(みんな、アイツの中身ってモンを知らないから……)
一度あの性格の悪さっぷりを目の当たりにしてみればいいんだ。そうしたら、ヤツにキャーキャー言う気力なんて、絶対になくなるから。
思わずタメ息を吐いた私の両肩を、ふいにガシッと、そこで今度はミカコが掴んだ。
「―――だから桃花も、あきらめなさいッ!?」
「ふぇッ……!!?」
至近距離から私をニッコリと見つめるミカコの有無を言わせぬそこはかとない迫力に気圧され、そこでビクリと硬直してしまった私。
そんな私に気付いてか気付かないでか、尚もニッコリと迫力タップリに微笑んで、彼女は続ける。
「いいわ、この際タップリと二人には“客寄せ”に徹していただきましょう……!? ――これで部費ふんだくれなかったら、タダじゃおかないんだからっ……!!」
「…………」
(――ミカコさん……人柄、変わってます………)
何か気に食わないことでもあったのだろうか、フフフフフ…と不敵に微笑んだミカコは……、
――本当に、マジで、怖かった……!!
(しゅ、守銭奴……!!)
ああ……“部費”という魔物は、おっとりした可愛らしいお嬢さんを、こうまでも変えてしまうチカラを有しているものなのか……。
私が唖然と硬直している間に、「じゃ、行くわよ桃花」と、ミカコが私の手を引っ張る。
「え……? 『行く』って、ドコに……」
「モチロン、“客寄せパンダ”が目に入らないトコへよ!! 雑用は、まだまだ一杯あるのよー? 桃花が集中できる場所へ行くのっ!」
「…………」
「私たちは部長と早乙女くんの手伝いに回りましょ。――じゃあ先輩方、この場はお願いしますねー?」
そうして、いつにも増してニッコリ迫力笑顔のミカコには逆らえず……素直に手を引かれて、私もその場を後にする。
(ふ…ふえええええん、センパ~イ………!!)
――もちろん心の中で泣いていたのは、当然の如く、言うまでも無かったけど。
*
その観測会の後になだれこんだ“新入部員歓迎会”については……正直、あまり思い出したくもない。
案の定、たった三人の参加した新入部員――私・ミカコ・早乙女くんは、オヤジーずな先輩方にサンザンいじくり倒されるハメとなった。
所詮、“新入部員”なんて、“主役”という名前だけの、単なる肴。
特に私は、部内でもみっきー先輩との関係は既に周知のことだし……おまけに、カンジンのみっきー先輩が幹事で忙しくしてて私に構えないのを良いことに……その件に関するオヤジなツッコミを、さんざん、さんざん、さんざんッ、頂くこととなった。
観測会の時から、先輩に構ってもらえない――どころか他のオンナに取られるハメになるという――鬱憤と苛立ちをタップリと抱えていた私は、最初こそ黙って大人しく受け流していたが、そのうち逆切れかまして、反対に思う存分ノロケて先輩とのラブラブっぷりをめっちゃくちゃアピールしてやった。…ああ、スッキリ♪
それで私へのイジりはパッタリと減ってくれたとはいえ……そんな私の横でミカコが、やっぱり観測会の時から、一見ニコヤカなくせしてミョーに話しかけ難いオーラを纏っていて、とてもじゃないけど軽くツッコミ入れてはからかって遊べそうな雰囲気では無くて……結局、先輩たちのイジり攻撃は、ただ一人、早乙女くんに集中砲火の如く浴びせられることとなった。
宴会がお開きになって就寝時間となってからも、男子部員は皆、地学室でザコ寝だもん、また更にイジられ倒されている頃だろう。
そして、私とミカコの女子部員二名は、保健室を貸し切りで、ベッドという快適な寝床を頂けることとなり、よって早々に床に付いていたのだったが……。
「――あれ……?」
フと目を覚まして隣を見ると、ミカコのベッドがカラッポだった。
(トイレかな……?)
あまり気にもせずに、私は再びゴロンと横になったのだが……そこから十分、二十分経過しても、ミカコは一向に戻ってくる気配が無い。
「どうしたんだろう……?」
少し心配になって、私もモゾモゾと起き出した。
学校指定の体操着とブルマで寝ていた私は、とりあえずジャージの上着だけを羽織って、保健室から外に出る。
――つーか、夜中の学校の廊下って……どうして、こんなにブキミなのかしら……!!
それでも、ひょっとしたらミカコがトイレで倒れているかもしれない…! と思い、廊下以上にブキミこの上ないトイレへと、足を運ぶ。
しかし、ミカコはトイレにも居なかった。
トイレも、廊下も、どこもかしこも真っ暗な校舎は……私をムズムズと落ち着かない気分にさせる。
「もーミカコったら、ドコに居るのよーっ……!!」
泣きそうになりつつも、とりあえず心当たりの場所を探すことにした。
(えーと、でも、“心当たり”って言っても……今日二人で行ったのは、部室と地学室と屋上くらいしか……)
地学室なんて…いま男子部員がザコ寝してるよーなトコに、ミカコが行くハズは無いだろーし。その並びに在る部室だって同じだろう。
(じゃあ、屋上……?)
夜風に当たりに行ってでもいるのだろうか? それ以前に、こんな夜中に、屋上のドアって開いてるのかな……?
半信半疑で階段を昇っていくと……半開きになっている、屋上へのドア。
(誰か、居る……?)
「ミカコ……?」
小さく呼びかけながら、ゆっくりと、それを押し開く。
ドアはかすかに軋んだ音を立ててアッサリと開き……その向こうに、広々としたコンクリートの床と、高いフェンスと、そして濃紺色の夜空が見渡せた。
「うわ、キレーイ……!」
吹き付けてきた風の涼やかさと、見上げた夜空のあまりの綺麗さに……ドアを開け放ったその場で立ち尽くしたまま、私は絶句する。
さすが田舎だ。地上の余計な光が少ない分、空の光が良く見える。
「―――桃花、か……?」
そこで、ふいに投げ掛けられた声に、思わずビクッとして振り返った。
振り返った先に居たのは……ドアのすぐ横の壁に凭れかかった姿勢で座りコチラを見上げている、――みっきー先輩。
「どうしたん、こんなトコまで来て? 眠れないんか?」
「…………!!」
何気なく尋ねる、そんな先輩の言葉にも……驚いたあまり、私は何も返せない。
「あ、あの、私っ……!!」
何事か言葉を出そうとした拍子に、突然、くしゅっと一つ、クシャミが洩れた。――やっぱり屋上の風は冷たかったみたいだ。
「ああ、もう、つーか桃花、そんな薄着で来るからー……大丈夫かー?」
「だってー……」
ミカコ探すのに、まさか屋上まで出てこようとは思わなかったんだもの……。
「あ、そういえばミカコは? ここに、来てない?」
「実果子ちゃん……?」
そこで本来の目的を思い出して、それを尋ねるも……先輩は軽く「イヤ」とアッサリ、応える。
「オレ、もうかなりしばらく一人でココに居てたけど……その間、特に誰も来てへんよ?」
「そう……」
「なんや、実果子ちゃん居ないんか?」
「うん……ホントもう、ドコ行っちゃったのかなあ……」
「トイレは?」
「一応、そこも探してはみたんだけど……」
言いながら、また一つクシャンと、洩れるクシャミ。――ううわ、カッコ悪いっ……!
「…じゃあ、入れ違いになったんやろ。戻ったら居てるって。だから、風邪ひく前にお前もフトンに戻りーや桃花」
呆れたようなタメ息まじりのそのオコトバで……思わずムッとして返していた。
「イ・ヤ!」
「桃花、あのなぁ……」
「じゃあ私も先輩と一緒に、ココに、居るっ!」
「だから、桃花……」
「別に、風邪ひかなければいいんでしょっ?」
そして、再び何事か言いかけようとした先輩の口を塞ぐように……つかつかと歩いて先輩の前に立つと、ぽふっと、真正面から抱きついてやった。
「んなっ、ももも桃花なにをっ……!?」
「こーしてればあったかいもーん! うわーい、ぬくぬくーっ♪」
「…………!!」
そのまま私は、先輩の投げ出した長い両脚の間に、ペッタリ座りこんでしまう。
「今日は一日中、ずっと先輩に構ってもらえなくて、すっごい淋しかったんだから……!!」
だから、このくらい許してよ? とでも言いたげに見上げた私の視線を見下ろして、先輩はそこで、はーっとした息を深く吐いた。まるでタメ息のように。
そして、「かなわんなぁ…」と呟きつつ、ようやく私の背中に手を回し、抱きしめてくれる。
「悪かったな、ホンマに……ごめん」
「ううん、いいの。しょうがないもん」
そんな殊勝なコトバを返しつつも……それでも、私の手は言葉とは裏腹に、ぎゅうーっと更にキツく、先輩のカラダにしがみ付いていく。
「しょうがないけど……!! でも、私が一緒にいられないのに、他のオンナノコは一緒にいられるって……それは悔しかったかなっ! スッゴク!」
「――う…イヤあの、それは、だから……」
「『だから』…なに……?」
ぎゅううううっ…!! より締め付ける私の両手から、「うがっ…、ギブギブギブっ…!!」と、本気で苦しそうに身をよじって、そこで先輩が降参とばかりに両手を上げて逃れた。
「仕方ないやん! 先輩らーの命令やってん、オレが集めた分、オレが接客せんことには収まりが付かへんって……」
「ふうん、そう……先輩が『集めた』のね……? あんなにオンナノコたくさん……?」
「――――!!?」
そこでハッとしたように先輩は口を噤むも、――遅いわよ気付くの、それは幾ら何でも。
「先輩も所詮、部費に目が眩んだクチだったんだね……私のことよりも、部費の方が大事なんだ……」
「いや違うって! だから、桃花ッ……!!」
「ひどーい、私が知らない間にそんなたくさんのオンナノコ口説き回ってたなんて……先輩のウワキモノーッ!!」
「『ウワキ』って…違うやろそれは!! それに『口説き回って』なんて、してへんしホンマに!!」
「ふうぅぅん…? 口説いてもないのに、先輩はあんなにオンナノコ集客できちゃうんですかー。それはスゴイですねーホンマにーっ!」
「…………」
――そこで、イヤミッ気タップリな私の口を塞ぐように……降ってきた、少し乱暴なキス。
「…いい加減、ちょぉ黙りやー?」
お互いの唇が離れてから、目が合うと……少し怒ったような声で、先輩は言った。
「オレがこういうことするんは桃花だけやって……理解ってて言ってるんか、そういうコト……?」
「――わかってるもーんっだ……!!」
その言葉は嬉しいんだけど……それでも、ちょっとだけ悔しさまじりに、私はそこで、“いーッ”とも“ベーッ”ともつかない表情をして舌を出す。
「わかってるけど……でも、放っておかれるのはすっごい淋しくて……だから腹が立ったのっ!!」
私を見下ろしてる、どこまでも優しい視線を受けるのが耐えられなくなって……そして、先輩の胸に顔を埋めるようにして抱きついた。
「先輩には先輩で、いろいろあるんだって、わかってるけど……でも、私だけを見ていて欲しいんだもん……こうやって、いつも一緒にいたいんだもん……!」
――そんなのは、単なる私のワガママ。…そしてヤキモチ。
わかってるけど……でも、言いたくなるんだもん。
誰にでも好かれる“人気者”な先輩だから、尚更、不安なんだもの。いつも、いつも、私ばっかりが……。
「ワガママなこと言って、ごめんなさい……」
ぎゅーっと抱きついたまま、先輩の胸の中で素直にそう謝った私だったが……ふいに、そこで優しく引き剥がされる。
(え……?)
上を見上げた拍子に、再び降ってきた……柔らかくて優しい、先輩の、唇―――。
「…殺し文句やな、それは」
そう見下ろした視線だけで、私のことを釘付けにして離さないって……先輩の優しい瞳は、それこそ言葉以上に“殺し文句”ばりの効力を持っては私の心ごと捕まえて離してはくれないってこと、
――きっと自分では、全然、気付いてないでしょう……?
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